2008年07月30日
番外編:・・・般若王子、再び !?
ふふふ・・・ようしばらく振りだな、覚えていてくれるだろうか。。。俺は人呼んで「般若王子」だ!
衝撃のデビューからはや2ヶ月あまり、インドの山奥でんでんカタツムリで修行した俺が、
・・・見事にパワーアップして帰ってきたぞ。
まず手始めの仕事として今回は、このブログを乗っ取ってみた・・・ (謎)
あまり時間もないんで手短に話すから、よく聞いておいて欲しい。

いきなりの事で申し訳ないので、特別にクイズに答えれば次回にはちゃんと返してやろうと思ってる。
そうさ俺はとっても良心的なんだ・・・ (謎)
それでは下の写真のじっくり見てくれ・・・このブログに登場しているキャラクターの誰かの
若かりし頃の青春の1枚だ。

それでは問題・・・、この「ヤンキー座り」している写真の人物はいったい誰でしょうか?
答えがわかった人は直接、俺か・・・または、このブログにコメントしてくれ。。。
正解者がひとりでもいれば、このブログは次回から「魔王編」が再開されるし・・・
万が一正解者が誰もいない場合は、次回から「般若王子 対 天狗大王」が始まるぞ!
正解者及び、楽しいコメントを寄せてくれた人にはもれなく、素敵なくまぷー詰め合わせSETを
プレゼントするつもりだ、どしどし応募してくれ給え ♪
・・・次回もまた会える事を期待しつつ、般若王子は闇に還って行くのであったとさ~ (謎)
衝撃のデビューからはや2ヶ月あまり、インドの山奥でんでんカタツムリで修行した俺が、
・・・見事にパワーアップして帰ってきたぞ。
まず手始めの仕事として今回は、このブログを乗っ取ってみた・・・ (謎)
あまり時間もないんで手短に話すから、よく聞いておいて欲しい。

いきなりの事で申し訳ないので、特別にクイズに答えれば次回にはちゃんと返してやろうと思ってる。
そうさ俺はとっても良心的なんだ・・・ (謎)
それでは下の写真のじっくり見てくれ・・・このブログに登場しているキャラクターの誰かの
若かりし頃の青春の1枚だ。

それでは問題・・・、この「ヤンキー座り」している写真の人物はいったい誰でしょうか?
答えがわかった人は直接、俺か・・・または、このブログにコメントしてくれ。。。
正解者がひとりでもいれば、このブログは次回から「魔王編」が再開されるし・・・
万が一正解者が誰もいない場合は、次回から「般若王子 対 天狗大王」が始まるぞ!
正解者及び、楽しいコメントを寄せてくれた人にはもれなく、素敵なくまぷー詰め合わせSETを
プレゼントするつもりだ、どしどし応募してくれ給え ♪
・・・次回もまた会える事を期待しつつ、般若王子は闇に還って行くのであったとさ~ (謎)
2008年07月30日
番外編:・・・プライベート・タイム (謎)
いつも応援してくれてありがとな w ・・・今回の番外編:第三弾はリクエストも多かった
「俺たちが撮影のない時に何してるか?」・・・ってのを特別に公開することにしよう。
それぞれが本編の役柄と違って、多分に「謎」な感じの写真もあるが、これらはあくまでも
プライベートだ・・・ってことで了承してくれよな ^^;
それでは早速、まずは俺のこの1枚から紹介するぞ・・・♪

「黄昏 ~SUNSET SKY~」 くれない
これは自分の出番が終わり、今日の演技はどうだったか等と考えながら美しい夕陽を背に
・・・佇んでいる俺のショットだな。
現場のスタッフさんがこっそり撮ってくれてたんだけど~わかってたらもうちょっと、
笑顔のひとつでも見せてるのになぁ~って・・・素の自分が照れくさい1枚だ ^^;;
続いて・・・本編ではきっとありえないカップルによる1枚を w

「マーメイド ~お魚になった、ふ・た・り~」 アイリス&ちょび
なんとこれは二人で沖縄の海に遊びに行った時の写真らしいぞ・・・
ちゃっかり人魚のコスチュームを自前で準備してるところが、
このふたりらしいと言えば、ふたりらしいんだけどもな ♪
何かと気が合うみたいで・・・怒らせると怖~い二人だな (謎)
さらに続いての1枚は・・・今回一番、意味不明のショットなんだけども。。。

「ウルトラの世界 ~セブン v.s. 宇宙人連合軍~」 くれない v.s. アイリス&むらさき&小紅
せっかくだからって事で(←何がどうせっかくなんだか !?)、スタッフさんが用意してくれたこれらの衣装に
着替え撮影されたこの1枚、特に本編にはまったく関係ない格好で、何の番宣なんだか謎だけど・・・
特撮好きの俺としては、けっこう嬉しくてノリノリで参加したのを覚えているぞ www
それにしてもあっちの宇宙人チームは、三角関係で連合どころではないだろう。。。
とつい本編の設定を考えてしまう俺がいる ♪
(ある意味では「人物相関図」になってなくもない奇跡の1枚だよなぁ~)
そして、出番待ちの2人を隠し撮り?したこちらも貴重な1枚だ。

「休憩タイム ~それぞれの過ごし方~」 ちょび&小紅
俺たちの仕事には撮影の都合上、どうしても出番待ちの時間も多い訳だが、
こうしたところにもやはり個性ってのは現れてしまうもので・・・
何気ない会話の中に、小紅の性格がよく出ている1枚だよなぁ~うんうん (謎)
そしてそして、これまた貴重なツーショット写真をお見せしよう w

「くまぷーハント ~くまぷーをさがせ! 2~」 アイリス&小鳥
うちのメンバーもかなりハマっている超有名な「くまぷー」集めなんだけど。。。
これは、くまぷーハントに来ていた小鳥さんと、アイリスが偶然に出会った時の1枚らしい ♪
その日のハントも終えた後、二人は時の移るのも忘れてくまぷーについて熱く熱く・・・
語っていた時の写真を後日、特別に加工したものがこれなんだ ^^;
(余談になるが、この2人を含め・・・うちのメンバーたちも見事コンプできたそうだぞ www )
最後にこれは俺、くれないのお宝秘蔵ショットになるのだが・・・ (謎)

「聖地にて ~くまぷー様と一緒に~」 くれない&くまぷー様&くまぷーたち
これこそが真の意味で、俺のプライベート・ショットな訳なのであ~る。
極短期間のみ、くまぷーたちが聖地のくまぷー様の元に集合した時の超貴重な記念の1枚だ。
G.W.のくまぷーハントから参加した俺はここに写ってるくまぷーたちの半分しか所持してなく、
嬉しくもあり、また悲しくもある思い出の1枚となっている・・・ (謎)
「うちのをわけてあげてもいいよ」という奇特な方がいれば、是非ともご一報いただきたい!! !
・・・とつい興奮してしまったが、本編にもひょっこりとくまぷーグッズが映ってたりするので、
それをみつけるのもまた楽しいかもしれないな ♪
以上で、今回の特別番外編は終わりにする事にしよう・・・。
(みんなのリクエスト如何では続編もありうるので、ヨロシクな w )
次回からこそは本編である「魔王編」に戻り、クライマックスに向けて怒涛のストーりー展開を
繰り広げていく予定だ・・・楽しみに待っててくれ! ←まだ予定と言い張るんかい?!
・・・ってことで今回もあっという間に、お別れの時間になったが。。。
次回また本編にて、お会いしよう!
ナレーション 「・・・って、ひとり盛り上がって大満足な我らがくれないくん、本編でもこれくらい
出番が多いといいんだけどね~ (謎)」 ←満足なまま終わらせてやれよ!
「俺たちが撮影のない時に何してるか?」・・・ってのを特別に公開することにしよう。
それぞれが本編の役柄と違って、多分に「謎」な感じの写真もあるが、これらはあくまでも
プライベートだ・・・ってことで了承してくれよな ^^;
それでは早速、まずは俺のこの1枚から紹介するぞ・・・♪
「黄昏 ~SUNSET SKY~」 くれない
これは自分の出番が終わり、今日の演技はどうだったか等と考えながら美しい夕陽を背に
・・・佇んでいる俺のショットだな。
現場のスタッフさんがこっそり撮ってくれてたんだけど~わかってたらもうちょっと、
笑顔のひとつでも見せてるのになぁ~って・・・素の自分が照れくさい1枚だ ^^;;
続いて・・・本編ではきっとありえないカップルによる1枚を w
「マーメイド ~お魚になった、ふ・た・り~」 アイリス&ちょび
なんとこれは二人で沖縄の海に遊びに行った時の写真らしいぞ・・・
ちゃっかり人魚のコスチュームを自前で準備してるところが、
このふたりらしいと言えば、ふたりらしいんだけどもな ♪
何かと気が合うみたいで・・・怒らせると怖~い二人だな (謎)
さらに続いての1枚は・・・今回一番、意味不明のショットなんだけども。。。

