2008年10月31日
直前企画:くれない七変化 !?(謎)
どもども、一段と寒くなってきましたね~早いものでもう今年も残すところ、あと2ヶ月になりました・・・
そこで今回は、闇の黙示録編公開直前緊急企画といたしまして、・・・この物語の主人公である、
くれないくんのこれまでの風貌の移り変わりの歴史を、バババ~ンとお見せしてみようかと思います w
この連載が始まった当初から、個性的なレギュラー陣に比べて、主人公としていまいち影が薄いと言われ、
早い段階から、ごそっとイメージチェンジを図るなどして、努力を積み重ねてきたのですが・・・ (謎)
その結果の産物として、いろいろなくれないくんが登場してしまうという現象が起きてしまいました ^^;
そこで今回は、あえて・・・スキンとシェイプを統一しておき、髪型や服装、また小物等の違いだけで、
その印象がどう変わるのかを見比べてもらいつつ、簡単な説明をして補足してまいりましょう。

・闇ガード編:相棒であるチョビ太郎♂と出会い、一緒に始めたとされる謎の用心棒稼業・・・
実際には割に合わない、かなり危険な仕事も多かったと言われている。
・侍(密偵)編:闇ガード時代に培った人脈を元に、さらに踏み込んだ内容の依頼を請け負って、
よりハードな仕事をこなしていたとされる頃で、潜入捜査が多かったと言われている。
・魔王編(初期):これまでのノウハウを元に新たな仲間と一緒に事務所を構え、探偵稼業を始めた頃で、
主に、尾行や張り込みがメインの地道な仕事をこなし、その姿ももっとも地味である。

・魔王編(中期~):物語が一気に加速し始め、それに合わせるかのような大胆なイメージチェンジをし、
主人公としての地位の確立に奔走していた頃で、・・・現在のスタイルを築き上げた。
・闇探偵編:外伝として描かれている約3000年後の超未来を舞台に、1号と共に活躍している姿で、
その正体は、本編に登場していたくれないと同一人物とされていて、見た目も全く同じである。
・ヴァンパイア版:封印の力を入手したことにより変身してしまう姿で、その高い能力のせいもあってか、
くれないの意思に反し、感情の昂(たかぶ)りなど不安定な要因でも容易に変身をする。
以上・・・まだ本編、番外編、外伝においても、あまり描かれてきてない見慣れぬ姿もありますが、
折を見て、こそっと発表できればと思っているので、いつもの如く・・・のんびりお待ち下さい。
・・・つづく。
ナレーション 「これは、実際にくれないがSLの中で経てきた姿をほぼ順番に並べたものですね~ ^^;
あぁ、そういえばそんな格好してウロウロしてたよね~って、懐かしんでくれる方もいらっしゃるでしょう w
もちろん、その時とはスキンやシェイプが微妙に違ってたりするんですけどねぇ www
・・・だけど、七変化としてはまだ足りないような気がするけど、あっ~そっか、あの初期アバがいたか (謎)
(↑漢字はこうやけど~、そういう意味やないやろ~っ!)
RLもSLも・・・さらにブログまでも、もうゴチャゴチャと一緒になってきてますが~ ←ダメじゃん !?
これからも、自分ができることを見つけ、自分ができることを無理せずやっていこうと思っています ♪
現実の時間の流れを変えることはできませんが、ゆっくりおつきあいしてもらえれば嬉しいです。
ではでは、やっとこさで・・・次回より、闇の黙示録編が始まりまっす。 ←ホンマにホンマか?
さてさて、どうなっていくんでしょうか~皆さん以上に不安なのですが ♪ 」 ←なるようにしかならん!
そこで今回は、闇の黙示録編公開直前緊急企画といたしまして、・・・この物語の主人公である、
くれないくんのこれまでの風貌の移り変わりの歴史を、バババ~ンとお見せしてみようかと思います w

この連載が始まった当初から、個性的なレギュラー陣に比べて、主人公としていまいち影が薄いと言われ、
早い段階から、ごそっとイメージチェンジを図るなどして、努力を積み重ねてきたのですが・・・ (謎)
その結果の産物として、いろいろなくれないくんが登場してしまうという現象が起きてしまいました ^^;
そこで今回は、あえて・・・スキンとシェイプを統一しておき、髪型や服装、また小物等の違いだけで、
その印象がどう変わるのかを見比べてもらいつつ、簡単な説明をして補足してまいりましょう。
・闇ガード編:相棒であるチョビ太郎♂と出会い、一緒に始めたとされる謎の用心棒稼業・・・
実際には割に合わない、かなり危険な仕事も多かったと言われている。
・侍(密偵)編:闇ガード時代に培った人脈を元に、さらに踏み込んだ内容の依頼を請け負って、
よりハードな仕事をこなしていたとされる頃で、潜入捜査が多かったと言われている。
・魔王編(初期):これまでのノウハウを元に新たな仲間と一緒に事務所を構え、探偵稼業を始めた頃で、
主に、尾行や張り込みがメインの地道な仕事をこなし、その姿ももっとも地味である。
・魔王編(中期~):物語が一気に加速し始め、それに合わせるかのような大胆なイメージチェンジをし、
主人公としての地位の確立に奔走していた頃で、・・・現在のスタイルを築き上げた。
・闇探偵編:外伝として描かれている約3000年後の超未来を舞台に、1号と共に活躍している姿で、
その正体は、本編に登場していたくれないと同一人物とされていて、見た目も全く同じである。
・ヴァンパイア版:封印の力を入手したことにより変身してしまう姿で、その高い能力のせいもあってか、
くれないの意思に反し、感情の昂(たかぶ)りなど不安定な要因でも容易に変身をする。
以上・・・まだ本編、番外編、外伝においても、あまり描かれてきてない見慣れぬ姿もありますが、
折を見て、こそっと発表できればと思っているので、いつもの如く・・・のんびりお待ち下さい。
・・・つづく。
ナレーション 「これは、実際にくれないがSLの中で経てきた姿をほぼ順番に並べたものですね~ ^^;
あぁ、そういえばそんな格好してウロウロしてたよね~って、懐かしんでくれる方もいらっしゃるでしょう w
もちろん、その時とはスキンやシェイプが微妙に違ってたりするんですけどねぇ www
・・・だけど、七変化としてはまだ足りないような気がするけど、あっ~そっか、あの初期アバがいたか (謎)
(↑漢字はこうやけど~、そういう意味やないやろ~っ!)
RLもSLも・・・さらにブログまでも、もうゴチャゴチャと一緒になってきてますが~ ←ダメじゃん !?
これからも、自分ができることを見つけ、自分ができることを無理せずやっていこうと思っています ♪
現実の時間の流れを変えることはできませんが、ゆっくりおつきあいしてもらえれば嬉しいです。
ではでは、やっとこさで・・・次回より、闇の黙示録編が始まりまっす。 ←ホンマにホンマか?
さてさて、どうなっていくんでしょうか~皆さん以上に不安なのですが ♪ 」 ←なるようにしかならん!
2008年10月29日
特別企画!ざ・にゅーかまー w
・・・という事で、さっさと本編である闇の黙示録編を書かんかい~!とのお叱りの声もチラホラある中、
今回もしれっと、いつもお馴染みのおちゃらけ番外編、「新しいキャラクターの紹介」をお届けします www
さて、今回の内容は?と申しますと・・・前回、既出のサフラン嬢を除いての~。。。
闇の黙示録編より、新たに登場するキャラクターたちの顔見せを兼ねた簡単なプロフの殴り書きで、
ささっとやってしまおうかと・・・まぁそのように目論んでおりますです ^^;
くれない 「・・・えっと、あれからもう3年ぶりの登場になるんだとさ、なんか落ち着かんよなぁ ^^:」
でも、あんまり内容とか先にバラしちゃうと、この先のストーリー展開が、更につまんなくなっちゃうからね~
・・・何でも、ほどほどにしとかないとって事です (謎)
もっとも早い時期から、密かに誕生していたのは・・・この朱鷺(しゅろ)というキャラクターです。
これまで出てきた誰よりも、よりいっそう神経質そうなイメージを目指し~、
それにあうように、まさに女性のような透き通る白い肌を持つ・・・男性キャラに仕上がっています。
そして、彼もまた封印により人生を翻弄されていくのですが・・・その出生には大きな秘密があるようです。
朱鷺 「・・・。」 ←ノーコメントだそうです。
続きまして、もうひとり男性のキャラクターである、竜胆(りんどう)を紹介したいと思います。
彼もまたその正体が秘密のベールに包まれているのですけども・・・
その彼の目的とは、ずばり監視すること・・・何が起こっているのかを見守る為に派遣されてきたのです。
彼もまた、物語が進んでいけば、ただの監視だけでは、すまなくなるような気がしますね。。。
竜胆 「俺に与えられた任務は全てを見、全てを知り、その全てを報告することだ。」
さて・・・いかにも妖しく美しい妖艶なこの謎の美女(悪女?)ですが・・・名前をマルゴと言います。
この闇の黙示録編においては影の主役といっても過言ではないかと思われる、とても重要な人物ですが、
いまの段階ではまだその全貌はわかっておりません~、この先の物語の鍵を握っている事以外は・・・。
彼女の言動が全ての登場人物に多大なる影響を与えていく様をこれから見ていくことになるでしょう。
マルゴ 「うふふ、可愛い坊やたちが、いっぱいだこと。。。全部、あたくしに任せておけばよろしくてよ。」
最後になりましたが、とても見覚えのある女性の登場です・・・そう、彼女こそが黒衣の貴婦人こと、
あのセント・ライラ号に置き去りにされてしまっていた悲劇のアンドロイド、ちょび2号のその後の姿なのです。
あの完璧な封印をされていたにも関わらず、そこに侵入をし、壊れていた彼女を秘密裏に運び出して、
再改造とも言える大手術を施し、再び物語の表舞台へと無理やりに舞い戻らされてきた訳ですが・・・。
その彼女を復活させた人物については、ここで言うまでもなく皆さんもおわかり頂いてると思うのですが、
・・・そう彼の仕業ですね、彼がどうような意図で何を企んでの事かまでは解りかねますが。。。
何にしても、どうやら無事にはすまないようですね~、これからの2号の動きにも注目しておきましょう。
ちょび2号 「・・・許さない、あたしを見捨てた全ての者達にきっと復讐してやるから!」
・・・とまぁ、かなりの駆け足でざざっと紹介だけしてまいりましたが~っ、
その他にも、これまで登場したキャラたちが、また大きなうねりに巻き込まれ、その意思にかかわらず、
この物語の中で、再び出会う事になるでしょうし、さらに新しい別のキャラに会えるかもしれません (謎)
それでは、これからまた始まる、謎の封印をめぐる新たな物語を、お楽しみいただければ幸いです。
・・・つづく。
ナレーション 「今後の話の都合上、彼らの特性には、ふれる事ができないままの苦しい紹介でしたが ^^;
なにやら、一癖も二癖もありそうな連中ばかりのようで・・・これからが楽しみですね~っ w
まぁ問題もまだまだありまして・・・今度はどれくらいの長編になるんだか、全くわかりませんし~
行き当たりバッタリの書いてみないと先が見えてこない展開ですので・・・予定すら立ちません (謎)
(魔王編のように、こそっと挫折なんかしてみたり~さらに、そのまま書けなくなったりもするかもですし)
そんな事はまず、ちょっとでも書いてから言えよ!って・・・話なんですけどね~ ←とにかく書け!
いや、でも番外編とかって~遊び感覚で出来る部分も多々あって、ほんと書いてて楽しいんですっ ♪
そうそう、それとですね・・・これまでの魔王編においてもありましたけれども・・・、
幾人かの人たちのご好意により、ゲスト出演をしていただいて物語に可憐な花を添えてもらっています w
次回の闇の黙示録編におきましても、随時募集しておりますので~我と思わん方は遠慮などなさらずに、
お誘いあわせの上、奮ってのご参加をお願い申し上げいたします。
(キャラの役柄や肩書き、能力等につきましても・・・またアイディアの持込みなども大歓迎ですので、
ご一報頂ければ、念入りに打ち合わせなどしまして、最終的には全て一任させてもらいますが ←おい!)
ただ読むだけでなく、物語に参加してもらうとより深く楽しめるのではないかと・・・かように思う次第です。
えぇそうですとも~、ひとりでも定期購読してもらいたいが為の苦肉の策でもありますとも~ ^^;;;
そこから、本編のレギュラー陣を脅かすような新キャラクターが誕生するかもしれないですしね~ (謎)
だって可能性は無限大ですから ♪ ~ではでは、またお会いしましょう。」 ↑応募、全く無しに5ペソ!
今回もしれっと、いつもお馴染みのおちゃらけ番外編、「新しいキャラクターの紹介」をお届けします www

