2009年01月31日
さぁ、いいかぃ?のモザイク・グラス
困ったときの番外編、「さぁ、いいかぃ?のモザイク・グラス」をお届けします。
・・・肩の力などぬいてもらって、さらっと読み流してくださいね w

※ そうです~、これもいつもの如く、使ってるSSもタイトルも内容にほぼ関係ないんです ^^; ←おい!
・・・そして、話は何の前触れもなく唐突にはじまりまったりしますぅ。
くれない 「・・・おや、俺は確か・・・1号の膝枕で、
ウトウトいい気持ちになってたはずなんだが、
ここはモザイクだよな。。。1号も小紅もどっか行ったのか・・・。」
くれないが気がつくと、このモザイク・グラスには誰もいなかった。
その時だった、すさまじい轟音と共に・・・あの怒涛が、
こともあろうに、モザイク・グラスのフロアーに直接進入してきたのだ!
くれない 「うわっ、なんだ!・・・ったく、無茶しやがるぜ。
いくら広くなったからって、ここは駐車場じゃねぇんだぞ!」

※ 超・ハイテクマシーン、怒涛の運転席にいるのは、1号でも小紅でもなく・・・なんとゆーいちだったのだ。
くれない 「・・・ん?、あれは記憶喪失になっている・・・ゆーいちってやつじゃないか。
・・・なんで、あいつに怒涛の操縦ができるんだ・・・疾風にも怒涛にも、
セキュリティ・システムがかかってて、限られたものしか運転なんてできんはずなのに (謎)」
そんなくれないの声が聞こえたか、聞こえないのか・・・
その怒涛の運転席から、ゆーいちが悠々と降りてきたのだ。
ゆーいち 「あぁ、チョビ太郎のお散歩も疲れるなぁ・・・ w 」
くれない 「・・・何言ってるんだ?、チョビ太と散歩っても、
歩くか・・・走っても、車でってことはねぇだろうが・・・ (謎)」

※ おやおや、よくみるとこれまでに見た事がないパターンのゆーいちくんじゃないっすか・・・黒目が~ !?
ゆーいち 「あっれーっ、その声は・・・くれないさんじゃないですか w
へ~、もうフランスから帰って来たんですか?」
くれない 「いや、まぁ・・・そうなんだが。。。」
どうやら、ゆーいちには、くれないとクローン(ひげ)の区別がついてないようだ。
・・・それにしても、やはりどこかおかしい・・・このゆーいちって。
ゆーいち 「んじゃ~ちょっと、疲れちゃったんで・・・昼寝させてもらいますね~ w 」
くれない 「あぁ・・・お好きにどぞ。」
なぜだろうか・・・ペースが乱されてしまうとうか、
妙な雰囲気に飲み込まれてしまう感覚がくれないを襲った。

※ 訳わからないまま、くれないも昼寝につきあうのだが、・・・って、ゆーいち~疾風に轢かれてるやん !?
ゆーいち 「おい、よせったら~チョビ助 ♪ 乗っかってきたら重いってば~ www 」
寝たフリをして、くれないは見ないようにしたが・・・
それが、チョビ太郎ではないことには、はっきり気がついていた。
( ・・・なにが、どうなっている? このゆーいちという青年はいったい何者なんだ !?)
いや、くれないがそう考えるのも当然である。
これまでにも、このゆーいちには、おかしなことが多すぎるのだ・・・
いま言えることといえば、よくわからないがゆーいちは「自由」なのだ。
本編であろうが、番外編であろうが・・・関係なく自由そのものなのだ・・・! (謎)
ゆーいち 「ふぅ~っ、よく寝たな・・・そろそろ起きようっと w 」

※ ゆーいちが闇色の肌に変身すると、呼応するかのように・・・くれないもヴァンパイア・モードになった。
ゆーいち 「ふふふ、さぁ~おいで・・・くれないさん、一緒に遊ぼうよ w 」
くれない 「・・・ううう、なぜだ!抗えない・・・身体がいう事をきかない!」
すっくと立ち上がったゆーいちの言葉に操られるが如く、
己の意思ではない力により、くれないは自由を奪われたのである。
ゆーいち 「ん~っと、何して遊んでもらおうかな?
鬼ごっこかな、かくれんぼかな・・・そだ、探偵ごっこってのもあるね w 」
くれない 「・・・っく、まるで夢の中のように、
・・・身体が自分のものじゃないように感じるっ。」
ゆーいち 「・・・そだ、そういえばさっきそこで、
1号さんに何かいいことしてもらってたね、あれ、やってもらおうかな w 」

※ なんだかとっても気持ちよさそうに、耳そうじをしてもらっている闇色のゆーいちくん・・・あっち系か ^^;
なす術もなく、強制的にくれないは・・・ゆーいちの望むとおりに、
ちょこんと正座をし、膝枕のかたちをとらされた。
そして、ゆーいちを寝かせて、甲斐甲斐しく耳そうじを・・・ !?
くれない 「・・・ううう、だめだ!まるで力が入らない!! 」
ゆーいち 「あぁ、ほんとこれは気持ちいいね~っ、極楽極楽 w 」
本当なら、くれないはヴァンパイア・モードになると、
通常は抑えている真のパワーが開放されて、
とてつもない能力を発揮するはず!・・・なのである。
ゆーいち 「う~ん、もういいや・・・これは飽きた、次いこう w 」
なんとかかんとかで、膝枕の刑からは逃れられたくれないであったが・・・

※ なかよく一緒のクッションに乗りラブラブな1号とゆーいち、その背後に恨めしそうなくれないが・・・ (謎)
その次は、目の前で・・・な、なんと1号とゆーいちが、
何やら、いちゃついてるのをみせつけられたのだ~っ !?
くれない 「・・・おい、それは俺じゃないぞ、1号!」
1号 「いやん、変な人がこっちみて何か言ってるよ~、ダーリン w 」
ゆーいち 「ふむふむ、きっとヤキモチでも妬いてるんだろ、ほっておけばいいよ~、ハニー w 」
1号 「あいあい w 」
くれない 「・・・ぅおおおおおおおぉぉぉぉっ!! ! 」
くれないの凄まじいまでの怒号が、周辺をイナズマのように駆け巡った!
・・・ふいに目が覚めたら、そこはやはり誰もいないモザイク・グラスであった。
さっき起こったことは全て夢だったのだろうか?・・・それとも?
その答えは、くれないの両腿に残る生暖かいぬくもりと、
・・・この痺れた足だけが知っているのかもしれない。。。 (謎)
おちまい。

※ まさかの!・・・というか予想通りの夢オチ?なのですけど~、いったいキミは誰なんだよ、ゆーいち w
2009年01月30日
再会のモザイク・グラス
ついに、本物のくれないと1号が本編に参戦してまいりました・・・。
それでは、闇の黙示録編 第二部 第01話 「再会のモザイク・グラス」をどうぞ w