「ウルトラの世界 ~セブン v.s. 宇宙人連合軍~」 くれない v.s. アイリス&むらさき&小紅
せっかくだからって事で(←何がどうせっかくなんだか !?)、スタッフさんが用意してくれたこれらの衣装に
着替え撮影されたこの1枚、特に本編にはまったく関係ない格好で、何の番宣なんだか謎だけど・・・
特撮好きの俺としては、けっこう嬉しくてノリノリで参加したのを覚えているぞ www
それにしてもあっちの宇宙人チームは、三角関係で連合どころではないだろう。。。
とつい本編の設定を考えてしまう俺がいる ♪
(ある意味では「人物相関図」になってなくもない奇跡の1枚だよなぁ~)
そして、出番待ちの2人を隠し撮り?したこちらも貴重な1枚だ。

「休憩タイム ~それぞれの過ごし方~」 ちょび&小紅
俺たちの仕事には撮影の都合上、どうしても出番待ちの時間も多い訳だが、
こうしたところにもやはり個性ってのは現れてしまうもので・・・
何気ない会話の中に、小紅の性格がよく出ている1枚だよなぁ~うんうん (謎)
そしてそして、これまた貴重なツーショット写真をお見せしよう w

「くまぷーハント ~くまぷーをさがせ! 2~」 アイリス&小鳥
うちのメンバーもかなりハマっている超有名な「くまぷー」集めなんだけど。。。
これは、くまぷーハントに来ていた小鳥さんと、アイリスが偶然に出会った時の1枚らしい ♪
その日のハントも終えた後、二人は時の移るのも忘れてくまぷーについて熱く熱く・・・
語っていた時の写真を後日、特別に加工したものがこれなんだ ^^;
(余談になるが、この2人を含め・・・うちのメンバーたちも見事コンプできたそうだぞ www )
最後にこれは俺、くれないのお宝秘蔵ショットになるのだが・・・ (謎)
「聖地にて ~くまぷー様と一緒に~」 くれない&くまぷー様&くまぷーたち
これこそが真の意味で、俺のプライベート・ショットな訳なのであ~る。
極短期間のみ、くまぷーたちが聖地のくまぷー様の元に集合した時の超貴重な記念の1枚だ。
G.W.のくまぷーハントから参加した俺はここに写ってるくまぷーたちの半分しか所持してなく、
嬉しくもあり、また悲しくもある思い出の1枚となっている・・・ (謎)
「うちのをわけてあげてもいいよ」という奇特な方がいれば、是非ともご一報いただきたい!! !
・・・とつい興奮してしまったが、本編にもひょっこりとくまぷーグッズが映ってたりするので、
それをみつけるのもまた楽しいかもしれないな ♪
以上で、今回の特別番外編は終わりにする事にしよう・・・。
(みんなのリクエスト如何では続編もありうるので、ヨロシクな w )
次回からこそは本編である「魔王編」に戻り、クライマックスに向けて怒涛のストーりー展開を
繰り広げていく予定だ・・・楽しみに待っててくれ! ←まだ予定と言い張るんかい?!
・・・ってことで今回もあっという間に、お別れの時間になったが。。。
次回また本編にて、お会いしよう!
ナレーション 「・・・って、ひとり盛り上がって大満足な我らがくれないくん、本編でもこれくらい
出番が多いといいんだけどね~ (謎)」 ←満足なまま終わらせてやれよ!
2008年07月25日
番外編:・・・アイリス、来襲! -女の戦い-
ナレーション 「ボーっとしてると、あっちゅー間に数日が経つ今日この頃、皆さんは如何お過ごしですか?
今回はまたもや番外編!・・・どうやらごく一部で好評だったらしく調子に乗っての第2弾っすぅ ♪」
(・・・遠まわしにブログを更新できなかった理由を言ってみたけど~いや、ほんと時間てすぐだよなぁ~ w )

ナレーション 「で、この1枚目は出番がないと知ったくれないが、どうしてもって事で差し込んできた、
泣きの1枚なんで直接この話に関係なくって・・・だって今回はくれないたちが古城にてレイさんたちと、
対峙している丁度同じ時刻に、モザイク・グラスにおいて起こった出来事なんで、まぁ参加しようにも~
物理的にこっちに出演する事はできないのだぁ~っ ^^;」
ナレーション 「・・・それでは、ところ変わってここはいつものモザイク・グラス・・・前回、また前々回と
すぐ目の前だったにも係わらず、過去2回ただ待たされただけの虹のイリスことアイリスがやっとこさ、
ついに、このモザイク・グラスにやってくるという場面から始めたいと思います・・・。」
我らがモザイク・グラスに、ひとつの影が音もなく忍び寄ってきた、そうアイリスだ・・・
・・・彼女の来日の一番の目的はもちろん、むらさきなのだがその前にどうしても会っておきたい相手が
いたのだ・・・無論言うまでもなく、それは小紅の事である。
アイリスが以前来日した2年前も小紅とは結局会えないままだったし、ましてや愛しいむらさきと
婚約していたとされる小紅の・・・その存在自体を許してはいなかったからである。
それが、とうとう会えるのだ・・・まるで長年離れていた恋人に会えるような錯覚さえも、
この時のアイリスは持っていたのかもしれない。

意気揚々と乗り込んできたアイリスはひとりカウンターに座っている小紅をみつけ間髪入れずに一言発した。
アイリス 「はーい、あなたが小紅ね・・・私はアイリス、日本では私のむらさきがいろいろお世話になった
みたいね、まずはお礼を言っておくわ、・・・私ずっとあなたに会いたかったのよ。」
・・・ 「極東に住むこのあたしの耳にも、アイリス博士のご高名は届いておりましてよ・・・
こちらこそお会いできて光栄ですわ。」
アイリス 「はっ !?・・・あなた、小紅じゃないわね!! 」
アイリスがそう言うやいなや、カウンターに座っていたその女性はフワっと宙を舞い、
身動きすらできなかったアイリスの頭上を飛び越えて入り口付近へとその身を躍らせたのだ!
・・・まさに電光石火、一瞬の出来事だったので何が起きたか理解するのに数秒要した程だ。

そう、皆さんもとっくにおわかりだろう・・・そこに立っていたのは小紅その人ではなく、
彼女専属の隠密、ローズマリーであった。
アイリスが来日したという情報をいち早くキャッチしたローズマリーは、そのアイリスの小樽入りを確認した後、
密かに小紅を逃がし・・・こっそり入れ替わっていたのである。
ローズマリー 「・・・アイリス博士、いまの貴女からは小紅さまに対する殺意にも似た念を感じます・・・
そんな貴女に大事な小紅さまを会わせる訳には参りません。」
アイリス 「あら、はっきりと言うわね。」
凛として自分を睨みつけてくるローズマリーに対して、何故かどこ吹く風のアイリス・・・
このふたりの女同士の対決は、既に見えない火花を散らし始まっていたのだった。

こういう時でもアイリスは根っからの科学者なのだ。
冷静にデータを分析し、これからどう対処するべきかを計算していたのだった。
はたして、この冷徹なコンピューターはどういう手段に出てくるのだろうか・・・
一方、こちらも一歩も引かないローズマリーは纏っていた黒いドレスを脱ぎ捨て、自分の戦闘服でもある
忍び装束に身を包み、相手がどうでようとも即座に対応できるように静かに構えていた・・・
ローズマリー 「せっかくおいで頂いて恐縮ですが、本日のところはこのままお引取り願えませんか・・・」
アイリス 「そうね、いまあなたと刺し違えても私に得することは何もないものねぇ~」
意外と思えるほどあっさりとアイリスは相手の用件を飲んだのであった・・・
いま目の前に立ち塞がっているこのローズマリーなら、本気でそうし兼ねないとわかったからである。
アイリスの冷徹なコンピューターが弾き出した答えはこの場合、まこと正解だったと言えるだろう。

ローズマリー 「・・・わかっていただけたようで、何よりですわアイリス博士。」
アイリス 「あなたにそれほどまでに想われている小紅に、私は益々会いたくなったわね。」
あぁ言えば、こう返す・・・このアイリスという女性はかなりの負けず嫌いなのであろう・・・
渋々と承知した感じを隠すこともせず、ウインクしながら笑顔で店を後にするアイリスに対して、
流石のローズマリーでさえも、去り際チラリと垣間見せたその顔に若干であるが苦笑の跡がとってみれた。
モザイク・グラスのすぐ裏手にある噴水の前まで移動して、アイリスはまたもや得意の分析を始めた。
自分がむらさきを想うあまり、つい採った行動に不備がなかったかどうか、少し軽率ではなかったか・・・
現在、持てるだけのデータを照合し、次に起こすのに一番確率の高い方法をどれにするか考えたのだ。