さて、今回の内容は?と申しますと・・・前回、既出のサフラン嬢を除いての~。。。
闇の黙示録編より、新たに登場するキャラクターたちの顔見せを兼ねた簡単なプロフの殴り書きで、
ささっとやってしまおうかと・・・まぁそのように目論んでおりますです ^^;
くれない 「・・・えっと、あれからもう3年ぶりの登場になるんだとさ、なんか落ち着かんよなぁ ^^:」
でも、あんまり内容とか先にバラしちゃうと、この先のストーリー展開が、更につまんなくなっちゃうからね~
・・・何でも、ほどほどにしとかないとって事です (謎)

もっとも早い時期から、密かに誕生していたのは・・・この朱鷺(しゅろ)というキャラクターです。
これまで出てきた誰よりも、よりいっそう神経質そうなイメージを目指し~、
それにあうように、まさに女性のような透き通る白い肌を持つ・・・男性キャラに仕上がっています。
そして、彼もまた封印により人生を翻弄されていくのですが・・・その出生には大きな秘密があるようです。
朱鷺 「・・・。」 ←ノーコメントだそうです。

続きまして、もうひとり男性のキャラクターである、竜胆(りんどう)を紹介したいと思います。
彼もまたその正体が秘密のベールに包まれているのですけども・・・
その彼の目的とは、ずばり監視すること・・・何が起こっているのかを見守る為に派遣されてきたのです。
彼もまた、物語が進んでいけば、ただの監視だけでは、すまなくなるような気がしますね。。。
竜胆 「俺に与えられた任務は全てを見、全てを知り、その全てを報告することだ。」

さて・・・いかにも妖しく美しい妖艶なこの謎の美女(悪女?)ですが・・・名前をマルゴと言います。
この闇の黙示録編においては影の主役といっても過言ではないかと思われる、とても重要な人物ですが、
いまの段階ではまだその全貌はわかっておりません~、この先の物語の鍵を握っている事以外は・・・。
彼女の言動が全ての登場人物に多大なる影響を与えていく様をこれから見ていくことになるでしょう。
マルゴ 「うふふ、可愛い坊やたちが、いっぱいだこと。。。全部、あたくしに任せておけばよろしくてよ。」

最後になりましたが、とても見覚えのある女性の登場です・・・そう、彼女こそが黒衣の貴婦人こと、
あのセント・ライラ号に置き去りにされてしまっていた悲劇のアンドロイド、ちょび2号のその後の姿なのです。
あの完璧な封印をされていたにも関わらず、そこに侵入をし、壊れていた彼女を秘密裏に運び出して、
再改造とも言える大手術を施し、再び物語の表舞台へと無理やりに舞い戻らされてきた訳ですが・・・。
その彼女を復活させた人物については、ここで言うまでもなく皆さんもおわかり頂いてると思うのですが、
・・・そう彼の仕業ですね、彼がどうような意図で何を企んでの事かまでは解りかねますが。。。
何にしても、どうやら無事にはすまないようですね~、これからの2号の動きにも注目しておきましょう。
ちょび2号 「・・・許さない、あたしを見捨てた全ての者達にきっと復讐してやるから!」
・・・とまぁ、かなりの駆け足でざざっと紹介だけしてまいりましたが~っ、
その他にも、これまで登場したキャラたちが、また大きなうねりに巻き込まれ、その意思にかかわらず、
この物語の中で、再び出会う事になるでしょうし、さらに新しい別のキャラに会えるかもしれません (謎)
それでは、これからまた始まる、謎の封印をめぐる新たな物語を、お楽しみいただければ幸いです。
・・・つづく。
ナレーション 「今後の話の都合上、彼らの特性には、ふれる事ができないままの苦しい紹介でしたが ^^;
なにやら、一癖も二癖もありそうな連中ばかりのようで・・・これからが楽しみですね~っ w
まぁ問題もまだまだありまして・・・今度はどれくらいの長編になるんだか、全くわかりませんし~
行き当たりバッタリの書いてみないと先が見えてこない展開ですので・・・予定すら立ちません (謎)
(魔王編のように、こそっと挫折なんかしてみたり~さらに、そのまま書けなくなったりもするかもですし)
そんな事はまず、ちょっとでも書いてから言えよ!って・・・話なんですけどね~ ←とにかく書け!
いや、でも番外編とかって~遊び感覚で出来る部分も多々あって、ほんと書いてて楽しいんですっ ♪
そうそう、それとですね・・・これまでの魔王編においてもありましたけれども・・・、
幾人かの人たちのご好意により、ゲスト出演をしていただいて物語に可憐な花を添えてもらっています w
次回の闇の黙示録編におきましても、随時募集しておりますので~我と思わん方は遠慮などなさらずに、
お誘いあわせの上、奮ってのご参加をお願い申し上げいたします。
(キャラの役柄や肩書き、能力等につきましても・・・またアイディアの持込みなども大歓迎ですので、
ご一報頂ければ、念入りに打ち合わせなどしまして、最終的には全て一任させてもらいますが ←おい!)
ただ読むだけでなく、物語に参加してもらうとより深く楽しめるのではないかと・・・かように思う次第です。
えぇそうですとも~、ひとりでも定期購読してもらいたいが為の苦肉の策でもありますとも~ ^^;;;
そこから、本編のレギュラー陣を脅かすような新キャラクターが誕生するかもしれないですしね~ (謎)
だって可能性は無限大ですから ♪ ~ではでは、またお会いしましょう。」 ↑応募、全く無しに5ペソ!
2008年10月28日
インドからの留学生・・・その名はサフラン。
前回、秋の紅葉を森で楽しむ小紅たちと、偶然出会ったとされるインドからの留学生、サフランであるが・・・
実は、彼女もまた闇の黙示録編に大きくかかわってくる登場人物のひとりである。

