2008年12月31日
夢 -ゆめ- ~想い出のあの人~
やぁ、いよいよ大晦日だな・・・。
この作品が今年最後の更新になるのだが、
本当に、この1年は特にいろいろなことがあったように思える。
※ 花の髪飾りが実によく似合うこの女性が今回のもうひとりの主人公で・・・名は「朱里」さんとしておこう。
この時代の俺は、あの魔王編や闇の黙示録編から、
すでに数千年が経過した時代に生きていると考えてもらいたい。
本来なら、外伝:闇探偵シリーズで語られるべき話なのだが、
ちょっとした気まぐれだと思って見逃してくれよな。
・・・それは俺がこの探偵稼業に手を染めるよりも前、
まだ闇ガードをしていたころの話だったと思う。
当時、まだ助手ではなかったマリエくんに連れられて、
ひまわりがたくさん咲いていた白浜にあるカフェに行ったんだ。
そこで彼女はそのカフェのオーナーとしていたってわけなのさ。
※ いまはもう記憶の中だけに存在する、とある雅なカフェで俺は彼女とはじめて出会ったんだ。
その当時の俺といえば、相棒、チョビ太郎♂と共に、
闇ガードをするかたわら、某居酒屋でバイトしたりと、
その日暮しの気ままな毎日を過ごしていたのだが・・・
いつしか、その雅やかなカフェによく通うようになっていた。
そこにはけっこうな人数の男たちが、
このオーナーやスタッフさん(みな女性)を目当てに、
ひんぱんに通っていたように思う。
もちろん、女性の客も多くいたんだけどな w
(・・・ちなみに、相棒に紹介される前に、ちょびさんと出会ったのもここだ。)
たまに流し屋などの仕事をさせてもらったりしたのだが、
このオーナーである、朱里さんという人は、
その年齢の割には、ちょっと古い曲がお好きなようだった。
さて・・・このような思い出話をしていても埒が明かないよな。
※ これは可愛がっているスタッフさんが独立し、運営しているカフェに遊びにきてるところを写した1枚だ。
もちろん、当然の事ながら、
オーナーである彼女との間には何もなかった。
それは、カフェにくるひとりの客としての関係であって、
あこがれてはいたが、ただそれだけである・・・ (謎)
ライバルたちも多かったしな、いい思い出としておくことにする。
・・・その後、俺は紆余曲折を経て、
ヴァンパイアとして生まれ変わったので、
こうして何千年もの間かわることなく、
ずっとこの世界を見続けてくることができたんだ。。。
※ このSSも物語をつければ、何とでもとれるよな~たとえば、別れ話中とか ←つきあってもないだろ!
その間、これまでに何人かの ―
( 生まれ変わりとでもいうのか・・・?)
― 彼女と同じ魂をもつ存在に、出会ってきている。
・・・ある時は、まだ少女の姿だったり、
またある時はもう成人していたりと、
出会うタイミングもいろいろだが・・・
あのおっちょこちょいなところと、
明るく他人をひきつける人柄は、
輪廻してもかわらぬものであったと言えよう。
そして、もうひとつ変わらないことは。。。
その度に、何故かカフェを営むことと、
・・・この俺との関係だった。
これはもう俺が生まれ変わらないと、
どうにもならない事のようだ (謎)
むこうは、無論さっぱり覚えていない事で、
逆に、こちらは記憶としてはっきり持ってるんだしなぁ。
・・・これは永遠に変わることがない「夢」なのかもしれない。
※ いまにも、~しそうな雰囲気だが、当然、それは妄想で実際は違う・・・まぁ、これも「夢」ってことで w
2008年12月29日
冷たい暗闇
すっかり誘拐されキャラが定着してしまった感のあるちょびママです。
例によって例の如くこうなっています・・・・・。
あれは・・・・ん・・・・
どこかで・・・・・だれ?・・・・
・・・・だれ?・・・・
・・・あれは、あたし・・・・羽をつけて劇に出た・・・
キラキラした舞台で輝いていた若いころ・・・
それは・・・・・
・・・いや・・・・・思い出したくない・・・・
やめて・・・なぜあたしじゃないの?・・・
いかないで・・・・どうして?・・・・・
「・・・・っう・・うう・・・」
「痛い・・・あたま・・・」
「ここどこ?くれない?・・・・」
ぼんやりした頭の中で白黒の写真が見え隠れする
どうしちゃったのだろう・・・ここは?
そういえば、飛行機、アイリスに会いにいくはずだったけど・・・・
ええええええええええええーーーーーーーーーーーーーーーーーー
またーーーーーーー?
冷たい石の床が丸く広がっている、ここはどうやら
石でできた建物の塔のようである。
ガラスの入っていないくり抜かれた窓からは星が見える。
波の音もすることから海岸沿いにあることはまちがいない。
それにしてもくれないはどうしちゃったんだろ・・・・・・・・
何かふさぎ込んでいたようだったけど、今回のことと何か関係があるのかしら
まぁね、毎回いろいろあるけど
いつも誰か助けに来てくれるし、くれないだってきっと近くにいるはず
日本と違ってあまり寒くないわね・・・
・・・・この高さじゃちょっとジャンプってわけにもいかないし
黙って待つしかないのかな・・・(これでいいのよね^^)
おなかすいたけど・・・・
ポケットからゴソゴソゴソ
やったーきび団子が3つもあった
これって・・・・やだーゆーいちがくれたんだった・・・・
でもなんできび団子?鬼退治?・・・・まさかね・・・
少しやすもうかな・・・・ってもう目が・・・・
・・・・・やめて・・・またあの夢・・・
もう済んだこと・・・思い出させないで・・・・
「・・・・っあ・・・誰よ?・・・」
涙の濡れた頬をあたたかい手が包み込んでいる
「心配しなくてもいいよ、もう大丈夫・・・・」
この声はくれない?来てくれたんだ・・・・・・
あたし・・・・泣いてた?・・・・
・・・・くれない?・・・・・・・
心細かったあたしは彼に思いきりしがみついていた。
何年も離れていたことやおいてきた1号のことはこのさい忘れていたような・・・・・
「遅くなって悪かったな・・・・・」
そういう間もなくあたしの唇はふさがれていた・・・・
今まで一度も感じたことのない彼の荒々しさだった。
目を閉じたあたしは・・・・されるがまま・・・・・
・・・・・?
「いくぞ・・・・」
「・・・・・行くってどこへ?・・・・」
「何言ってる・・・・こっちだ・・・・」
「・・・・あなただれ?、今度はどこへ連れて行く気?」
「どうしたんだ?ちょびママ・・・・頭でも打ったか?」
「・・・・・やっぱりね・・・誰なの?くれないは二人の時ちょびママなんて呼ばないわ」
「・・・・・・そうなのか?・・・」
「顔も雰囲気も声も似てるけど彼はこんなキスはしない・・・」
「・・・・ごめん・・・・ついあなたが泣いてたから・・・・」
「どういうこと?あなたいったい誰なの?」
「・・・・・そばにこないで・・・・」
っとその時だった
コツコツコツコツコツ
冷たい暗闇に靴音が響き赤い髪が光っている・・・・・・・
「お楽しみのようだけど時間切れよ・・・っふふ」
「っえ?だれ?・・・」
「サフラン?・・・・・・???」
「・・・・・違う・・・・だれなの?だれなのよーー」
またしても誘拐され、またしても見知らぬ男に唇を奪われてしまったあたし・・・
しかも今回は・・・・なことや・・・・なことまで・・・・(嘘です)
顔は3年前のくれないのひげバージョンで違いはなさそう・・・なのに・・・
違う男の匂いがした。誰なんだろう。じゃあ一緒に帰ってきた1号も?
・・・・・わからない、あたしがこの先どうなるかも・・・
残してきたチョビ太郎も心配してるだろう・・・・
アイリスにきちんと会えなければむらさきも心配するだろうし・・・
どうしよう・・・・それに赤い髪の女は誰?
ってことであたしのお話はおしまい・・・・
続きはまたいつか
その日まで ハニーーーーフラッシューーーー ってうまくいくんか^^ (やっぱ見えちゃう?)
ナレーション 「 はい、今回は特別編ってことで・・・またもやうちのチーフの作品であります w
本文とSSをすべて担当してもらいました・・・この作品は事前に入念な打ち合わせをして、
これまでより、設定についてかなりこだわって(注文して)書いていただきました。 ←監修?
重要なネタばれも含んでいますので、そこだけはちと干渉して、修正してもらっています。
(・・・といっても、内容云々ではなく、表記の微妙なニュアンスについてだけですけどね ^^; )
こちらの方では、文章の文字修飾といただいたSSの加工を担当しております ♪
その加工に問題があってもチーフの責任ではないので~あしからずです (謎)
― 特別編と銘打ってますが、ある意味、本編以上に本編してるのではないでしょうか !? ―
ではでは、こちらも連動しまして・・・愛の戦士、キューティーハニーさ! 」 ←かわるわよ w

※ 演者が台本を激しく無視してアドリブに走ったので~使えなくなったNGテイクをオマケで・・・ ^^; (謎)
2008年12月29日
熱き血潮
えっ、俺はどうなんだ?・・・かだって、
そりゃもちろん、やり残したことだらけだぜぃ w ←だめじゃん!

※ 忙しい撮影の合間、余裕のこの笑顔でキラリン・・・なにしろヴァンパイアは歯(牙)が命なんだし~ ♪
では、さっそく・・・急展開中の本編、第11話 「熱き血潮」を紹介するとしよう。
前回、第10話のあらすじだが、ちょびママさんとくれないらを乗せたジェット機が、
地中海を目前に、突如としてその消息を絶ってしまったというものだった・・・
すぐさま、マダムのもとには、所有する私設軍隊から、
「突然、レーダーから消えてしまった」との連絡があり、
急いで調査隊を編成し、その辺りに派遣しつつ、
アイリスをテラスへと緊急に呼び出して、
事の顛末を報告しようとしていたのであった。

※ あまりに突然の出来事に、普段冷静なアイリス女史もそのショックを隠しきれないでいた。
マルゴ 「ごめんなさい、博士・・・まさか、こんなことになるなんて、
あたくし、どういって謝ればいいのか言葉がみつからないわ。」
アイリス 「いいえ、マダム・・・ジェット機ごとレーダーから忽然と消え去るなんて、
通常では考えられませんわ、これは何者かによる謀略に違いありません。
くれないがついているとの事なので、 万が一の心配はないと思うのだけれど・・・」
マルゴ 「あたくしが、ちょびさんをご招待しなければ・・・こんなことには。。。」
アイリス 「それより、マダム・・・ 私も急ぎ現地に参りたいのです。
この目で確かめたいこともありますし、連れて行ってはいただけませんか?」
マルゴ 「たやすいことですわ、至急ヘリを用意させます。
博士は出発のご準備をなさって屋上のヘリポートでお待ちくださいな。」
そうして、アイリスが早々と飛び立った後、マダムは自室に戻り、
いつものグラス片手に、椅子に腰掛けていた。