アイリス 「・・・こうなったら仕方がないわ、例の最後の手段に出るしか方法が残ってないようね。
こちらとしても、あまり手荒な事はしたくはなかったのだけれども、そうも言ってられない現状のようだわ。」
いまはまだ、どこか知らない場所にいる愛しいむらさきに想いを寄せながら、ひとり公園に佇むアイリス・・・
その冷酷な瞳の向こうには、いったい何が映っているのだろうか。。。
そして彼女の言う「最後の手段」とは?・・・またしても謎が謎を呼ぶストーリー展開に読者はいつまで黙って、
ついてきてくれるのだろうか~!! ←最初から誰もきてないってば ^^;
ナレーション 「・・・はい、またいつもの如くこんな感じでこのお話も~おしまいの時間とあいなりました w
前回の番外編と違って、今回は本編ストーリーとして銘打っても問題なかったのですけどね~っ
今回、小紅の懐刀・・・ローズマリーの活躍をみてもらった訳ですが~本来、主人公であるくれないが、
他所で翻弄されていた同時刻と言うこともあって、あえて番外編であるとしました (謎) ←意味不明っす
単に、この番外編って言葉の響きが気に入ったからじゃなくて~たぶん、きっと・・・そうじゃないと思いたい。
そこで、この勢いのあるうちに(←ない!)・・・次回もまたまた、番外編になることが決定致しました ♪
これまでと違って多分にお遊び的な要素を含む内容にしようと思ってま~す^^; ←どう違ってるんだよ!
次回は本編に全く関係なくて、え~っと言うなればなんか『一回休み』の回みたいなぁ~。。。
・・・そんな感じですかねぇ w (謎)」 ←もういい好きにしろ ^^;;
今回はまたもや番外編!・・・どうやらごく一部で好評だったらしく調子に乗っての第2弾っすぅ ♪」
(・・・遠まわしにブログを更新できなかった理由を言ってみたけど~いや、ほんと時間てすぐだよなぁ~ w )

ナレーション 「で、この1枚目は出番がないと知ったくれないが、どうしてもって事で差し込んできた、
泣きの1枚なんで直接この話に関係なくって・・・だって今回はくれないたちが古城にてレイさんたちと、
対峙している丁度同じ時刻に、モザイク・グラスにおいて起こった出来事なんで、まぁ参加しようにも~
物理的にこっちに出演する事はできないのだぁ~っ ^^;」
ナレーション 「・・・それでは、ところ変わってここはいつものモザイク・グラス・・・前回、また前々回と
すぐ目の前だったにも係わらず、過去2回ただ待たされただけの虹のイリスことアイリスがやっとこさ、
ついに、このモザイク・グラスにやってくるという場面から始めたいと思います・・・。」
我らがモザイク・グラスに、ひとつの影が音もなく忍び寄ってきた、そうアイリスだ・・・
・・・彼女の来日の一番の目的はもちろん、むらさきなのだがその前にどうしても会っておきたい相手が
いたのだ・・・無論言うまでもなく、それは小紅の事である。
アイリスが以前来日した2年前も小紅とは結局会えないままだったし、ましてや愛しいむらさきと
婚約していたとされる小紅の・・・その存在自体を許してはいなかったからである。
それが、とうとう会えるのだ・・・まるで長年離れていた恋人に会えるような錯覚さえも、
この時のアイリスは持っていたのかもしれない。
意気揚々と乗り込んできたアイリスはひとりカウンターに座っている小紅をみつけ間髪入れずに一言発した。
アイリス 「はーい、あなたが小紅ね・・・私はアイリス、日本では私のむらさきがいろいろお世話になった
みたいね、まずはお礼を言っておくわ、・・・私ずっとあなたに会いたかったのよ。」
・・・ 「極東に住むこのあたしの耳にも、アイリス博士のご高名は届いておりましてよ・・・
こちらこそお会いできて光栄ですわ。」
アイリス 「はっ !?・・・あなた、小紅じゃないわね!! 」
アイリスがそう言うやいなや、カウンターに座っていたその女性はフワっと宙を舞い、
身動きすらできなかったアイリスの頭上を飛び越えて入り口付近へとその身を躍らせたのだ!
・・・まさに電光石火、一瞬の出来事だったので何が起きたか理解するのに数秒要した程だ。
そう、皆さんもとっくにおわかりだろう・・・そこに立っていたのは小紅その人ではなく、
彼女専属の隠密、ローズマリーであった。
アイリスが来日したという情報をいち早くキャッチしたローズマリーは、そのアイリスの小樽入りを確認した後、
密かに小紅を逃がし・・・こっそり入れ替わっていたのである。
ローズマリー 「・・・アイリス博士、いまの貴女からは小紅さまに対する殺意にも似た念を感じます・・・
そんな貴女に大事な小紅さまを会わせる訳には参りません。」
アイリス 「あら、はっきりと言うわね。」
凛として自分を睨みつけてくるローズマリーに対して、何故かどこ吹く風のアイリス・・・
このふたりの女同士の対決は、既に見えない火花を散らし始まっていたのだった。

こういう時でもアイリスは根っからの科学者なのだ。
冷静にデータを分析し、これからどう対処するべきかを計算していたのだった。
はたして、この冷徹なコンピューターはどういう手段に出てくるのだろうか・・・
一方、こちらも一歩も引かないローズマリーは纏っていた黒いドレスを脱ぎ捨て、自分の戦闘服でもある
忍び装束に身を包み、相手がどうでようとも即座に対応できるように静かに構えていた・・・
ローズマリー 「せっかくおいで頂いて恐縮ですが、本日のところはこのままお引取り願えませんか・・・」
アイリス 「そうね、いまあなたと刺し違えても私に得することは何もないものねぇ~」
意外と思えるほどあっさりとアイリスは相手の用件を飲んだのであった・・・
いま目の前に立ち塞がっているこのローズマリーなら、本気でそうし兼ねないとわかったからである。
アイリスの冷徹なコンピューターが弾き出した答えはこの場合、まこと正解だったと言えるだろう。
ローズマリー 「・・・わかっていただけたようで、何よりですわアイリス博士。」
アイリス 「あなたにそれほどまでに想われている小紅に、私は益々会いたくなったわね。」
あぁ言えば、こう返す・・・このアイリスという女性はかなりの負けず嫌いなのであろう・・・
渋々と承知した感じを隠すこともせず、ウインクしながら笑顔で店を後にするアイリスに対して、
流石のローズマリーでさえも、去り際チラリと垣間見せたその顔に若干であるが苦笑の跡がとってみれた。
モザイク・グラスのすぐ裏手にある噴水の前まで移動して、アイリスはまたもや得意の分析を始めた。
自分がむらさきを想うあまり、つい採った行動に不備がなかったかどうか、少し軽率ではなかったか・・・
現在、持てるだけのデータを照合し、次に起こすのに一番確率の高い方法をどれにするか考えたのだ。
アイリス 「・・・こうなったら仕方がないわ、例の最後の手段に出るしか方法が残ってないようね。
こちらとしても、あまり手荒な事はしたくはなかったのだけれども、そうも言ってられない現状のようだわ。」
いまはまだ、どこか知らない場所にいる愛しいむらさきに想いを寄せながら、ひとり公園に佇むアイリス・・・
その冷酷な瞳の向こうには、いったい何が映っているのだろうか。。。
そして彼女の言う「最後の手段」とは?・・・またしても謎が謎を呼ぶストーリー展開に読者はいつまで黙って、
ついてきてくれるのだろうか~!! ←最初から誰もきてないってば ^^;
ナレーション 「・・・はい、またいつもの如くこんな感じでこのお話も~おしまいの時間とあいなりました w
前回の番外編と違って、今回は本編ストーリーとして銘打っても問題なかったのですけどね~っ
今回、小紅の懐刀・・・ローズマリーの活躍をみてもらった訳ですが~本来、主人公であるくれないが、
他所で翻弄されていた同時刻と言うこともあって、あえて番外編であるとしました (謎) ←意味不明っす
単に、この番外編って言葉の響きが気に入ったからじゃなくて~たぶん、きっと・・・そうじゃないと思いたい。
そこで、この勢いのあるうちに(←ない!)・・・次回もまたまた、番外編になることが決定致しました ♪
これまでと違って多分にお遊び的な要素を含む内容にしようと思ってま~す^^; ←どう違ってるんだよ!
次回は本編に全く関係なくて、え~っと言うなればなんか『一回休み』の回みたいなぁ~。。。
・・・そんな感じですかねぇ w (謎)」 ←もういい好きにしろ ^^;;
2008年07月19日
番外編:・・・想い出の場所。
やぁ~っ、みんな・・・いつも読んでくれてありがとな ^^;
本編の続きも気になるとこなんだが、今回はチョット息抜きでもしてみようと思う。 ←息抜きばかりだろ!
本作品は当初、ショート・ストーリーで4コマまんが的な展開を毎回してくつもりだったのは、
・・・みんなも知ってくれてると思うけど~この作者に物語を短くまとめる能力などある訳もなく・・・
いっきなりの長編ストーリー・シリーズとなったのは内緒だぞ w ←大風呂敷広げ過ぎて後で困るヤツ ^^
で、前回予告したようにこの物語の主人公、くれないのイメチェンとして出来上がったのが↓コレだーっ !?
・・・と言いたいところだけども。。。残念?ながらそうじゃなく、このあいだ見た夢の中での俺の姿が~っ、
この擬人化されたネコ・モードなんだ・・・ちなみに職業は「魚屋」さんだぞ ♪ ←商売になるんかい!

