疾風開発秘話

くれない

2009年01月22日 08:11


・・・どもでっす、まだまだ続いておりますよ w
 
この「闇の黙示録編 第一部」 完結記念企画シリーズ (謎)  ←いつそうなった?




 ※ ステルス機能も装備されており、もちろん亜空間走行さえ可能な万能バイク・・・その名は「疾風」!!


それではさっそくですが、
この夢のスーパー・バイク:疾風の知られざる開発秘話を、
これまた、この物語のヒロインでもある、
小紅との関係を交えて・・・お話しすることにいたしましょう。


本編において、くれないブルー・シャトーから脱出する際に
初めて使用したことはまだ記憶に新しいことですね。


 (・・・「魔王編」、「闇の黙示録編 第一部」のあらすじについては、
 チーフの解説ブログ「わたしのSS紙芝居(謎なし)」にありますので、そちらも参考になさってください。)




 ※ これまで、あまりアクティブなイメージがなかった小紅であるが・・・けっこう何でもこなしてしまうのだ ♪


そして話は、あのくれないが帰ってくるよりも、
数ヶ月前にさかのぼる事になるのだが・・・


むらさき封印研究所に、ひとつの荷物が届くところからはじまる。


その送り主については不明で、
どこから送られてきたものかもよくわからない。

しかし、そこはあのむらさき教授である・・・
何かを察知し、自分の研究室でそれを開封することにしたのだ。


・・・そこには、めいた古めかしい何らかのパーツが、
ぎっしり詰め込まれていたのだ。




 ※ 多忙なむらさきの要請で、急遽呼び出された小紅を待っていたのは1台のバイク型マシーンであった。


同じく、中に混入されていた走り書きのメモによると、
これはある超古代文明の遺物で・・・


遥か昔には、乗り物として利用されていたものだという事だった。


のパーツなどと一緒に数枚の石版もあり、
そこに彫られていた古代文字が、
どうやら、あのむらさきに火をつけたようだった。

それらを解析し、また独自の解釈も加えて、
さらに現代科学の力を最大限に活用して創られたのが・・・この“疾風”なのである。




 ※ ロールアウトし、サーキット・コースでテスト走行を試みるも、全く動かないという事も多々あったようだ。


幾度となく、試行錯誤をくり返し、また組み替えたりして・・・

通常のバイク以上に走行することはできるようになったのだが、
それでは、超古代文明の遺産を引き継いだ意味もないとの事で・・・


ついに、むらさきはとある秘策にでたのだった。

そうそれは、このマシーンに“封印”の力を封じ込めるという事だ!


みなさんは覚えておいでだろうか、
魔王編において、むらさきが所持していた漆黒のユニコーンを・・・

この疾風には、その神秘な力が封印されているのだ。




 ※ むらさきの手柄ばかりに思えるかもしれないが、この小紅なくしてはとても完成することはなかっのだ。


実際に、小紅以外にプロのテスト・ドライバーも試してみたのだが、
この恐ろしいまでのパワーを制御することができなくて、
とてもじゃないが、普通に乗ることなども不可能であったという。

ましてや、漆黒のユニコーンの封印を施されてからは、
その性能は飛躍的に跳ね上がったのだが、
さらに輪をかけて扱うことができなくなったという現象が起きたのだ。


それを小紅が時間をかけて少しずつじっくりとなだめて・・・ (謎)


なんとか乗りこなせる様になったのが、
ほんのつい最近のことであったということである。




 ※ このように可変機能も備え、地面だけでなく空中や水中の走行も可能だという脅威のマシーンなのだ。


いろいろなデータから分析してわかった事なのだが、
比較的、女性にはおとなしく従う傾向があることと、
ある程度以上の能力の持ち主には、
しぶしぶながら従うこともあるという、
・・・実に興味深い傾向も判明している。

このことからも、あのくれないが曲がりなりにも乗っていたという事実は、
くれない自身の能力が・・・ある程度以上のものであるという証になるのだ。


当然ながら、これは小紅の調教なくしては・・・それすらも叶わぬことであったのだが。。。


ちなみに、漆黒のユニコーンの主であったむらさきもちゃんと乗れるぞ。




 ※ 小紅むらさきの懸命な努力により、ようやくなんとか手渡せる状態にまで仕上がった疾風との1枚。


こうした苦労の数々を、たぶんくれないは知らないであろう。

あんな勝手に荷物を送りつけてきて、
あとはそっちで任せた・・・なんていう、
そんな甘えたことを、平気でやってのけるなんて、
どっかの作者の性格がよくでているのだけれども・・・ (謎)


まぁまぁ、こんな感じですが・・・、疾風の開発秘話は幕を閉じることにします。


未だ名前だけしか登場していない、
もう1台、同時期に開発されていた怒涛に関しては、
またの機会がありましたら・・・って事で w

 
 

 ※ 疾風の調教帰りに、ニセコのマリエくんのとこへ立ち寄ることもあったのだが、まぁ寝てたりする訳で w


・・・今回は、全てのSSに小紅を起用するという、 
別の意味での特別企画でもありました。

まぁ思い入れがありすぎて、逆に使いにくいというジレンマもあって、
そこがまた扱いが難しいキャラクターなのですけどね。


いろいろな伏線だけは張ってあるんで、
動き出せば問題はないんだろうな~って気もします w
 

ただ・・・趣味の新キャラ作りがそれをまた邪魔しまして~、
本編ではもう収集がつかなくなってますしねぇ (謎)    ←謎じゃねぇだろ!


ではでは・・・またお会いしましょう www
 



 ※ 実は、この頂いた革ジャンありきで、今回の企画:「疾風開発秘話」が誕生したのは内緒ですよ  ^^;
闇の黙示録編 第一部