※ はたしていったい、この妖艶な美女、マダム・マルゴの真の目的とは何なのだろうか・・・
・・・深くため息をついて、
そして、何かを決心したかのようだった。
彼女は、不可思議な能力を使い、
ある場所と空間をつないで・・・
遠話というのか、テレパシーとでもいうのか、
そこにいるとある男に自室にいながらにして、
直接、声をかけたのである。
マルゴ 「・・・聞こえているわよね、くれない。。。
いえ、厳密にいえば、くれないじゃないくれない・・・
といった方が、よろしいのかしら。」
くれない 「・・・あんたが、マダム・マルゴか?」
マルゴ 「えぇ、そうよ・・・あたくしがマルゴよ。
あなた、ボルドの手のものよね・・・あのこ元気なのかしら。」

※ なんと、遠話の相手は、くれないであった・・・しかし、くれないであってくれないでないとは !? (謎)
そこには、突如としてジェット機ごと消息を絶ったはずのくれないが、
頑丈な石でできた高い塔の一室に幽閉というか軟禁されているではないか・・・!
一見したところ、機内にいた時とかわりない様子で、
怪我などもおってないようである。
くれない 「あんたのことは、マスター・ボルドから聞いている。
くれぐれも信用するな、もし邪魔をするようなら排除してもかまわんとな。」
マルゴ 「まぁ・・・あのこったら、そんな哀しいことを言うだなんて、
あたくしは、あなた方の敵などではないわ。。。むしろ味方なのよ。
いつだって全面的に協力できる体勢でいるというのに・・・」
くれない 「白々しいことを・・・それよりも、ちょびママを、どこへやったんだ!
彼女になにかあってみろ、俺はあんたを許さんぞ!! 」
このくれないの異様なまでの熱き想いには、鬼気迫るものがあった。
闇ガードとしての任務なのからか、
それとも、別の強い何か思い入れでもあってのことなのか・・・

※ そんな熱いくれないとは対照的に、マダムは冷静沈着に届いたばかりの資料に目を通していた。
マルゴ 「そうなの・・・あなたは遺伝子的には、くれないそのものなのね。
ただ、ある時期のくれない本人から派生した、クローン人間なのだというだけで・・・。」
くれない 「・・・っく、何を言っている、俺がくれないだ。
・・・本物も偽物もないわ!」
マルゴ 「・・・そう、あのセント・ライラ号のときに、ボルドがくれないの遺伝子を採取したのね。
魔神の如き強さを手に入れる前の、大魔王と化していたアイリス博士に、
かるくあしらわれていた、あの覚醒もしてないときのサンプル体なのだわ。」
マダムの読み上げた衝撃の内容は、本当なのであろうか・・・?
このような驚愕の事実が、その報告書にはかかれていたのであろうか!!

※ それは、このくれないすらも知らされてなかった内容なのであろう・・・彼から表情が消え失せていた。
くれない 「・・・な、何を根拠に、そんなでたらめを言うのだ!!
やはり、マスターの言うとおりだな・・・油断ならん相手だ、マダム・マルゴ。
俺は、自由にやらせてもらう、邪魔立てするなら容赦はしないぞ!」
マルゴ 「あたくしの研究所の報告は、確かなものよ、認めたくないことなのでしょうけどね。
あなたの遺伝子も調べさせたけれど、データはけっしてウソをつかないのよ・・・
人間とはちがってね、そうでしょ?・・・覚醒前のくれないのクローンさん。」
くれない 「・・・ふっ、そうか、あやうくあんたの術中にはまるとこだったな。
俺は、ちょびママを探しに行かせてもらう・・・もう一度言う、邪魔をすれば容赦しない。」
マルゴ 「まぁ・・・すごい気迫ね、それほど大事なのかしら?
あのただの人間でしかないちょびさんが・・・どうぞ、好きなようにしてもらって、かまわないわ。
あなたの石牢のプロテクトは外しておくわね、それに、ちょびさんはちょうど反対側の塔のてっぺんよ。
囚われの姫を助け出す騎士(ナイト)ってことかしら・・・とってもロマンチックだわねぇ。」
最後の方はもう聞いていなかったくらいの、
ものすごい勢いで・・・
先ほど、クローンといわれたこのくれないは、
ちょびママさん目指して、
石牢を飛び出していったのである。

※ この妖しく微笑を浮かべるマダムと、あの謎多き人物・・・ボルドとの因果関係は何なのだろうか。
マルゴ 「うふふ・・・たとえ、目標が近くにみえてはいても、
そう簡単にこの研究所内を移動することはできないわ。
まぁ、せいぜい、がんばってお姫様を救い出すことね・・・ナイト様。」
マルゴ 「それにしてもボルドったら、このあたくしをこんなに楽しませてくれて、
本当に悪い子だわ・・・うふふふ、悪い子ねぇ・・・お仕置きしないとダメなのかしら。。。」
風雲急を告げるが如く、事態が二転三転していく中・・・
どこか嬉しそうに、独り言をいい、満足げに微笑むマダム・マルゴであった。
・・・では、いったい本物のくれないはというと、
いま、どこでどうしているのであろうか?。。。またしても謎である。
・・・つづく。
ナレーション 「がっび~ん。。。3年ぶりに帰ってきた我らが主人公、くれないが・・・
実は本物ではなく、なんとクローンだったなんて~~~っ !?
いや~たしかに、あのヒゲはあやしいとは思っていたんだよなぁ~ ^^; ←そこだけかい!
まぁまぁ、マダムの報告書が必ずしもすべて事実とは限りませんので、
まだこの先に、なにやら裏があるかもしれないですからね w
この物語は何事もうかつに信じてはいけません・・・ (謎)
それと、マダムとボルドの間には何やら因縁ともいえる接点があるということもわかりました。
はたして、お互い敵対している相手なのでしょうか・・・それとも?
ひとつわかれば、また2~3個と・・・新たな謎がでてきて、
もうどうなってんだい、こんちくしょー!ですが。。。
実は今回、年末恒例:夢のコラボ企画として、 ←以前いつ年末迎えたよ!
次回の特別編 「冷たい暗闇」(チーフ作)と直接、連動しております。
実際には、「冷たい暗闇」が完成してからこの「熱き血潮」を書き上げたので、
むこうを読んでからもう一度、こちらを読み返すのもまた一考ではないかと思います。
ではでは・・・時間差で公開される予定の特別編、「冷たい暗闇」にもご期待してもらって~っ、
ある時は片目の運転手、またある時は流しの歌い手、しかしてその実体は…!」 ←多羅尾伴内

※ またしても誘拐が確定してしまったちょびママさん、その安否は如何に?・・・次回へと急ぐのだ!! !
2008年12月25日
クリスマスの夜
イヴイヴ、イヴ・・・そして、クリスマス当日と3日連続のupに、
こそっとチャレンジしておりました。。。 w ←3連荘の本編は断念したけどねぇ ^^;

※ モザイク・グラス:オーナーである、ちょびママさん・・・モザイク荘の大家さんでもあるのだ。
本編においては、
またもや行方不明になったっぽい、
このちょびママさんですが・・・
周りにいる、超越した能力を有する人たちと違い、
あくまでも一般ピープル代表の貴重な存在で、
まぁ何かとトラブルに遭遇してしまう役どころなのですが ^^;
彼女がいることで物語に深みができているのではないだろうか・・・
本当なら、今夜はモザイク・グラスでみんなと一緒に、
楽しいクリスマス・パーティーを開催していたはずだが、
物語の都合上、またもやあんなことに巻き込まれてしまった次第である (謎)
いや~、申し訳なく思いはするのだが・・・、
こうしないと話が先にすすめないので、
ご了承していただくしかないのであ~る。

※ 性格はハッキリしていて思ったことをつい口にしてしまうクセがあるが、たぶん悪気はないと思いたい。
このちょびママさんが特殊能力をつかうところを、
みてみたいと思うそんな気持ちが、
具現化したのが、アンドロイドちょび1号であり、
今後、どのような能力を発揮してくれるのか・・・
みなさんも是非一緒に、ご覧になっていただきたいと思います。
では、これからの闇の黙示録編における、ますますの急展開にご期待ください。
・・・つづく。
ナレーション 「聖なる夜に、こっそり捧げました今回のこの企画・・・
一部には、『ちょっとは読みやすくなったよ』 とのご意見もあって、
それなりに、日々変化していくものだなぁと感慨深くもあります。 ←うんうん
また次もこうして、みなさんとお会いできますように・・・祈りつつ。
ではでは・・・、風よ~、光よ~っ。。。たぁーーー!忍法獅子変化!! 」 ←ライオン丸見参 !

