くれない
2009年02月10日
16:03
どもっす・・・また寒さが増してきましたね~っ、いかがお過ごしですか?
・・・こそっと、やっております。。。本編連続企画の第三弾でございます w
それでは、予告しておりました “ 新コスチューム ” をサクっと、ご紹介いたしましょう。
※ 夕暮れに染まりかけた羊蹄山頂上に、なにやら怪しげな帯刀をした軍服姿の集団が集まってきていた。
・・・これが、むらさきが極秘で開発した “ 新コスチューム ” の戦闘服なのであろうか?
腰に軍刀でもなければ、あるいは学生服に見えなくもないが、
まぁ何しろ、あのむらさきが直々に開発したのだ・・・何もない訳がない。
(・・・ちなみに、偶然通りかかった人に「わぉ、忍者の集団?」と間違われたが~違いますので!! )
逆に、このシンプルなスタイルだからこそ、機能性に優れた能力を秘めてると言えるのかもしれない。
・・・では、いまここ、羊蹄山に集結してるメンバーたちをじっくりみてみよう。
くれない、小紅、ローズマリー、1号、チョビ太郎♂はもちろんわかるとして、
あとの面子、デューク、りんどう、・・・そして、ゆーいちは、ちょっと疑問が残るというものだ。
それでは恒例の、ちょっと時間を遡って・・・少し前のモザイク・グラスを覗いてみることにしよう。
※ ここモザイク・グラスは徴集をかけられた者たちが続々と集まって来ており、久しぶりに賑やかだった。
ここの主である、ちょびママさんを欠いたままで、
まったく精彩のなかったモザイク・グラスではあったが・・・この日は、いつもと違っていたといえるだろう。
むらさきの研究施設である、鉄 -くろがね- の要塞にいたくれないたちが、
面だったものに、非常の緊急徴集令を出していたのだ。
・・・なかには、関係ないのにどこから聞きつけたのか、やって来たものもいたりして~ (謎)
小紅 「ねぇ、りんどうくん・・・あなたの言えない事情もあるだろうけど、
そこを推して、あたし達と一緒に戦ってもらえないかしら?」
りんどう 「・・・小紅さん、せっかくの申し出なのですが。」
ローズマリー 「りんどうくん、これは事務所の方針です、仕事です、命令です。
あなたの教官として言います・・・我々と一緒に参加しなさい。」
りんどう 「・・・はっはっはっ、さすがですローズマリー教官 w
俺もクビになる訳にはいきません、わかりました参加させてもらいますよ。」
※ あの取材以来、仲がよろしいこのふたり組は、意外と気が合うのか・・・よく連絡を取り合ってるらしい w
このりんどうには、ただ “ 監視 ” をするという秘密の任務があるのだが・・・
置いていかれては、元も子もなくなるということであろう、大義名分は一応できた。
デューク 「よぉ、兄弟・・・ちょっと頼みたいことがあんだが、
このロボも一緒に連れて行ってはもらえんだろか? もちろん、こいつの面倒は俺が見るからよぉ。」
ロボ 「ぜ、ぜひ、お願いします、くれないさん!
・・・ジャーナリストとして、このことを全世界に報道したいんです!! 」
くれない 「いや、まぁ・・・先輩が責任持つってことなら、俺はいいっすけど。」
デュークは人狼でありながら、同じ伯爵のところで修行した先輩吸血鬼でもある。
そうなった詳しい経緯については、まだ語ってくれてないが・・・そう邪険にもできないのだ ^^;
デューク 「そうか、快諾してくれて嬉しいぞ兄弟 w まぁ俺も微力ながら協力するからよぉ。」
※ 小紅とローズマリーが軍服を取りに戻るのと入れ替わりに、これまた久々、あの病弱なしゅろの姿が !?
しゅろ 「・・・ごほっ、ごほ・・・、ボクも参加したいのですが、この身体ですし、
みなさんの足手まといになりたくありません、残念ですが・・・ここに残ります。」
くれない 「そっか、・・・その気持ちはしっかり受け取ったよ。
キミはこっちで、連絡要員として残ってもらった方がいいだろうな。」
ゆーいち 「あの、えっと、俺も行っていいんですよね?」
くれない 「ん?・・・何か武術の心得でもあるのか、ゆーいち?」
ゆーいち 「うすっ、剛柔流空手を少々~きぇぇぇぇぇぇ・・・っ、とりゃー!、おりゃー!あっちょーっ!! 」
くれない 「・・・いつ記憶が戻ったんだよ。。。はい、却下ね、残留確定だ!」
ゆーいち 「・・・しょぼん。」
くれないがムゲにそう言うのも、実際、仕方ない事なのである。
あのマダム・マルゴ率いる四天王たちと一戦交えるということは、命の保障など一切ないのだから。
※ 新しい揃いの軍服をさっと身に着けて、想いも新たに気を引き締める我らが主人公、くれないであった。
こういう事情があって、それぞれの思いを胸に秘め・・・羊蹄山へと集結し、固く誓い合ったのだった!
・・・って、でもちゃっかりと、ゆーいちも来てるよなぁ、一緒に軍服まで着ちゃってさ~っ (謎)
・・・つづく。
ナレーション 「・・・では、ここで補足して説明しておこうではないか w ←なにをじゃ?
実は、1枚目のSSにあるゆーいちの制服は急遽つくったコスプレ(学生服改造)の衣装なんで、
何の装備も機能も全くありません~ ^^; ←あんなの飾りですよ、偉い人にはわからんのですよ。
そうまでしても、みんなと一緒に行きたい!・・・という気持ちの表れだったのでしょうか (謎)
これに熱く心を打たれた、盟友:チョビ太朗♂が・・・嫌がるくれないを説き伏せて、
ゆーいちくんも晴れて、正式に・・・まぁオマケ扱いであるが、参加決定!となったのです w
それでは、次回・・・ “ パピヨンの紋章 ” でお会いしましょう。」 ←・・・ん、蝶ってことは?
※ のちの世に伝えられる「羊蹄山の誓い」の写真、ある有名な戦場カメラマンの残した貴重な1枚である。