※ 新しいモザイク・グラスに・・・ついに、この男が帰ってきました!我らが主人公、くれない・・・推参!!
あれからもう、3年という月日が流れた・・・
そう、魔王編の直後、1号だけを連れ立って、
過酷な修行の旅に出てから・・・3年が経過したのである。
新しく移転したとはいえ、このモザイク・グラスに立つのは、
いろいろな意味において、感慨深いものを感じてしまうものだ。
しかし、いまはのんびりと感傷に浸っている時間などない。
決意を新たに、これから起こりえるマダム・マルゴたちとの戦いに備えなければならない。
くれない 「・・・待っていてくれ、ちょびさん、アイリス、・・・そして、もうひとりの俺よ。」

※ ローズマリーとの秘密の荒行で、ちょっと日焼けした小紅と、帰ってきた本物の1号のツー・ショット (謎)
小紅 「・・・そっか、いろいろあったんだね。」
1号 「うん、でも楽しかったよ。」
小紅 「くれないくんは、あぁ見えて・・・けっこう細かいことにこだわるから w 」
1号 「・・・うんうん、へんなとこで意地っ張りだしね。」
・・・とか、女同士の謎の会話を、探偵事務所の仮眠室で楽しむふたりなのであった。
小紅 「・・・そろそろ、行ってあげないと、
“主役を放置するな!” ってまたすねちゃうわね。」
1号 「・・・あい w 」

※ やはり、精巧に造られたアンドロイドである・・・仕草など、オリジナルのちょびママさんにそっくりなのだ。
小紅 「おかえり、くれないくん。・・・また、たくましくなったみたいね。」
くれない 「・・・よせやい。 そっちこそ、ちょっとアレだな。
なんちゅーか、よりお転婆っぽくなったような・・・」
小紅 「・・・“より” はよけいだわ w
それで、どうせまだ・・・むらさきさんには会ってないんでしょ?」
くれない 「まぁな・・・あとで行くさ、小紅も一緒に行くだろ?」
小紅 「はいはい、ご一緒に行ってあげてもよろしいわよ。」
1号 「・・・へんな会話 (謎)」
・・・このふたりの間には、3年という時間の壁はないようだ。

※ 美しい夕陽をバックに海に浮かぶリゾート、モザイクにおいて、無事、再会を果たしたくれないと小紅。
くれない 「・・・それで、全部わかってたんだろ?・・・ちょびさんを送り出す前から、
その結果どうなるかなんてとか・・・あと、もうひとりの俺や1号のこともさ。」
小紅 「あら、・・・くれないくんは、くれないくんだったわよ。
でも彼には、どこか微妙に繊細さが感じられたの。
・・・それと、ちょびさんについては、向こうからお迎えも来てたでしょ、
あれは、どうあっても連れて行く気だと思ったわ・・・だからね。」
くれない 「・・・そか、まだ利用価値のあるいまは、何も危害を加えないだろうけどな。
やつらだって、あの魔王、むらさきを怒らせたらどうなるか、リサーチくらい済んでるだろうし。」
小紅 「・・・そうね。」

※ 漆黒のユニコーン、雷鳴号の能力をも併せ持つ超・マシーン疾風、心なしか小紅に会えて嬉しいようだ。
くれない 「そうそう、もうひとりの1号についてだけど・・・やっぱりあれって。」
小紅 「えぇ、一番可能性が高いのは・・・あのセント・ライラ号にいた、
もうひとりのちょびさんである、“2号”・・・ってことになるわね。」
1号 「・・・もうひとりのわたしでもある、・・・2号。」
くれない 「・・・で、彼女はもういなくなったのか?」
小紅 「昨日から姿はみてないわ、ただ・・・まだ気配は残ってるのよ。」
くれない 「そか、・・・1号、キミに何か感じられるものはあるか?」
1号 「・・・だめ、なにかノイズがあって、わからない。」

※ 謎が謎を呼ぶこの奇妙奇天烈な展開において、それを見事に解明することができるのであろうか !?
くれない 「・・・まだ近くにはいるってことらしいな。マダムたちとは違う別の勢力が・・・ (謎)」
・・・少しずつだが、明らかになっていく衝撃の事実たち。
だが、まだほんの入り口にさしかかっただけ・・・にすぎないのである。
・・・つづく。
ナレーション 「いよいよ、物語は・・・本流に入ったと言えるでしょうか。
つかの間の再会を懐かしむ間もなく、次回はついにあのむらさきと・・・ !?
・・・と、話が簡単に進むようなこともなく~っ ^^; ←お~い!
次回は、またいつものごとく番外編の出番っすよ w
ではでは、お身体などにお気をつけて・・・またお会いましょう ♪」 ←本編をすすめろよな!!

※ すぐそこまで差し迫っている決戦に向けて、しばしの休息をとるくれないと、甲斐甲斐しい1号であった。
2009年01月29日
闇の黙示録編 第二部 「プロローグ ~疾風&怒涛~ 」
もう数日が経過しました・・・その間にあの!「登場キャラ紹介」とかしましたけどね w
・・・早く本編の続きをせんかい!~ってお声もチラホラ、あったとかなかったとか~っ (謎)

※ ついに初登場、もう1台のスーパー・マシーン「怒涛」です!・・・疾風と比べても、このド迫力っす !?
まんまとジャーナリストのロボになりすまし、
あのマダム・マルゴの本拠地、ブルー・シャトーへ、
堂々と正面から潜り込んだ我らがくれないであったが・・・
まぁ当然の事ながら、しっかりバレてた訳で、
すぐさまトンズラかまして逃げ出してきたのであった。
こういうところは、3年経っていようが・・・あんまし変わってないというか、
とても成長してるようにはみえないんだけどね~っ。 ←ダメじゃん!
・・・で、今回は、その直後から話がはじまります。

※ 漆黒のユニコーン、雷鳴号の能力が封じ込められているスーパー・バイク、疾風にまたがるくれない。
ブルー・シャトーから逃げ出して降り立ったところは、
もちろん、ただの偶然などではなくて・・・
ここは1号との待ち合わせの場所であった。
くれないはロボたちと同じ飛行機でやってきたのだが、
1号は先回りして、怒涛で現地入りしていたのだ。
そして、飛行機から降り、ブルー・シャトーへ向うロボと、
くれないが入れ替わるのをすばやく手伝い、
そのロボを安全な場所へと運んでいく任務についていたのである。
くれない 「・・・そろそろ時間だな。」

※ 重厚なボディから信じられないような脅威のスピードを叩き出す・・・まるで空飛ぶ戦車のような怒涛。
ちょうど定刻とおりに、上空から青い巨体が姿を見せ始めた。
そうそれは、1号が駆る超マシーン、怒涛であったのだ・・・
かなり大型なバイクである疾風と比べても、
はるかに巨大で、その装甲は・・・核攻撃でも耐えるようになっている。
そんなでかいマシーンから降りてきたのは、
どちらかといえば小柄なタイプである1号であった。
1号 「・・・おまたせ、時間通りだったっしょ w 」
くれない 「そだな、いつもながら見事だ。」
1号 「えへへ・・・。」