※ またしても囚われの身になっているであろう、ちょびママさんへ・・・敬意を表して、メリー・クリスマス ♪
2008年12月24日
ちょび・ザ・スカイ・ハイ
※ モザイク・グラスもすっかりクリスマス仕様になり、準備に追われながらの一休みちゅう ♪
どもっ!・・・クリスマス・イヴっす、枕元にでかい布袋おいとくんでヨロシク w ←悔い改めよ!
・・で、今宵はイヴということもあり、
うちのシステムではかなりめずらしいことですが、
連続して本編をお届けするという暴挙に出てみました (謎) ←天邪鬼なのね。
それではさっそく、前回の続きからお楽しみ下さいませ~。
・・・といいつつ、時間を少し前のモザイク・グラスへと戻しまして、
ちょびママさんのこれまでの動向をおいかけてみましょう w
※ いくらそっくりでも髪の毛の色が違うだけで、雰囲気もガラリとかわりますなぁ・・・
それは思ってもみなかった申し出であったと言えるだろう。
突如、ちょびママさんのところへ舞い込んできた、
とんでもないクリスマス・プレゼントは・・・
「アイリスのいる研究施設へ遊びに来ませんか?」というものだった。
もちろん、その送り主はあのマダム・マルゴであり、
旅費を含めてかかる費用はすべて、
マダムの方で用意するという破格のお誘いであったのだ。
新たに、モザイク荘にも住人が増え、
いそがしい毎日であったが・・・
その場に居合わせた小紅をはじめ、ローズマリー・・・そして、1号も、
「ここのことは私達に任せて、是非行ってきたらいいよ。」と、
後押ししてくれたのである。
※ いつも小紅を立てて控えめなローズマリーであるが、怒らせると・・・実は超怖いのだ (謎)
それにちょうどタイミングよく、
くれないも帰ってきていたので、
ちょびママさんのガードとして、
一緒に渡仏することになったのだった。
マダムの手配は流石というか、なんというか、
ジェームズ・アルダソン国際空港と提携して、
専用の特別チャーター機を乗り入れて待機し、
こちらのモザイク・グラスまでは、
そのジェームズ機長自らが運転をする、
豪華なリムジンで送迎にくるといった充実の内容で、
・・・何もかもが用意周到といえる配慮がなされていた。
道中、ちょびママさんが困らないようにと、
専属の秘書やメイドたちも数名連れてきているという、
この手の凝りようには、一同も唖然としたくらいだ。
※ マダム・マルゴ私設軍隊所属の自家用音速ジェット機、その外観とは裏腹に・・・実は武装もしている。
そうして、うながされるまま・・・
ちょびママさんと、闇ガードくれないを乗せた特別チャーター機は、
一路、ヨーロッパはパリ郊外にあるブルー・シャトーへと飛び立っていった。
この旅立ちに関して、小紅とローズマリーと1号以外は、
それぞれ出払っていたりするので、
戻ってから知ることになるのだが・・・
たとえば、こんな日に限ってなのだが、
ゆーいちとチョビ太郎♂はサフランに依頼され、
むらさきの研究所を訪れており、
なにやら実験のお手伝いをしていて、
このことを知らないでいた。
※ 仕事柄気になるのだろうか、ついつい備え付けてあったお酒とかチェックしてしまうちょびママさん。
りんどうはと言えば、これまたゾラの依頼を受け、
とある遺跡の調査に協力をしている最中であった。
そして、しゅろなのだが・・・
数日前から、また高熱を出して寝込んでおり、
ときおり1号が様子をみに行くといった具合である。
厳密にいうと人間ではない1号については、
あの唯一心を開いているちょびママさんに酷似しているということもあり、
気難し屋のしゅろも、あまり緊張することなく接してられるようだ。
では、話を先へと進めよう・・・
※ 機内はかなりゆったりしていて、快適な空の旅が期待できそうだが・・・ちょっと緊張気味だね~。
闇ガードくれないをそばに従えて、
空の旅を優雅に楽しんでいるちょびママさんは、
この機内においても超VIP待遇で、
およそ文句のつけようもない扱いであった。
食べるものや飲み物はもちろんのこと、
身につける装飾品や家具に至るまで、
ちょびママさんの好みを知り尽くしたセレクトでもてなされ、
かなりご満悦の様子であった。
それは、まるで盆と正月とクリスマスとお誕生会が、
ぜんぶ一緒にやってきたよりも豪華だったことだろう。
※ 依頼主に安心を与えるのも、闇ガードに課せられた重要な任務のひとつである。
・・・しかし、何故、アイリスの休日のお供にと、
このちょびママさんが選ばれたのかと、
疑問に感じると思われるが・・・
実は、ふたりはとても仲がよかったのである。
タイプは違うが、はっきりものをいうところとか、
とても自尊心の高いところなど、
けっこう共通点も多くみられ、
何気に気が合うといった間柄であったのだ。
※ 軽快なトークで場の空気を和ますことも、一流の闇ガードにとってはお手のものなのだ。
むらさきのことに関しても、強敵小紅に対抗するべく、
ふたりで共同戦線を張るなどして、
互いに協力関係でもあったりして、
謎の熱い友情がふたりの間に芽生えていたのである。
いまのところ、まだまだ小紅の圧倒的有利な状況は、
まったくかわっておらず、あまり効果はでてないのだが ^^;
そういう経緯(いきさつ)もあり、
ちょびママさんも久しぶりのアイリスとの時間に、
心弾んでいたし、またアイリスにとってもそうであろう。
そんなちょびママさんを、このくれないは静かに見守っていた。
※ 飛び立ってから時間もかなりすぎ、退屈になったのだろうか・・・うろうろと落ち着かない様子だ。
とても楽しそうに笑うちょびママさんを、横目に、
時折目をふせて、なにやら考えごとをしているようにもみえる。
・・・どうやら心配ごとがあるようだ。
順調に空路をすすんで、
ユーラシア大陸を突っ切っていったのだが、
地中海がまもなくだというその時、
どうやら悪い予感は当たってしまったようだった。
音速で飛ぶジェット機を、突如激震が襲ったのである・・・
そして、ぱっくりと口を開けた、
暗雲立ち込める謎の異空間へと、
そのまま吸い込まれるようにして、
跡形もなく、姿をかくしてしまったのである。

※ いったい、どんな世界へと繋がっているのだろうか・・・そして、その先に待ち受けるものとは。。。 !?
それは、一瞬の出来事であった、
ちょびママたちをすっぽり飲み込んだ異空間は、
また再び閉じられ、もう二度と開く気配などなかったのだ。
・・・あとには、何事もなかったかのような青い空があるだけで。。。
・・・つづく。
ナレーション 「・・・だから言ったじゃないか~っ ^^; ←言ってないぞ!
~ったく無事にすむわけがないんだよなぁ。。。
ましてや、誘拐されキャラNo. 1の名誉に輝くちょびママさんだよ、
なんもない訳がないってことですわ w
いくら闇ガードとして、あのくれないがついているとは言え、
飛行機ごともってかれたら、ちょっと対処できないよね~うんうん。
・・・前回の予告では、
あのブルー・シャトーで何か起こると予想してたんだけど、
そこに着く前に起きちゃいました。。。てへっ ♪ ←てへっじゃねえよ!!
う~ん、本編の続きはもう来年になるかもしれないですね~ (謎)
いつもの番外編や外伝、及び、特別編はあるかもですが www
ではでは、シュパッ、シュパッーと・・・行くぞ!変身!! サイボーーーグ1号♪」 ←オメガクロス!

※ まるで、なにが起こったかを全てわかっているような・・・物憂げな表情のマダム・マルゴである。
2008年12月23日
マドモアゼル・アイリス

※ すぐ横にドーバー海峡を見渡せる、雄大な敷地面積を誇る世界屈指の封印研究施設である。
もう間もなくクリスマスだ・・・特に何もないのだが、
どこかしら浮かれた気分になるのは何故だろう~。。。わかんない w
では、久方ぶりの本編である、闇の黙示録編をお送りしましょう。
さて・・・日本では、モザイク荘を中心に、
続々と新旧キャラたちが集まってきているが、
ひとり遠くヨーロッパに交換留学へと旅立ったアイリスはと言えば、
いったいどこでどうしていることだろうか・・・?
ここはフランスの中心地である・・・
芸術の都、または、花の都といわれるパリより、
少し北西にはなれた海に面した郊外にある、
マダム・マルゴの巨大な私設封印研究所、通称:「ブルー・シャトー」である。
このブルー・シャトーには、
世界中から選りすぐりの封印に携わる研究者らがあつまり、
日々、いろいろな実験や検証が繰り返し行われていた。

※ 施設内には、あらゆる設備も整っており、世界各国からの迎賓を招く事も可能なのである。
かくいうあのアイリス女史も、
りっぱな実験室と有能なスタッフをあてがわれて、
いそがしい研究漬けの毎日をすごしていたのだった。
そんなある日、世界中を飛び回って留守がちなマダムより、
急遽、直々に呼び出しを受けたのだった。
マルゴ 「お忙しいところ、お呼びだてしてごめんなさいね。
アイリス博士、・・・折り入ってお話というほどでもないのだけれど。」
アイリス 「ご用件を伺いますわ、マダム・マルゴ。」

※ ゆったりとグラスの中の液体を楽しむかのように、マダム・マルゴはくつろぎながら話しかけてきた。
マルゴ 「博士がこちらに来ていただいて、もうずっとお休みもとらないので、
・・・あたくし、心から心配しているのですよ。
なので、ぜひとも休日をとっていただこうかと思って、
日本よりある方に来ていただく事にしましたのよ・・・
あのモザイク・グラスのオーナーであるちょびさんをご招待しましたの。
ちょうどいま、こちらで用意したチャーター機で向っておられる最中かと。」
そういいながら、マダムはグラスの中身をおもむろに飲み干した。

※ 鮮烈な赤い服のマダムとは対照的に、科学者然として白い衣装を身にまとったアイリスである。
アイリス 「まぁ・・・ちょびママがここへ。」
マルゴ 「それと、なんでも、博士に直接取材をしたいという、
日本の報道記者からの申し入れもあって・・・
続いて来仏してくるとの報告も、聞いておりますわ。」
それは燃えるジャーナリスト魂をもつ、あのロボのことであったが、
アイリスとて何の面識もなかったので、ただ頷くしかなかった。
このちょっと前にあった、
ロボのモザイクへの突撃取材空振りの裏には、
実はこういう事情もあったのです。
あの時点でもうちょびママさんはマダムの要請を受けて、
留守を小紅やローズマリー、そして、1号に頼み、
祖国日本を離れ、遥かフランスへと機上の人だった訳なのです。

※ 大人しくはしてるといえ、やはりどこか高慢的な態度がつい滲み出てしまう素直なアイリス (謎)
アイリス 「いろいろとお気遣いありがとうございます・・・マダム。
これでまた研究に向けての大きい励みになりますわ。」
マルゴ 「あたくしとて、博士には特別に期待しておりますのよ w
・・・どうぞ、英気を養ってくださいね、マドモアゼル・アイリス。」
若き天才科学者といわれるアイリスにとっても、
ここで確実に成果を挙げておき、
あの愛しいむらさきに恥をかかさぬように・・・
いや、褒めてもらえるようにしたい女心もあって、
よりいっそう熱心に取り組んでいたのである。
マダムにとっては、その辺りの内情にも実は詳しくて、
このアイリスと入れ替わるようにして、
サフランを送り出したこともおおいに関係があったのだ。

※ アイリスが去ったあと、ふたたびグラスをとり、ひとり妖艶に微笑する絶世の美女・・・、マダム・マルゴ
・・・さらに言うと、マダムがむらさきの元に送り出したのは、
サフランがはじめてではないのである。
そうあの主任研究員である、ゾラも・・・
彼女も、表向きにはほとんど知られてはいないが、
マダムの子ら学園の前身であったとある施設の卒業生だったのだ。
このマダム・マルゴという人物は、
これと睨んだ研究施設には、
何年も前から自分の手駒を送り込み、
ひそかに情報を収集していたのである。
・・・これまでのことからも、
マダムの裏の顔が、ぼんやりながらみえてきたと言えよう。
では、そのマダムの真の目的とはいったい何なのでしょう?
それこそが、この闇の黙示録編の、
深い「闇」の部分にあたるものなのです・・・

※ まるで・・・さも満足したかのように、椅子に深くもたれて、グラスをいっきにあおるマダムであった。
そして、次回もさらなる急展開が、
みなさんをお待ちしていると思います。
ようやく走り出したこの列車は、どこへと突き進んでいくのでしょうか (謎)
・・・つづく。
ナレーション 「おぉ~なんだか、いろんな事が露呈してきましたね。
いや~っ、マダムやゾラなんて、最初っから怪しいって思ってたけどさ~ ←おいっ ^^;
続く次回も、このパリ郊外を舞台にまた何やら事件が勃発しそうな予感っすねぇ。
さて、今年も、もう残り1週間ほどになりました・・・
はたして、年内に本編は次のステップへとすすめるのでしょうか~? ←ないっぽいな。
それでは、どちらさまもお身体にお気をつけて、
またここでこの時間にお会いしましょう w
ではでは・・・、アポロン、ヘッダー・トラングー・レッガー。。。合身!ダーイアーポローーーン!! 」

※ 大きくせり出したテラスに降り立ち、遥か遠くに想いを馳せるマダムの思惑は如何に?
2008年12月18日
伯爵の耽美な午後
みなさんは如何お過ごしだろうか・・・
急展開目前の本編をこれまたおいといて、
その後のあの方・・・そう伯爵について、
少し語ってみようと思い、ここに筆を執りました。

※ 伯爵クラスのヴァンパイアともなると、日光の下であろうとなんら問題はないのだ。
以前もお話ししたと思うが、
伯爵の封印というのは、
外から施されたものではなく、
内から・・・伯爵自らの力で、
行われている、けっこう稀有なものである。
それ故に、伯爵の気まぐれで、
ひょっこりと我々の住む通常空間へと、
行き来し来訪してくることもあるのだ。
無論、封印の中からでも、
ある程度以上の干渉は可能なわけだが、
それは、ほとんど必要のないことなのである。
ここに、その証拠になるであろう、
伯爵の写ったとみられる数枚のSSが、
某有名ブログに掲載されていたので、
ちょっと無断で拝借し、
加工したものを紹介してみよう。 ←おい!