と、冒頭から訳わからない事をしゃべっているが、これは夢なので~あまり気にしないで話を進めていこう。
・・・ふと気がつくと、俺はとても綺麗な花畑にいた。。。いつかどこかで見た事あるような~、ないような~、
なにか不思議な感じがしてならない。
どうして、自分が半獣人のネコになっているかさえも夢見てる間はそんなに気にならないものだしな ^^;
ついで・・・と言っては何だけど~続けてイメージチェンジ(本物)後の俺、くれないも見てもらおう。。。
こうして、グラサンかけてると見た目に髪型くらいしか違いはわからないのだけれど・・・実際はかなり、
細かいとこをちょこちょことマイナーチェンジしているんだよ~、ふふふ (謎)
え~っと、「前のままのがよかったよ」とか、「どうでもいいよ~」とかは、俺に聞かせないようにしてくれ w

「・・・どうせならいっそネコ・モードの方がずっといいのに!」というのも遠慮して欲しいぞ・・・
マジでヘコんでしまって、立ち直るのに時間かかるタイプなんだ。 ←傷つきやすい年頃なんだね~♪
さて、話を夢の中へと戻して先を進めよう。
・・・先ほどの花畑をまっすぐ歩いていた俺の前に突然、たくさんの魚達が姿を現し・・・周りを囲むように、
くるくると舞い踊り始めたではないか・・・ !? ←SLの回転寿司か! (謎)
何匹くらいいるのかまではわからないが・・・ざっと見ても、シャチ、サメ、イッカク、エイ、イカ、ふぐ、鮭、
マグロ、ヒラメ、くらげ、電気うなぎ、鯉・・・あとなんだ?人魚とかもいるのか・・・
くれない 「深海魚も淡水魚も全部一緒くたになってるのか ^^;」

くれない 「・・・なんか見てるだけで旨そうだなぁ~。。。あ、あれれ~どしたんだ目が廻ってきたぞ?! 」
そう感じた直後にどうやら俺は気を失ったらしい・・・気がつくとそこはさっきの花畑ではなかった。
ふと見上げると、倒れていた俺を心配そうに覗き込んでいる美しい女性の顔がみえた・・・
・・・ 「よかった、気がついたのね・・・いきなり現れるなり倒れるものだから心配しちゃった」
くれない 「貴女はいったい誰ですか?・・・もしかして乙姫さま?」
・・・ 「うふっ、残念だけどココは竜宮城じゃないわ・・・普通のカフェよ ^^;」
そう優しく微笑みながらその人は熱いコーヒーをカップに注ぎ、俺に手渡してくれた・・・
絶妙のブレンドだと思ったがネコ舌のため、ふぅ~ふぅ~しながらゆっくり時間をかけて飲んだ。
くれない 「ありがとう、生き返りました w」
・・・ 「ごめんね、あなたがネコ舌だって事忘れちゃってたわ・・・私っておっちょこちょいなの ^^;」
そう言って微笑む彼女の姿は、乙姫さまもかなわないのではないかと思えるほどだった・・・
俺はカウンターに腰掛けながら、いろいろな話をした・・・とてもこの雰囲気が好きになったからだ。
文字通りに時を忘れて、一生懸命に、ない知恵を振り絞ってまで語ったと思う・・・その時店内には、
ただ静かにテレサ・テンの曲がBGMとしてかかっていたのだった。

楽しい時間は過ぎるのが足早だ・・・これは夢であろうと現実であろうと、どうやら変わりない事なのだろう。
俺は後ろ髪を引かれる想いをなんとか抑えながら、そのカフェを後にした・・・
少し歩いたあと何気なく振り返ったのだが、不思議ともうどこにもあのカフェの姿はなかった・・・ (謎)
くれない 「また行きたいな・・・」
そう呟いたところで俺は眼が覚めた。。。
・・・夢から覚めた時、いつも襲ってくる疎外感にも似た感情、あれは夢だったんだと現実の世界の中で
思い知らされてしまうこの事実を俺は好きになれない・・・
その夢が楽しければ楽しいほど、目が覚めた時に悲しくなってくるんだ、いつまで経っても大人になれない
自分がいるのがわかってしまう・・・。

でも、さっきのは本当に俺がみた夢であって、あのカフェもあの人も・・・幻だったのだろうか。
・・・だとしたら、まだかすかに残っているこの舌の火傷のような痛みはいったい何なんだろう・・・
たとえ夢だったとしても、俺はあの人の最後に言ってくれた言葉をずっと忘れないだろう・・・
・・・ 「またいつか会いましょうね。」
本編の続きも気になるとこなんだが、今回はチョット息抜きでもしてみようと思う。 ←息抜きばかりだろ!
本作品は当初、ショート・ストーリーで4コマまんが的な展開を毎回してくつもりだったのは、
・・・みんなも知ってくれてると思うけど~この作者に物語を短くまとめる能力などある訳もなく・・・
いっきなりの長編ストーリー・シリーズとなったのは内緒だぞ w ←大風呂敷広げ過ぎて後で困るヤツ ^^
で、前回予告したようにこの物語の主人公、くれないのイメチェンとして出来上がったのが↓コレだーっ !?
・・・と言いたいところだけども。。。残念?ながらそうじゃなく、このあいだ見た夢の中での俺の姿が~っ、
この擬人化されたネコ・モードなんだ・・・ちなみに職業は「魚屋」さんだぞ ♪ ←商売になるんかい!

と、冒頭から訳わからない事をしゃべっているが、これは夢なので~あまり気にしないで話を進めていこう。
・・・ふと気がつくと、俺はとても綺麗な花畑にいた。。。いつかどこかで見た事あるような~、ないような~、
なにか不思議な感じがしてならない。
どうして、自分が半獣人のネコになっているかさえも夢見てる間はそんなに気にならないものだしな ^^;
ついで・・・と言っては何だけど~続けてイメージチェンジ(本物)後の俺、くれないも見てもらおう。。。
こうして、グラサンかけてると見た目に髪型くらいしか違いはわからないのだけれど・・・実際はかなり、
細かいとこをちょこちょことマイナーチェンジしているんだよ~、ふふふ (謎)
え~っと、「前のままのがよかったよ」とか、「どうでもいいよ~」とかは、俺に聞かせないようにしてくれ w
「・・・どうせならいっそネコ・モードの方がずっといいのに!」というのも遠慮して欲しいぞ・・・
マジでヘコんでしまって、立ち直るのに時間かかるタイプなんだ。 ←傷つきやすい年頃なんだね~♪
さて、話を夢の中へと戻して先を進めよう。
・・・先ほどの花畑をまっすぐ歩いていた俺の前に突然、たくさんの魚達が姿を現し・・・周りを囲むように、
くるくると舞い踊り始めたではないか・・・ !? ←SLの回転寿司か! (謎)
何匹くらいいるのかまではわからないが・・・ざっと見ても、シャチ、サメ、イッカク、エイ、イカ、ふぐ、鮭、
マグロ、ヒラメ、くらげ、電気うなぎ、鯉・・・あとなんだ?人魚とかもいるのか・・・
くれない 「深海魚も淡水魚も全部一緒くたになってるのか ^^;」
くれない 「・・・なんか見てるだけで旨そうだなぁ~。。。あ、あれれ~どしたんだ目が廻ってきたぞ?! 」
そう感じた直後にどうやら俺は気を失ったらしい・・・気がつくとそこはさっきの花畑ではなかった。
ふと見上げると、倒れていた俺を心配そうに覗き込んでいる美しい女性の顔がみえた・・・
・・・ 「よかった、気がついたのね・・・いきなり現れるなり倒れるものだから心配しちゃった」
くれない 「貴女はいったい誰ですか?・・・もしかして乙姫さま?」
・・・ 「うふっ、残念だけどココは竜宮城じゃないわ・・・普通のカフェよ ^^;」
そう優しく微笑みながらその人は熱いコーヒーをカップに注ぎ、俺に手渡してくれた・・・
絶妙のブレンドだと思ったがネコ舌のため、ふぅ~ふぅ~しながらゆっくり時間をかけて飲んだ。
くれない 「ありがとう、生き返りました w」
・・・ 「ごめんね、あなたがネコ舌だって事忘れちゃってたわ・・・私っておっちょこちょいなの ^^;」
そう言って微笑む彼女の姿は、乙姫さまもかなわないのではないかと思えるほどだった・・・
俺はカウンターに腰掛けながら、いろいろな話をした・・・とてもこの雰囲気が好きになったからだ。
文字通りに時を忘れて、一生懸命に、ない知恵を振り絞ってまで語ったと思う・・・その時店内には、
ただ静かにテレサ・テンの曲がBGMとしてかかっていたのだった。