※ こちらも3年ぶりに、その姿を現したことになるアンドロイド、ちょび1号と・・・くれないのツー・ショットだ。
くれない 「ところで、あのジャーナリストくんはどした?」
1号 「・・・彼は、職業柄か。。。いろいろしつこく聞いてくるんで、
ちょっと当て身して黙ってもらったわ・・・後ろのトランクですやすや寝てる。」
くれない 「・・・ふっ、そか。」
こんな1号との他愛もない会話をしていると、
さっきまの緊張が、すーっと身体から消えていくのがわかる。
くれない 「・・・でも、これからがいよいよ本番になるぞ、いっちょやったろかな!」
1号 「うん、・・・やったろかな!」

※ 実は、この疾風であるが・・・1号の操縦する怒涛に、直接、吊り下げられる形で空輸されてきたのだ!
さっそく、怒涛に乗り込んでふたりだけの作戦会議にかかった。
くれない 「だいたいの事情は、キミもわかってるだろうが、
ブルー・シャトーに行く前と、特に変わってない・・・ってか、悪くなったかもだ w 」
1号 「・・・えええええぇっ!」
くれない 「ま、そゆことで・・・仕方ないんで、日本へとんぼ返りして、
これまた仕方ないんだが、小紅やむらさきと会って話するしかないと思う。」
1号 「わかった、じゃそうしよ・・・会議終了 w 」
けっこう悩むタイプのくれないと違い、1号はハッキリしていた・・・
まぁ、考えてもわからいものは、わからないのだし・・・それでいいのだ ^^;
※ これから始まる事を考えなければ、なにかデートに出掛ける前のように、ちょっと楽しげな1号である。
そうして、ふたりはトランクに眠ったロボを乗せたまま、
行きと同じように、疾風を専用チェーンで吊り下げて、
一路、懐かしい日本へと帰路を急ぐ事にした。
これからが、本当の意味での闇の黙示録編の始まりと言っていいのかもしれない。
・・・つづく。
ナレーション 「・・・さてさて、ついに “闇の黙示録編 第二部” がはじまりましたね w
再び、舞台を日本へと移しまして・・・なにかしら起きる模様です (謎)
ではでは、またお会いしましょう。。。次回もお楽しみに~ ♪」 ←って普通なのかよ!

※ むらさきや小紅に負けてられんと・・・主人公権限を行使し、話に関係ないSSを差し込んできたぞ!(謎)
2009年01月26日
闇の黙示録編 第一部:登場キャラ紹介
※ 魔王編同様、各キャラの主な姿を1枚だけチョイスです、詳しくは同じく本編や番外編をご覧ください。
この “闇の黙示録編 第一部” は、 前作である “魔王編” より、3年後のお話です。
今回もできうる限り、ネタバレしないよう考慮しましたが、
さすがに、一部はそれもかないませんでした。
でも一番の問題は、これだけの魅力的なキャラたちを、
ほとんど活かしきれていないこの作者自身にあるのですが・・・ ^^;
この時点で、 “魔王編” のキャラたちを改めて紹介すると、
・・・ほぼネタバレになってしまうこともあり、
今回はやむなく割愛させてもらいました、ご了承ください w
2009年01月25日
魔王編:登場キャラ紹介
※ 各キャラクターの主な姿を1枚だけチョイスしているので、詳しくはやはり本編や番外編をご覧ください。
この “魔王編” は、最初のエピソードということもあり、
ストーリーのネタバレをできるかぎり配慮したので、
情報掲載については、ほんのさわりだけにしてあります。
しかし、続編である “闇の黙示録編 第一部” のキャラ紹介をする際には、
残念ながら魔王編のネタバレも已むを得ないことでしょうね~ ^^;
これらのキャラクターは、常に変化し、成長していますので、
初期設定とは、まったく違った別のものに育ってたりします・・・ (謎)
そこのあたりなんかを読み比べてみるのも、また楽しみのひとつかもしれませんね w
2009年01月24日
疾風開発こぼれ話
え~っ? 「全編ナレーションだけで、小紅の台詞もなくってつまらなかった!」
・・・ですって~。。。もう、欲しがり屋さんだねぇ ^^; ←おい!

※ 魔王こと闇の貴公子むらさきの盟友、固い絆で結ばれた漆黒のユニコーン・・・その名も「雷鳴号」!!
それでは、そんな熱き要望にお応え致しまして~ w
前回の「疾風開発秘話」のさら~に、こぼれ話をば、
通常のスタイルにおきましてお送りすることにしましょう。
― 話はちょうど、あのむらさきが・・・最後の秘策にと、
わが友でもある漆黒のユニコーンの封印を、
疾風に封じ込める決意をしたあたりからです・・・。―
むらさき 「・・・このままでは埒が明かないようだ。
私は大きな賭けに出ようと思う・・・無論、勝算はわからない。」
・・・そのむらさきの口から出た言葉は実に意外なものであった。
※ そこには、テスト・ドライバーの小紅、ゾラ主任、アイリス博士、むらさき教授・・・そして、雷鳴号がいた。
いつものむらさきであれば、たとえどのような場合であろうと、
こんな弱音などいっさい吐かずに、
冷静沈着な態度で物事に取り組むのであるが・・・
どうやら、この日ばかりは事情が違っていたと言えよう。
むらさき 「すまないが、ゾラ主任とアイリスは席を外してくれないか。
それと、外で待機してくれてるローズマリーを呼んできてほしい。」
アイリス 「いやよ、わたしも一緒にいるわ・・・ねっ、むらさき、いいでしょ?」
ゾラ 「・・・博士、ここは教授のおっしゃるとおりにしましょう。。。さぁ、こちらへ。」
ゾラに促されるようにして、アイリスはしぶしぶとこの研究室をあとにした。
ほどなく入れ替わるようにして、ローズマリーが入室してきた。

※ 自らを魔王と名乗るむらさきであるが、今回の件に関しては正直、不安であろうことがうかがい知れる。
むらさきは、ふたりの目の前で・・・あの魔王モードに変身してみせた。
ローズマリー 「お呼びとのことで、馳せ参じました・・・むらさきさま。」
むらさき 「あぁ、すまないローズマリー・・・君も小紅と一緒にいてほしいんだ。
私に万一の事があったら、小紅の力になって阻止してくれたまえ。」
小紅 「・・・むらさきさん。」
むらさき 「それじゃ、あとのことは頼んだよ・・・小紅。」
小紅 「えぇ、わかったわ。」
すぐそばにいるむらさきの決意が固いのがわかると、
もうそれ以上、何もいわずに小紅とローズマリーは黙って見守ることにした。
※ 魔王の邪悪な心は完全に制御できているのだが、万が一の事態に備えて万全にしたい旨の事だろう。
むらさき 「それじゃいくよ・・・雷鳴号、準備はいいね。
君のその力を、この私に預けてくれ・・・、 むんっ!」
むらさきが小さく唸るのと、雷鳴号が低く嘶くのと・・・ほとんど同時であった。
その瞬間、研究室に文字通り雷鳴がとどろいたのだ・・・!!
あたりを閃光がつつみ、凄まじい衝撃が走った。
だがもっとも光り輝いたのは他でもない、小紅自身であったのだった。
ようやく、みなの目が眩い光に慣れたころ、
周りを見渡せば・・・そこには雷鳴号のかわりない姿がみえる。
・・・だめだ、失敗なのか !?と思ったのだが、
その向こうに置いてあった超マシーン、疾風が、
なんと、これまでにない重厚で神秘的な輝きを放っているではないか!
むらさき 「どうやら、また君に助けられたようだね・・・小紅。」