※ 伯爵的には、2つ目のミニドラマ、「・・・想い出の場所」というのがお気に入りだそうだ (謎)
この後姿はたしかにあの伯爵のものである。
これは封印管理人に任命している、
マリエくんの公開生放送ラジオ (ver.1.5)を、
お忍びで見に行ったときに激写されたものだろう。
・・・ってか、変装もしないいつもの格好で、
参加する伯爵も伯爵なのだが・・・ ^^;
とはいっても、SLでは普段からそれぞれが、
コスプレなどを楽しむ傾向があるため、
こんな妖しい姿でいても、
別段、怪しまれることがないためだと思われる。
今回は・・・、
マリエくんの労をねぎらうということで、
特別な事例なのかもしれないが、
案外、普通にこの姿のまま、
いきつけのカフェなどでゆっくりしている場面に、
ばったりと遭遇するかもしれない。。。 (謎)
みなさんも見かけたら、勇気を出して、
気さくに声をかけてみるといいだろう。
よほどの失礼なことがない限り、
ガブリ!と噛みついてくることはないはずだ ♪

※ え~っと、このタイトルと今回の内容はあんまり関係がなかったですねぇ~・・・えへへ ^^;
伯爵とは呼ばれているが、あの方は
貴族の中の大貴族・・・実際には闇の王なのであることだし、
・・・意外と気前よく、
興味深く面白い話を披露してくれるかもしれないぞ。
なお、耽美な伯爵についての情報なんかは、
あのイケメン・ジャーナリスト、ロボに教えてあげれば、
飛んで喰いついてくるネタなのかもしれないなぁ・・・ w
・・・つづく、
ナレーション 「本当は、当初の予定でしたら、
伯爵のもとを訪れるデュークとの場面を、
ちょこっと書くつもりでしたが・・・
右肩並びに右手首が痛いのと、やたら眠いので、
どばっと省きまして、
こんな感じのショートショートになりました w
書き出すと、それなりに筆は進むのですが、
書くまでの時間が異様にかかってしまいます・・・ ^^;
果たして、年内に急展開する本編にかかれるのでしょうか~ (謎)
ではでは、己への戒めも兼ねまして・・・、『まだまだだね。』」 ←何の王子様じゃ!
2008年12月09日
想い出のスカイ(1号と呼ばれて)
SSも文章もすべて、チーフの手によるものです。。。

1号です。
くれないの誕生日だったんで
ぼーっとしながら書いてみました。
読んでみてください。
ずいぶん経ってしまった・・・・・
いろんなことが起こって、時代が変わって
今はこうして静かに暮らしている・・・・・
くれないと二人で・・・・
あの日旅に出て3年後にモザイク・グラスに戻ってから
世の中が騒がしくなって
あたしもくれないも忙しくなったけど・・・・
旅は驚きの連続で、
ちょびさんの記憶を引き継いでるとはいえ
人間として生きるあたしには初めての体験ばかりで
くれないがいなかったらどうなっていたことか・・・
彼の超越した生命力のおかげで
体力だけしか自信のなかったあたしにも
生きる希望が沸いてきたのかな^^
二人でいればなんでもできる、
モザイクでちょびママさんに再会して
新しい友人が増え、楽しかった
みんなが支え合って顔をつきあわせて過ごしていた
今はまだ語れないけど
そばにいつもくれないがいてくれた・・・・
そうそう・・・・
お誕生日おめでとう
何百回かウン百回言ったか忘れたけど
何回あってもあたしたちはこのまま
年は取らないんだもんね
いつかまたここで事件の真相を話せる日まで
少し黙ってます^^
ここは想い出のモザイクのスカイ
あの日のように雪が舞ってる
あれから3000年?もっと?
ここは記憶の中だけの想い出のスカイ・・・・・
呼んでる・・・
くれないったら、また昔の料理が食べたいなんて・・・・
名前なんて言ったっけ・・・
ああ、スープカレーだったっけ・・・・
地鳥なんて今はもうチョー高級品・・・
わかってるのかしら^^

飛行船型ジェット「チョビタロ7号」で買い物行かなきゃ・・・・
2008年12月09日
モザイク荘
いまだ興奮冷めやらぬ様子のロボであったが・・・
その彼が出した結論のひとつが、
”もっと多くの情報を集めねば!”・・・であった。

※ つねに、正義とはなにか?・・・力が正義なのか、いな違う!と自問自答をくり返すロボであった。
そして、その彼がとった行動はといえば、
このまま午後の休暇を有効につかうため、
渦中のモザイク・グラスへ・・・
あの謎の巣窟、モザイク荘へと・・・
なんとアポなしで単独直接突撃取材するというものであった。
ロボ 「・・・ここだな、わたしも資料ではみたことあるけど、
実際来るのは初めてになる、あぁ、緊張の瞬間だ。」
なにやら己自身にいい聞かせるようにつぶやき、
おおきく息をすって深呼吸をして、
準備万端で、取材を試みることにしたのだ。

※ モザイクを訪れた記念にと、タイマー機能を使ってひとり写真を撮影するロボ・突撃リポーター。
高鳴る胸の鼓動をおさえ、いざ突撃取材開始!と、
あたりの様子を伺ったみてたが・・・
いっこうに人の気配がしてこない・・・
1階フロアーだけでなく、2階の居住区も・・・
3階の探偵事務所、展示スペース、さらに露天大浴場までもが、
もぬけの殻なのであった。
今日という日に限って、このモザイク・グラスには、
人っ子一人、誰もいなかったということなのである・・・ !?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
こうして、決死の覚悟で挑んだという、
ロボのアポなし単独直接突撃取材は、
見事空振りの結果に終わったのだった。
・・・意気消沈したロボはその夜、やけ食いしたという話である (謎)
・・・つづく。
ナレーション 「ふっ、認めたくないものだな・・・・・・
自分自身の若さゆえの過ちというものを・・・
まぁね、若いうちはいろいろあるって w
いまじゃなきゃできない事もいっぱいあるからさ、
それが青春ってもんだよ・・・ロボ ^^;
負けるな、ロボ!・・・がんばれ、ロボ!! ・・・くじけるな、ロボーっ!! !
ではではまた。。。出てこい、シャザ~~ン♪・・・オホホ、オホホ、ホォー !?」 ←放置で w

※ 実は、ロボがきていたその模様を少し離れた小高い場所から伺っているある人影があったのだ。
・・・こ、この姿はいったい?!
これこそまさに決定的瞬間ではないでしょうか!!
いつものあのゆーいちが、
瞬時に闇色のゆーいちへと変貌してるではありませんか (謎)
これが以前、本人がいっていた、
「記憶がなくなってる時」 の出来事なのでしょうか?
すべて信じるか、信じないかは・・・あなた次第です。
2008年12月09日
祝!1周年記念でおめでとう w
いわゆるレズディってやつを無事に迎える事ができました。 ←正確には2度目の1周年? (謎)
これもそれも、ひとえに皆様方の熱いご支援の賜物であると、
かように思い、また感謝しておる次第です w

※ 普段あまり顔に表情をださない小紅もこのように素敵な笑顔で祝ってくれておりますです www
・・・常日頃、いろいろとお世話になっている人たちに、
面と向って、なかなかお礼をいうことはできませんが、
この場を借りて申し上げたいと思います。
「いつもいつも、支えてくれて・・・ほんとうにありがとう。」
ではでは、毎度ながらの回りくど~い文章に、
反省の意味も込めまして、
超短~い・・・この特別編をお楽しみ下さいね ♪

※ それは店番をしていた小紅の前に突如現れた・・・超巨大なバースディ・ケーキであったのだ!! !
小紅 「ちょびさん、どうしたのこんな大きなケーキ、
何かお祝い事でもあったっけ?」
ちょびママ 「何いってんだよ、今日はあんたらの・・・お祝いじゃないか w 」
小紅 「あっ、そうか・・・もう1年になるんだね。。。
最初なんて、まったくINもしないで放置してたくらいだし、
なんか1年なんてあっという間だよね。」
ちょびママ 「そうね、すぎてみればそういうものよ。」
・・・しばし、感慨深くそれぞれの想いにふける小紅とちょびママさんであった。

※ これはけっして、百物語をしてるわけではないので、そこんとこくれぐれもヨロシクなのじゃ ^^;
せっかくということなので、
暗幕を張り、灯りを暗くし雰囲気をだしてみることにした。
そして、いままでに起きた様々な出来事を、
女ふたりしてゆっくりと話し合ったのである。
ちょびママ 「なんもしてやれんけど、
あんたに似合うと思ってさ、
この紫色のコート買っておいたんよ。
・・・あとで着てみるといいよ。」
小紅 「まぁ、 いつもよくしてもらってるじゃない、
・・・こちらこそ何もしてあげれてないわ。」
ちょびママ 「ふっ、そんなことはいいのさ。」
小紅 「ね、それより、さっきから気になってるんだけど、
このケーキずっと小さくカタコト揺れてると思うわない?
・・・気のせいじゃないわよね。」
ちょびママ 「そうね、・・・考えられることと言ったらただひとつ !?」
小紅&ちょびママ 「こらーっ、ゆーいち!! ! 」
ふたりの名探偵の聡明なる推理とおりに・・・
この超巨大なバースディ・ケーキをくりぬいて、
中に隠れ潜んでいたゆーいちが、
息も絶え絶えになって・・・命からがら飛び出てきましたとさ~、ちゃんちゃん www
・・・また次の1年へと、つづく。
ナレーション 「最初は、短くまとめようと抑えつつ書いているようですが、
中盤を越えますとのってくるのでしょうなぁ~ (謎)
後半に進むにつれて、SSとSSの間が、みるみる離れてゆきますな w
できるかぎり読みやすいようにしていきたいその気持ちだけは、
お理解してもらえますと~励みになります ♪
ではでは、恒例の~あれです。・・・チェーンジ・スイッチ・オン、1・2・3!! 」 ←ギル、ギルギル!