彼女はある組織より特命を受けて、何も知らない小紅たち3人に近づいてきたのであるが・・・
その組織や目的についてはまだ詳しくわかっていない・・・がしかし、間違いないであろう事実がただひとつ、
彼女もまた大いに、偉大なる封印に関係している者という事である。
そんなサフランの大きく見開かれたそのふたつの瞳には、これからいったい何が映るのであろうか・・・、
そして、額にある第3の眼と呼ばれてる蝶のアクセサリーの意味するものとは。。。(謎)
サフラン 「・・・必ず、つきとめてみせるわ。」
これは、くれないと1号が修行の旅に出発して・・・早くも3年の月日が流れ去っていた秋頃の話である。
・・・つづく。
ナレーション 「・・・いや~っ、いつになくめっちゃ短い番外編っすなぁ~ www
本当でしたら、闇の黙示録編に新たに登場する他のキャラクターたちも一緒に紹介する予定でしたが、
一身上の都合で、前回も登場したサフランだけになってしましました~っ !?
いえ、ネタはあるんですよ~それなりにいろいろとたくさんてんこ盛りに ^^;
まぁほら・・・あれですし、本日中にどうしてもupしておきたかったんでしょうなぁ。。。うんうん (謎)
ってことで、他のキャラたちは・・・また次回以降ってことで・・・しばしお待ち下さいませ。
ではでは、ますます冷え込んできますが~お身体に気をつけSLを楽しんでくださいね ♪」 ←おい!
実は、彼女もまた闇の黙示録編に大きくかかわってくる登場人物のひとりである。

彼女はある組織より特命を受けて、何も知らない小紅たち3人に近づいてきたのであるが・・・
その組織や目的についてはまだ詳しくわかっていない・・・がしかし、間違いないであろう事実がただひとつ、
彼女もまた大いに、偉大なる封印に関係している者という事である。
そんなサフランの大きく見開かれたそのふたつの瞳には、これからいったい何が映るのであろうか・・・、
そして、額にある第3の眼と呼ばれてる蝶のアクセサリーの意味するものとは。。。(謎)
サフラン 「・・・必ず、つきとめてみせるわ。」
これは、くれないと1号が修行の旅に出発して・・・早くも3年の月日が流れ去っていた秋頃の話である。
・・・つづく。
ナレーション 「・・・いや~っ、いつになくめっちゃ短い番外編っすなぁ~ www
本当でしたら、闇の黙示録編に新たに登場する他のキャラクターたちも一緒に紹介する予定でしたが、
一身上の都合で、前回も登場したサフランだけになってしましました~っ !?
いえ、ネタはあるんですよ~それなりにいろいろとたくさんてんこ盛りに ^^;
まぁほら・・・あれですし、本日中にどうしてもupしておきたかったんでしょうなぁ。。。うんうん (謎)
ってことで、他のキャラたちは・・・また次回以降ってことで・・・しばしお待ち下さいませ。
ではでは、ますます冷え込んできますが~お身体に気をつけSLを楽しんでくださいね ♪」 ←おい!
2008年10月26日
封印管理人:マリエゴールド伝説
よっ・・・、みんな元気にしてるか?。。。季節の変わり目なんかは特に注意が必要だよな w
ところで今回もまた番外編なんだけど~、ご存知、助手のマリエくんを中心に話を進めてみようと思う。

※ けっこうな踊り好きとして有名で、封印の祈りに関係なくダンスに精進してる姿がよく目撃されている。
彼女についてだが、本編並びに番外編でも、実際あまり目立った行動&活躍をしてはいない・・・
さらにもっと言えば、いつ助手の役目なんてしてるんだよ?・・・ってな感じで~。。。
他のキャラに負けず、何かと謎の多いキャラクターなんだけども~、まぁいろいろとある訳なんだよ (謎)
では、あちこち端折りながら~、RLとSLも織り交ぜて~、ちょっとかいつまんで話していくことにしよう・・・
まずは、主人公であるくれないとの出会いについてだが、実は、くれないが闇ガードをするよりもずっと前、
つまり、相棒のチョビ太郎♂よりも、か~なり早い時期に二人は出会っているのである。
~ ややこしい話になるが、・・・わかりやすく言うとSLを始める前からってことになるんだなぁ、
つまりは、このSLの世界へ誘(いざな)ってくれた水先案内人とでも言えばいいのか・・・
いや悪く言えば、この無限地獄の道へ引きずり込んだ張本人とも言えるのだが (謎) ~

※ 意外と多趣味で、いろいろな事に手を出してはいるが、本業はもちろん封印管理人である。
それと、ほとんど知られてはいないが、kurenaiというアカウントは実は2つあるんだ・・・ (謎)
メインで使用されているkurenaiとは別にもうひとつ、その2ヶ月以上も前、最初に1度だけ使われた後、
うっかりパスワードを失念してしまうという失態をしてしまい、半年以上に渡り凍結を余儀なくされていたという
・・・プロトタイプ・kurenaiとも呼べるべきアカウントの・・・計2つである。
この件に関しては、影でマリエくんが暗躍してくれたおかげもあり、現在では無事に復帰することができて、
どちらのアカウントも普通に使う事が可能となっているわけであ~る。
・・・ちなみに、プロトタイプの誕生日はあと2日後である (謎)> メインのは12月末だけどね~ ^^;
またいつもの如く、話題が横道にそれちまったが・・・話をマリエくんに戻すことにしよう。
我らがくれないが闇ガードを始めるきっかけになった件にも、マリエくんは深く関わっていたのだった・・・

※ 秋に紅葉の散策に出かけた森にて、ローズマリーと仲良くツーショット写真を撮ったマリエくん。
・・・その当時、マリエくんは某居酒屋店でアルバイトをしていたのだが、その頃、何かをすることでもなく、
SLでプラプラしていたくれないに、「一緒に店番をしてくれたらアルバイト料出すから」と甘い言葉で誘い、
実際には、・・・自分が来れないときの代わりに店番をさせるという荒技をやってのけていたのだ (謎)
その時、通って来てくれていたお客さんたちに、二人の関係を簡潔に説明するときに生まれた言葉が、
ボディガード:用心棒であり、つまりそれが後の闇ガードへと発展していくのである・・・。
それからまた、いろいろあって・・・くれないが闇ガードを経て、独立して探偵稼業をする事になった時に、
マリエ 「できることあったら、言ってや・・・お手伝いくらいやったらするし」
くれない 「そか、ほな助手でもしてもらおうかな ♪」
ということで、案外安直に・・・助手マリエくん誕生の瞬間がおとずれたのであった。

