美しき狩人(ハンター)、その名はレイ・・・

くれない

2008年07月10日 00:02


よう、みんな・・・久しぶりだな、俺が主人公(・・・たとえ誰が何を言おうとも~)であるくれないだ。
なんか最近、ちょっとばかし忘れられがちな感も否めない俺だけども・・・めげずにやっていくんでヨロシクな!

さて、さっそく本題に入ろうか・・・先日、助手のマリエくんに頼まれた事があるんだ・・・

 マリエ 「友人のレイさんの様子が変やの、なんていうか豹変してしもた・・・と言えばええんかな?」


その友人の「レイ」さんとは実は俺も面識があるんだ、もちろんマリエくんの紹介で会った事あるだけだがな。
 (彼女の印象は、綺麗な人・・・プロポーションはモデル顔負けの抜群のスタイルで、その服装も・・・
 ちょっと露出が高めで男ならほっておかないのじゃないか~という感じのイメージがあったな。)

仲間のマリエくんに頼られたとあらば、俺に断る理由はない・・・すぐさま調査に取り掛る事にした。


 


そこで俺は、彼女が近頃よく現れるという少し寂れた古城のそばで屋台をセッティングして待つ事に・・・

そして、待つこと数時間・・・ついに彼女、レイさんが向こうからやってきた。
俺の中に緊張が走ったが、そこはプロだ・・・おくびにも出さずそしらぬ顔で偵察を開始したその時だった!


 



 レイ 「あら、くれないさんじゃない・・・どうしたのこんなところで、アルバイト?」

 くれない 「えっ、いや・・・あの、その・・・なんというか」

 レイ 「たしか今は探偵屋さんしてたわよね・・・まぁ、まさかあたしを待ち伏せしてたのかな?」


・・・何故だ、何故バレたんだ~!完璧な変装だったというのに !? しかし、マリエくんの言ったとおりだな。
前から綺麗な人だったけど、いまの姿はそれをも超越して、もはや妖艶と言っても過言ではない雰囲気だ。

 レイ 「そうそう、ちょうどよかったわ、あたしもくれないさんに見せたいものがあるのよ ^^」

 くれない 「・・・な、何をですか?」


そういうと彼女は返事の代わりに不敵な笑みを浮かべ、地上から数mの高さへフワっと舞い上がった。


 


 レイ 「あたしの今日の狩りの獲物、さっき捕まえたばかりよ・・・特別に見せてあげるわ♪」


すると何もなかったはずの地面に、突如大きな檻が現れたのだった、その中にはひとりの女性の姿が見えた、
そこに捕獲されてる女性に見覚えがあった。そう今朝も出発の時に、言葉を交わした人だったのだから!


 


 くれない 「・・・ちょびさん、どうしてそんな事に !?」

 ちょび 「ごめん、スカイの花畑に案内して欲しいって店に来てくれたの・・・だから油断しちゃった ^^ 」

 レイ 「どうかな~あたしの獲物、気に入ってくれた?・・・素敵でしょ?! 」 

 くれない 「・・・レイさん、どういう事なのか説明してくれないか?」
 
 レイ 「あらだめよ、くれないさん・・・あたしに手を出したらちょびさんの命の保障はできないわよ w」


そういわれて、もう何もできなくなった俺を勝ち誇ったかのように見下ろしながら・・・
美しき狩人(ハンター)、レイさんは妖しく瞳を光らせて、満足気に微笑むのであった・・・。

                                                          ・・・つづく。


 



 ナレーション 「お~っと、また誘拐されてしまったちょびママさん・・・くれないはいったいぜんたい、
 ・・・どうやってこのピンチを切り抜ける事ができるのでしょうか !?

 でもこの続きは次回へ、スタコラサッサ~と持ち越されてしまうのでした ^^;」  ←またそれかい!


 


 ナレーション 「あら~まだもう1枚SSが残ってたのか w ・・・えっと、ちょうど時を同じくした頃だった、
 ・・・遥か北欧よりある女性が特命を帯びて、ニセコの地へと辿り着いていたのだ。

 この女性の名は「アイリス」、別名:「虹のイリス」と呼ばれ研究者の間で一目置かれてる天才科学者だ。
 ・・・彼女もまた、あの封印の謎に深く関わってくる重要な存在であったのだ。


 いや~っ、ほんとに、いいのか?・・・こんな登場人物ばっかし増えてきて~ ^^;
 ・・・いつまでNO PLANでいくつもりだよ (謎)」  ←う~ん、なるようになる・・・はず (謎)
魔王編