※ ほんのちょっぴりだけど、大人になった小紅を・・・これからも、どうぞ暖かく見守っていてくださいね。
2008年12月09日
イケメン・リポーター、ロボの独占スクープ !?
やや反響もあったのですが、
またもや作者の悪い病気がはじまりまして~、
このイケメン・リポーターくんが、
ひょっこり参入することになりました www
(・・・はたして、彼は見事にレギュラー化するでしょうか~っ ^^; )

※ その青いまっすぐな瞳に映るものは何か、それは真実を追い求めるものだけが知っているのだ。
このキリっと凛々しい顔立ちの彼の名前は・・・、「ロボ」
まだまだ新人でかけだしの雇われリポーターでしかありません。
別段、局に正式に所属するわけでもない、
フリーの立場ですのでなんら先の保障もなく・・・
現在の仕事は、地元に密着した取材活動をしつつ、
主にグルメコーナーのリポートなどを担当していて、
いま若い奥様たちを中心にぽつぽつと、
ようやく人気が出始めたという頃でしょうか・・・ (謎)
しかし、内には熱い正義のジャーナリズムが、
炎と化して燃えさかっているに違いありません。
そんな、彼の元へ突如舞い込んできた一本の電話があったのです。
なにやら、特別な情報を提供したいと言っているではありませんか・・・
とても怪しい話なので少し躊躇ったのですが、
その相手の声にとても安心できるものを感じ、
では一度会ってみようと・・・思い立ったわけです。
3日後に控えたヨーロッパへの取材旅行の準備もそのままに、
彼は、それをリークしてきた人物へ直接会うために、
某simにあろという某現場へと取り急ぎむかったのでした。

※ えぇ~っと、この後ろ姿は・・・たしかに謎の記憶喪失青年にみえますなぁ~髪型いっしょだし w
いまは表面上、大きな事件もなく・・・
つかの間の平和を謳歌しているのですが、
数年前にあったと言われている一連の封印に関する事件について・・・
自分もジャーナリストの端くれとして、
並々ならぬ興味を抱いているのですが、
あの事件の中心となったモザイク・グラスに関係したメンバーについては、
・・・これは公にはなってないのですが、
その動向に関しては現在も実はとても注目されているのです。
そんな中、最近とくに活発な動きをみせているのは、
通称:モザイク荘と呼ばれているモザイク・グラス2階にある居住区で・・・
また新たな若者達が、注目の渦中にあるあのモザイク・グラスへと、
我知らずか続々と集まってきているというのです。
その中のひとりに、記憶喪失の青年、
・・・ゆーいちと呼ばれている若者がいるのですが、
その彼について、何やら奇妙な噂がささやかれているのです。
そう、あちらこちらで、ゆーいちとおぼしき人物が、
時刻を同じにして数箇所に現れるとかいう都市伝説のようなもので。。。
・・・真意のほどは定かではないのですが、
目撃例も多くあながち虚偽の話ではないというのが、
もっぱらの評判になっていたのでした。

※ み~どり~の中を走り抜けてく~真っ赤な、PORSCHE ♪ ( ・・・だめだ、歳がバレちまうぞ!)
そこに今回は、な、なんと・・・
自分もそのゆーいちと呼ばれるもののひとりである!
・・・と言う方、ご本人から直に電話連絡を受けて、
某simの某場所で秘密裏に、
落ち合う約束にこぎつけたというわけなんですよ。
その条件としては、ロボが単独で・・・
「誰にも言わずに必ずひとりで待ち合わせ場所にくること」という事でした。
それを守るために・・・、
~幸い昼からのスケジュールにも空きがあった~ことなので、
会社には午後からの有休願いを届けて、
こっそりと単身、約束の場所へとやってきたのでした。
はやる気持ちを押さえ、ひとりで待つこと十数分・・・
このだだっぴろい待ち合わせ場所の、
遥かその地平線の彼方から、
轟音をとどろかせ1台の真っ赤なスーパーカーが、
こちらに向って疾走してくるではないですか・・・ !?

※ やはりまだ新人であるため緊張がかくせず、若干固くなっているのがよくわかるロボ・突撃リポーター。
その真紅のスポーツカーから降りてきた男は、確かに・・・
モザイク荘の住人であるあのゆーいちと、
後ろ姿などはそっくりであったのですが。。。
近くでみるとかなりの大男で、ゆうに身長は2mをかるく越え、
ひょろっと長身ではあったが、衣服の下には鍛えられた無駄のない筋肉が、
備わっていることをうかがわせる何か底知れないものがあった。
イメージ的にはケンシロウか、
ターミネーターかといえば、わかりやすいのかもしれないです。
互いに初対面ということもあり、
やや緊張のはしる中、
さっそくロボは目の前に現れた謎の大男に対して、
突撃取材を敢行してみたのだった。
ロボ 「・・・あ、あなたがわたしに連絡をくださった方ですね
はじめまして、ジャーナリストのロボといいます。
本日は、お呼びいただいきまして誠にありがとうございます。」
謎の大男 「あぁ、そう固くならなくていいよ、俺は・・・そうだな、デューク、
そう、デュークとでも名乗っておこうか、こちらこそよろしくな。」
ロボ 「で、では、早速本題に入りたいのですが、わたしに連絡くださったあなたの目的は、
ズバリ何なのでしょうか?・・・お聞かせいただけますか?」
デューク 「ずいぶんストレートに直球勝負なんだなぁ・・・まぁいいさ、
話が早くていいな、どこぞの誰かみたいにあぁ回りくどいのはいかんしな。」

※ 車から降り立ったその大男は、その身体に似合わず屈託なく笑うのだが・・・少ししゃくれていた (謎)
左手には自前のマイ・マイクを持ち、
腰のベルトにつけてあるボイスレコーダーのスイッチをONにして、
ロボは一言も聞き漏らすまいとし、
これから始まる話に熱心に耳を傾けたのだった。
デューク 「率直にいうぞ、実は俺は人狼なんだ・・・
俗にいう狼男とはまぁいろいろ違うんだが、
いまここで説明するには時間が無さすぎるから省くけどもな・・・
それで、それだけならまだしもよかったんだが、
何の因果か・・・吸血鬼、つまりヴァンパイアでもあるって話でな、
そのおかげなんだろうが、もう数百年間もの長い年月を生きてきたんだよ。」
ロボ 「・・・じ、人狼であり、かつ・・・きゅ、吸血鬼でもあるですって !?」
思いもよらないデュークの言葉があまりにも衝撃的で、
不慣れなロボは絶句し、その場で硬直してしまった。
普通であれば、「これは担がれた!」
・・・で終わってしまう話なのだが、
目の前にいるこの大男のデュークをみていると、
それがただの狂言ではない・・・と感じてしまう何かがあったからだ。
ロボ 「そ、それで、デュークさんはわたしに、どうしろとおっしゃってるのですか?」
かろうじて、己のプロ根性を奮い立たせ、口からやっと言葉を搾りだしたロボであった。
デューク 「そこなんだよな問題は、俺の方もこの素性だ・・・
あまり世間におおっぴらに注目を集めてしまうのは、
絶対に、避けたいことだしな・・・
これまでにも封印の研究者とやらをはじめ、
なにかと追われてコソコソ逃げ回ってた事もあったし・・・
何より、そっとしておいて欲しいってのが俺の本音なんだけどな。」
ロボ 「それはたしかに、封印の関係者以外でも・・・
あなたのような稀有な存在を知れば、
そっとしておくようなことはありませんよね。。。」

※ 記事に載せる写真はこれにしてくれと自ら持ち込んできたのがこのSSである、ちとはにかみ顔ですな。
デューク 「まぁな・・・それもなんだかもう慣れたといえば慣れてるんだけどもな。
まさか、この日本くんだりまで来て・・・
自分と似ているという理由だけで、
追っかけまわされるとは思ってもみなかったがな。」
ロボ 「・・・そうでしたか、それでわたしに何かできることがあるのですか?」
デューク 「うむ、そこなんだけどな・・・
俺の素性をキミがメディアをつかって公表してくれてかまわない。
俺は、そっくりさんなどと言われ、
追いかけられるくらいなら、
真実を知ってもらった方が気が楽なんだ。
それに、あのゆーいちという若者・・・
見た目だけではない何かがある・・・俺にはわかるのさ。」
ロボ 「えぇっ!・・・そ、それは本当ですか?!
でも、いったいあの記憶喪失の青年にどんな秘密があるというのですか !?」
デューク 「それはまだここでは言えないな・・・
キミがこれからも協力してくれるというなら、
おいおいと話してやってもいいけどな~、
どうだ、この話に乗ってみるか?」
ロボ 「たとえどのような驚きの内容であっても・・・
真実をお伝えすることが、このわたしに課せられた、
ジャーナリストしての使命です。
わかりました・・・この事実を世間に公表し、
あなたとゆーいちという青年がまったく関係ないということを、
記事にすることを約束します。」
デューク 「そうか、よろしくたのむ・・・
ただそこの編集長や局長がそう素直に首を縦にふるとは思えないけどな。」
ロボ 「そこは、わたしが・・・
この燃えるジャーナリズム魂にかけても食い下がってみせますよ!」
デューク 「生憎いまは新月でな、いますぐに狼になることは無理なのだが・・・
また次回、日がよければお目にかけることもあるだろうよ。
吸血鬼の力をみせるって言ってもキミに噛み付くわけにもいかないしな w」
ロボ 「そ、それは、謹んでご遠慮させていただきたいと思います。」
デューク 「では、俺はこれで失礼する・・・
ロボくんの気持ちはわかったから、
たとえうまくいかなくても、そこは問題ではない。
あとはキミに一任したよ。。。」
デューク 『・・・たしか、ちかくに伯爵の封印があったはずだよな。
あとで挨拶だけでもしておくか、また怒らせると難儀だし・・・ (謎)』
後半の方は、なかば独り言っぽくつぶやいたので、
人間であるロボの耳には届いてなかったようである。