※ その森で偶然出会ったサフランも意気投合し4人一緒に仲良く記念写真をパチっと w ←笑えよ~ ^^;
それから相棒のチョビ太郎♂の紹介で、ちょびママさんとこに事務所の場所も無事に決まり、
いざ開業する頃には、いつの間にか小紅とローズマリーも一緒に働く事になっていて~。。。
その後の事は、本編を読んでもらえればわかると思うが、いろいろ難儀なことになっていく訳なのである・・・
ちなみに・・・これもあまり知られてはいないのだが、マリエくんと小紅&ローズマリーは仲が良いのだが、
マリエくんとちょびママさん&チョビ太郎♂は・・・あまりというか何というか仲がまぁよろしくないのだ (謎)
同じチーム内であるが・・・こればっかりはどうにもならないようで、流石のくれないも頭を抱えているらしい。
ここら辺りの事情も、のちにくれないが1号だけ連れて旅立ってく理由になっているのかもしれない ^^;
かなり端折りすぎたので、結局、マリエくんについては・・・よくわからないままになってしまったが、
これもまた・・・伝説の一部であるということにして、今回はページを閉じることにしよう。 ←おいおい
ナレーション 「え~っと、まぁ今回も・・・マリエくんのSL生誕1周年おめでとう記念企画なので~、
内容もあんまり大してないよう。。。って事ですね www ←おい!
あとは、2日後にプロトタイプ・kurenaiの記念日が控えておりますが~このままだと放置っすかねっ (謎)
なんかこそっと、バラしてはいけないような裏事情もありましたが・・・まぁそういう事も念頭に置き、
本編を読んでいただくのも、また一考に値するのではないかと思います。
ではでは、次こそは本編でしょうか?いや外伝でありましょうか?・・・それともまた番外編なのか?
たぶん本編ではないでしょうね~それじゃ、まっ、そゆことで ^^;」 ←どゆことなんか言わんかい !?
ところで今回もまた番外編なんだけど~、ご存知、助手のマリエくんを中心に話を進めてみようと思う。

※ けっこうな踊り好きとして有名で、封印の祈りに関係なくダンスに精進してる姿がよく目撃されている。
彼女についてだが、本編並びに番外編でも、実際あまり目立った行動&活躍をしてはいない・・・
さらにもっと言えば、いつ助手の役目なんてしてるんだよ?・・・ってな感じで~。。。
他のキャラに負けず、何かと謎の多いキャラクターなんだけども~、まぁいろいろとある訳なんだよ (謎)
では、あちこち端折りながら~、RLとSLも織り交ぜて~、ちょっとかいつまんで話していくことにしよう・・・
まずは、主人公であるくれないとの出会いについてだが、実は、くれないが闇ガードをするよりもずっと前、
つまり、相棒のチョビ太郎♂よりも、か~なり早い時期に二人は出会っているのである。
~ ややこしい話になるが、・・・わかりやすく言うとSLを始める前からってことになるんだなぁ、
つまりは、このSLの世界へ誘(いざな)ってくれた水先案内人とでも言えばいいのか・・・
いや悪く言えば、この無限地獄の道へ引きずり込んだ張本人とも言えるのだが (謎) ~
※ 意外と多趣味で、いろいろな事に手を出してはいるが、本業はもちろん封印管理人である。
それと、ほとんど知られてはいないが、kurenaiというアカウントは実は2つあるんだ・・・ (謎)
メインで使用されているkurenaiとは別にもうひとつ、その2ヶ月以上も前、最初に1度だけ使われた後、
うっかりパスワードを失念してしまうという失態をしてしまい、半年以上に渡り凍結を余儀なくされていたという
・・・プロトタイプ・kurenaiとも呼べるべきアカウントの・・・計2つである。
この件に関しては、影でマリエくんが暗躍してくれたおかげもあり、現在では無事に復帰することができて、
どちらのアカウントも普通に使う事が可能となっているわけであ~る。
・・・ちなみに、プロトタイプの誕生日はあと2日後である (謎)> メインのは12月末だけどね~ ^^;
またいつもの如く、話題が横道にそれちまったが・・・話をマリエくんに戻すことにしよう。
我らがくれないが闇ガードを始めるきっかけになった件にも、マリエくんは深く関わっていたのだった・・・
※ 秋に紅葉の散策に出かけた森にて、ローズマリーと仲良くツーショット写真を撮ったマリエくん。
・・・その当時、マリエくんは某居酒屋店でアルバイトをしていたのだが、その頃、何かをすることでもなく、
SLでプラプラしていたくれないに、「一緒に店番をしてくれたらアルバイト料出すから」と甘い言葉で誘い、
実際には、・・・自分が来れないときの代わりに店番をさせるという荒技をやってのけていたのだ (謎)
その時、通って来てくれていたお客さんたちに、二人の関係を簡潔に説明するときに生まれた言葉が、
ボディガード:用心棒であり、つまりそれが後の闇ガードへと発展していくのである・・・。
それからまた、いろいろあって・・・くれないが闇ガードを経て、独立して探偵稼業をする事になった時に、
マリエ 「できることあったら、言ってや・・・お手伝いくらいやったらするし」
くれない 「そか、ほな助手でもしてもらおうかな ♪」
ということで、案外安直に・・・助手マリエくん誕生の瞬間がおとずれたのであった。

