・・・小樽にて

くれない

2009年03月17日 06:42


こんばんや~っ・・・ここんとこ毎回のように、が解き明かされていきますね~ w
~んでも、その割には、あんまし “ ” が減った気がしないんですけど~なんででしょっか? (謎)

・・・では、いざ決戦を間近に控えた~あの人の心境は如何に・・・ !?




 ※ ここは以前、モザイク・グラスのあった小樽SIM・・・激しい雷雨の中、ひとり立ちすくむ小紅の後ろ姿。


あの “ 羊蹄山の誓い ” 以来、第一級臨戦態勢のまま・・・小紅たちは日々厳しい訓練に明け暮れていた。


そんな極限状態の続くメンバーたちを気遣い、
むらさき参謀の計らいで順番にぷち休暇をとることになったのだ。


・・・もちろん有事の際のスクランブルには対応できる範囲でのことなのだが。。。

その休暇を利用して、小紅は懐かしい小樽へと足を運んでいた。


あたりは生憎の雨模様・・・というか稲妻の轟く豪雨の真っ只中、
とても観光気分にはなれないのだが、自然とモザイク・グラスのあった場所へと来てしまった。


いまは、「small Barrel」という名前で・・・ステージ会場として、皆に親しまれているようだ。 


もしかしたら、もう二度と戻っては来れない・・・という気持ちもなくはない、
何しろ、今度の相手は世界に誇る・・・屈指の私設軍隊を有する強大なマダムマルゴなのである。


 ・・・ 「おやおや、誰かさんも・・・考えることは同じだったか w 」   




 ※ 背後からそっと忍び寄ってきたのは、くれないであった・・・少しずつだが空模様も落ち着いてきた様子。


・・・それは、見事に気配を感じさせないで近づいてきたのだ。


いくら殺気がないとは言え、この小紅にここまで悟られることがないとは・・・、
その点においては、この数年でくれないもかなり成長しているのであろうと思われる。


 小紅 「おや、くれないくん・・・あなたの休暇は今日だっけ?」


 くれない 「わはは、退屈だったんで~勝手に抜けてきた ^^; 」    


このふたりの関係というのは、また特別なものであって、
お互いが遠慮することなく、相手に軽口をきく・・・ということが日常茶飯事であった。


 くれない 「・・・やっぱり、ここは他と違うよな・・・いわば俺たちの原点っていうか。」


 小紅 「そうね、全部ここから始まったわ。」


ふたりはとても感慨深い想いで、この地に立っていた・・・  


 くれない 「どうせ、ローズマリーもその辺に潜んでるんだろうけどさ w 」




 ※ 時間があった時など、この運河を眺めながら、ぼぉ~っと考え事などして過ごしたのを思い出される。


 小紅 「ふふっ、もしくれないくんが変な事でもしようとしたら手裏剣飛んでくるかもよ ♪」


 くれない 「そいつは勘弁だな w ・・・俺は血を見るとびっくりして気絶しちまうからな~っ (謎) 」   


 小紅 「あらあらっ、とんだ吸血鬼さんもいたものねぇ。」 


ふたりして、こんなおバカな会話を楽しんでいたのだが・・・ふと、くれないの表情が引き締まった。


 くれない 「ここに!。。。俺たちのもとに・・・ちょびさんをきっと連れ戻す!!

 ・・・じゃないと、相棒のチョビ太も元気でないからさ w 」


 小紅 「・・・えぇ。」 
  

それは短い返事であったが、そこには小紅の確固たる決意がみられた。


みんな気持ちは同じ・・・あの日、羊蹄山で誓った決意、
自分達の・・・本来の生活を取り戻すために、
また笑って暮らせるその時まで、力をあわせて戦いぬこうと・・・!




 ※ くれない小紅を待ち受ける運命とはいったい !?・・・その問いに小樽の運河は答えてはくれなかった。


時はちょうどその頃、ボルドのもとへとあの “ 麗華 ” さまが訪れていた・・・


そして、彼女の願いもむなしく、手ぶらでマダムのところへと帰っていくことになる、
・・・それと同時に、この日本の地へと進軍してくるであろう。


その時こそ、ついにマダムたちとの最終決戦を迎えることになるのだ。


むらさき参謀率いる、くれないの軍団は・・・
はたして、マダムの軍隊相手にどこまで戦えるのだろうか。


そして、第三の勢力・・・マスターボルドはどういう出方でもって参戦するのか・・・


あと、複雑にもつれ絡み合っている “ ” の糸は、解きほぐれる様子をみせるのであろうか。


 くれない 「へんっ!・・・こうなったらとことん相手になってやるだけだぜぃ!! ! 」


そのくれないの放った言葉だけが・・・いつまでも運河に響き渡り、こだましていたのだった。




 ※ 懐かしの小樽をあとにし、暮れかかる夕陽に向かい・・・どこまでも力強く飛んで行くくれないであった!


 くれない 「うおっ、やばいぜ~サボって抜けてきたのもうバレてるだろうな~っ・・・い、急げー!! 」


う~ん、やっぱ、こんなんで大丈夫なんだろうかと思うのだが・・・まぁ一応、主役だしねぇ ^^;  (謎)



                                                           ・・・つづく。



 ナレーション 「・・・いよいよ、 “ 決戦の時 ” なのですなぁ~。。。   

 この闇の黙示録編が始まってもうどれくらいになるでしょうか。   ←・・・忘れた w 


 またと、バーゲンセールの如く・・・大売出ししてまいりましたが、

 依然、判明しないままのも、まだまだたくさん出番待ちしてることでしょうしね~ w 


 この先も、を解明しつつ・・・物語を進めていってくれるのではないかと。。。 (謎)


 ・・・あと、毎回の事だけど~アイリスの心配もしてやれよなぁ~キミたち ^^;; 


 ~ってことで、いつものように期待しない方向で、これからもおつきあいくださいませ ♪ 

 ではでは~、また次回まで・・・しぃー・ゆぅー・あげ~~ん。」    ←やる気がみえないぞ!


 

 ※ 小樽で遭遇した、の知的生命体 !?・・・もしかしたら “ 人狐 ” の封印の持ち主かもしれない (謎) 

闇の黙示録編 第二部