2009年06月23日
悪夢は、何度でも・・・。
これまで、ほとんど自らが目立つような行動を控えていたはずのボルドであったが、
ついに・・・この小樽運河において、くれないやちょびさんの前に堂々とその姿をみせたのだ。
・・・はたして、彼の思惑とはいったいどういうものなのだろうか。
※ 在りし日のちょびさん・・・以前のような、元のあのやさしい姿に戻れる日はやってくるのであろうか。。。
くれない、ちょびさん・・・そして、マスター・ボルドの三竦みの状態を遠くから発見したのは、
監視するものの使命を帯びた龍騎士のりんどうと、もう一匹・・・探偵犬チョビ太郎♂のコンビであった。
飼い主というか家族であるちょびママさんの存在を敏感に感じたのであろう・・・
他のSIMでパトロールしていたが、大好きな主の匂いをかぎつけ急いでやってきたのだった。
チョビ太郎 「・・・わん、わんわん!」
くれない 「おぉ、チョビすけ・・・やっぱり来たか w 」
ボルド 「これはこれは、チョビ太郎くん。。。お久しぶりですね。」
いっときであったが、ボルドは獣医時代このチョビ太郎♂の主治医であったことがある。
・・・流石の名犬、チョビ太郎♂も困惑を隠せないでいるのが、くれないにもひしひしと伝わってきた。
ボルド 「ちょびさんのことなら、心配いりませんよ・・・。チョビ太郎くん。。どうかボクを信じてください。」
さっき、くれないに言った同じような台詞をチョビ太郎♂にも優しく投げかけた。
※ りんどうとチョビ太郎♂が駆けつけるも、肝心のちょびママさんはフリーズして固まったままである。
くれない 「なぁ、ボルド・・・なにが、どう問題なく、かつ心配ないのかってちゃんと説明してみろよ!」
ボルド 「ふふふ、そんなせっかちでは嫌われますよ・・・くれないさん。」
りんどう (・・・彼が、噂のマスター・ボルドその人か。。。さすがというか手強いな、読めない相手だ。)
超絶的な能力を有する龍騎士であるりんどうにも、
このボルドの持つ底知れぬパワーは、そう簡単には量りしれないようである。
ボルド 「いまのちょびさんは、麗華によって潜在意識の奥深くで洗脳をかけられている状態なのです。
・・・つまり、無意識の内に暗示にかかっていて、そうと知らずに操られているという訳ですね。」
くれない 「それと、いまの石化のままと、どう関係あるってんだ!」
ボルド 「こうして、動きを封じ込めてないと・・・意に沿わぬ暗殺をあなたに仕掛け続けるということです。
おわかりいただけましたか?・・・くれないさん。」
その短いやりとりの間にも、また新たにふたりが・・・この緊張の走る小樽運河へと駆けつけてきた。
※ りんどうから緊急連絡を受けたローズマリーと、どこから嗅ぎつけたか・・・謎多き青年ゆーいちも来た。
特殊な訓練を受けて育ったローズマリーはこういう時でも冷静沈着で見事なものだ。
・・・しかし、相反するようにこのゆーいちときたら、緊張のせいなのか落ち着きもなく、
はたまたいつものおちゃらけからなのか、身構えるポーズもなんかおかしい (謎)
ボルド 「おやおや・・・、くれない軍団の面々に続々とお越しいただいて、これは恐縮ですね。」
くれない 「さぁ、観念して・・・ちょびさんをこっちへ渡してもらおうか!」
ボルド 「ふふふ・・・ここに小紅さんも加われば、相当やっかいになるのでしょうけど。。。
・・・では、そうなる前にさっさと退散するといたしましょうか。」
くれない 「てめぇ、逃げようって魂胆か・・・そうはさせるか。。。っうぅ!! 」
今度はくれない自身も、金縛りにあったように身体の自由がまったく利かなくなった。
ボルド 「ふふふ・・・それはまた次回にでもね。。。くれないさん。
さぁ、チョビ太郎くんも一緒においで、キミが来てちょびさんをちゃんと守ってあげるといい。」
チョビ太郎 「・・・わん!」