※ その森で偶然出会ったサフランも意気投合し4人一緒に仲良く記念写真をパチっと w ←笑えよ~ ^^;
それから相棒のチョビ太郎♂の紹介で、ちょびママさんとこに事務所の場所も無事に決まり、
いざ開業する頃には、いつの間にか小紅とローズマリーも一緒に働く事になっていて~。。。
その後の事は、本編を読んでもらえればわかると思うが、いろいろ難儀なことになっていく訳なのである・・・
ちなみに・・・これもあまり知られてはいないのだが、マリエくんと小紅&ローズマリーは仲が良いのだが、
マリエくんとちょびママさん&チョビ太郎♂は・・・あまりというか何というか仲がまぁよろしくないのだ (謎)
同じチーム内であるが・・・こればっかりはどうにもならないようで、流石のくれないも頭を抱えているらしい。
ここら辺りの事情も、のちにくれないが1号だけ連れて旅立ってく理由になっているのかもしれない ^^;
かなり端折りすぎたので、結局、マリエくんについては・・・よくわからないままになってしまったが、
これもまた・・・伝説の一部であるということにして、今回はページを閉じることにしよう。 ←おいおい
ナレーション 「え~っと、まぁ今回も・・・マリエくんのSL生誕1周年おめでとう記念企画なので~、
内容もあんまり大してないよう。。。って事ですね www ←おい!
あとは、2日後にプロトタイプ・kurenaiの記念日が控えておりますが~このままだと放置っすかねっ (謎)
なんかこそっと、バラしてはいけないような裏事情もありましたが・・・まぁそういう事も念頭に置き、
本編を読んでいただくのも、また一考に値するのではないかと思います。
ではでは、次こそは本編でしょうか?いや外伝でありましょうか?・・・それともまた番外編なのか?
たぶん本編ではないでしょうね~それじゃ、まっ、そゆことで ^^;」 ←どゆことなんか言わんかい !?
2008年10月23日
闇探偵M-1の秘密
オィッス~、今回は特別にだが・・・、 ←いつもなんか違ってないと気がすまんのかい!
コードネーム:M-1 (エム・ワン)こと、特に謎だらけの存在、1号について少し語ってみようと思う。
彼女が誕生したのは、いまから約3000年ほど前の話になる訳だが・・・複雑な運命の悪戯の結果、
造り出された人工の擬似生命体と言っても過言でないだろう。(・・・詳しい事情は、本編を熟読してくれ w )
この1号は、ちょびママさんをそのモデルに、姿かたちや仕草などをそっくりに造られた人造人間な訳だが、
実際には・・・古(いにしえ)の禁じられた魔法である錬金術と、当時の最先端の科学力の融合により、
編み出された屈指の凡庸人型戦闘アンドロイドなのである。
・・・もし彼女が実戦に投入されていたら、魔王編の結末もかなり違ったものになっていたのは必須である。
ともあれ、彼女はくれないに見出されて・・・そのくれないと共に自分探しの旅へと出るのであるが・・・
それから、この外伝である闇探偵シリーズにおいては、早くも約3000年以上の月日が流れ去っており、
そんな1号の事情を知っているものも、本当に一部だけのものになってしまった・・・、
ましてや、ごく普通の一般人では、おそらく誰ひとりもいやしないだろう。
・・・で、現在も同じく闇探偵として一緒にやっているくれないであるが、彼もその限られた一人である。
彼も共に3000年の長きに渡り、この1号と同じ時間を過ごしてきたのだから・・・
そう彼も内なる力、ヴァンパイアの恩恵を受けてか、なかなか簡単に死なない身体になってしまったのだ!
そんな彼が最初から、1号を選んで旅に出たのは・・・そこに理由があったのかもしれない (謎)
では、話を1号に戻そう~、当初の性格や考え方は基本的に、ちょびママさんをモデルにしてるので、
彼女自身の個性というものはほとんどなかったと言ってよかったが・・・。
長い年月を経てきて、少しずつであるが・・・彼女らしさというものが芽生えてきたのだ。
彼女はもうけっして、誰かのコピー品ではなく、彼女自身がひとりの個人として存在しているのだ。
しかし、まだ解明されていない彼女の秘密もいくつかあるらしいとの情報がある。
それは当人の1号ですら、実は把握できてない機能なのであるらしいのだが、
実際、・・・彼女はその大部分を無から造り出された人造人間であるが、禁じられた古代秘術である、
古(いにしえ)の錬金術を駆使して生み出された結果、なんと人間の女性とほとんど同じ機能が。。。、
~ つまり、受胎し生命を作り出すことも可能である ~ ・・・備わっているらしいのだ (謎)
この事については、直接関わったとされるアイリス博士も実は全くわかっておらず、後年になって、
とある第三者からの提言により、くれないだけが聞いた話であり、1号自身にはまだ知らされていない。
つまり、ただの凡庸人型戦闘アンドロイドだけではない・・・無限の可能性を秘めた存在なのである。
彼女の活躍については、この外伝である闇探偵シリーズを中心に・・・、
また本編である闇の黙示録編においても、いくつか描かれていくことになるはずである。
(※ まだこの時点で、闇の黙示録編が発表されてないのだが、でも3000年後も稼動してるし w )
それでは、これからのくれないと1号の外伝:闇探偵シリーズにも注目してもらいつつ、
もちろん本編である・・・新シリーズ:闇の黙示録編にも大いに期待してもらうって事でぇ~っ、
今回はここらで、お開きにしたいと思います。。。 ←ほんとに期待できるのか! (謎)
ナレーション 「・・・で、話はちっとも進まんのんかい~っ! ←いつものことだぁ~ねぇ~♪
なら今回の目的はいったいなんだったんだ !?・・・と、推理してみると見えてきました。
なんだ、今日は、ちょびママさんの誕生日じゃないか~って事で、特別番外編だった訳だね~ ^^;
SLで言うと、今月は身近でたくさんの人が誕生日を迎えますなぁ・・・ちなみにここの作者もね (謎)
そういえば~、助手のMくんこと・・・マリエくんももうすぐだし~他にもいらっしゃるでしょう。。。
1年なんて過ぎてしまえば、あっという間だよなぁ~・・・短いけどいろいろあったよなぁ (。。。遠い目)
つい、しんみりとしてしまいましたが・・・次の1年を目指してブログの方は続けていきたいと思います w
ではでは、心境も新たに・・・みなさんもご一緒にレッツ・ら・ゴン!」 ←じゃなくて、おめでとう・・・は?
コードネーム:M-1 (エム・ワン)こと、特に謎だらけの存在、1号について少し語ってみようと思う。
彼女が誕生したのは、いまから約3000年ほど前の話になる訳だが・・・複雑な運命の悪戯の結果、
造り出された人工の擬似生命体と言っても過言でないだろう。(・・・詳しい事情は、本編を熟読してくれ w )
この1号は、ちょびママさんをそのモデルに、姿かたちや仕草などをそっくりに造られた人造人間な訳だが、
実際には・・・古(いにしえ)の禁じられた魔法である錬金術と、当時の最先端の科学力の融合により、
編み出された屈指の凡庸人型戦闘アンドロイドなのである。
・・・もし彼女が実戦に投入されていたら、魔王編の結末もかなり違ったものになっていたのは必須である。
ともあれ、彼女はくれないに見出されて・・・そのくれないと共に自分探しの旅へと出るのであるが・・・
それから、この外伝である闇探偵シリーズにおいては、早くも約3000年以上の月日が流れ去っており、
そんな1号の事情を知っているものも、本当に一部だけのものになってしまった・・・、
ましてや、ごく普通の一般人では、おそらく誰ひとりもいやしないだろう。
・・・で、現在も同じく闇探偵として一緒にやっているくれないであるが、彼もその限られた一人である。
彼も共に3000年の長きに渡り、この1号と同じ時間を過ごしてきたのだから・・・
そう彼も内なる力、ヴァンパイアの恩恵を受けてか、なかなか簡単に死なない身体になってしまったのだ!
そんな彼が最初から、1号を選んで旅に出たのは・・・そこに理由があったのかもしれない (謎)
では、話を1号に戻そう~、当初の性格や考え方は基本的に、ちょびママさんをモデルにしてるので、
彼女自身の個性というものはほとんどなかったと言ってよかったが・・・。
長い年月を経てきて、少しずつであるが・・・彼女らしさというものが芽生えてきたのだ。
彼女はもうけっして、誰かのコピー品ではなく、彼女自身がひとりの個人として存在しているのだ。
しかし、まだ解明されていない彼女の秘密もいくつかあるらしいとの情報がある。
それは当人の1号ですら、実は把握できてない機能なのであるらしいのだが、
実際、・・・彼女はその大部分を無から造り出された人造人間であるが、禁じられた古代秘術である、
古(いにしえ)の錬金術を駆使して生み出された結果、なんと人間の女性とほとんど同じ機能が。。。、
~ つまり、受胎し生命を作り出すことも可能である ~ ・・・備わっているらしいのだ (謎)
この事については、直接関わったとされるアイリス博士も実は全くわかっておらず、後年になって、
とある第三者からの提言により、くれないだけが聞いた話であり、1号自身にはまだ知らされていない。
つまり、ただの凡庸人型戦闘アンドロイドだけではない・・・無限の可能性を秘めた存在なのである。
彼女の活躍については、この外伝である闇探偵シリーズを中心に・・・、
また本編である闇の黙示録編においても、いくつか描かれていくことになるはずである。
(※ まだこの時点で、闇の黙示録編が発表されてないのだが、でも3000年後も稼動してるし w )