楽しい時間は過ぎるのが足早だ・・・これは夢であろうと現実であろうと、どうやら変わりない事なのだろう。
俺は後ろ髪を引かれる想いをなんとか抑えながら、そのカフェを後にした・・・
少し歩いたあと何気なく振り返ったのだが、不思議ともうどこにもあのカフェの姿はなかった・・・ (謎)
くれない 「また行きたいな・・・」
そう呟いたところで俺は眼が覚めた。。。
・・・夢から覚めた時、いつも襲ってくる疎外感にも似た感情、あれは夢だったんだと現実の世界の中で
思い知らされてしまうこの事実を俺は好きになれない・・・
その夢が楽しければ楽しいほど、目が覚めた時に悲しくなってくるんだ、いつまで経っても大人になれない
自分がいるのがわかってしまう・・・。
でも、さっきのは本当に俺がみた夢であって、あのカフェもあの人も・・・幻だったのだろうか。
・・・だとしたら、まだかすかに残っているこの舌の火傷のような痛みはいったい何なんだろう・・・
たとえ夢だったとしても、俺はあの人の最後に言ってくれた言葉をずっと忘れないだろう・・・
・・・ 「またいつか会いましょうね。」
2008年07月17日
続・美しき狩人(ハンター)、その名はレイ・・・
ハ~イ、私の名前はアイリス・・・でもそれよりも通り名である虹のイリスと呼ばれる事の方が多いわね。
・・・愛しいあの人がこの日本で消息を絶って、はや2年と3ヶ月あまりが過ぎ去ったわ。
少し前から、どうやら彼らしい人物が出没しているって私の情報網に何度も知らせがあったのだけど・・・
いくつか早急に片付けてしまわないとならない仕事に追われ、逸る気持ちの中やっとここまで来れたの。
「一刻も早くあの人に会いたい!」・・・この熱い想いを抑えることは研究より、とても困難な作業だった・・・

小樽、・・・ここはあの人の弟であるくれないが現在住んでいる所ね・・・私が彼に最後に会ったのは、
あの人がいなくなった後すぐの事だったから・・・早いものね、もう2年以上になるのだわ。
私の生涯のパートナーはあの人以外には考えられない・・・たとえ、婚約者であったかもしれない小紅という
女性がいようといまいと、それは全く関係のない事よ・・・あの人、むらさきは私だけのものなのだから。
ナレーション 「おっと~っ、のっけからまたとんでもない話になっておるようですが、あのむらさきという男は、
あちらこちらで何の研究をしていたというのか !? (←っておい!) 益々、話がみえなくなって参りました w
はてさてこの先・・・いったいどういうストーリー展開をしていくつもりなのでしょうか (謎)
ちなみに、こちらで得た資料によりますと、むらさきが10年前北欧に留学した先でアイリスと知り合ったのだと
記されており、同じ封印の調査チームにおいて5年間、共に研究の日々を過ごしたのだとされています。」
ナレーション 「それでは、話をメインである前回の続きへと戻しましょう・・・人質をとられた形の我らが
くれないは、なす術もなく・・・美しき狩人(ハンター)であるレイの前に不本意ながら屈した訳ですが・・・
その様子を偶然通りかかったある人物が物陰からみていたのでした・・・さて、その正体とは?」
ナレーション 「おぉ、彼はあのボルドくんじゃないですか・・・ちょろっと紹介されただけで温存?されていた
あの彼の往診ルートにこの場所が含まれていたとは、いささか出来すぎな感も否めませんが~ www
・・・まずは彼のお手並みを拝見させてもらう事といたしましょうか。」 ←どこ目線だよ!

ナレーション 「ほうほう、一瞬チラっと見ただけでここまで素早い判断ができるとは~これは彼もなかなか
やりますなぁ~一見、人のいい坊ちゃんタイプですが芯はしっかりとしたものを持ち合わせているようです」
しかし、そこは狩人の異名を持つ美しきレイさん・・・咄嗟にその動きを察知して迫り来る何者かの気配を、
敏感に感じ取ったのであったのだ~

レイ 「あら、そっちでコソコソしてるのはどちらの騎士(ナイト)さんかな?・・・ヘタにでしゃばったりすると、
怪我するだけじゃおうちに帰してあげないわよ w」
ボルド 「・・・!」
そう言いながらハンター・レイはそのしなやかな肢体を臨戦態勢のままに、あらゆる事態に対応できるよう
身構えたのである・・・。
しかしその時、突如として古城の上空に現れたものがいたのだ・・・そうあのむらさきこと闇の貴公子、魔王が
漆黒のユニコーンを駆り、彼らのすぐ傍の空中に颯爽と舞い現れたのである!
魔王の鋭く透き通った眼光が瞬間、輝きを放ったと感じたその刹那・・・レイは金縛りにでもあったかのように、
ピクリとも動けなくなったかと思うと・・・ばったりとその場に倒れてしまったではないか。。。
この目の前で起こった事態に、くれないはすぐには対応できないでいた・・・彼は魔王をみた怒りに我を忘れ
冷静な判断などできない状態に陥っていたからである。。。只々その場に立ち尽くしていたのだった・・・

だがその一瞬のチャンスを見逃さない男がいたのだ、そうボルドである・・・彼は持っていた診療道具を
器用に使い檻の錠前を見事に開錠し、瞬く間に無事ちょびママさんを救い出すことに成功したのである。
まぁ、そのような重要な事にすら・・・魔王を敵視するあまり平常でいられなかったくれないは・・・
その時点で、まったく気付かずにいたのだったけれどもねぇ ^^;
・・・数秒だったのか、また数分が経過したのか・・・あまり定かではないのだが、レイの身体に
またもや変化が訪れたのだ、・・・どうやら意識を取り戻したのかフラフラと立ち上がったのである。
レイ 「・・・う、う~ん」
それは悩ましいとも、そうでないともとれる吐息であった・・・ (謎) 彼女が倒れる直前の姿をみればよく
お解り頂けるのだが、美しき狩人(ハンター)であるはずのレイの様子が明らかに違っている。
・・・そう綺麗なネコ耳や優雅なシッポも消え、着けていた衣服も一部が変化してしまっているではないか !?

レイ 「あれ?くれないさんじゃない、お久しぶりね~マリさんも元気なの?・・・って、ヤダまた記憶がないわ。
わからないけど最近多いのよ、なんかね自分の中にもうひとり自分がいる?みたいなぁ~って感じでさ・・・
気がついたら時間は経ってるのに、そこのとこの記憶だけポカンとないのよ~夢遊病なのかな、えへへ w」
くれない 「レイさん・・・さっきまでのこと覚えていないのですか?」
レイ 「ん?さっきまでって何かしてたのかな~あぁー!実はくれないさん、あたしの記憶がないのをいい事に
なんか変なコトしようとしてたんじゃないの?・・・たしか出会った時はマリさんの闇ガードなんてしてたけど、
裏稼業では口説き屋さんとかしてるって自慢してたもんね~うふふ、いつかほんとに刺されちゃうぞ ^^;
・・・それじゃ、あたし仕事あるんでもう行くね~また楽しいお話しましょうね ♪」
そう言うと軽やかにスキップしながらレイさんは笑顔で立ち去った・・・辺りに残されたのは呆然とその場に
立っているしかなかった、くれないたった一人だけだったのだ・・・
にっくき魔王の姿はとっくに・・・レイさんが倒れ、皆の注意が自分から反れると同時くらいに現れた時同様、
また忽然と。。。その姿を消していたのだ・・・。
一方ボルドもまた、ちょびママさんを安全な場所まで誘導したらしくその姿はこの付近にはなかった。

吐き捨てるようにそう言い放つくれないの姿は、まるで欲しいオモチャを買ってもらえずに・・・
「ちぇっ、あんなのなんか要らないやぃ!」・・・と強がり言ってる子供のようにも見えた。
果たして、・・・本当にレイさんは元の状態に戻れたのだろうか~?
・・・あの時、魔王は何をするために現れたのであろうか~?
・・・ボルドが通りかかったのはほんとに偶然なのか~?
・・・ちょびママさんの身には何もなかったのか~?
はたまた、・・・くれないは主人公としてこれでいいのか !?
・・・などなど、回を進めるごと更に謎は深まっていく~というパターンもそろそろ終わりになろうかとしています。