※ ようやくのことで完成した疾風、~超古代文明と最新科学・・・そして、封印の見事なコラボ作品である。
・・・そう、みなさんもセント・ライラ号での、あの出来事を覚えているだろう。
小紅の中に普段は眠ったままで継承されている封印の力に、
相手を封じ込め、封印してしまえる極めて稀有な能力があることを・・・
今回のむらさきの試みは、雷鳴号そのものを封印し、
あの疾風の動力部に封じ込める・・・という残酷なものであった。
しかし、実際には・・・雷鳴号の生命はそのままに、
その神秘のパワーのみコピーされ疾風に封印されるというもっとも望ましい形になったのだ。
当然ながら、そんなことはむらさきだけではとても不可能であり、
全ては小紅のその力を、見越しての策略だったとすると、
・・・やはり、このむらさきは相当に食えない男であると言えるだろう (謎)
小紅 「・・・まんまと、してやられちゃったのかもね w 」

※ 月夜にひとり物憂げに佇むむらさき・・・彼の心にあるものとは果たして光なのか?それとも闇なのか?
2009年01月22日
疾風開発秘話
この「闇の黙示録編 第一部」 完結記念企画シリーズ (謎) ←いつそうなった?

※ ステルス機能も装備されており、もちろん亜空間走行さえ可能な万能バイク・・・その名は「疾風」!!
それではさっそくですが、
この夢のスーパー・バイク:疾風の知られざる開発秘話を、
これまた、この物語のヒロインでもある、
小紅との関係を交えて・・・お話しすることにいたしましょう。
本編において、くれないがブルー・シャトーから脱出する際に
初めて使用したことはまだ記憶に新しいことですね。
(・・・「魔王編」、「闇の黙示録編 第一部」のあらすじについては、
チーフの解説ブログ「わたしのSS紙芝居(謎なし)」にありますので、そちらも参考になさってください。)

※ これまで、あまりアクティブなイメージがなかった小紅であるが・・・けっこう何でもこなしてしまうのだ ♪
そして話は、あのくれないが帰ってくるよりも、
数ヶ月前にさかのぼる事になるのだが・・・
むらさきの封印研究所に、ひとつの荷物が届くところからはじまる。
その送り主については不明で、
どこから送られてきたものかもよくわからない。
しかし、そこはあのむらさき教授である・・・
何かを察知し、自分の研究室でそれを開封することにしたのだ。
・・・そこには、謎めいた古めかしい何らかのパーツが、
ぎっしり詰め込まれていたのだ。

※ 多忙なむらさきの要請で、急遽呼び出された小紅を待っていたのは1台のバイク型マシーンであった。
同じく、中に混入されていた走り書きのメモによると、
これはある超古代文明の遺物で・・・
遥か昔には、乗り物として利用されていたものだという事だった。
謎のパーツなどと一緒に数枚の石版もあり、
そこに彫られていた古代文字が、
どうやら、あのむらさきに火をつけたようだった。
それらを解析し、また独自の解釈も加えて、
さらに現代科学の力を最大限に活用して創られたのが・・・この“疾風”なのである。

※ ロールアウトし、サーキット・コースでテスト走行を試みるも、全く動かないという事も多々あったようだ。
幾度となく、試行錯誤をくり返し、また組み替えたりして・・・
通常のバイク以上に走行することはできるようになったのだが、
それでは、超古代文明の遺産を引き継いだ意味もないとの事で・・・
ついに、むらさきはとある秘策にでたのだった。
そうそれは、このマシーンに“封印”の力を封じ込めるという事だ!
みなさんは覚えておいでだろうか、
魔王編において、むらさきが所持していた漆黒のユニコーンを・・・
この疾風には、その神秘な力が封印されているのだ。

※ むらさきの手柄ばかりに思えるかもしれないが、この小紅なくしてはとても完成することはなかっのだ。
実際に、小紅以外にプロのテスト・ドライバーも試してみたのだが、
この恐ろしいまでのパワーを制御することができなくて、
とてもじゃないが、普通に乗ることなども不可能であったという。
ましてや、漆黒のユニコーンの封印を施されてからは、
その性能は飛躍的に跳ね上がったのだが、
さらに輪をかけて扱うことができなくなったという現象が起きたのだ。
それを小紅が時間をかけて少しずつじっくりとなだめて・・・ (謎)
なんとか乗りこなせる様になったのが、
ほんのつい最近のことであったということである。

※ このように可変機能も備え、地面だけでなく空中や水中の走行も可能だという脅威のマシーンなのだ。
いろいろなデータから分析してわかった事なのだが、
比較的、女性にはおとなしく従う傾向があることと、
ある程度以上の能力の持ち主には、
しぶしぶながら従うこともあるという、
・・・実に興味深い傾向も判明している。
このことからも、あのくれないが曲がりなりにも乗っていたという事実は、
くれない自身の能力が・・・ある程度以上のものであるという証になるのだ。
当然ながら、これは小紅の調教なくしては・・・それすらも叶わぬことであったのだが。。。
ちなみに、漆黒のユニコーンの主であったむらさきもちゃんと乗れるぞ。

※ 小紅とむらさきの懸命な努力により、ようやくなんとか手渡せる状態にまで仕上がった疾風との1枚。
こうした苦労の数々を、たぶんくれないは知らないであろう。
あんな勝手に荷物を送りつけてきて、
あとはそっちで任せた・・・なんていう、
そんな甘えたことを、平気でやってのけるなんて、
どっかの作者の性格がよくでているのだけれども・・・ (謎)
まぁまぁ、こんな感じですが・・・、疾風の開発秘話は幕を閉じることにします。
未だ名前だけしか登場していない、
もう1台、同時期に開発されていた怒涛に関しては、
またの機会がありましたら・・・って事で w

※ 疾風の調教帰りに、ニセコのマリエくんのとこへ立ち寄ることもあったのだが、まぁ寝てたりする訳で w
・・・今回は、全てのSSに小紅を起用するという、
別の意味での特別企画でもありました。
まぁ思い入れがありすぎて、逆に使いにくいというジレンマもあって、
そこがまた扱いが難しいキャラクターなのですけどね。
いろいろな伏線だけは張ってあるんで、
動き出せば問題はないんだろうな~って気もします w
ただ・・・趣味の新キャラ作りがそれをまた邪魔しまして~、
本編ではもう収集がつかなくなってますしねぇ (謎) ←謎じゃねぇだろ!
ではでは・・・またお会いしましょう www

