救世主伝説

くれない

2009年01月20日 06:17


やっほーっ♪、やっぱり間になんか2~3回ほど、はさんじゃいましたぁ~ w
・・・まぁ前回の「キャラクター対比図」なんかは、それなりに好評だったらしいけどね (謎) 

では、さっそく・・・緊迫状態のままだった本編の続きにかかってくれたまえ! 




 ※ 姿そのものはロボなのだが、やはり雰囲気というか、表情がまるで別人なのがお解かり頂けるだろう。

     
闇の黙示録編・・・、その本編である第13話 「旅立ちのロボ・・・」で、
やっと到着したブルー・シャトーにおいて、
マダム・マルゴと直接対峙したジャーナリスト・ロボであったが・・・

どうやら、それはロボ本人ではなくて、
マダムもその正体に気づいているようであった。


・・・とまぁ、そんなところで唐突に前回の話は終了した訳なのだが。。。


では、あの直後から引き続き本編をお楽しみください。




 ※ マダムの正面にいたかと思うと、次の瞬間には背後にと・・・まるでかく乱するかの如く移動するロボ。


 マルゴ 「あらあら、落ち着きのない坊やだこと。

 ・・・そんなに、あたくしが怖いのかしら?

 そちらから乗り込んできた割には、ずいぶんと期待ハズレだわ。」  


 ロボ 「・・・ふっ、いまあんたと真正面から事を構えるほど、

 俺は愚かではないってことだよ、マダム・マルゴ。」 


ピン!と緊迫し、張りつめる空気の中、
マダムロボの姿をしたものたちのやりとりは続く・・・。




 ※ 他のキャラを寄せつけないほどの圧倒的な存在感をもち、妖艶といえる美しさで迫るマダム・マルゴ


 ロボ 「あんたがついに行動に出た理由を言ってやろうか。。。

 あのむらさきが先ごろ発掘した巨大なの“封印”がそうだよな? 

 ・・・あの古い伝説に残っていた“救世主”の封印ってやつだ!! 」


 マルゴ 「うふふ、そういえば闇ガードさんの本業は、探偵さんだったかしら。

 ・・・コソコソと嗅ぎまわるのは元々お得意なのよねぇ~。 

 それで変装ゴッコもお好きなようだけど、推理小説の読みすぎではなくって?」


なんと、古(いにしえ)の伝説にある「救世主封印」なるものが、
あのむらさきの手に、いまあるというのだ・・・ !?  

・・・するとその時、ついに、ロボの姿をまとっていたものは、その正体を現したのだった !?




 ※ やはりというか予想通りなのだが~ロボに変装していたのは我らが主人公、くれない(本人)であった!


 くれない 「・・・お初にお目にかかるマダム・マルゴ、俺が本物のくれないだ。

 あんたが事前にゾラサフランを送り込んでいようが、

 ・・・あのむらさきは、あぁ見えてけっこう食わせもんでなぁ~っ w

 意外と抜かりないんだよこれが、・・・我が兄ながら感心するけどな ^^; 

 まぁだからこそ、あんたも強攻策にでた訳なんだろうが・・・。」


 マルゴ 「まぁ、よくしゃべるお口だこと・・・

 それで、・・・結局あたくしに何のご用事でいらしたのかしら?

 あなたも人質の仲間入りになりたいのなら歓迎してさしあげてよ。」


そういうやいなや、マダムの眼光がするどく光り輝いたのだった!

     


 ※ 妖しく微笑むマダムの真の目的とは、本当にその「救世主封印」なるものなのであろうか・・・ !?


 くれない 「今日のところは挨拶に伺っただけだ・・・また会おう!」


そんな捨て台詞ともとれる言葉を残して、
くれないの姿は応接室から忽然と煙のように消えていた。 


 マダム 「・・・あら、逃げ出すのは素早いものね。

 人狼吸血鬼デュークさんも、もういなくなってるようだし。

 ・・・うちのレディや、あの伯爵もそうだけど、

 ヴァンパイアという種族は、逃げ足もその特技なのかしらねぇ。」
 

意味深な言葉を発し、ひとり耽美にほくそ笑むマダム・マルゴであった・・・。




 ※ その頃、既にくれないブルーシャトー遥か上空、何百mの場所に黒いマシン「疾風」と共にあった。


 くれない 「うひゃ~、あぶねぇ~あぶねぇ~っ w

 もうちょいで、こっちもとっ捕まるとこだったな ^^;

 ・・・ちょびさんには悪いが、今回はまだなんともできねぇ状況だわ。

 あのアイリスやもうひとりの俺(偽)もいるから、

 いますぐの危険はないと思うが・・・ひとまずは退散とすっか。」

 
あれれ~、数年ぶりの登場の割には、
これといった見せ場もなく・・・

あのマダム相手に翻弄されっぱなしの我らが主人公、くれないくんですが ^^; 

・・・いやいや、これからの活躍に期待しましょう。。。うんうん (謎)   




 ※ マダムの第一秘書:キャンティ、というのは表向きの役職で、四天王でもある彼女には別の顔が・・・。


 キャンティ 「・・・えぇ、そうです・・・マダムはもちろんご無事です。

 ただ念のため、ブルー・シャトーの警固を通常の倍でお願いします。 

 それと、引き続き人質の監視を強化してください。」


 マダム 「・・・キャンティ、しばらくは相手も時間が欲しいでしょう。

 こちらもゆったりと構えて問題ないわ。

 そうね、お茶の時間にしましょう・・・あなたもつきあってくださるわね。」


 キャンティ 「ウィ、マダム・・・仰せのままに。」  


やはりこちらは格が違うというか大物だというか・・・

逃げ出すしかなかったくれないと違って、余裕しゃくしゃくの趣きでさえある。




 ※ いっきに加速して、ロボを保護してる1号との待ち合わせ場所に向うため疾風を駆るくれないであった。


 くれない 「こいつは、俺的にはあんまり得策じゃないんだが、

 むらさき小紅に連絡をとって、至急対策を練り直さないとなぁ・・・

 まぁこれは緊急だし、どうこう言ってられる話じゃないから仕方ないけど。」 


自慢のスーパーマシン、疾風を自在に駆りながら、
くれないはあれこれブツブツと考えていた。


 くれない 「・・・あともうひとり、あのボルドがこの先どう動くかによって、

 事情がまったく違ったものになるんだけども・・・

 そっちも、いまんとこさっぱりわからんときたもんだ・・・はっはっはっ ^^;」   ←って、おい!
  



 ※ キャンティと優雅なお茶の時間を楽しみ、余裕の微笑みをうかべる妖艶な美女・・・マダム・マルゴ


・・・ということで、今回のお話、第14話 「救世主伝説」で、

闇の黙示録編、第一部はお仕舞いとさせていただきます。



                                                 ・・・第二部へと、つづく。



 ナレーション 「おっとー!、また唐突なことを~ !?

 前回の魔王編に比べて、この闇の黙示録編は、

 当初からさらに長くなるなぁ~と予想されていましたが・・・


 こんな中途で、“第一部 完”ってするところが・・・持ち味ですなぁ w  ←ものは言いようだな!


 ・・・またしばらく、参考資料なんかつくって遊ぶつもりなんでしょう~っ (謎)


 ではでは、また次回まで・・・ライダー変身!とぉー!! 」   ←桜島1号がいいね~ ♪ 

  


 ※ すんげ~カッチョいいスーパーバイク、疾風と・・・さらにもう1台の超マシン、「怒涛」もあるらしいぞ w 
闇の黙示録編 第一部