ナレーション 「え~っ、今回もなんの解決もしないままお別れのお時間となってしまいました・・・ ^^;
次回は、ついにアイリスがくれない達と接触し、また新たな展開へ物語を引っ張っていくという予定でっす。
己の意思に反して思いもよらぬ方向へと流され翻弄されていく、我らが主人公のくれないなのですが・・・
このままですとあまりにも可哀想なので、次回はイメチェンして登場してもらおうかなと思っています ♪
・・・ただ見た目がちょっと変わるだけで中身がそう簡単に変化する訳でもないので、それってなんかめっちゃ
微妙~って感じでスルーされちゃうんじゃないですかね (謎) ←また意味ないんかい!
ではでは、名残惜しいですけども・・・また次回のお話でお会いしましょうねぇ~ w」 ←もう好きにしろ!
・・・愛しいあの人がこの日本で消息を絶って、はや2年と3ヶ月あまりが過ぎ去ったわ。
少し前から、どうやら彼らしい人物が出没しているって私の情報網に何度も知らせがあったのだけど・・・
いくつか早急に片付けてしまわないとならない仕事に追われ、逸る気持ちの中やっとここまで来れたの。
「一刻も早くあの人に会いたい!」・・・この熱い想いを抑えることは研究より、とても困難な作業だった・・・
小樽、・・・ここはあの人の弟であるくれないが現在住んでいる所ね・・・私が彼に最後に会ったのは、
あの人がいなくなった後すぐの事だったから・・・早いものね、もう2年以上になるのだわ。
私の生涯のパートナーはあの人以外には考えられない・・・たとえ、婚約者であったかもしれない小紅という
女性がいようといまいと、それは全く関係のない事よ・・・あの人、むらさきは私だけのものなのだから。
ナレーション 「おっと~っ、のっけからまたとんでもない話になっておるようですが、あのむらさきという男は、
あちらこちらで何の研究をしていたというのか !? (←っておい!) 益々、話がみえなくなって参りました w
はてさてこの先・・・いったいどういうストーリー展開をしていくつもりなのでしょうか (謎)
ちなみに、こちらで得た資料によりますと、むらさきが10年前北欧に留学した先でアイリスと知り合ったのだと
記されており、同じ封印の調査チームにおいて5年間、共に研究の日々を過ごしたのだとされています。」
ナレーション 「それでは、話をメインである前回の続きへと戻しましょう・・・人質をとられた形の我らが
くれないは、なす術もなく・・・美しき狩人(ハンター)であるレイの前に不本意ながら屈した訳ですが・・・
その様子を偶然通りかかったある人物が物陰からみていたのでした・・・さて、その正体とは?」
ナレーション 「おぉ、彼はあのボルドくんじゃないですか・・・ちょろっと紹介されただけで温存?されていた
あの彼の往診ルートにこの場所が含まれていたとは、いささか出来すぎな感も否めませんが~ www
・・・まずは彼のお手並みを拝見させてもらう事といたしましょうか。」 ←どこ目線だよ!

ナレーション 「ほうほう、一瞬チラっと見ただけでここまで素早い判断ができるとは~これは彼もなかなか
やりますなぁ~一見、人のいい坊ちゃんタイプですが芯はしっかりとしたものを持ち合わせているようです」
しかし、そこは狩人の異名を持つ美しきレイさん・・・咄嗟にその動きを察知して迫り来る何者かの気配を、
敏感に感じ取ったのであったのだ~
レイ 「あら、そっちでコソコソしてるのはどちらの騎士(ナイト)さんかな?・・・ヘタにでしゃばったりすると、
怪我するだけじゃおうちに帰してあげないわよ w」
ボルド 「・・・!」
そう言いながらハンター・レイはそのしなやかな肢体を臨戦態勢のままに、あらゆる事態に対応できるよう
身構えたのである・・・。
しかしその時、突如として古城の上空に現れたものがいたのだ・・・そうあのむらさきこと闇の貴公子、魔王が
漆黒のユニコーンを駆り、彼らのすぐ傍の空中に颯爽と舞い現れたのである!
魔王の鋭く透き通った眼光が瞬間、輝きを放ったと感じたその刹那・・・レイは金縛りにでもあったかのように、
ピクリとも動けなくなったかと思うと・・・ばったりとその場に倒れてしまったではないか。。。
この目の前で起こった事態に、くれないはすぐには対応できないでいた・・・彼は魔王をみた怒りに我を忘れ
冷静な判断などできない状態に陥っていたからである。。。只々その場に立ち尽くしていたのだった・・・
だがその一瞬のチャンスを見逃さない男がいたのだ、そうボルドである・・・彼は持っていた診療道具を
器用に使い檻の錠前を見事に開錠し、瞬く間に無事ちょびママさんを救い出すことに成功したのである。
まぁ、そのような重要な事にすら・・・魔王を敵視するあまり平常でいられなかったくれないは・・・
その時点で、まったく気付かずにいたのだったけれどもねぇ ^^;
・・・数秒だったのか、また数分が経過したのか・・・あまり定かではないのだが、レイの身体に
またもや変化が訪れたのだ、・・・どうやら意識を取り戻したのかフラフラと立ち上がったのである。
レイ 「・・・う、う~ん」
それは悩ましいとも、そうでないともとれる吐息であった・・・ (謎) 彼女が倒れる直前の姿をみればよく
お解り頂けるのだが、美しき狩人(ハンター)であるはずのレイの様子が明らかに違っている。
・・・そう綺麗なネコ耳や優雅なシッポも消え、着けていた衣服も一部が変化してしまっているではないか !?
レイ 「あれ?くれないさんじゃない、お久しぶりね~マリさんも元気なの?・・・って、ヤダまた記憶がないわ。
わからないけど最近多いのよ、なんかね自分の中にもうひとり自分がいる?みたいなぁ~って感じでさ・・・
気がついたら時間は経ってるのに、そこのとこの記憶だけポカンとないのよ~夢遊病なのかな、えへへ w」
くれない 「レイさん・・・さっきまでのこと覚えていないのですか?」
レイ 「ん?さっきまでって何かしてたのかな~あぁー!実はくれないさん、あたしの記憶がないのをいい事に
なんか変なコトしようとしてたんじゃないの?・・・たしか出会った時はマリさんの闇ガードなんてしてたけど、
裏稼業では口説き屋さんとかしてるって自慢してたもんね~うふふ、いつかほんとに刺されちゃうぞ ^^;
・・・それじゃ、あたし仕事あるんでもう行くね~また楽しいお話しましょうね ♪」
そう言うと軽やかにスキップしながらレイさんは笑顔で立ち去った・・・辺りに残されたのは呆然とその場に
立っているしかなかった、くれないたった一人だけだったのだ・・・
にっくき魔王の姿はとっくに・・・レイさんが倒れ、皆の注意が自分から反れると同時くらいに現れた時同様、
また忽然と。。。その姿を消していたのだ・・・。
一方ボルドもまた、ちょびママさんを安全な場所まで誘導したらしくその姿はこの付近にはなかった。
吐き捨てるようにそう言い放つくれないの姿は、まるで欲しいオモチャを買ってもらえずに・・・
「ちぇっ、あんなのなんか要らないやぃ!」・・・と強がり言ってる子供のようにも見えた。
果たして、・・・本当にレイさんは元の状態に戻れたのだろうか~?
・・・あの時、魔王は何をするために現れたのであろうか~?
・・・ボルドが通りかかったのはほんとに偶然なのか~?
・・・ちょびママさんの身には何もなかったのか~?