※ 最後まで涼しく微笑みながら・・・マスター・ボルドは時空間を歪ませて、その姿を消してしまった。
その消えるまでの瞬間、その場にいた誰もが身動きすら取れなかった・・・
たしかに、ほんの一瞬の出来事ではあったのだが、くれないを始めローズマリーや、
あの龍騎士であるりんどうでさえもボルドに動きを一切封じられてしまったのだ。
そして、さきほど予告したように、ちょびさんもチョビ太郎♂の姿も当然辺りには見当たらなかった。
マスター・ボルドの手により連れ去られてしまったのである・・・そうまたしても誘拐されてしまったのだ。
くれない 「・・・っくそーっ、目の前にいながらまんまと奪われてしまうなんて!! 」
ローズマリー 「・・・ちょびさま、どうかご無事で。」
それから、しばらくして・・・時間にして数分後かに、
むらさきに用事を頼まれていて遅くなった小紅と1号が駆けつけてきたのだ。
小紅 「・・・そう、またちょびさんが。。。」
1号 「・・・くれない、ねっ、元気だしなよ。」
・・・その場の誰もが、くれないを責めようとはしなかった、だがそれが逆に心に痛いのも事実である。
※ 悲しみだけが残った小樽運河に立つくれない軍団のメンバーたち・・・またさらなる決意を胸に秘めた。
結果として、あのボルドに圧倒的な実力の差を見せつけられるだけで終わった。
・・・またしても悪夢のように、ちょびさんは何度目かの誘拐をされてしまったのである。。。
今回、唯一救いといえるのが・・・愛犬チョビ太郎♂も一緒にという事だが、それもただの気休めに過ぎない。
いったい、いつになればみんなで平和に暮らせる日がくるのだろうか・・・
・・・つづく。
ナレーション 「まぁ、なんという事でしょう・・・またもや、ちょびママさんの本領発揮といえばいいのか、
またまたまたまた・・・、誘拐されちゃいましたね。。。これで本当に何回目なんだろうか?
・・・さて、おかげさまで。。。このブログも無事に1周年を迎えることができました。
それもこれも、全て皆様の応援の賜物でありまして・・・、まことにありがとうございます。
これからも、引き続きよろしくおつきあいくださいませ・・・では、また次回お会いしましょう!」
※ もうすっかり、くれないの扱いに慣れている1号・・・メンタル面のフォローもお手の物だぞ ^^; (謎)
ついに・・・この小樽運河において、くれないやちょびさんの前に堂々とその姿をみせたのだ。
・・・はたして、彼の思惑とはいったいどういうものなのだろうか。

※ 在りし日のちょびさん・・・以前のような、元のあのやさしい姿に戻れる日はやってくるのであろうか。。。
くれない、ちょびさん・・・そして、マスター・ボルドの三竦みの状態を遠くから発見したのは、
監視するものの使命を帯びた龍騎士のりんどうと、もう一匹・・・探偵犬チョビ太郎♂のコンビであった。
飼い主というか家族であるちょびママさんの存在を敏感に感じたのであろう・・・
他のSIMでパトロールしていたが、大好きな主の匂いをかぎつけ急いでやってきたのだった。
チョビ太郎 「・・・わん、わんわん!」
くれない 「おぉ、チョビすけ・・・やっぱり来たか w 」
ボルド 「これはこれは、チョビ太郎くん。。。お久しぶりですね。」
いっときであったが、ボルドは獣医時代このチョビ太郎♂の主治医であったことがある。
・・・流石の名犬、チョビ太郎♂も困惑を隠せないでいるのが、くれないにもひしひしと伝わってきた。
ボルド 「ちょびさんのことなら、心配いりませんよ・・・。チョビ太郎くん。。どうかボクを信じてください。」
さっき、くれないに言った同じような台詞をチョビ太郎♂にも優しく投げかけた。

※ りんどうとチョビ太郎♂が駆けつけるも、肝心のちょびママさんはフリーズして固まったままである。
くれない 「なぁ、ボルド・・・なにが、どう問題なく、かつ心配ないのかってちゃんと説明してみろよ!」
ボルド 「ふふふ、そんなせっかちでは嫌われますよ・・・くれないさん。」
りんどう (・・・彼が、噂のマスター・ボルドその人か。。。さすがというか手強いな、読めない相手だ。)
超絶的な能力を有する龍騎士であるりんどうにも、
このボルドの持つ底知れぬパワーは、そう簡単には量りしれないようである。
ボルド 「いまのちょびさんは、麗華によって潜在意識の奥深くで洗脳をかけられている状態なのです。
・・・つまり、無意識の内に暗示にかかっていて、そうと知らずに操られているという訳ですね。」
くれない 「それと、いまの石化のままと、どう関係あるってんだ!」
ボルド 「こうして、動きを封じ込めてないと・・・意に沿わぬ暗殺をあなたに仕掛け続けるということです。
おわかりいただけましたか?・・・くれないさん。」
その短いやりとりの間にも、また新たにふたりが・・・この緊張の走る小樽運河へと駆けつけてきた。

※ りんどうから緊急連絡を受けたローズマリーと、どこから嗅ぎつけたか・・・謎多き青年ゆーいちも来た。
特殊な訓練を受けて育ったローズマリーはこういう時でも冷静沈着で見事なものだ。
・・・しかし、相反するようにこのゆーいちときたら、緊張のせいなのか落ち着きもなく、
はたまたいつものおちゃらけからなのか、身構えるポーズもなんかおかしい (謎)
ボルド 「おやおや・・・、くれない軍団の面々に続々とお越しいただいて、これは恐縮ですね。」
くれない 「さぁ、観念して・・・ちょびさんをこっちへ渡してもらおうか!」
ボルド 「ふふふ・・・ここに小紅さんも加われば、相当やっかいになるのでしょうけど。。。
・・・では、そうなる前にさっさと退散するといたしましょうか。」
くれない 「てめぇ、逃げようって魂胆か・・・そうはさせるか。。。っうぅ!! 」
今度はくれない自身も、金縛りにあったように身体の自由がまったく利かなくなった。
ボルド 「ふふふ・・・それはまた次回にでもね。。。くれないさん。
さぁ、チョビ太郎くんも一緒においで、キミが来てちょびさんをちゃんと守ってあげるといい。」
チョビ太郎 「・・・わん!」