※ 実は、この頂いた革ジャンありきで、今回の企画:「疾風開発秘話」が誕生したのは内緒ですよ ^^;
2009年01月20日
FBI封印捜査官
特にこれといったネタがあるわけじゃないですが、
「闇の黙示録編 第一部 完結記念 ♪」にと~っ。。。
またもや恒例の新キャラお披露目の巻です (謎) ←たいがいにしなさい。
※ おっとこれはチョット見てはいけないものを !?~あのむらさきがなんと援交をしていたとは・・・! (謎)
まぁ、くれないじゃあるまいし・・・
そんなことはあるわけないのだが。 ←どういう意味じゃ!
・・・ってことで、この女子高生風な姿の彼女が、
FBIより派遣された封印専任捜査官の「ゆかり」嬢なのです。
もちろん、この格好は単なる趣味で・・・
実際、動きやすいからってのが理由らしいですが ^^;
何も事情を知らないものがこのSSを見れば、
援助交際してるカップルにみえてしまいますよね~ (謎)

※ よ~く拝見すると女子高生には見えないんですけど、制服って怖いよね~なんかそう見えてくる気が w
彼女は日系アメリカ人の何世かで、
この名前は祖父がつけてくれたそうな・・・。
ずっとアメリカ暮らしなので、実は日本の慣習にはうといです。
見た目とてもしっかりしていそうなのだけど、
その実、どこか抜けてる面も持ち合わせており、
仕事ができるかどうかは、まだ不明です。 ←ダメじゃんか!
謎の多い封印の勉強を兼ねて、
極東のむらさきのところへやってきた新米FBI捜査官ってとこですね。

※ 実は伯爵の実妹であったレディ・・・何故にマダムのところにいるか謎ですが、現在所在不明中っす。
2009年01月20日
いい湯だな、あははん♪
「この読者、おいてけ堀ブログめ!」 と言われ続けて、はや半年あまり、
おかげさまで、あの闇の黙示録編も第一部が無事に終わりましたっ ♪

※ せっかくなので自分へのご褒美に、某ニセコにある温泉へとやってまいりました~っときたもんだ w
某千歳空港からの直通バスで着くやいなや、
ささっと脱いで、タオルを腰に颯爽と巻きまして、
いざ、いかん!と浴室にまいりましたら~
な、なんとそこは衝撃の混浴パラダイス !?
周りには麗しき女性客の姿ばかりで・・・もう!(謎) ←もう、どしたんだよ!
まずは心を落ち着かせるためと、冷水シャワーで身体を清め、
ようやく湯船にゆっくりつかったという次第であります。

このブログ用にと・・・
何枚かのSSを
こっそり撮ったわけですが、
・・・たとえバスタオルを
巻いてるとは言っても~
勝手に晒すことなどは
到底できませんので・・・
自分以外は、
誰も写ってないものを、
upさせてもらいますね w
お詫びといってなんですが、
この不肖くれないの、
セクシー・ショットで、
お許しくだされ~っ ←おい!
お湯見る角度かえるだけで、
この水面下も透明に、
なるんですなぁ~。。。
お気をつけあそばせ w
そして、時が移る間も、
ゆったりと、ひとり湯船に浸り、
けっこう有意義なひと時を、
過ごさせていただきました。
ちと、のぼせましたけどね (謎)

※ その後、京都でチーフと落ち合い・・・家具やら何やらブログに使えそうなものを物色したりしました。
んで、結局のところ・・・本編って何がどうなってるの?
・・・ってことなのですが~、
それについてはうちのチーフの解説ブログで、
「闇の黙示録編 第一部」のあらすじなどを・・・
ちょちょいとしてくれるはずなので、
そっち読んでもらえると大丈夫だと思います w ←チーフ任せかよ!
現状、あのマダム・マルゴの手中には・・・
ちょびママさん、アイリス、偽くれないの3人が捕らえられており、
これ以降、むらさきに何らかの接触があるものと思われますなぁ~。
それでは、引き続きまして「闇の黙示録編 第二部」も、
・・・ご愛読くださいますようお願い申しあげます。
※ オマケSS:試しに空中でエンジン停止してみたら~、当然の如く失速し、まっ逆さまに急降下っす ^^;
2009年01月20日
救世主伝説
・・・まぁ前回の「キャラクター対比図」なんかは、それなりに好評だったらしいけどね (謎)
では、さっそく・・・緊迫状態のままだった本編の続きにかかってくれたまえ!

※ 姿そのものはロボなのだが、やはり雰囲気というか、表情がまるで別人なのがお解かり頂けるだろう。
闇の黙示録編・・・、その本編である第13話 「旅立ちのロボ・・・」で、
やっと到着したブルー・シャトーにおいて、
マダム・マルゴと直接対峙したジャーナリスト・ロボであったが・・・
どうやら、それはロボ本人ではなくて、
マダムもその正体に気づいているようであった。
・・・とまぁ、そんなところで唐突に前回の話は終了した訳なのだが。。。
では、あの直後から引き続き本編をお楽しみください。

※ マダムの正面にいたかと思うと、次の瞬間には背後にと・・・まるでかく乱するかの如く移動するロボ。
マルゴ 「あらあら、落ち着きのない坊やだこと。
・・・そんなに、あたくしが怖いのかしら?
そちらから乗り込んできた割には、ずいぶんと期待ハズレだわ。」
ロボ 「・・・ふっ、いまあんたと真正面から事を構えるほど、
俺は愚かではないってことだよ、マダム・マルゴ。」
ピン!と緊迫し、張りつめる空気の中、
マダムとロボの姿をしたものたちのやりとりは続く・・・。

※ 他のキャラを寄せつけないほどの圧倒的な存在感をもち、妖艶といえる美しさで迫るマダム・マルゴ
ロボ 「あんたがついに行動に出た理由を言ってやろうか。。。
あのむらさきが先ごろ発掘した巨大な謎の“封印”がそうだよな?
・・・あの古い伝説に残っていた“救世主”の封印ってやつだ!! 」
マルゴ 「うふふ、そういえば闇ガードさんの本業は、探偵さんだったかしら。
・・・コソコソと嗅ぎまわるのは元々お得意なのよねぇ~。
それで変装ゴッコもお好きなようだけど、推理小説の読みすぎではなくって?」
なんと、古(いにしえ)の伝説にある「救世主の封印」なるものが、
あのむらさきの手に、いまあるというのだ・・・ !?
・・・するとその時、ついに、ロボの姿をまとっていたものは、その正体を現したのだった !?

※ やはりというか予想通りなのだが~ロボに変装していたのは我らが主人公、くれない(本人)であった!
くれない 「・・・お初にお目にかかるマダム・マルゴ、俺が本物のくれないだ。
あんたが事前にゾラやサフランを送り込んでいようが、
・・・あのむらさきは、あぁ見えてけっこう食わせもんでなぁ~っ w
意外と抜かりないんだよこれが、・・・我が兄ながら感心するけどな ^^;
まぁだからこそ、あんたも強攻策にでた訳なんだろうが・・・。」
マルゴ 「まぁ、よくしゃべるお口だこと・・・
それで、・・・結局あたくしに何のご用事でいらしたのかしら?
あなたも人質の仲間入りになりたいのなら歓迎してさしあげてよ。」
そういうやいなや、マダムの眼光がするどく光り輝いたのだった!