はたまた、・・・くれないは主人公としてこれでいいのか !?
・・・などなど、回を進めるごと更に謎は深まっていく~というパターンもそろそろ終わりになろうかとしています。
ナレーション 「え~っ、今回もなんの解決もしないままお別れのお時間となってしまいました・・・ ^^;
次回は、ついにアイリスがくれない達と接触し、また新たな展開へ物語を引っ張っていくという予定でっす。
己の意思に反して思いもよらぬ方向へと流され翻弄されていく、我らが主人公のくれないなのですが・・・
このままですとあまりにも可哀想なので、次回はイメチェンして登場してもらおうかなと思っています ♪
・・・ただ見た目がちょっと変わるだけで中身がそう簡単に変化する訳でもないので、それってなんかめっちゃ
微妙~って感じでスルーされちゃうんじゃないですかね (謎) ←また意味ないんかい!
ではでは、名残惜しいですけども・・・また次回のお話でお会いしましょうねぇ~ w」 ←もう好きにしろ!
2008年07月10日
美しき狩人(ハンター)、その名はレイ・・・
よう、みんな・・・久しぶりだな、俺が主人公(・・・たとえ誰が何を言おうとも~)であるくれないだ。
なんか最近、ちょっとばかし忘れられがちな感も否めない俺だけども・・・めげずにやっていくんでヨロシクな!
さて、さっそく本題に入ろうか・・・先日、助手のマリエくんに頼まれた事があるんだ・・・
マリエ 「友人のレイさんの様子が変やの、なんていうか豹変してしもた・・・と言えばええんかな?」
その友人の「レイ」さんとは実は俺も面識があるんだ、もちろんマリエくんの紹介で会った事あるだけだがな。
(彼女の印象は、綺麗な人・・・プロポーションはモデル顔負けの抜群のスタイルで、その服装も・・・
ちょっと露出が高めで男ならほっておかないのじゃないか~という感じのイメージがあったな。)
仲間のマリエくんに頼られたとあらば、俺に断る理由はない・・・すぐさま調査に取り掛る事にした。
そこで俺は、彼女が近頃よく現れるという少し寂れた古城のそばで屋台をセッティングして待つ事に・・・
そして、待つこと数時間・・・ついに彼女、レイさんが向こうからやってきた。
俺の中に緊張が走ったが、そこはプロだ・・・おくびにも出さずそしらぬ顔で偵察を開始したその時だった!
レイ 「あら、くれないさんじゃない・・・どうしたのこんなところで、アルバイト?」
くれない 「えっ、いや・・・あの、その・・・なんというか」
レイ 「たしか今は探偵屋さんしてたわよね・・・まぁ、まさかあたしを待ち伏せしてたのかな?」
・・・何故だ、何故バレたんだ~!完璧な変装だったというのに !? しかし、マリエくんの言ったとおりだな。
前から綺麗な人だったけど、いまの姿はそれをも超越して、もはや妖艶と言っても過言ではない雰囲気だ。
レイ 「そうそう、ちょうどよかったわ、あたしもくれないさんに見せたいものがあるのよ ^^」
くれない 「・・・な、何をですか?」
そういうと彼女は返事の代わりに不敵な笑みを浮かべ、地上から数mの高さへフワっと舞い上がった。
レイ 「あたしの今日の狩りの獲物、さっき捕まえたばかりよ・・・特別に見せてあげるわ♪」
すると何もなかったはずの地面に、突如大きな檻が現れたのだった、その中にはひとりの女性の姿が見えた、
そこに捕獲されてる女性に見覚えがあった。そう今朝も出発の時に、言葉を交わした人だったのだから!
くれない 「・・・ちょびさん、どうしてそんな事に !?」
ちょび 「ごめん、スカイの花畑に案内して欲しいって店に来てくれたの・・・だから油断しちゃった ^^ 」
レイ 「どうかな~あたしの獲物、気に入ってくれた?・・・素敵でしょ?! 」
くれない 「・・・レイさん、どういう事なのか説明してくれないか?」
レイ 「あらだめよ、くれないさん・・・あたしに手を出したらちょびさんの命の保障はできないわよ w」
そういわれて、もう何もできなくなった俺を勝ち誇ったかのように見下ろしながら・・・
美しき狩人(ハンター)、レイさんは妖しく瞳を光らせて、満足気に微笑むのであった・・・。
・・・つづく。
ナレーション 「お~っと、また誘拐されてしまったちょびママさん・・・くれないはいったいぜんたい、
・・・どうやってこのピンチを切り抜ける事ができるのでしょうか !?
でもこの続きは次回へ、スタコラサッサ~と持ち越されてしまうのでした ^^;」 ←またそれかい!
ナレーション 「あら~まだもう1枚SSが残ってたのか w ・・・えっと、ちょうど時を同じくした頃だった、
・・・遥か北欧よりある女性が特命を帯びて、ニセコの地へと辿り着いていたのだ。
この女性の名は「アイリス」、別名:「虹のイリス」と呼ばれ研究者の間で一目置かれてる天才科学者だ。
・・・彼女もまた、あの封印の謎に深く関わってくる重要な存在であったのだ。
いや~っ、ほんとに、いいのか?・・・こんな登場人物ばっかし増えてきて~ ^^;
・・・いつまでNO PLANでいくつもりだよ (謎)」 ←う~ん、なるようになる・・・はず (謎)
なんか最近、ちょっとばかし忘れられがちな感も否めない俺だけども・・・めげずにやっていくんでヨロシクな!
さて、さっそく本題に入ろうか・・・先日、助手のマリエくんに頼まれた事があるんだ・・・
マリエ 「友人のレイさんの様子が変やの、なんていうか豹変してしもた・・・と言えばええんかな?」
その友人の「レイ」さんとは実は俺も面識があるんだ、もちろんマリエくんの紹介で会った事あるだけだがな。
(彼女の印象は、綺麗な人・・・プロポーションはモデル顔負けの抜群のスタイルで、その服装も・・・
ちょっと露出が高めで男ならほっておかないのじゃないか~という感じのイメージがあったな。)
仲間のマリエくんに頼られたとあらば、俺に断る理由はない・・・すぐさま調査に取り掛る事にした。
そこで俺は、彼女が近頃よく現れるという少し寂れた古城のそばで屋台をセッティングして待つ事に・・・
そして、待つこと数時間・・・ついに彼女、レイさんが向こうからやってきた。
俺の中に緊張が走ったが、そこはプロだ・・・おくびにも出さずそしらぬ顔で偵察を開始したその時だった!
レイ 「あら、くれないさんじゃない・・・どうしたのこんなところで、アルバイト?」
くれない 「えっ、いや・・・あの、その・・・なんというか」
レイ 「たしか今は探偵屋さんしてたわよね・・・まぁ、まさかあたしを待ち伏せしてたのかな?」
・・・何故だ、何故バレたんだ~!完璧な変装だったというのに !? しかし、マリエくんの言ったとおりだな。
前から綺麗な人だったけど、いまの姿はそれをも超越して、もはや妖艶と言っても過言ではない雰囲気だ。
レイ 「そうそう、ちょうどよかったわ、あたしもくれないさんに見せたいものがあるのよ ^^」
くれない 「・・・な、何をですか?」
そういうと彼女は返事の代わりに不敵な笑みを浮かべ、地上から数mの高さへフワっと舞い上がった。
レイ 「あたしの今日の狩りの獲物、さっき捕まえたばかりよ・・・特別に見せてあげるわ♪」
すると何もなかったはずの地面に、突如大きな檻が現れたのだった、その中にはひとりの女性の姿が見えた、
そこに捕獲されてる女性に見覚えがあった。そう今朝も出発の時に、言葉を交わした人だったのだから!