※ また新たな決意を秘め、何か大きな仕事へ立ち向っていこうとする漢(おとこ)の姿がここに・・・。
ほんの短い間の会合であったが、
若さ溢れるロボの熱い気持ちを揺さぶるものが、
そこにあったことには間違いない。
彼はこの先、社会から抹殺されてしまうかもしれないけども、
己の正義を貫き通してくれることだろう・・・
それに数日後には単身ヨーロッパに渡り、
あのアイリス博士との対談も控えているのだ。
ちなみに、・・・その際の費用はすべて、
かのマルゴ財団から支出されるという話であり、まったく太っ腹である ^^;
まぁしかし、彼の独占スクープ記事が世間に発表されるのかどうかは、
この時点ではまだ誰にもわからないことであるのだが・・・。
・・・つづく。
ナレーション 「初登場のSSからは想像もできない顔で颯爽とやってきました。
期待の大型新人、燃えるジャーナリスト魂・・・突撃リポーターのロボくんです w
契約してる局をクビになってしまう可能性もあるわけだし、
またフリーランスで仕事をする破目になるやもしれません~っ。。。
せっかく、イケメン・グルメリポーターとして、
ちまたで奥様方に人気を博してきたというのにねぇ w ←それじゃだめじゃん!
それともうひとり、自称、人狼でありながら、
吸血鬼でもあるというデュークという大男・・・
伯爵となにか関わりがあるという点においては、
どうやら話しに信憑性が出てまいりましたね。
すべてが嘘八百でデタラメということではないらしいですなぁ ^^;
なんか吹っ切れたようにキャラが雨後のタケノコよろしく、
後から後から出てきて、それに輪をかけてあちこちに、
また意味不明な伏線を張っておりますが・・・
このまま次回、闇の黙示録編・第一部完!・・・とかなんとか言って、
永久に続きがはじまらないという事も充分かんがえられますなぁ (謎)
ではでは、恒例の挨拶・・・飛べ!ジャイアント・ロボ!! 。。。『マッシ』」 ←それ挨拶いわんだろ!
2008年12月06日
帰ってきたあいつ !?(後編)
※ 1号の熱い視線を知っているのか知らないのか・・・男くれない、只今やっと帰って参りました!! ^^;
ナレーション 「大変ながらくお待たせいたしました !?
・・・さて、ついにあいつが、あいつが~っ、
このモザイク・グラスに帰ってきたんです。。。
それでは、さっそくその模様をご覧くださいませ w 」
時刻はもう日も暮れかかった黄昏時、
バーのカウンター内で営業に備えて、
ひとり忙しく仕込みの作業に専念していたちょびママさんの目に、
いつからそこにいたのかわからないが、
見慣れぬ3輪バギーと2人組のカップルが、
モザイク・グラスの店の前に立っているのが映った。
※ いっきに扶養家族が増え、なにかと忙しくなったちょびママさんの麗しいエプロン姿である。
ちょび 「・・・間違いない、あのふたりは !?」
当然、よく見なくても・・・どちらにも見覚えがあったのだ。
ひとりの女性の方は、不思議な感覚もあるだろうが、
ちょびママさん(の・・・もちっと若い頃?)にそっくり生き写しだったし、
もう一方の男性の方は、いっときの間とはいえ、
自分がいろいろと面倒をみてた男だったのだから・・・
ちょび 「くれない、1号・・・まぁ、あんたら帰ってきたのかい!」
1号 「えぇ・・・。」
くれない 「あぁ・・・ただいま、ちょびさん。」
ちょび 「なにそんなとこで、つったってんのさ、さっさとあがっておいで。」
くれない 「・・・うん。」
ちょび 「・・・ったくもう、それならそれで事前に、
連絡くらいしてくればいいのに、何も用意してないよ。
・・・そうかそうか、戻ってきたか、
ふっ、またやかましくなって困るね~ (謎)」
※ 見た感じ、1号の方に変わりはないが・・・くれないは無精ヒゲ姿にまた髪型を変えたようである。
久しぶりに帰郷した我が子に会ったような感じで、
ちょびママさんはちょっとテンションもあがり、
若干パニくってましたが・・・、
いや~さすがはプロフェッショナルというか、
・・・身体の方は頭とは裏腹に、
着々と今宵のパーティーの準備を進めていたのです。
ちょび 「あんたらが急にいなくなって何年だっけ、
ここも最近だけど、若いもんが増えてね~、
なんだか、大家族みたくなったよ・・・
そだ、ちょうどあと2部屋、空きがあるんだよ、
顔出しただけってことじゃないなら、
またここで一緒に住んだらいいよ、そうしなって・・・」
くれない 「そだな、・・・迷惑じゃないなら、
またしばらくの間、ここで世話になるとするか。」
1号 「そうね、そうさせてもらおうかな。」
こんな懐かしい?やりとりがあり、
いつもに増してモザイク・グラスは、
あわただしい夜を迎えようとしていました。
そこに、もう帰り支度をすませた小紅とローズマリーが、
3階の探偵事務所から降りてきたのです。
※ ついつい、じっくりと相手を観察してしまうのは、小紅もやはり探偵さんなんでしょう~ w ←職業病ね
小紅 「あら、そこにいるのはくれないくんじゃない、帰ってきたのね。
・・・でも、随分と雰囲気かわったね、
外見だけじゃなくて、なんだか別の人みたいな感じがするわ。」
ローズマリー 「おかえりなさいませ、くれないさま、1号さま
・・・息災でおられましたか?」
くれない 「相変わらず、きついな小紅は・・・
あぁ、ローズマリー、ただいま~。
なんとか元気にやってたよ。」
1号 「ただいま。」
ちょび 「小紅たちも、これから用事ないんだったら、
ちょっと手伝い頼まれてくれないか?
2階の連中たちにも声をかけてさ、
あとでちょっとした紹介もしたいし。」
※ いつも、小紅に影のようにつき従い、愛情のこもった気持ちで接してるローズマリーなのであった。
小紅 「他ならぬ、ちょびさんのお願いじゃ、
聞かないわけにはいかないわよねぇ、ローズマリー。」
ローズマリー 「そうですね、では、ちょびさま・・・
なんなりとお申し付けをどうぞ。」
ちょび 「うんうん、ありがと w
さて、忙しくなるわね・・・ええっとね~。。。
ってあんたらは今夜のお客様なんだから、
どっかその辺にでも座っておくか、
あれだったら、この辺りを散策してきたらいいよ・・・」
※ 久しぶりに会う、自分の分身ともいえる1号の姿を感慨深い思いでみつめるちょびママさん。
・・・と、結局はなんだか体よく追い出されてしまったくれないであったが、
一方の1号は、自ら志願して宴の準備を手伝うことにしたようだ。
ひとり時間を持て余してしまったので、
退屈なくれないは仕方なく・・・、
その辺りを、ぶらぶらと歩いて時間を潰す事にした。
とぼとぼとモザイク・グラスの裏手を歩いていると、
ビーグル犬チョビ太郎♂に連れられて散歩から戻ってきた、
謎の青年ゆーいちとばったり出会ったのだ。
チョビ太郎♂ 「わん、わんわん!」
くれない 「よう相棒、元気だったか・・・またよろしくな。」
チョビ太郎♂ 「うぅっ・・・わん!」
※ かなり寒さも増してきたが、まだあちこちで紅葉が楽しめるモザイク・グラス周辺であった。
ゆーいち 「ん?・・・知り合いなのか、チョビ太郎。」
くれない 「キミは、もしかしてモザイクに住んでいる人か?」
ゆーいち 「ええっと・・・いま世話になっています、ゆーいちと言います。」
くれない 「そか、ゆーいちくんと言うのか、すごくいい名前だな w
俺はくれない、以前ちょびさんとこで世話になっていたもんだ。」
ゆーいち 「・・・たしか、小紅さんたちと一緒に探偵してた方でしたよね、
お名前とその逸話みたいなのは聞いたことあります。」
※ チョビ太郎♂に連れられての散歩だけが朝夕の日課となっている記憶喪失の青年、ゆーいち。
くれない 「・・・ふっ、逸話ときたか、あんまし良い方のじゃないっぽいな。
どした、チョビ太郎・・・ずっと連絡もしなかったんで、怒ってるのか?」
チョビ太郎♂ 「うぅぅぅっ、わん、わんわん!」
くれない 「悪かったよ、この埋め合わせはいつか必ずすっから、
・・・もう機嫌直して勘弁してくれってば ^^;」
※ このふたりの間にだけ伝わるものが、何かきっとあるのかもしれないですね・・・ (謎)
ゆーいち 「・・・ふ~ん。」
そんな出来事の間にも、モザイク・グラスでは急いで、
くれないたちの「おかえりパーティー」の準備が進められており、
キッチンは、さながら戦場の如く殺気立っていた w
ある依頼によって調査に出かけていたりんどうも、
夕暮れ遅くになると戻ってきて・・・、
そのあわただしい様子を見たとき、
いつもとは比較にならない凄さに、
ちょっとビビってしまったらしい (謎)
※ ・・・で、そんな修羅場をお見せするのも何なので、普段の可憐なイメージ映像をお楽しみください w
そして、ちょっぴり偏屈のしゅろはと言えば、
またいつものように・・・。
自分の部屋にじっと閉じこもりっきりで、
仕事でもある創作絵本の執筆に、
ひたすら勤しんでいるみたいだ。
ちなみに、この頃サフランはどうしているかというと、
実は、研究所にはもういなくて、
ニセコにあるマリエくんのミュージアムを、
ちょうど訪ねてる時だったのだ・・・
故に、今夜はもう帰っては来ないということになるのである。
( 詳しくは前回の、「続・その後のマリエくん」:参照のこと )
※ たとえそこが修羅場といえども、自分のペースを乱さないで、いつも冷静沈着な小紅さんであった。
連絡があり、結局、お泊りになったサフランと、
宴が大の苦手なしゅろをのぞいたメンバーで、
今宵も豪華な宴会が催されたわけなのだが・・・
長旅の疲れもあるだろう事と、
みんな次の日も忙しいとの理由で、
もう日付が変わる前には、
自然と解散というかたちになった。
先ほどもあった通りに、
まだ空き室であった2階の5号室には1号が、
6号室にはくれないが間借りするという事になったようである。
・・・さて、これにてやっと主要レギュラーたちもようやく出揃い、
さぁ~どっからでもかかってきやがれ!って状態になりました (謎)
これから先、どのような展開が待ち受けているのでしょうか?
このまま平穏なありふれた日常を、
くり返していく日々がただ続くという事は、
おそらくありえないでしょうからね。
※ 作者もお気に入りのモザイク荘:住居人部屋割り配置見取り図(改)である・・・只今満室です ♪
現在の仲良しゴッコ的な毎日に終止符を打つのは、
いったい誰の手によってなのでしょうか・・・
そう、それは誰にでもに可能性があり、
・・・またそれが今後、
複雑に絡み合うという事も否定できません。
ついに、長い沈黙をやぶり、この均衡が崩れ去るときが、
もうそこにまでやって来ているのです。
それでは・・・次回、彼らの上に急展開をみせることになる、
とある奇怪な事件が勃発するのですが。。。
・・・つづく。
ナレーション 「・・・やっとっすか、毎回それなりに新展開はしてるとは思いますが。
まぁこの闇の黙示録編というのに相応しい内容ではなかったですけどね ^^;
でも・・・そんな事を素直に信用することはできませんなぁ~ ♪
( 毎度毎度、決まってノー・プランだと調査済みだしねぇ。。。)
これまでの苦い経験から学んだ結果、言葉通りに待っても、
あとでこっちが哀しい思いするだけってわかってるものなんでっ w
・・・何はともあれ、何かしらの急展開があるということだけ、
すこしは話が先に進むということなのでしょうなぁ (謎)
ではでは、期待しないようにしつつ、次回へとフェード・イン!! 」 ←エコーはないのか、エコーは?