それでは、これからのくれないと1号の外伝:闇探偵シリーズにも注目してもらいつつ、
もちろん本編である・・・新シリーズ:闇の黙示録編にも大いに期待してもらうって事でぇ~っ、
今回はここらで、お開きにしたいと思います。。。 ←ほんとに期待できるのか! (謎)
ナレーション 「・・・で、話はちっとも進まんのんかい~っ! ←いつものことだぁ~ねぇ~♪
なら今回の目的はいったいなんだったんだ !?・・・と、推理してみると見えてきました。
なんだ、今日は、ちょびママさんの誕生日じゃないか~って事で、特別番外編だった訳だね~ ^^;
SLで言うと、今月は身近でたくさんの人が誕生日を迎えますなぁ・・・ちなみにここの作者もね (謎)
そういえば~、助手のMくんこと・・・マリエくんももうすぐだし~他にもいらっしゃるでしょう。。。
1年なんて過ぎてしまえば、あっという間だよなぁ~・・・短いけどいろいろあったよなぁ (。。。遠い目)
つい、しんみりとしてしまいましたが・・・次の1年を目指してブログの方は続けていきたいと思います w
ではでは、心境も新たに・・・みなさんもご一緒にレッツ・ら・ゴン!」 ←じゃなくて、おめでとう・・・は?
2008年10月20日
外伝:闇探偵kurenai -序章-
今回の外伝、「闇探偵kurenai -序章-」は、・・・実は、これまでご覧いただいてきたあの魔王編や、
未だ描かれてはいない闇の黙示録編より、遥か時空間を越えた・・・超未来の物語であります。
そして、これから登場するキャラクターたちですが、これらも外見等はそっくりであったりしますけれども、
基本的には、いままでのキャラクターたちとは全くもって別人、~ しいて言えばその子孫たちですけども ~
・・・と考えてもらった方がいいでしょう。
― たとえそれが、どう見ても全く同一人物にしか見えなくても !?・・・です (謎) ―
これは、あくまでも外伝であるので、肩の力を抜いて・・・軽い気持ちで読んでもらえれば幸いに思います。
ナレーション 「で、舞台はと言えば大阪。。。しかし、西暦などとっくの昔に終わってしまった世界である。
この世界において、封印とは誰でも極当たり前に入手することができるようになってしまっていて、
免許みたいに、ただの資格や肩書きのような日常的なものでしかない代物になっていた。
しかしながら、やはり強力な封印を手に入れるのは、それなりの特殊な方法が必要であり、
そのための専門学校なども国家や私立を問わず、ごく普通に存在していたのだ・・・
世の常ではあるが、より強力な封印を巡っては・・・高額な値段での売買をはじめ、
また非合法なやり方での取引もされており、それらは密接に庶民の生活を脅かしてもいたのだ。
・・・これは、そういう時代を淡々と生き抜いている人々たちの物語である。」
ここは広大な関西エリアの中心地、いまなお巨大な商業都市である大阪simの西の外れに位置する場所に、
・・・遥か昔、侍の時代には城下町でもあった、「尼崎」というちっぽけだが活気のある下町がある。
そこには、いったい何時からあるのかさえもわからない程の寂れた感じで、ひっそりと事務所を構えて、
それなりに忙しい日々を送っている一人の怪しげな男が住んでいた・・・
目を凝らしてみれば、一際ゴチャゴチャしたビル街の1室に「尼崎探偵事務所」なる煤けた看板が見える。
くれない 「よぉっ、俺は闇探偵っていう、あんまり大っぴらにできねぇ商売をしてるくれないってもんだ。
まぁ、金次第では・・・非合法なことでも何でもお手伝いしますってことでな、意外と需要もあるんだよ (謎)
しかし、俺が判断して許せねぇと思った犯罪なんかにゃ手を貸したりはしないぜ・・・もちろんウソも駄目だ、
あとでわかった日にゃ~、地獄の底まで追い詰めて、きっちり形つけさせてもらうってのが信条だからな。
さてさて、きょうはいったい、どんな仕事の依頼がやってくるのか・・・ふっ、楽しみだぜぃ。」
・・・と、この闇探偵くれないは悠々とタバコ(厳密には、いわゆる煙草ではないが・・・)をふかしながら、
熱く語っているが~実際には、そう毎日都合よく仕事の依頼があるわけでもなく、単に暇をもてあまし、
ただ退屈な日も・・・多々あったりするのだけれど。。。 ^^;
そしてもうひとり、この彼以上に優秀なパートナー ~名目上はチーフアシスタントであるが~ を紹介しよう。
彼女はコードネーム:M-1(エム・ワン)と呼ばれており、とにかく・・・実にこれがまた有能なのである。
実際、闇探偵として成り立っているのは彼女のおかげであるのだが・・・そこはあまり触れないでおこう ^^;
(あぁ~なんか、こんな設定・・・どっかのプロローグでもあったような気がするが、気にしないでくれよな。)
M-1 「コーヒー、冷たいのでいい?」
くれない 「・・・あぁ、頼むわ、いつものやつでな。」
M-1 「ふっ、甘いカフェオレにしておいたわ。」
とにかく、食べ物や飲み物に関しては何を置いても、彼女にまかせておけば安心なのである・・・
詳細は不明だが、たぶん絶対味覚を持っているのじゃないかってほどの機能が備わっているからだ (謎)
だが・・・そんないつもの、のどかな朝の風景も 突然の来客によって、かき消されてしまったのである!
客 「た、助けてくれ!仲間が、仲間が封印に取り込まれちまって暴れ出したんだ!」
くれない 「よっしゃ、まかせておけ!・・・いくぞ、1号!! 」
M-1 「準備はOK、すぐ出れるわ。」
すぐさま、取るものも取らず、あわただしく駆け出すように飛び出していく2人であった。
・・・という感じで、この時代のくれないくんも相変わらずというか、威勢だけはいいようですねぇ~っ ♪
今回は、序章ということもありまして、まずはこの触りだけですが・・・、
気が向いたり、好評だったりすれば~、短期集中連載も実現するかもしれません (謎)
(・・・うちのシステムは、本当にお客さん次第ですので www )
※ これは熱心に机に向って仕事に勤しむ、M-1こと1号くんの隠し撮りカメラ目線ショットっす ♪
その他、まだまだ微妙に細かい設定もあったりしますが、それはまた・・・この続きがありましたら~、
おいおい時間をかけまして、ゆっくりと紹介していきたいと思います。
それでは、この闇探偵シリーズもあるかも・・・ってことを、頭の隅っこにでも置いててもらえれば~っ ^^;
・・・つづく予定。
ナレーション 「な、なんやと~!・・・めっちゃ短いやんけ~っ !? これで何がわかるっちゅーねん!!
はぁはぁ、失礼・・・つい上品な関西弁がでてしまいました。。。思い出しましたがこの作者は、
昔から・・・、番外編、外伝、予告編、つづく、未完、等などと、新しく設定をつくるのだけが大好きで、
ひとり自分で盛り上がってる !?・・・という恐ろしい性分を持っております ^^;;
魔王編を終わらせたという自分にとってだけの快挙に気をよくしたのでしょう~またも暴走したようですね。
次の闇の黙示録編をお待ちいただいてる数少ない貴重な読者のみなさん、もうしばらくお待ち下さい・・・
冒頭のアイディアはすでにあるので、あとは書き出すタイミングではないかと (謎)
ではでは・・・、次回はどんな番外編&外伝でお会いしますかわかりませんが。 ←おい!
できるだけ、はやくお届けしたいなぁ~って思っておりますので、たまにはチェックしてくださいね w
それじゃ、誰も知らない設定満載のこの新シリーズにも乞御期待!! 」 ←期待なんかでけるかい!
未だ描かれてはいない闇の黙示録編より、遥か時空間を越えた・・・超未来の物語であります。
そして、これから登場するキャラクターたちですが、これらも外見等はそっくりであったりしますけれども、
基本的には、いままでのキャラクターたちとは全くもって別人、~ しいて言えばその子孫たちですけども ~
・・・と考えてもらった方がいいでしょう。
― たとえそれが、どう見ても全く同一人物にしか見えなくても !?・・・です (謎) ―
これは、あくまでも外伝であるので、肩の力を抜いて・・・軽い気持ちで読んでもらえれば幸いに思います。
ナレーション 「で、舞台はと言えば大阪。。。しかし、西暦などとっくの昔に終わってしまった世界である。
この世界において、封印とは誰でも極当たり前に入手することができるようになってしまっていて、
免許みたいに、ただの資格や肩書きのような日常的なものでしかない代物になっていた。
しかしながら、やはり強力な封印を手に入れるのは、それなりの特殊な方法が必要であり、
そのための専門学校なども国家や私立を問わず、ごく普通に存在していたのだ・・・
世の常ではあるが、より強力な封印を巡っては・・・高額な値段での売買をはじめ、
また非合法なやり方での取引もされており、それらは密接に庶民の生活を脅かしてもいたのだ。
・・・これは、そういう時代を淡々と生き抜いている人々たちの物語である。」
ここは広大な関西エリアの中心地、いまなお巨大な商業都市である大阪simの西の外れに位置する場所に、
・・・遥か昔、侍の時代には城下町でもあった、「尼崎」というちっぽけだが活気のある下町がある。
そこには、いったい何時からあるのかさえもわからない程の寂れた感じで、ひっそりと事務所を構えて、
それなりに忙しい日々を送っている一人の怪しげな男が住んでいた・・・
目を凝らしてみれば、一際ゴチャゴチャしたビル街の1室に「尼崎探偵事務所」なる煤けた看板が見える。

