再会のモザイク・グラス

くれない

2009年01月30日 13:17


ども~!、疾風怒涛というスーパー・マシーンをひっさげて、
ついに、本物のくれない1号本編に参戦してまいりました・・・。

それでは、闇の黙示録編 第二部 第01話 「再会のモザイク・グラス」をどうぞ w 




 ※ 新しいモザイク・グラスに・・・ついに、この男が帰ってきました!我らが主人公、くれない・・・推参!!


あれからもう、3年という月日が流れた・・・

そう、魔王編の直後、1号だけを連れ立って、
過酷な修行の旅に出てから・・・3年が経過したのである。


新しく移転したとはいえ、このモザイク・グラスに立つのは、
いろいろな意味において、感慨深いものを感じてしまうものだ。


しかし、いまはのんびりと感傷に浸っている時間などない。

決意を新たに、これから起こりえるマダム・マルゴたちとの戦いに備えなければならない。


 くれない 「・・・待っていてくれ、ちょびさん、アイリス、・・・そして、もうひとりの俺よ。」

 


 ※ ローズマリーとの秘密の荒行で、ちょっと日焼けした小紅と、帰ってきた本物の1号のツー・ショット (謎)


 小紅 「・・・そっか、いろいろあったんだね。」


 1号 「うん、でも楽しかったよ。」  


 小紅くれないくんは、あぁ見えて・・・けっこう細かいことにこだわるから w 」  


 1号 「・・・うんうん、へんなとこで意地っ張りだしね。」


・・・とか、女同士のの会話を、探偵事務所の仮眠室で楽しむふたりなのであった。


 小紅 「・・・そろそろ、行ってあげないと、

 “主役を放置するな!” ってまたすねちゃうわね。」


 1号 「・・・あい w 」

  


 ※ やはり、精巧に造られたアンドロイドである・・・仕草など、オリジナルのちょびママさんにそっくりなのだ。


 小紅 「おかえり、くれないくん。・・・また、たくましくなったみたいね。」


 くれない 「・・・よせやい。 そっちこそ、ちょっとアレだな。

 なんちゅーか、よりお転婆っぽくなったような・・・」 


 小紅 「・・・“より” はよけいだわ w

 それで、どうせまだ・・・むらさきさんには会ってないんでしょ?」  


 くれない 「まぁな・・・あとで行くさ、小紅も一緒に行くだろ?」


 小紅 「はいはい、ご一緒に行ってあげてもよろしいわよ。」   


 1号 「・・・へんな会話 (謎)」 


・・・このふたりの間には、3年という時間の壁はないようだ。




 ※ 美しい夕陽をバックに海に浮かぶリゾート、モザイクにおいて、無事、再会を果たしたくれない小紅


 くれない 「・・・それで、全部わかってたんだろ?・・・ちょびさんを送り出す前から、

 その結果どうなるかなんてとか・・・あと、もうひとりの俺や1号のこともさ。」 


 小紅 「あら、・・・くれないくんは、くれないくんだったわよ。

 でも彼には、どこか微妙に繊細さが感じられたの。

 ・・・それと、ちょびさんについては、向こうからお迎えも来てたでしょ、

 あれは、どうあっても連れて行く気だと思ったわ・・・だからね。」 


 くれない 「・・・そか、まだ利用価値のあるいまは、何も危害を加えないだろうけどな。

 やつらだって、あの魔王むらさきを怒らせたらどうなるか、リサーチくらい済んでるだろうし。」 


 小紅 「・・・そうね。」 




 ※ 漆黒のユニコーン、雷鳴号の能力をも併せ持つ超・マシーン疾風、心なしか小紅に会えて嬉しいようだ。


 くれない 「そうそう、もうひとりの1号についてだけど・・・やっぱりあれって。」


 小紅 「えぇ、一番可能性が高いのは・・・あのセント・ライラ号にいた、

 もうひとりのちょびさんである、“2号”・・・ってことになるわね。」   


 1号 「・・・もうひとりのわたしでもある、・・・2号。」 


 くれない 「・・・で、彼女はもういなくなったのか?」 


 小紅 「昨日から姿はみてないわ、ただ・・・まだ気配は残ってるのよ。」 


 くれない 「そか、・・・1号、キミに何か感じられるものはあるか?」 


 1号 「・・・だめ、なにかノイズがあって、わからない。」 




 ※ を呼ぶこの奇妙奇天烈な展開において、それを見事に解明することができるのであろうか !?


 くれない 「・・・まだ近くにはいるってことらしいな。マダムたちとは違う別の勢力が・・・ (謎)」


・・・少しずつだが、明らかになっていく衝撃の事実たち。 

だが、まだほんの入り口にさしかかっただけ・・・にすぎないのである。
 

                                                       ・・・つづく。


 ナレーション 「いよいよ、物語は・・・本流に入ったと言えるでしょうか。

 つかの間の再会を懐かしむ間もなく、次回はついにあのむらさきと・・・ !?


 ・・・と、話が簡単に進むようなこともなく~っ ^^;  ←お~い!

 次回は、またいつものごとく番外編の出番っすよ w 


 ではでは、お身体などにお気をつけて・・・またお会いましょう ♪」  ←本編をすすめろよな!! 

 


 ※ すぐそこまで差し迫っている決戦に向けて、しばしの休息をとるくれないと、甲斐甲斐しい1号であった。
闇の黙示録編 第二部