※ 妖しく微笑むマダムの真の目的とは、本当にその「救世主の封印」なるものなのであろうか・・・ !?
くれない 「今日のところは挨拶に伺っただけだ・・・また会おう!」
そんな捨て台詞ともとれる言葉を残して、
くれないの姿は応接室から忽然と煙のように消えていた。
マダム 「・・・あら、逃げ出すのは素早いものね。
人狼吸血鬼のデュークさんも、もういなくなってるようだし。
・・・うちのレディや、あの伯爵もそうだけど、
ヴァンパイアという種族は、逃げ足もその特技なのかしらねぇ。」
意味深な言葉を発し、ひとり耽美にほくそ笑むマダム・マルゴであった・・・。

※ その頃、既にくれないはブルーシャトー遥か上空、何百mの場所に黒いマシン「疾風」と共にあった。
くれない 「うひゃ~、あぶねぇ~あぶねぇ~っ w
もうちょいで、こっちもとっ捕まるとこだったな ^^;
・・・ちょびさんには悪いが、今回はまだなんともできねぇ状況だわ。
あのアイリスやもうひとりの俺(偽)もいるから、
いますぐの危険はないと思うが・・・ひとまずは退散とすっか。」
あれれ~、数年ぶりの登場の割には、
これといった見せ場もなく・・・
あのマダム相手に翻弄されっぱなしの我らが主人公、くれないくんですが ^^;
・・・いやいや、これからの活躍に期待しましょう。。。うんうん (謎)

※ マダムの第一秘書:キャンティ、というのは表向きの役職で、四天王でもある彼女には別の顔が・・・。
キャンティ 「・・・えぇ、そうです・・・マダムはもちろんご無事です。
ただ念のため、ブルー・シャトーの警固を通常の倍でお願いします。
それと、引き続き人質の監視を強化してください。」
マダム 「・・・キャンティ、しばらくは相手も時間が欲しいでしょう。
こちらもゆったりと構えて問題ないわ。
そうね、お茶の時間にしましょう・・・あなたもつきあってくださるわね。」
キャンティ 「ウィ、マダム・・・仰せのままに。」
やはりこちらは格が違うというか大物だというか・・・
逃げ出すしかなかったくれないと違って、余裕しゃくしゃくの趣きでさえある。

※ いっきに加速して、ロボを保護してる1号との待ち合わせ場所に向うため疾風を駆るくれないであった。
くれない 「こいつは、俺的にはあんまり得策じゃないんだが、
むらさきや小紅に連絡をとって、至急対策を練り直さないとなぁ・・・
まぁこれは緊急だし、どうこう言ってられる話じゃないから仕方ないけど。」
自慢のスーパーマシン、疾風を自在に駆りながら、
くれないはあれこれブツブツと考えていた。
くれない 「・・・あともうひとり、あのボルドがこの先どう動くかによって、
事情がまったく違ったものになるんだけども・・・
そっちも、いまんとこさっぱりわからんときたもんだ・・・はっはっはっ ^^;」 ←って、おい!

※ キャンティと優雅なお茶の時間を楽しみ、余裕の微笑みをうかべる妖艶な美女・・・マダム・マルゴ。
・・・ということで、今回のお話、第14話 「救世主伝説」で、
闇の黙示録編、第一部はお仕舞いとさせていただきます。
・・・第二部へと、つづく。
ナレーション 「おっとー!、また唐突なことを~ !?
前回の魔王編に比べて、この闇の黙示録編は、
当初からさらに長くなるなぁ~と予想されていましたが・・・
こんな中途で、“第一部 完”ってするところが・・・持ち味ですなぁ w ←ものは言いようだな!
・・・またしばらく、参考資料なんかつくって遊ぶつもりなんでしょう~っ (謎)
ではでは、また次回まで・・・ライダー変身!、とぉー!! 」 ←桜島1号がいいね~ ♪

※ すんげ~カッチョいいスーパーバイク、疾風と・・・さらにもう1台の超マシン、「怒涛」もあるらしいぞ w
2009年01月14日
キャラクター対比図
※ 1枚目の「マダム率いる四天王」と他の4枚のSSは、ある決まった法則性でキャラが並んでいます。
それは、横の1列は、チーフとふたりで一度に召喚できるキャラの種類で、
さらに、縦の軸は同じアカウントがなれる姿という関係なのです。
(・・・ちなみに、横列に同じキャラがいるという場合は、別のアカでもなれるという証拠ですね。)
本編は、これらの組み合わせで登場できるキャラたちが、
入れ替えなどすることなく、SL内をところ狭しと暴れまくれる訳なのです。
・・・という事なので、上の5枚のSSですが、実はまったく合成をしておりません w
(あと、ページの都合で紹介を割愛したのもありますが、別アカで登場しているからで他意はないです。)
※ おまけのSS・・・こちらは逆に、ひとりのアカウントなので、全て合成で集めたキャラたちです ♪ (謎)
2009年01月13日
ブルー・シャトーにて・・・ (謎)
・・・の勢いに押されつつある今日この頃。
こっちも負けじと、急遽・・・連休特別企画として、
今回は、ブルー・シャトーの撮影現場に潜入してきたぞ w
ある意味、これこそ完全に番外編なのである (謎)

※ ずらり揃った超豪華メンバーによる記念SSだけど、とりあえず同時に撮影できる人を集めてみた (謎)
まず中央に、でんと座っているのが・・・マダム・マルゴ。
そして、むかって左から・・・ガーデニア、ロボ、くれない(偽)、デューク、くれない、キャンティとなっている。
あと、ちょびママとアイリスがいるのだが、
監禁中というか、現状同時にはムリなので割愛させてもらった w
「キャンティ」に至っては、名前が登場するのは今回が初になるな ^^;
(・・・ロボを乗せた飛行機の機内に写ってはいるのだけどもね ♪)
これ以上、キャラ増やしてどーすんだよ!。。。
っていう声も聞こえてきますが・・・
だって新キャラつくるの楽しいし~ ←おい!
まぁたぶん、なんとかなるんじゃないかと (謎)