くれない 「よぉっ、俺は闇探偵っていう、あんまり大っぴらにできねぇ商売をしてるくれないってもんだ。
まぁ、金次第では・・・非合法なことでも何でもお手伝いしますってことでな、意外と需要もあるんだよ (謎)
しかし、俺が判断して許せねぇと思った犯罪なんかにゃ手を貸したりはしないぜ・・・もちろんウソも駄目だ、
あとでわかった日にゃ~、地獄の底まで追い詰めて、きっちり形つけさせてもらうってのが信条だからな。
さてさて、きょうはいったい、どんな仕事の依頼がやってくるのか・・・ふっ、楽しみだぜぃ。」
・・・と、この闇探偵くれないは悠々とタバコ(厳密には、いわゆる煙草ではないが・・・)をふかしながら、
熱く語っているが~実際には、そう毎日都合よく仕事の依頼があるわけでもなく、単に暇をもてあまし、
ただ退屈な日も・・・多々あったりするのだけれど。。。 ^^;
そしてもうひとり、この彼以上に優秀なパートナー ~名目上はチーフアシスタントであるが~ を紹介しよう。
彼女はコードネーム:M-1(エム・ワン)と呼ばれており、とにかく・・・実にこれがまた有能なのである。
実際、闇探偵として成り立っているのは彼女のおかげであるのだが・・・そこはあまり触れないでおこう ^^;
(あぁ~なんか、こんな設定・・・どっかのプロローグでもあったような気がするが、気にしないでくれよな。)
M-1 「コーヒー、冷たいのでいい?」
くれない 「・・・あぁ、頼むわ、いつものやつでな。」
M-1 「ふっ、甘いカフェオレにしておいたわ。」
とにかく、食べ物や飲み物に関しては何を置いても、彼女にまかせておけば安心なのである・・・
詳細は不明だが、たぶん絶対味覚を持っているのじゃないかってほどの機能が備わっているからだ (謎)
だが・・・そんないつもの、のどかな朝の風景も 突然の来客によって、かき消されてしまったのである!
客 「た、助けてくれ!仲間が、仲間が封印に取り込まれちまって暴れ出したんだ!」
くれない 「よっしゃ、まかせておけ!・・・いくぞ、1号!! 」
M-1 「準備はOK、すぐ出れるわ。」
すぐさま、取るものも取らず、あわただしく駆け出すように飛び出していく2人であった。
・・・という感じで、この時代のくれないくんも相変わらずというか、威勢だけはいいようですねぇ~っ ♪
今回は、序章ということもありまして、まずはこの触りだけですが・・・、
気が向いたり、好評だったりすれば~、短期集中連載も実現するかもしれません (謎)
(・・・うちのシステムは、本当にお客さん次第ですので www )
※ これは熱心に机に向って仕事に勤しむ、M-1こと1号くんの隠し撮りカメラ目線ショットっす ♪
その他、まだまだ微妙に細かい設定もあったりしますが、それはまた・・・この続きがありましたら~、
おいおい時間をかけまして、ゆっくりと紹介していきたいと思います。
それでは、この闇探偵シリーズもあるかも・・・ってことを、頭の隅っこにでも置いててもらえれば~っ ^^;
・・・つづく予定。
ナレーション 「な、なんやと~!・・・めっちゃ短いやんけ~っ !? これで何がわかるっちゅーねん!!
はぁはぁ、失礼・・・つい上品な関西弁がでてしまいました。。。思い出しましたがこの作者は、
昔から・・・、番外編、外伝、予告編、つづく、未完、等などと、新しく設定をつくるのだけが大好きで、
ひとり自分で盛り上がってる !?・・・という恐ろしい性分を持っております ^^;;
魔王編を終わらせたという自分にとってだけの快挙に気をよくしたのでしょう~またも暴走したようですね。
次の闇の黙示録編をお待ちいただいてる数少ない貴重な読者のみなさん、もうしばらくお待ち下さい・・・
冒頭のアイディアはすでにあるので、あとは書き出すタイミングではないかと (謎)
ではでは・・・、次回はどんな番外編&外伝でお会いしますかわかりませんが。 ←おい!
できるだけ、はやくお届けしたいなぁ~って思っておりますので、たまにはチェックしてくださいね w
それじゃ、誰も知らない設定満載のこの新シリーズにも乞御期待!! 」 ←期待なんかでけるかい!
2008年10月15日
魔王編:エピローグ 其ノ六
・・・さてさて、前回まで過去5回と好評のうちにお送りしてきた魔王編:エピローグ・シリーズもついに~っ、
この第6弾のエピソードを持ちまして終了の運びと相成りました。
そこで今回は、各登場人物それぞれが・・・魔王編の前と後ろでどんな心境の変化などが起きたのか・・・?
というあたりを掘り下げて紹介できればいいな・・・って思います。 > あくまでも希望的観測ですが。
その考え方が大きく変わったもの、またあまり変化もなかったもの、人それぞれ色々とありますよねぇ (謎)
ナレーション 「第6弾っすか、こんなに小分けに出してくるエピローグっていったい何?って感じですが w
当初、2~3回か、あってもまぁ4回くらいでって予定だったのも、いまはもう懐かしい出来事状態です。
いつもの如く、いつものように・・・まったく予定とおりに進行しないのがこの作品のカラーでありますし ♪
合言葉は・・・『無計画』ってもんです > そういや、よくNO PLANを全面に押し出してましたよねぇ ^^;
え~っ、話がつい横道にそれてしまいますが・・・では、気を取り直して、本編をどうぞ www」
あの大魔王が、我らが主人公、くれないたちの手で、再び封印されてからはや数日が過ぎた頃です・・・
この事件に関わった人たち、巻き込まれた人たちも事後処理を終え、ようやく日常が戻ってきました。
これまでにも、ひとりでいる時には、よく考え事をしていたくれないでありますが・・・ほんの少し前とは、
すっかり状況もその立場も変わってしまい、なにやら戸惑っているようにもみえますね (謎)
それでは、かいつまんでですが・・・登場人物たちのその後の様子を追ってみることにしましょう。
・まず最初は、今回、陰で大活躍?! した助手のマリエくんの場合・・・
ご存知、暗闇の支配者、「伯爵」の封印を何世代にも渡って守護してきた一族の末裔であるが・・・、
なんと、その「伯爵」に直接、人間(くれない)を送りつけるという快挙を成し遂げた。。。 !?
もちろん、過去に例がなかった訳ではないが、数世紀ぶりの事で大英断だったと言わざるをえないだろう。
現在は、ニセコで自分のミュージアムの運営(兼封印の守護)の傍ら、要請があれば探偵業もこなしている。
マリエ 「せやかて、考えてもどないもならんかったやんか。」
・続きまして、小紅専属の隠密の頭でもある、いつも寡黙なローズマリーの場合・・・
今回のことは、ローズマリー自身にも多大な影響を与える事件であったと言える・・・
これまで以上に、封印というものを重視し、いかに自分達が小紅の身を守れるのかという事に心を砕き、
日々、切磋琢磨していくことに余念がないようだ。
ローズマリー 「・・・姫さま、そう無茶をなさらないでください。」
・そして、続きますのはその姫さまこと・・・謎多きの封印継承者、小紅の場合・・・
彼女にもまた本当に様々な事が起こった事件でありました・・・
むらさきの事、封印の事、・・・まぁ、アイリスの事も含めて、この事件後にもまだまだ何かありそうな感じで、
・・・それに、彼女の受け継いでいる封印の秘密に関しても、何も明らかにはあっていないのです。
しかし、表面上の生活にあまり変わった様子はなく、これまで通りに探偵業をこなすというスタイルである。
小紅 「まったく、くれないくんにも困ったものね。」
・さらに、続きまして、何故かモテる封印研究の第一人者・・・、魔王こと、むらさきの場合・・・
過去に小紅とは婚約していた事がある、むらさきですが・・・アイリスとの事もあり、まだ正式にその件で、
関係者の間で話し合いはもたれていないようです。
むらさきは自分の生涯をかけて、封印に関する研究を続けていくつもりで、さっそくスポンサーも確保して、
研究施設も用意してもらい、着々とその準備を進めています。
むらさき 「ほぅ・・・それは実に興味深い話ですね。」
・そしてそして、続きますのが、恋愛には暴走気味な若き天才科学者、アイリスの場合・・・
この事件に関係なく、アイリスの一番の目的といえば、なんといっても愛しいむらさきの事なのである・・・
よって、事件が解決したからといって生まれ故郷である北欧へ帰ることもなく、しっかりしてるというか、
こともあろうに・・・ちゃっかりむらさきの研究チームに所属するという非常にわかりやすい行動にでてます。
これには周りも苦笑いであったといいますが・・・まぁとても有能な人物には違いないのだけれどもね ^^;
アイリス 「・・・ねぇ、むらさき、今度の休みの日なんだけどもねぇ?」
・そいでもって、続きまして、モザイク・グラスのオーナー、ちょびさんの場合・・・
今回、3回も捕まってしまい、「誘拐されキャラ」という新しいジャンルを開拓しましたちょびママさんですが、
1回目の時に、どうやらむらさき、いや魔王?との間に何やらあったらしく~どうも気になっているようで (謎)
いそいそと、自慢の手料理片手に、むらさきの研究所に通う姿が目撃されているようです。
はっきりしない(させない?)むらさきを巡るこの謎の四角関係は、今後、どう展開するのでしょうか・・・?
ちょび 「手料理で落ちなかった男はいないよ、特にあぁいうタイプはね。」
・そして、続きまして、頼りになる相棒、探偵犬、チョビ太郎♂の場合・・・
今回のことで、チョビ太郎♂が決意を新たにした事があります・・・、それは、その飼い主といいますか、
大切な家族でもあるちょびママさんを心配して、仕事の用事でいない時は別ですが、できるだけ傍にいるか、
または周辺から密かにガードをして、けっして誘拐などされぬようにするという事です。
まぁ、大っぴらにしすぎると、そのちょびママさんに警戒され煙たがられるというジレンマに悩み中ですけど。
チョビ太郎♂ 「うぅぅぅ・・・っ、わん!」
・そして、最後になりましたが、我らの主人公である、くれないの場合・・・
今回の一連の事件を経て、もっとも環境や心境に変化があったのが彼、くれないくんであります・・・
結果的にはヴァンパイアという特別な能力を身につけることになった訳なのですが、こと精神面においては、
未熟なままでありますし、現在、とてもアンバランスで不安定な状態なのです。
かなり悩んだ結果ですが、くれないくんは一大決心をしました・・・そう、彼には大変、珍しいことですけどね。
くれない 「・・・よし、旅に出るか、修行の旅にな !?」
・おぉ、あとひとり 、いやもう1体いるのを失念していました、人造人間、ちょび1号の場合・・・
まだ、生まれて間もない彼女を最初に認めてくれたのは、実はくれないだったのです・・・
己の存在意義というものに疑問を抱いていたのですが、それを認められる事により、生きる意志を得ました。
自分はここにいていいのだ、ここに存在してもいいのだという喜びの感情が生まれたのです。
そして、そのくれないの要請を自分の意思で聞いてあげることにしたのです。
ちょび1号 「・・・一緒に行ってもいいよ、何ができるかあたしも知りたい。」
こうして、くれないとちょび1号は・・・残る人たちに後を託し、来たるべき闇の黙示録との戦いに備えて、
あてもない修行の道へと旅立って行ったのでした・・・
ちょうどその頃、世界中のあちこちで幾多の封印が発掘され、また不法に解除されるという事件が勃発して、
ますますもって、物騒な世の中になってきています。
・・・しかしながら、その数はまだ少ないながらも、むらさきや小紅たちと同じように、正義のために、
その封印の力を使うものが現れ始めたことも確かです。
この先、闇の黙示録との戦いは避けることができないと思いますが・・・それはまた次回からの話です。
このお送りしてきた魔王編は、ここらで終わりになります、・・・一先ずのご愛読、誠に有難う御座いました。
魔王編 -エピローグ- 完結
ナレーション 「つ、ついに、長期間に渡って連載してまいりました魔王編も完結の運びとなりました。
いや~、正直ここまで長くなるなんて・・・全然、予定外の想定していない事だったんで、驚いています ^^;
そもそも、始めたきっかけもSLでモノ創るのは面倒そうだし、まぁ直接、絵を描く必要もないみたいだから、
けっこう、いけるかも~的なお気楽な発想からだった訳でありまして・・・ ←おいおいっ!
そんなこんなで途中、たくさんの休憩を挟みつつ・・・こそっと挫折してみたり、いろいろありましたが、
こうして、一応の完結した作品として発表出来ました事を、ここで報告させていただきます。
え~っと、やれ漢字が多いだとか、時代錯誤の文章であるとか・・・回りくどい言い回しばかりだとか・・・、
そういう率直な感想や意見もいただいておりましたが、それにめげずにこのスタイルを貫いてきました。
おかげさまで、訪問数もさっぱりな結果が、この世相を反映しているという事ですね ^^; ←ダメじゃん!
今回、6回に渡り、エピローグの名を借りて・・・好きな番外編や外伝っぽい事ができて楽しかったです。
(この合間に、とある事情から・・・別の番外編を2本差込みましたけども~それは放置ってことで ^^; )
次回の作品も、まだ本編に突入することなく、こういう形式でちゃちゃっと描いていこうかな~って感じで w
実際には、魔王編の後半から闇の黙示録編はすでに始まっているので・・・この魔王編 -エピローグ- は、
闇の黙示録編 -プロローグ- でもあった訳ですね (謎)
ではでは・・・、新しいキャラクターたちの活躍に期待しつつ、いまだ暴かれていない謎が解明されるように、
読者の皆さんも祈っててくださいね~っ www」 ←その「も」・・・って、なんだ?「も」・・・ってよ!! !
この第6弾のエピソードを持ちまして終了の運びと相成りました。
そこで今回は、各登場人物それぞれが・・・魔王編の前と後ろでどんな心境の変化などが起きたのか・・・?
というあたりを掘り下げて紹介できればいいな・・・って思います。 > あくまでも希望的観測ですが。
その考え方が大きく変わったもの、またあまり変化もなかったもの、人それぞれ色々とありますよねぇ (謎)
ナレーション 「第6弾っすか、こんなに小分けに出してくるエピローグっていったい何?って感じですが w
当初、2~3回か、あってもまぁ4回くらいでって予定だったのも、いまはもう懐かしい出来事状態です。
いつもの如く、いつものように・・・まったく予定とおりに進行しないのがこの作品のカラーでありますし ♪
合言葉は・・・『無計画』ってもんです > そういや、よくNO PLANを全面に押し出してましたよねぇ ^^;
え~っ、話がつい横道にそれてしまいますが・・・では、気を取り直して、本編をどうぞ www」
あの大魔王が、我らが主人公、くれないたちの手で、再び封印されてからはや数日が過ぎた頃です・・・
この事件に関わった人たち、巻き込まれた人たちも事後処理を終え、ようやく日常が戻ってきました。

