くれない
2008年12月24日
23:59
※ モザイク・グラスもすっかりクリスマス仕様になり、準備に追われながらの一休みちゅう ♪
どもっ!・・・クリスマス・イヴっす、枕元にでかい布袋おいとくんでヨロシク w ←悔い改めよ!
・・で、今宵はイヴということもあり、
うちのシステムではかなりめずらしいことですが、
連続して本編をお届けするという暴挙に出てみました (謎) ←天邪鬼なのね。
それではさっそく、前回の続きからお楽しみ下さいませ~。
・・・といいつつ、時間を少し前のモザイク・グラスへと戻しまして、
ちょびママさんのこれまでの動向をおいかけてみましょう w
※ いくらそっくりでも髪の毛の色が違うだけで、雰囲気もガラリとかわりますなぁ・・・
それは思ってもみなかった申し出であったと言えるだろう。
突如、ちょびママさんのところへ舞い込んできた、
とんでもないクリスマス・プレゼントは・・・
「アイリスのいる研究施設へ遊びに来ませんか?」というものだった。
もちろん、その送り主はあのマダム・マルゴであり、
旅費を含めてかかる費用はすべて、
マダムの方で用意するという破格のお誘いであったのだ。
新たに、モザイク荘にも住人が増え、
いそがしい毎日であったが・・・
その場に居合わせた小紅をはじめ、ローズマリー・・・そして、1号も、
「ここのことは私達に任せて、是非行ってきたらいいよ。」と、
後押ししてくれたのである。
※ いつも小紅を立てて控えめなローズマリーであるが、怒らせると・・・実は超怖いのだ (謎)
それにちょうどタイミングよく、
くれないも帰ってきていたので、
ちょびママさんのガードとして、
一緒に渡仏することになったのだった。
マダムの手配は流石というか、なんというか、
ジェームズ・アルダソン国際空港と提携して、
専用の特別チャーター機を乗り入れて待機し、
こちらのモザイク・グラスまでは、
そのジェームズ機長自らが運転をする、
豪華なリムジンで送迎にくるといった充実の内容で、
・・・何もかもが用意周到といえる配慮がなされていた。
道中、ちょびママさんが困らないようにと、
専属の秘書やメイドたちも数名連れてきているという、
この手の凝りようには、一同も唖然としたくらいだ。
※ マダム・マルゴ私設軍隊所属の自家用音速ジェット機、その外観とは裏腹に・・・実は武装もしている。
そうして、うながされるまま・・・
ちょびママさんと、闇ガードくれないを乗せた特別チャーター機は、
一路、ヨーロッパはパリ郊外にあるブルー・シャトーへと飛び立っていった。
この旅立ちに関して、小紅とローズマリーと1号以外は、
それぞれ出払っていたりするので、
戻ってから知ることになるのだが・・・
たとえば、こんな日に限ってなのだが、
ゆーいちとチョビ太郎♂はサフランに依頼され、
むらさきの研究所を訪れており、
なにやら実験のお手伝いをしていて、
このことを知らないでいた。
※ 仕事柄気になるのだろうか、ついつい備え付けてあったお酒とかチェックしてしまうちょびママさん。
りんどうはと言えば、これまたゾラの依頼を受け、
とある遺跡の調査に協力をしている最中であった。
そして、しゅろなのだが・・・
数日前から、また高熱を出して寝込んでおり、
ときおり1号が様子をみに行くといった具合である。
厳密にいうと人間ではない1号については、
あの唯一心を開いているちょびママさんに酷似しているということもあり、
気難し屋のしゅろも、あまり緊張することなく接してられるようだ。
では、話を先へと進めよう・・・
※ 機内はかなりゆったりしていて、快適な空の旅が期待できそうだが・・・ちょっと緊張気味だね~。
闇ガードくれないをそばに従えて、
空の旅を優雅に楽しんでいるちょびママさんは、
この機内においても超VIP待遇で、
およそ文句のつけようもない扱いであった。
食べるものや飲み物はもちろんのこと、
身につける装飾品や家具に至るまで、
ちょびママさんの好みを知り尽くしたセレクトでもてなされ、
かなりご満悦の様子であった。
それは、まるで盆と正月とクリスマスとお誕生会が、
ぜんぶ一緒にやってきたよりも豪華だったことだろう。
※ 依頼主に安心を与えるのも、闇ガードに課せられた重要な任務のひとつである。
・・・しかし、何故、アイリスの休日のお供にと、
このちょびママさんが選ばれたのかと、
疑問に感じると思われるが・・・
実は、ふたりはとても仲がよかったのである。
タイプは違うが、はっきりものをいうところとか、
とても自尊心の高いところなど、
けっこう共通点も多くみられ、
何気に気が合うといった間柄であったのだ。
※ 軽快なトークで場の空気を和ますことも、一流の闇ガードにとってはお手のものなのだ。
むらさきのことに関しても、強敵小紅に対抗するべく、
ふたりで共同戦線を張るなどして、
互いに協力関係でもあったりして、
謎の熱い友情がふたりの間に芽生えていたのである。
いまのところ、まだまだ小紅の圧倒的有利な状況は、
まったくかわっておらず、あまり効果はでてないのだが ^^;
そういう経緯(いきさつ)もあり、
ちょびママさんも久しぶりのアイリスとの時間に、
心弾んでいたし、またアイリスにとってもそうであろう。
そんなちょびママさんを、このくれないは静かに見守っていた。
※ 飛び立ってから時間もかなりすぎ、退屈になったのだろうか・・・うろうろと落ち着かない様子だ。
とても楽しそうに笑うちょびママさんを、横目に、
時折目をふせて、なにやら考えごとをしているようにもみえる。
・・・どうやら心配ごとがあるようだ。
順調に空路をすすんで、
ユーラシア大陸を突っ切っていったのだが、
地中海がまもなくだというその時、
どうやら悪い予感は当たってしまったようだった。
音速で飛ぶジェット機を、突如激震が襲ったのである・・・
そして、ぱっくりと口を開けた、
暗雲立ち込める謎の異空間へと、
そのまま吸い込まれるようにして、
跡形もなく、姿をかくしてしまったのである。
※ いったい、どんな世界へと繋がっているのだろうか・・・そして、その先に待ち受けるものとは。。。 !?
それは、一瞬の出来事であった、
ちょびママたちをすっぽり飲み込んだ異空間は、
また再び閉じられ、もう二度と開く気配などなかったのだ。
・・・あとには、何事もなかったかのような青い空があるだけで。。。
・・・つづく。
ナレーション 「・・・だから言ったじゃないか~っ ^^; ←言ってないぞ!
~ったく無事にすむわけがないんだよなぁ。。。
ましてや、誘拐されキャラNo. 1の名誉に輝くちょびママさんだよ、
なんもない訳がないってことですわ w
いくら闇ガードとして、あのくれないがついているとは言え、
飛行機ごともってかれたら、ちょっと対処できないよね~うんうん。
・・・前回の予告では、
あのブルー・シャトーで何か起こると予想してたんだけど、
そこに着く前に起きちゃいました。。。てへっ ♪ ←てへっじゃねえよ!!
う~ん、本編の続きはもう来年になるかもしれないですね~ (謎)
いつもの番外編や外伝、及び、特別編はあるかもですが www
ではでは、シュパッ、シュパッーと・・・行くぞ!変身!! サイボーーーグ1号♪」 ←オメガクロス!
※ まるで、なにが起こったかを全てわかっているような・・・物憂げな表情のマダム・マルゴである。