※ さらに、スクープSSを・・・名前は「レディ」というらしいこの女性、髪形があの誰かにそっくりなのです w
2009年01月10日
ゆーいちのお散歩絵日記
さてさて、緊迫する本編から目が離せなくなってまいりましたが w
ちょっと息抜きがてらに~
いえけっして、ネタが枯渇したわけではありませんぞ。。。
~だんじて、そのようなことは~・・・ (謎) ←あるんだな ^^;
※ 諸事情により、PCの性能がよくなりまして。。。それに伴い、撮影するSSの精度もすんごいことに・・・
今回の番外編は、並み居る登場キャラでも特に謎が多い・・・
記憶喪失の青年・・・ゆーいちにスポットをあてまして、
「ゆーいちのお散歩絵日記」と題してお送りしたいと思います ♪
(・・・いつものように、タイトルに深い意味はありません~ w )
※ チョビ太郎♂との散歩だけは欠かさないゆーいちであるが、無論、連れてってもらってる側であ~る。
冒頭のSSでもあったように・・・
ゆーいちは本人もわからないうちに、
闇色の皮膚をもつ姿などになってしまうことが多々あるのだ。
その間の記憶なども失っているらしく、
自分が変身していることすら把握できていないのである。
※ こうやって、ブランコに乗りながらも次の瞬間には変貌していたりと、どういう原理なのかは謎である。
いまのところ、周囲に実害はないみたいなので、
まぁ問題はないとも言えるが・・・ ←本当か?
あまり気味のいいものでない事は確かだよなぁ。
・・・ってか、ブランコにちゃんと座ってもないし、うっすら不気味に笑ってるし~ ^^;
よいこのみんなは、けっして真似しちゃだめだぞ。
※ 現在、唯一ともいえるゆーいちの理解者は・・・毎日の散歩の友、探偵犬のチョビ太郎♂だけなのだ。
当然の事ながら、チョビ太郎♂は、
このゆーいちの不思議な変貌を一番目撃しているであろうが・・・
誰に報告するでもなく、ただ見守っているだけである。
まだ取り急いでの危険性はないという証拠なのであろうか?
傍から見るには、けっこうなラブラブぶりで、微笑ましいかぎりなのだが・・・ (謎)
※ ベンチに腰掛けて何やら難しい本を読んでいる時にも、こそっと変身していたりと、法則性はないようだ。
モザイク荘の住人たちの前では、まだ変身した・・との報告はないので、
こうみえても、実はT.P.O.を考慮してるのかもしれない。
よくよくみてみると、聡明そうにも見えてくるのが不思議だ。
おぉ~、これはちょび1号・・・もとい、
ちょび2号こと、美々ちゃんとの
ツー・ショットではないか !?
ゆーいちのこの満更でもない
笑顔が痛々しいが・・・
この服装からすると、
すでにボルドの元へと、
報告に行ったあとだと推測される。
久しぶりにマスター・ボルドに会え、
とても嬉しかったことだろう。
どうやら、2号の方から
誘ってのデートらしい・・・ (謎)
まぁ、実際は情報収集のために呼ばれただけだろうけども w
・・・つづく。
ナレーション 「・・・なんといいますか、神出鬼没というんでしょうか。
このゆーいちに関しては、『へ~、そういうことがあるんだぁ~っ』 程度に、
記憶に留めておいてもらえれば・・・、いま現在、
直接、本編には絡んでくる予定がありませんので問題はないかと w ←おいおい!
では 次回はぜひ本編で、レッツ・コンバイン!! 」 ←コンバイン・オッケー、コンバイン・オッケー。
※ って、おい・・・ここはマダム・マルゴの書斎だろ、なんでキミがここで主然として座っとるんじゃい !?
2009年01月10日
旅立ちのロボ・・・
さてさて、今回、熱血ジャーナリストの活躍はいかに。。。 !?

※ マダムの研究施設:ブルー・シャトー前にて、試し撮りの1枚を撮っているロボ、・・・その背後には?
ここ数日、めまぐるしく動いてるいろいろな事など、
まったく、知るはずもないロボは、
当然、事情も何もわからないまま・・・
マダムの用意してくれたチケットを片手に、
意気揚々と、ひとり飛行機に乗り込んでいた。
初めての海外の仕事ということもあり、
極度に緊張していたのであろう・・・
あまりにも周りが見えないでいたことは確かである。
※ 指定された一番前の席に座るロボ、・・・後ろの席には、何やらおかしな連中の姿もチラホラと (謎)
落ち着いてじっくり機内を見渡せば・・・
あるいは、認識できたかもしれないが、
いまのロボにそれを求めるのは酷だったかもしれない。
彼のすぐ後ろの席には、どこかでみたような、
着流し姿の侍のような人物もいる (謎)
それに、さらに後ろにはでかい男も・・・
こちらの人物については、
ロボも直接会っている訳だから、
目に入れば気がつくはずなのだけどもねぇ~ ^^;

※ マダム・マルゴの誇る、封印研究施設:ブルー・シャトー・・・ヨーロッパ一の、否、世界一の規模だ。
そして、不思議と何ごともなかったようで、
無事にロボは、空の長旅を経て・・・
念願の場所へと到着したのだった。
しかし、この広大な施設では、どこへどう行けば、
目指す相手、アイリスのもとへ、
辿り着くのか、皆目見当もつかず、
途方にくれていたのだが・・・
きちんと出迎えに、マダムの秘書だという女性が、
ロボを案内してくれるよう手配されていた。

※ 秘書に案内されながら、まるで迷路のような通路をすすんでいくロボと・・・すぐ背後のでかいやつ ^^;
いつかけたのか、わからないが・・・
ロボは黒いグラサンをしていた。
その態度も、機内にくらべると、
いくぶんか落ち着いてるようにもみれる。
・・・案外、本番には強いタイプの人間なのかもしれない。
そうこうしてるうちに、
ロボが通された部屋には、アイリスではなく、
この施設の主でもある、マダム・マルゴがいたのだ。

※ これまた巨大な応接室だろうか、先ほどの秘書も下がり、部屋にはマダムとふたりっきりになった。
マダム 「遠いところ、遥々ようこそいらっしゃいましたね。
あたくしがここの責任者である、マルゴといいます。
皆は、あたくしを『マダム』なんて呼んでますの・・・
でも、せっかくお越しいただいてなんですけど、
アイリス博士はいま出ていて、ここにはおりませんのよ。」
なんと、あのアイリスは不在だというでないか!
では、いったい、どこへ行ったというのだろうか・・・。
マダム 「・・・なんて、回りくどい話は、
もうやめていいですわよね?・・・偽の記者さん。」

※ やはりこのでかい男は、あの自称:人狼のデュークではないか・・・いったいどうして彼がここへ?
デューク 「・・・はじまったか。」
実は彼は、何かが起きると判断した伯爵の命を受け、
ずっと気配を消したまま、ロボの護衛を兼ねて、
はるばるヨーロッパまでついてきたという訳だ。
もちろん、伯爵の命令なので仕方なく、
この依頼を引き受けただけなのである。
本来であれば、もっとも来たくはない場所であったからだ。
何しろ、ここにはデュークを追い求め、
探し続けている封印研究者が山ほどいるのだから・・・

※ 一瞬のうちに、マダムの目の前の椅子に移動して、ぐいっと睨みつけるように座るロボ・・・ !?
ロボ 「・・・まぁ、あんたを騙せるなんて、
はなっから思ってなかったさ・・・マダム・マルゴ。
・・・で、ちょびさんやアイリスをどこへやったか話してもらおうか。」
マルゴ 「あら、かなり積極的なのね・・・坊や。
あたくし、いま若いツバメに不自由していなくってよ。
顔を洗って出直してくることをお薦めするわ、・・・闇ガードさん。」
当然、顔色ひとつかえることなく、
目の前にいる相手を見据えるマダムである。

※ まるで何か応援でもするかのように、一心不乱に美しい旋律を奏で続ける人狼のデューク。
デューク 「その相手は、一筋縄でいく相手じゃないさ・・・どうでるんだ兄弟よ?」
こちらも当然であるが、いまのロボの正体を重々承知しているようだ。
・・・と、いつものごとく、
今回もここで唐突におわります・・・ではまた w
・・・つづく。
ナレーション 「~って、明らかに誰なのかわかってるのに、
まだ次回までひっぱるっちゅうんか~~~っ!!
恐ろしいまでの貪欲やな・・・ (謎) ←使い方が違うと思うぞ。
ではでは、次回もお楽しみに・・・たぶん、放置して番外編やけど www ←おい!! !
んじゃ、またここで会おう ♪ ~これジャングルの常識、ウラー!! 」 ←ベッカンコかー !?