※ 最後まで涼しく微笑みながら・・・マスター・ボルドは時空間を歪ませて、その姿を消してしまった。
その消えるまでの瞬間、その場にいた誰もが身動きすら取れなかった・・・
たしかに、ほんの一瞬の出来事ではあったのだが、くれないを始めローズマリーや、
あの龍騎士であるりんどうでさえもボルドに動きを一切封じられてしまったのだ。
そして、さきほど予告したように、ちょびさんもチョビ太郎♂の姿も当然辺りには見当たらなかった。
マスター・ボルドの手により連れ去られてしまったのである・・・そうまたしても誘拐されてしまったのだ。
くれない 「・・・っくそーっ、目の前にいながらまんまと奪われてしまうなんて!! 」
ローズマリー 「・・・ちょびさま、どうかご無事で。」
それから、しばらくして・・・時間にして数分後かに、
むらさきに用事を頼まれていて遅くなった小紅と1号が駆けつけてきたのだ。
小紅 「・・・そう、またちょびさんが。。。」
1号 「・・・くれない、ねっ、元気だしなよ。」
・・・その場の誰もが、くれないを責めようとはしなかった、だがそれが逆に心に痛いのも事実である。

※ 悲しみだけが残った小樽運河に立つくれない軍団のメンバーたち・・・またさらなる決意を胸に秘めた。
結果として、あのボルドに圧倒的な実力の差を見せつけられるだけで終わった。
・・・またしても悪夢のように、ちょびさんは何度目かの誘拐をされてしまったのである。。。
今回、唯一救いといえるのが・・・愛犬チョビ太郎♂も一緒にという事だが、それもただの気休めに過ぎない。
いったい、いつになればみんなで平和に暮らせる日がくるのだろうか・・・
・・・つづく。
ナレーション 「まぁ、なんという事でしょう・・・またもや、ちょびママさんの本領発揮といえばいいのか、
またまたまたまた・・・、誘拐されちゃいましたね。。。これで本当に何回目なんだろうか?
・・・さて、おかげさまで。。。このブログも無事に1周年を迎えることができました。
それもこれも、全て皆様の応援の賜物でありまして・・・、まことにありがとうございます。
これからも、引き続きよろしくおつきあいくださいませ・・・では、また次回お会いしましょう!」

※ もうすっかり、くれないの扱いに慣れている1号・・・メンタル面のフォローもお手の物だぞ ^^; (謎)
Posted by くれない at 04:18│Comments(3)
│闇の黙示録編 第三部
この記事へのコメント
1周年おめでとうございます
わんわんわんわん(謎)
あんなことやこんなこと
いろいろあったわん
SSの加工が進歩したので
話もおもしろくなったでつ
小樽は懐かしいわん・・・^^
わんわんわんわん(謎)
あんなことやこんなこと
いろいろあったわん
SSの加工が進歩したので
話もおもしろくなったでつ
小樽は懐かしいわん・・・^^
Posted by チョビ太郎♂ at 2009年06月23日 04:25
まぁ・・・・・もう1年・・・・・早いのね^^
おめでとうございます。
いろいろありましたがいったい私は何回誘拐されたでしょう・・・・って・・・・?
まさか・・・・・・・まだこれからもあり?
おめでとうございます。
いろいろありましたがいったい私は何回誘拐されたでしょう・・・・って・・・・?
まさか・・・・・・・まだこれからもあり?
Posted by ちょびママ at 2009年06月23日 04:33
・・・どもども、チョビ太郎くん&ちょびママさんお祝いのコメントありがとうっす w
おかげさまで、なんとか無事に2年目に突入できそうです ♪
この「闇の黙示録編 第三部」は、基本シリアス路線で進めてますので、
いままでとは雰囲気が違ってるのではないでしょうか。
(・・・前の方がよかったぁ~とか、言・わ・な・い・の ^^;。。とか言っちゃって~っ)
まぁ、出来る限り挫けず、番外編に走らぬ方向でやっていきたいなぁっと思っております (謎)
・・・ではでは、これからも “ 本編 ” でご活躍くださいませ www
おかげさまで、なんとか無事に2年目に突入できそうです ♪
この「闇の黙示録編 第三部」は、基本シリアス路線で進めてますので、
いままでとは雰囲気が違ってるのではないでしょうか。
(・・・前の方がよかったぁ~とか、言・わ・な・い・の ^^;。。とか言っちゃって~っ)
まぁ、出来る限り挫けず、番外編に走らぬ方向でやっていきたいなぁっと思っております (謎)
・・・ではでは、これからも “ 本編 ” でご活躍くださいませ www
Posted by くれない
at 2009年06月23日 04:44

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