※ 約1名、次の日、特に何の予定もないヤツがいましたとさ・・・ガンバレ!負けるな!! ゆーいちくん w
2008年12月03日
続・その後のマリエくん
その後半、「続・その後のマリエくん」をここにお届けします。

※ 突如として、マリエくんの前に姿をみせたこの新キャラクターの正体とはいったい・・・?
・・・別段、前半読んでなくても、あんまし後半に影響もないので、
それほど問題はないです (謎) ←おい!
まぁ、できれば連続で読んでもらう方が、
よりわかりやすいのではないかと思いますけどね ^^;
ではでは・・・引き続き、後半をじっくりお楽しみくださいませ。
・・・そうこうとあわただしくも、
謎の特別突撃取材班が帰っていなくなったと思いきや、
またしても、ミュージアムでくつろいでいるマリエくんのところに、
新たな来訪者がやってきたのだ。
それは凛々しいまでのオーラをまとい、
眩く映えるピンクの制服に身を包み、
マリエくんの眼前に堂々と立っているその姿は、
どこかしら威圧感さえもあり・・・
パっとみただけで性格なんて、
かなりきつそうだとわかるような風貌だし、
これはもう只者ではありえないなぁ~、
と納得してしまうくらいの強い印象力を持つ、
・・・ひとりの見知らぬ女性だったのである。
その彼女の名は・・・「ゾラ」といい、
実はむらさきのところで創設期から一緒に、
封印を解析している主任研究員であるのだ。

※ この堂々とした態度ひとつで、並みの男であれば震え上がって、逆らう事すらできなくなるだろう。
むらさきとは彼のヨーロッパ研修時代から面識があり、
3年前、封印研究所立ち上げの際に、
彼自ら「是非に!」と、直接スカウトに行って口説き落とし、
遥かイタリアから呼び寄せたやり手の封印研究者なのである。
あの口やかましいアイリス女史でさえ、このゾラには一目置いていて、
まるで姉のように慕っていると言われている逸材でもある。
知識も経験も豊富で・・・博識もあり、
また医師の免許なども有しており、
各方面に多様な才能を持つ実力者で、
その行動においては、およそ欠点などないようなのだが・・・
しいて挙げるならば、極度の男嫌い。。。であるということだろうか、
だからといって百合の嗜好であるわけでもなく・・・って事らしいが (謎)
(そういう意味でも、アイリスがとても安心できる部分であり、
愛しいむらさきを盗られるという心配がまったく必要ないのである。)
その噂のスーパー・ウーマンである、ゾラが今頃いったい何用で、
この平穏に暮らしているマリエくんの元を訪ねたのであろうか・・・?
ゾラ 「はじめまして、あなたがミス・レイナね・・・わたしの名はゾラ。
むらさき教授のところで主任研究員をしているものよ。」
マリエ 「はぁ、どうも・・・お名前は聞いたことあります。
なにやら、すごいやり手の主任さんがいてはるって・・・
それで、あたしになんのご用です?」

※ 着用しているピンクの白衣(表現に無理が w )も実によく似合っているが機能重視で愛用とのこと。
ゾラ 「そうね、ずっと前から、あなたについて興味があったのだけれど、
封印の研究が忙しくて、なかなか自分の時間もつくれなくってね。
やっとこうして、会いに来れたのよ。
お会いできて嬉しいわ・・・マリエさん、
直接会ってお尋ねしたい事が、たくさんあったのよ。
・・・これから聞いてもらえるかしら?」
マリエ 「そうですかぁ、まぁ少しくらいやったらかまいませんけど、
あたしもあんまし時間ないよってに、手短にお願いしますわ。」
ゾラ 「えぇ、わかったわ・・・では、早速始めるわね。」
そんな感じで、あまり感情もださずに淡々と、
主任研究員であるゾラはまるで事務処理的に、
マリエくんに封印管理人としての役割について、
聞きたい事、知りたい事を理路整然と問いかけ、
嵐のような質問責めにし、その受け答えをすばやくメモして、
ひとしきり質問して満足したのか、
気がつけばもうその姿を忽然と消していたのだ・・・
マリエ 「・・・なんや台風のような人やったな (謎)
お礼にって高級なお茶菓子詰め合わせセットを、
いくつも持ってきてるんは、さすがやったわ。
あたしのことはリサーチ済みってことなんやわなぁ w
ほな、せっかくやし、とっておきのお紅茶でも入れていただこかな ♪ 」
どこかしら、ちょっとのん気なマリエくんであった・・・
ゆっくりとお茶の時間を楽しみ、
時折、なにかしらモノづくりの作業をしながら、
のんびりと午後をすごしていたのだが・・・
日も暮れ始めた夕方になると、
今度はまたもや別の来訪者が新たに、
マリエくんを訪ねてやってきたではないか。

※ 見事な真紅のロングヘアーをたなびかせて、可憐な乙女がいまニセコに舞い降りた。
その相手とは・・・そう先ほどのゾラと同じく、
むらさきの封印研究所に所属しているあの留学生のサフランである。
マリエくんとは、来日初日に紅葉のまばゆい森林で偶然に出会って、
一緒に写真を撮ったりお茶したり・・・と、それ以来になるわけだが。。。
いまはモザイク・グラスで世話になってるという事くらいは、
すでにマリエくんの耳にも届いていたであろう。
サフラン 「ご挨拶が遅れて、すみませんです・・・
あの時は親切にしてくださり、ありがとございました。
おかげさまで、日本にもちょと慣れてきました。」
マリエ 「おぉ~っ、サフランやんか~ ♪
来てくれたんやぁ、こっちこそ訪ねていかんかって、ごめんやで・・・
短い期間に日本語もごっつぃうまなったなぁ~さすが才女やわ。
まぁまぁ、そんなとこ立ってんと、こっちきて座ってや。
ちょうど頂き物のお菓子もようさんあるし、一緒にお茶しよか www 」
目の前でニコニコと可愛く笑うサフランをみていると、
なんだかマリエくん自身も幸せそうな笑顔になってしまうようだ。

※ ようやく日本の新しい環境にも慣れてきて本来の笑顔を取り戻しつつあるサフランである。
年齢的にも少しばかり下になるサフランは、
マリエくんの年代からしてみれば、
まるで歳のはなれた妹のように思えてしかたないらしく、
慣れない日本で苦労しているのではないかと、
ついつい余計な世話を焼きたくなるようである。
マリエ 「そういえば、さっきな、ゾラさんって主任さんが、
ここに来とったで・・・なんやらいっぱい質問してご満悦で帰りはったわ。」
サフラン 「おぉ、ゾラ主任がですか・・・あの方はすごい方です。
むらさき教授も、主任のことは信頼していますし・・・
わたしもいつかは、あぁなりたいと心から尊敬してます。」
マリエ 「そうなんや、そんなにすごいんか・・・あの人、
たしかに、なんかすごかったわ・・・ようわからんけども、
なんかめっちゃすごかったな ^^; 」
いまいち、何がどうすごいかはよくわからないが、
とにかく、なんかすごかったのだろう・・・という事だけは伝わった。
サフランの話では、いま住んでいるところは、
すぐ周りがうら若き男性陣だらけで、
ちょびママさんがいて守ってはくれるけど、
やはり、なんだか緊張してしまう毎日だとか・・・
それと封印の研究生として日本に来たけれど、
想像以上に、高度というか・・・この極東において、
これほどハイ・レベルな調査、実験が行われていた事に、
少なからずもショックを受けて、
またそれ以上に感動した事などとか・・・

※ 互いに心を許したからなのか、おしゃべりが止まらなくなった様子のふたりであった。
どこにでもいそうな十代の娘さんらしい一面もみせてくれたりと、
マリエくんもいたく感銘してしまったようである。
マリエ 「よっしゃ、わかった・・・いつでも、ここに遊びにおいでや。
なんやったら、いまからすぐにでも、ここに住んでかまへんよ。
このマリエさんがサフランの為やったら、きっちり面倒みたるさかい。
ど~んと、大船に乗ったつもりで任かしといたらえぇよ。」
・・・とまぁ、ここぞとばかりに、
その男気(謎)をみせてくれたマリエくんなのでした。
結局、その日はふたりで盛り上がってしまったのか、
マリエくんのミュージアム遥か上空にある、
普段はあまり使用されてないらしいスカイの寝室で、
一緒のベッドに入り込み、夜遅くまで何やら語り明かしたらしいです。
普段は平穏に過ごしていると思われるマリエくんであるが、
その日ばかりは、なにかと来客も多くていつもよりずっと忙しく、
まるで、盆と正月に加え、クリスマスまで一緒にやってきたかのような (謎)
そんな目まぐるしい1日であったのでした。
・・・おつかれさま&おやすみ w
・・・つづく。

※ 自室にて、何やら意味深なことを考えているゆーいちくんをすっぱ抜いてここに掲載しておこう (謎)
ナレーション 「あららら・・・、番外編ってのは軽~く、
ちょちょいっと書けるから重宝するのであって、
こうも長くなると、全くお気軽感などありませんね~ ^^;
(読んでくれてる方も・・・また書く方にもね w )
・・・ってことで、
ふたつに分けて公開してもいいくらいの、
すんごい量になってしまいましたので~、
当初の予定を大幅に変更したしまして、
前後半の2つに分けまして時間差でupすることにしました。
ここの言霊さんもほんと、読めないわぁ・・・ w
前半の取材編は思いつくままにささっと書いたもので、
後半のふたりの来訪者編は、先にSSも撮ってあり、
すでに頭に構想らしきプロットがあったものです。
いや~っ、ほんま物語って思うようになりませんよねぇ。。。
メインである闇の黙示録編、本編の方は、
放置状態で道草食ってばかりですが、
番外編といいながらも、これも同時刻で起きてる話なので、
見方を変えれば、こちらも立派な本編ですよね ♪
・・・ということで、次回こそは本編である書きかけのまま放置だった、
『帰ってきたあいつ !?(後編)』 を完成しupいたしまして、
あの続きをば、読者のみなさんの下へ、
お届けしたいなって作者も思っているようですので~っ ←やっとかよ!
また懲りずに(・・・できれば毎日でも ♪ )覗いてやって下さいね www
それでは、次回もこのブログでファイヤー・オンだ!! 」 ←マニアちっくな人に聞いてみよう ^^;

※ 「帰ってきたあいつ !?(前編)」から3回に渡って待ちぼうけをくらい途中ずっと休憩中なお二人さん。
2008年12月03日
その後のマリエくん
放置したままでの番外編です。。。お楽しみくださいませ w

※ これは寝落ちしているまさにその瞬間をとらえたスクープ写真なのである (謎)
・・・で、今回の内容はと申しますと、
かなり前の番外編、「封印管理人:マリエゴールド伝説」以来、
ひっそりとなりを潜め、その動向のよくわかっていない・・・
あの助手のマリエくんについての現在の情報を、
お伝えしたいなぁ~ってことを思いまして・・・
急遽プログラムを差し替えましての
「その後のマリエくん」なのであります (謎) ←ウソくさすぎるわ。
ということで、魔王編ではレギュラーだったのに、
まだ闇の黙示録編では出番のない人シリーズ第一弾!
緊急企画、「あの人はいま !?・・・マリエくんの場合」をお送りします。
( 第二弾!は「あの人はいま !?・・・アイリスの場合」になるのかな~っ、それとも ^^; )
ナレーション 「それでは、我々特別取材班が今回調査致しました、
その驚きの内容をみなさんにお届けしたいと思います。
我々は、まずマリエくんが以前住んでいたという、
ニセコにありますマリエくんのミュージアムを
アポなしで訪れてみる事からはじめました・・・
するとですね、意外と言いますか、当たり前と言いますか・・・
マリエくんはまだここにいまも変わりなく、
普通に住んでいるというではありませんか !?
それでは、その時の取材の模様を編集し、
再現フィルムで構成していますので、ご覧下さいませ。」
ここニセコsim、羊蹄山のふもとにある巨大なミュージアムが、
あのマリエくんが住んでいる居住区である訳です。
とくに用事がないときなどは、敷地内のどこかのイスに座って、
じっと動かないでそのまま寝落ちしてる姿をみれるとのことで・・・
地元ではすでに有名で、ある意味、町の風物詩として、
また一部、都市伝説としてささやかれているそうです (謎)
では、そのマリエくんと我が取材班の予断を許さない緊張したやりとりをお聞き下さい。