くれない 「・・・ちょびさん、どうしてそんな事に !?」
ちょび 「ごめん、スカイの花畑に案内して欲しいって店に来てくれたの・・・だから油断しちゃった ^^ 」
レイ 「どうかな~あたしの獲物、気に入ってくれた?・・・素敵でしょ?! 」
くれない 「・・・レイさん、どういう事なのか説明してくれないか?」
レイ 「あらだめよ、くれないさん・・・あたしに手を出したらちょびさんの命の保障はできないわよ w」
そういわれて、もう何もできなくなった俺を勝ち誇ったかのように見下ろしながら・・・
美しき狩人(ハンター)、レイさんは妖しく瞳を光らせて、満足気に微笑むのであった・・・。
・・・つづく。
ナレーション 「お~っと、また誘拐されてしまったちょびママさん・・・くれないはいったいぜんたい、
・・・どうやってこのピンチを切り抜ける事ができるのでしょうか !?
でもこの続きは次回へ、スタコラサッサ~と持ち越されてしまうのでした ^^;」 ←またそれかい!
ナレーション 「あら~まだもう1枚SSが残ってたのか w ・・・えっと、ちょうど時を同じくした頃だった、
・・・遥か北欧よりある女性が特命を帯びて、ニセコの地へと辿り着いていたのだ。
この女性の名は「アイリス」、別名:「虹のイリス」と呼ばれ研究者の間で一目置かれてる天才科学者だ。
・・・彼女もまた、あの封印の謎に深く関わってくる重要な存在であったのだ。
いや~っ、ほんとに、いいのか?・・・こんな登場人物ばっかし増えてきて~ ^^;
・・・いつまでNO PLANでいくつもりだよ (謎)」 ←う~ん、なるようになる・・・はず (謎)
2008年07月05日
小紅と小鳥とイケメンと、・・・封印と。
さて、これまでのお話はいかがだったでしょうか・・・あのくれないくんの拙い語りだけでは~、
解り難いと思うので・・・今回はあたし、小紅が補足の意味も兼ねてお話しをさせてもらいますね。
もうわかってると思うけど、あたしはあの魔王さんとは面識があったのよ・・・
あたしが魔王さん、いえむらさきさんと最後に会ったのは、もう何年か前のことになるわね・・・。
当時、あたしたちは特別に結成された研究チームで秘密裡に同じ目的の極秘調査をしていたの・・・
そうそれが、古(いにしえ)の昔にとある有力な魔族を封じ込めたと伝えられている、通称:「封印」
・・・と呼ばれるものについてだったのよ。
むらさきさんはその研究チームのリーダーで、若いけど誰よりも熱心に研究に没頭していたわ・・・。
そんなある日、ついに封印を施されたひとつの棺(ひつぎ)が発掘されたの。
あたしたち研究チームはこれでさらに本格的な調査ができると誰もが喜んだわ、でもその直後に・・・
封印された棺と共にむらさきさんが忽然と姿を消したのよ。
『・・・将来を誓い合っていた、このあたしにさえ何も言わないまま突然にね。』
こないだの事件があってすぐ、あたしは当時研究チームで一緒だった幼馴染でもある「小鳥」ちゃんに、
急いで連絡をとって某所で待ち合わせしたの。
小鳥 「本当に、それはむらさきさんだったの?」
小紅 「えぇ、あたしがあの人を見間違ったりはしないわ」
小鳥 「そうね、小紅ちゃんが言うんだから間違いないわよね^^」
小紅 「そうなの、でもまるで別人の様だったのよ・・・あの優しかったむらさきさんじゃなくて、
まさに魔王そのものって言っていいくらいに邪悪な感じだったわ・・・でも最後の一瞬だけね、
以前のむらさきさんを感じる事ができたの」
小鳥 「・・・えっ、どういう事なの?小紅ちゃん」
小鳥ちゃんもむらさきさんが、あの封印の棺ごと失踪して間も無く・・・
もう研究チームにはいられなくなってしまったあたしと、ほぼ同時期にチームを去ったから、
その後の事は、こうして情報をかわす程度にしかわからないのだけど・・・
なにかと忙しい合い間を縫って、個人的にいろいろ調べて教えてくれてるの。
それでね、いま話した事って実は、くれないくんがまだ全く知らない内容なのよ。
あたしも彼から弟であるくれないくんの事は聞いてはいたけど、研究である程度の成果を出してから、
家族に紹介するって事になってたので、実際はそこまで到らないままそれっきりになってしまったわ・・・
その後、初めてくれないくんに会った時にもちょっと言い出せなくてね、だからまだ・・・
くれないくんにこの事は内緒にしててね・・・時機を見てあたしからちゃんと話をしたいから・・・。
・・・そうそう、そしてまた新たな登場人物「ボルド」さんを紹介しないといけないわ。
彼の職業は獣医さん、ほんとは大きな総合病院の跡取り息子らしいんだけど・・・親に逆らってまでして、
自分のやりたい仕事についたとかいう話よ。
ボルド 「僕の可愛い天使たちと、美しい女神たちが僕が訪れるのを待っていてくれるのだから・・・」
どうやら、ボルドさんの言っている「可愛い天使たち」とはペットの動物たちの事で・・・
「美しい女神たち」っていうのは飼い主の女性たちの事を指すみたいだけど・・・やれやれだわね ^^;
ちなみにチョビ太郎♂くんの主治医でもあるので、ちょびさんもその女神たちのひとりって事になるわね♪
その育ちのいいところや天然で憎めないキャラクターが評判になって、あちらこちらで引っ張り凧らしいの、
・・・そういう訳で彼に満更でもない女神たちも多くてね、いろんな意味で多忙だという噂よ (謎)
ただ気になるのは彼、ボルドさんに似た男性があの研究チームにいたらしいという事なのよ・・・
小鳥ちゃんの情報によるとその甘いマスクとは裏腹に相当のやり手だという話なの。
数年前に、あのチームを辞めたとはいえ、あたしたちもまだマークされているのはわかってるのだけれども、
・・・とても油断しててはいけない状況だわ。
もうひとつ言い忘れてたけど、マリエちゃんの見張ってる封印も、どうやら同じ類(たぐい)のものだという話よ。
伝承にも残っているのだけれども、封印というのは棺以外にもいくつかあるのよ・・・
それを何者かの手で勝手に開封されないように守護してる一族の末裔が・・・マリエちゃんなの。
ナレーション 「 えぇ~っ、そうなの~?・・・これってこういう話だったの~?っていう感じで・・・
急展開を見せ始めた様子ですが、本来なら主人公であるはずのくれないくんが、
ほとんど蚊帳の外状態で~、なんだか可哀想になってまいりました (謎)
・・・本当に大丈夫か?・・・収集つくのか?・・・次回を待たずに打ち切りなのか !?
~と先が読めない展開に突入しております。>まぁ、ストーリーはよくある感じなんですけどね ^^;
・・・さてさて、では次回もまた期待しないでお待ちくださいませ w」 ←期待してる読者などおらんわぃ!
解り難いと思うので・・・今回はあたし、小紅が補足の意味も兼ねてお話しをさせてもらいますね。
もうわかってると思うけど、あたしはあの魔王さんとは面識があったのよ・・・
あたしが魔王さん、いえむらさきさんと最後に会ったのは、もう何年か前のことになるわね・・・。
当時、あたしたちは特別に結成された研究チームで秘密裡に同じ目的の極秘調査をしていたの・・・
そうそれが、古(いにしえ)の昔にとある有力な魔族を封じ込めたと伝えられている、通称:「封印」
・・・と呼ばれるものについてだったのよ。
むらさきさんはその研究チームのリーダーで、若いけど誰よりも熱心に研究に没頭していたわ・・・。
そんなある日、ついに封印を施されたひとつの棺(ひつぎ)が発掘されたの。
あたしたち研究チームはこれでさらに本格的な調査ができると誰もが喜んだわ、でもその直後に・・・
封印された棺と共にむらさきさんが忽然と姿を消したのよ。
『・・・将来を誓い合っていた、このあたしにさえ何も言わないまま突然にね。』
こないだの事件があってすぐ、あたしは当時研究チームで一緒だった幼馴染でもある「小鳥」ちゃんに、
急いで連絡をとって某所で待ち合わせしたの。
小鳥 「本当に、それはむらさきさんだったの?」
小紅 「えぇ、あたしがあの人を見間違ったりはしないわ」
小鳥 「そうね、小紅ちゃんが言うんだから間違いないわよね^^」
小紅 「そうなの、でもまるで別人の様だったのよ・・・あの優しかったむらさきさんじゃなくて、
まさに魔王そのものって言っていいくらいに邪悪な感じだったわ・・・でも最後の一瞬だけね、
以前のむらさきさんを感じる事ができたの」
小鳥 「・・・えっ、どういう事なの?小紅ちゃん」
小鳥ちゃんもむらさきさんが、あの封印の棺ごと失踪して間も無く・・・
もう研究チームにはいられなくなってしまったあたしと、ほぼ同時期にチームを去ったから、
その後の事は、こうして情報をかわす程度にしかわからないのだけど・・・
なにかと忙しい合い間を縫って、個人的にいろいろ調べて教えてくれてるの。
それでね、いま話した事って実は、くれないくんがまだ全く知らない内容なのよ。
あたしも彼から弟であるくれないくんの事は聞いてはいたけど、研究である程度の成果を出してから、
家族に紹介するって事になってたので、実際はそこまで到らないままそれっきりになってしまったわ・・・
その後、初めてくれないくんに会った時にもちょっと言い出せなくてね、だからまだ・・・
くれないくんにこの事は内緒にしててね・・・時機を見てあたしからちゃんと話をしたいから・・・。
・・・そうそう、そしてまた新たな登場人物「ボルド」さんを紹介しないといけないわ。
彼の職業は獣医さん、ほんとは大きな総合病院の跡取り息子らしいんだけど・・・親に逆らってまでして、
自分のやりたい仕事についたとかいう話よ。
ボルド 「僕の可愛い天使たちと、美しい女神たちが僕が訪れるのを待っていてくれるのだから・・・」
どうやら、ボルドさんの言っている「可愛い天使たち」とはペットの動物たちの事で・・・
「美しい女神たち」っていうのは飼い主の女性たちの事を指すみたいだけど・・・やれやれだわね ^^;
ちなみにチョビ太郎♂くんの主治医でもあるので、ちょびさんもその女神たちのひとりって事になるわね♪
その育ちのいいところや天然で憎めないキャラクターが評判になって、あちらこちらで引っ張り凧らしいの、
・・・そういう訳で彼に満更でもない女神たちも多くてね、いろんな意味で多忙だという噂よ (謎)
ただ気になるのは彼、ボルドさんに似た男性があの研究チームにいたらしいという事なのよ・・・
小鳥ちゃんの情報によるとその甘いマスクとは裏腹に相当のやり手だという話なの。
数年前に、あのチームを辞めたとはいえ、あたしたちもまだマークされているのはわかってるのだけれども、
・・・とても油断しててはいけない状況だわ。
もうひとつ言い忘れてたけど、マリエちゃんの見張ってる封印も、どうやら同じ類(たぐい)のものだという話よ。
伝承にも残っているのだけれども、封印というのは棺以外にもいくつかあるのよ・・・
それを何者かの手で勝手に開封されないように守護してる一族の末裔が・・・マリエちゃんなの。
ナレーション 「 えぇ~っ、そうなの~?・・・これってこういう話だったの~?っていう感じで・・・
急展開を見せ始めた様子ですが、本来なら主人公であるはずのくれないくんが、
ほとんど蚊帳の外状態で~、なんだか可哀想になってまいりました (謎)
・・・本当に大丈夫か?・・・収集つくのか?・・・次回を待たずに打ち切りなのか !?
~と先が読めない展開に突入しております。>まぁ、ストーリーはよくある感じなんですけどね ^^;
・・・さてさて、では次回もまた期待しないでお待ちくださいませ w」 ←期待してる読者などおらんわぃ!