※ ロボがかってみせた事ない厳しい表情をするこの男、次回こそ、ついにその正体が明かされるのか !?
2009年01月07日
ボルドの黒い野望
「新年のご挨拶」をして、ぼーっとしてたら、
チーフによるうちの解説&紹介ブログ・・・、
「わたしのSS紙芝居(謎なし)」があっという間に、
3~4つと更新されていってるではないですかー !? ←ボヤボヤしてるからじゃん (謎)

※ 彼もまた本編への登場は3年ぶりとなるのだが、闇の黙示録編の真の鍵を握る謎の人物・・・ボルド
それでは、さっそく・・・怒涛の急展開中の本編をお楽しみください。
ついに、あのマダムが何やら行動にでて、
この物語が大きくうねり・・・、ゆっくりと動き始めた様子をみせた。
それに呼応するかのように、
1号はこっそりとモザイク・グラスを抜け出して、
とある場所まで急いで出向いていたのである。
その場所とは・・・そう、あのボルドが構える巨大な城塞都市で、
通常の方法では、決して行き着くことなどできないようになっている極秘の所である。

※ 広大な中庭であろうか、その一角に陣取ったテーブルを挟んで、1号の向かいにはあのボルドが・・・!?
そうです・・・懸命な読者の方じゃなくても、
もうわかっていたと思われますが・・・♪ ←おい!
あのヒゲのくれない(クローン体)とモザイクに一緒に戻ってきたのは、
本物のちょび1号ではありませんでした。
セント・ライラ号に置き去りにされた悲劇のアンドロイド、ちょび2号だったのです。
( 番外編:「特別企画!ざ・にゅーかまー w」のSSをみれば一目瞭然ですね、「謎の人・・・?」の正体も w )
そう、彼女とくれない(偽)は、
共にこのボルドによって送り込まれた間者だったのです。
※ 2号をあたたかくみつめるマスター・ボルドと、久しぶりの再会に緊張する・・・可愛らしいちょび2号。
ボルド 「・・・おかえり、かわりなく元気でいたかい?
キミがいないこの数日が、これほどにも寂しいって知らなかったよ。
また会えてうれしいよ・・・美々。」
2号 「こちらの方こそ、どれだけお会いしたかったか・・・あたしのマスター。」
ちょび2号には「美々(ミミ)」という新しい名前がつけられていた。
どうやらそう呼んでいいのは、このボルドだけで・・・、
ふたりの間には何か特別な関係が築き上げられているようだった。

※ これは、ふたりが一緒にすごしてきた3年間の記憶の一部である、特に2号にとってはとても大切な・・・
2号 「マスター、ちょびママに同行していた彼との連絡が途絶えました。」
ボルド 「そうみたいだね、ついに・・・あのマダムが動き出したんだな。
・・・これで、むこうにはちょびママ、アイリス、
そして彼と、3人もの人質ができてしまったようだ。」
淡々と事実だけを語るボルドに、何の焦りも感じられない。
まるで、くれない(偽)が拉致されることなど、
とっくに想定内だといわんばかりである。
いや、むしろ、やっと動き出したか・・・といった感じさえあるようだ。

※ セント・ライラ号に置き去りにされ、深く傷ついた2号の心をボルドは時間をかけて解きほぐしていった。
ボルド 「でもこれでようやく、もうひとりの彼も動き出すだろうね。
この数年間、いろいろと嗅ぎまわってたようだけど、
彼ももうこれで、表舞台に上がらざるを得ないだろうから・・・」
2号 「・・・本物のくれないですね、あたしの憎むあのくれないと、
あたしにとっては姉妹でもある1号。。。!」
先ほどまで、ボルドにみせていた可愛らしい表情と一変して、
そこには憎悪に醜くゆがむ、もうひとつの顔が、
美々を・・・いや、2号を新たに包んでいたのである。

※ ついにその姿を現したこの物語のキーマンとなるマスター・ボルド、彼は何処へ向うというのだろうか!
また秘密裏に、別れを惜しむ2号をモザイク・グラスへと戻し、
残された巨大な城塞都市の中でひとりたたずむボルドであった・・・。
彼とマダムの関係もまた気になるところであるが、
・・・今回はここまでにしておくことにしよう。
・・・つづく。
ナレーション 「やっぱりね~。。。ってとこでしょうな ^^;
番外編:「特別企画!ざ・にゅーかまー w」のSSのまんま、
1号として帰ってきたわけだしねぇ・・・そら疑うってば ♪ (謎)
そこを知らんぷりで、今回まで貫きとおしたその厚顔を、
逆に褒めてあげたいと思います www ←いわないお約束でいいやんか。
さて、次々と暴露されていくこの展開で、
まだ隠されている事があるのでしょうか・・・? ←そら、あるだろさ (謎)
ではでは、次回また・・・、アイアーーーン・ショーック!」 ←霧の中からアイアン・キング!!

※ ボルドとの暮らしは美々にとって、かけがいのないものとして、その心に深く刻み込まれたのである・・・。
2009年01月01日
新年のご挨拶
みなさんは、いかがお過ごしでしょうか?

※ ひさしぶりに、侍(密偵)編の格好で、姿を見せた本物のくれない・・・本編ではいつ登場なのかな?
ようやく本編の方も、物語が進展してきたところで、
ますます目が離せなくなってまいりました。
この闇の黙示録編は、魔王編よりも登場人物がはるかに多く、
誰が誰なのか、よく把握できない状況ですが・・・ (謎)
できるだけわかりやすく描いていきたいと考えてますので、
がんばってついてきてもらえれば。。。と思います ^^; ←何故、上目線だ !?

※ 初日の出をバックに挨拶用の撮影に挑むくれない・・・PCの環境が変わってちと緊張気味である (謎)
これまで登場してきた新旧キャラたちが、
敵味方にわかれて、どのような展開になっていくのか、
だんだん見えてきたのではないかと思います。
できるかぎり、みなさんの予想を裏切れるような、
おもしろい仕掛けができればいいのですが・・・
でも、ベタな部分が多々あるんで~。。。無理っぽいですね (謎) ←ダメじゃん!

※ この姿もけっこういいかも・・・侍(密偵)編もちょっくら書くかな♪ ←ってか先に本編だろがー!!
・・・それでは、これからものぉ~んびりと、
ご自分のペースで、おつきあいしていってくださいね (謎)
それと、可能な限り柔軟な姿勢で対応していくつもりですので、
ご意見、ご要望等ございましたら・・・遠慮なく、どうぞ w
ではでは~っ、 ゴーリキショーライ!、チョーリキショーライ!・・・チェスト! ←ライジンゴー!! !

※ 下のコメントに呼応しての追加ショットです・・・実は横に打ち合わせ中のうちのチーフがいたりします。