※ マリエくんの語る衝撃の事実に驚きを隠せないでいる我が取材班の突撃リポーター。
リポーター 「・・・こんにちは、突然の取材に協力していただきありがとうございます。
では単刀直入にズバリお聞きしますが・・・
マリエさんは、例の探偵業はもうお辞めになったのですか?」
マリエ 「そやなぁ、あたしは元々はいうたらなぁ?
くれないさんに個人的に助手してあげるって話やってんよ・・・
そのくれないさんも、なんやおらんようになってもうたんやし、
そら小紅ちゃんやローズマリーとはいまでも仲良ぅさせてもらってるけど、
それとこれとは別な話やしな・・・
まぁ小紅ちゃんらに、『お願いマリエちゃん!』って頼まれたんなら、
そらそれを断る理由はないで w 」
リポーター 「・・・はぁ、そうしますと、特に引退されたとかいう事でもないわけですね。」
マリエ 「せやなぁ~、あたしもいまやりたい事あって忙しいよってな、
あの伯爵様も機嫌ように、封印の中でいてくれてるさかいな、
あたしの仕事はその管理なんやし、それ以外はすきなことさせてもらってるよ。」
リポーター 「なるほど、いまはやりたい事に打ち込んでいらっしゃる、
そういうことでよろしいのですね。
・・・本日は、お忙しい中にもかかわらず、時間を割いてくださり、
我々の取材を快くお受けくださって、どうもありがとうございました。」
マリエ 「・・・はぁ、おおきに。」
このように我々、特別取材班の命懸けのレポートを、
ご覧いただいてよくおわかりになったと思いますが、
なにか有事の際には必ずやきっと駆けつけて、
その有能な力を惜しむことなく発揮してくれることでしょう。
それでは次回・・・あのアイリス博士を追って、
遥か彼方、ヨーロッパはフランスの花の都郊外にあるという、
マダム・マルゴ総合封印研究施設:巴里本部へと、
緊急突撃取材を敢行したいと思います!! ←ほんまかいな (謎)
ナレーション 「まぁこのように、マリエくんを直接取材した結果、
なるほど、そゆことだったのね・・・ということが判明しました。
新聞は一軒に一部、いや百聞は一見にしかず・・・と、
またしても我々、特別取材班の決死の捜査により、
隠されていた真実が見事、この世の明るみに出せたわけです。
これからも、我々はペンを持って、戦っていく事をここに誓います (謎)
・・・で、我々、突撃取材班がさっさか引き上げたあとにも、
なにやら訪問者がマリエくんの元へと現れたと聞きました。
では、引き続きその様子を・・・通常の物語形式に戻り、
お送りいたしますので、チャンネルはこのままでご覧下さいませ w 」

※ 取材後に、「記念にもう1枚」・・・と言われ撮影に応じる本気(マジ)モードの貴重なマリエくん (謎)
・・・で、そのまま引き続いて~っ、
と思ったりもしたのですが、書き終えてみたら、
結局このあと後半部分が、か~なり長い話になってしまいまして、
今回、涙ながらに決断いたしました・・・
なんと異例の前後半2部作品として分割することにしたのです。
ってことですので・・・続きは同日中にupされるはずの後半にて、
ごゆっくりお楽しみ下さいませませ。。。
・・・つづく。
ナレーション 「えぇ~っ、なんちゅうことをさらすねん~ったくよぉ !?
もうさっき書き終わってたやんけ~、
そらまだSSの加工はしてへんかったけどなぁ・・・
とまぁ、もう決めてしまったことに今さら文句を言っても仕方ないけども~。。。
ははぁ~ん、読めたな・・・このカラクリの正体っちゅ~もんが!
あいかわらずのこの姑息な手段に、もう愛情さえも湧いてくるわ。
ようは数字なんやな、Total: 5000人越えっちゅう~
このうちのような弱小ブログにとっては、
まさに半年に一度あるかないかともしれぬ、
またとない超ビックなイベントになるわけなんやし・・・
そのための数字を手堅く得るために、
稚拙に仕組まれたブービー・トラップなんや・・・
みんな~よう聞きや~騙されたらあかんで~、
ましてや更新のクリックなんて、プチっと絶対押さんといてや~っ、
ほんまやで、ポチっとな・・・なんて仏心出したらあきまへんで~っ ^^;
ふぅ~、こんだけ警告しといたらもう大丈夫やろうけどな (謎)
では次回、後半『続・その後のマリエくん』で、パイルダー・オン!! 」 ←マジン・ゴーが先だろ!
※ せっかくですから、美しい紅葉の中で佇んでいる仲良し3人組のショットをパノラマサイズでどうぞ w
2008年12月01日
Doppelgänger ≪ドッペルゲンガー≫
さて、毎度おなじみの番外編の登場です w

※ んで、のっけからタイトル・ジャックをしている君は誰なんだ・・・いつものゆーいちとは違うよなぁ?
いやはや、時の移るのは本当に足早でありまして・・・
闇の黙示録編 第08話 「帰ってきたあいつ !?(後編)」を、
いっきに半分ほど書いて、ちょっとだけ放置してたつもりが、
もう1週間以上も経過してしまいました。
またいつもの諸事情で、
いつもの如く中断しているわけですが・・・ (謎) ←特に意味はないんだろが!
そんな雑多な日々を過ごしてる間に、
ちょっと興味深い情報が入ってきましたので、
大切な本編を差し置いて、
・・・まずそっちの内容を優先させたいと思いまして、
ここに取り急ぎペンをとった次第です ^^;
して、その興味深い衝撃の内容とは・・・いったい何かと申しますと。。。

※ 作者得意の「謎」を引っさげて堂々と鳴り物入りで登場したという噂のゆーいちくんなのだが (謎)
・・・あの謎の青年、U-1こと新キャラの「ゆーいち」についての目撃情報なのです。
これまでに、彼に関する情報というのはほとんどなく、
その姿が認識されたのもごく最近のことでして、
まぁ本人が記憶を喪失しているって事が一番の原因なのですが・・・
そこを特に誰から頼まれたということではなかったのですが、
あの魔王編での反省をを踏まえてのことでしょう、
ローズマリーら小紅専属の隠密たちが、
それなりに忙しい探偵業の傍らをぬって時間を作り、
どんな些細なものでも「ゆーいち」に関する情報をコツコツと集めていたのです。
(・・・しかし、これにかんしてもっと詳しくいえば・・・
たんに「ゆーいち」の事だけではなく、
いまモザイク・グラスに関係している新たな住人全員について、
調べているといった方が正解でしょうか。)
するとどうでしょう、当初まったく手掛かりもなかったのですが、
ある時期を境に驚くべき証言が、
いろいろと各方面より浮上してきたのです。

※ 時折みせるこの表情、なにかを思い出そうとしているところなのだろうか、それとも・・・?
その驚くべき証言とはいったい何かといいますと、
「ゆーいち」とおぼしき人物をここ最近になって、
あちらこちらの不特定な場所で、
その姿を見かけたというではありませんか・・・
それも、いくつかは同時刻にモザイク・グラスにいるのを、
確認されてるにも関わらずです。
つまり、最低でも「ゆーいち」らしき人物は、
2人以上が同時に存在しているということなのでしょうか・・・?
しかもそれだけではありません、
なんと目撃されている「ゆーいち」の中には、
異なるいくつかのタイプの存在も確認されているのです。 ←それって別人なのでは !?
通常、我々が認識しているのは、
モザイク・グラスで一緒に暮らしている記憶喪失の青年であって、
もっともわかりやすい特徴としては・・・
その「ゆーいち」の肌の色はちょっと浅黒く、
わかってきてる性格としてはかなり陽気で、
屈託なくイタズラなどをしたりする
・・・いっけんどこにでもいそうな感じのタイプです。
これから紹介する事例たちは、
そんないつもの彼とは見た目も雰囲気も違うのですが、
でも何故だかそれは「ゆーいち」だと感じてしまうというのです (謎)

※ 接触した人たちの証言では、まるで英国紳士のような立ち居振る舞いであったということである。
その中でも、もっとも多く目撃されているのは、
後ろからでは見分けもつかないほどそっくりな姿かたちをしているが、
正面から見ると一目瞭然で、なんと肌の色が透き通るように白く、
どこか神々しいような大人びた感じの「ゆーいち」なのです。
・・・会話をしたことがあるという人たちの証言では、
見た目の歳以上に落ち着いていた態度だったといっています。
そして、つぎに証言例の多いタイプなのですが、
これも後ろ姿はいうまでもなくそっくりなのですが、
正面からの姿を見たという者の証言では、
その肌の色というのか皮膚の色といえばいいのか謎なのですが・・・、
土気色といいますか、ゾンビのようなといいますか、
真っ黒ではなく油粘土のような闇色の肌をして、
まるで魔物のような姿をしていたというのです。

※ というか、これってそのまんま魔族というか・・・魔界の住人だよなぁ。
これらいくつかの存在が、
あの青年、「ゆーいち」と同一個体なのか、
はたまた同じような姿をしているだけの、
別の個体なのかはまだ不明なのですが、
外見の皮膚の色をのぞけば極めて、
そう限りなく同じ個体であるといえるものなのです・・・
考えられることとしたら・・・、
「ゆーいち」の無意識が生み出す生霊であるとか、
またはこの世に同じ姿のものが、
3人はいるといわれているドッペルゲンガーであるとか、
単純に生き別れになっている一卵性の兄弟たちであるとか・・・
まぁ全てがまだ推測の域を超えていないのでなんとも言えないのですが・・・

※ 明らかに普通の人間ではない姿なのだが、でもどこか寂しげで憂いを感じるのは気のせいだろうか。
この「ゆーいち」に関することが、
現在の本編である闇の黙示録編内において、
いつ解明されるのかはわかりませんが、
まったくもって何も関係ないということはないと思います。
このように非常に興味深い内容でしたが、
結果さらに「謎」が深まっただけになってしまいました。
・・・なんといいますか、
こういう情報もあったのだという事柄だけでも、
頭の片隅の方に置いておいてもらえれば、
この複雑な、何がいいたいのかよくわからない物語の、
解決の糸口のひとつになるかもしれないですねぇ (謎)
・・・つづく。
ナレーション 「・・・んで、いったい何がいいたかったんよ~?
もうちょっと整理してから発表しても遅くないのでは・・・?!
ということで、困ったときの番外編も迷走していて、
結局何の救いにもなってないやんか~っ!! ^^;
・・・つまり簡単にいうと謎の青年である、
ゆーいちにはいくつかのタイプの存在が確認されているって事だね。

※ まったく同じシェイプでありながら、スキンが違うと別人にみえてしまうがSLのすごいとこである (謎)
それには、ノーマルの記憶喪失の青年の他に、
神々しい光の青年の者と禍々しい闇の青年のやつといて、
・・・まだ他にもあるのかもって事で、
それらの相互関係もまったくわかってないし、
もちろんそれらが何を意味するのかも・・・この時点ではまだ謎であると w
でも、これらの情報はみなさんに知っておいて欲しかった・・・ってことですなぁ~っ (謎)
・・・ってことで、いまはそんなこと考えてもしょうがないんで、
いったんちょこっと横にでも置いて放置しといてもらって、
次回にはあるはずの本編、闇の黙示録編の続きを待つことにしましょう ♪
ではでは、フェイクの伏線に惑わされないように注意して下さいね。」 ←フェイクばっかりちゃうんか!