これまでにも、ひとりでいる時には、よく考え事をしていたくれないでありますが・・・ほんの少し前とは、
すっかり状況もその立場も変わってしまい、なにやら戸惑っているようにもみえますね (謎)
それでは、かいつまんでですが・・・登場人物たちのその後の様子を追ってみることにしましょう。
・まず最初は、今回、陰で大活躍?! した助手のマリエくんの場合・・・
ご存知、暗闇の支配者、「伯爵」の封印を何世代にも渡って守護してきた一族の末裔であるが・・・、
なんと、その「伯爵」に直接、人間(くれない)を送りつけるという快挙を成し遂げた。。。 !?
もちろん、過去に例がなかった訳ではないが、数世紀ぶりの事で大英断だったと言わざるをえないだろう。
現在は、ニセコで自分のミュージアムの運営(兼封印の守護)の傍ら、要請があれば探偵業もこなしている。
マリエ 「せやかて、考えてもどないもならんかったやんか。」
・続きまして、小紅専属の隠密の頭でもある、いつも寡黙なローズマリーの場合・・・
今回のことは、ローズマリー自身にも多大な影響を与える事件であったと言える・・・
これまで以上に、封印というものを重視し、いかに自分達が小紅の身を守れるのかという事に心を砕き、
日々、切磋琢磨していくことに余念がないようだ。
ローズマリー 「・・・姫さま、そう無茶をなさらないでください。」
・そして、続きますのはその姫さまこと・・・謎多きの封印継承者、小紅の場合・・・
彼女にもまた本当に様々な事が起こった事件でありました・・・
むらさきの事、封印の事、・・・まぁ、アイリスの事も含めて、この事件後にもまだまだ何かありそうな感じで、
・・・それに、彼女の受け継いでいる封印の秘密に関しても、何も明らかにはあっていないのです。
しかし、表面上の生活にあまり変わった様子はなく、これまで通りに探偵業をこなすというスタイルである。
小紅 「まったく、くれないくんにも困ったものね。」
・さらに、続きまして、何故かモテる封印研究の第一人者・・・、魔王こと、むらさきの場合・・・
過去に小紅とは婚約していた事がある、むらさきですが・・・アイリスとの事もあり、まだ正式にその件で、
関係者の間で話し合いはもたれていないようです。
むらさきは自分の生涯をかけて、封印に関する研究を続けていくつもりで、さっそくスポンサーも確保して、
研究施設も用意してもらい、着々とその準備を進めています。
むらさき 「ほぅ・・・それは実に興味深い話ですね。」
・そしてそして、続きますのが、恋愛には暴走気味な若き天才科学者、アイリスの場合・・・
この事件に関係なく、アイリスの一番の目的といえば、なんといっても愛しいむらさきの事なのである・・・
よって、事件が解決したからといって生まれ故郷である北欧へ帰ることもなく、しっかりしてるというか、
こともあろうに・・・ちゃっかりむらさきの研究チームに所属するという非常にわかりやすい行動にでてます。
これには周りも苦笑いであったといいますが・・・まぁとても有能な人物には違いないのだけれどもね ^^;
アイリス 「・・・ねぇ、むらさき、今度の休みの日なんだけどもねぇ?」
・そいでもって、続きまして、モザイク・グラスのオーナー、ちょびさんの場合・・・
今回、3回も捕まってしまい、「誘拐されキャラ」という新しいジャンルを開拓しましたちょびママさんですが、
1回目の時に、どうやらむらさき、いや魔王?との間に何やらあったらしく~どうも気になっているようで (謎)
いそいそと、自慢の手料理片手に、むらさきの研究所に通う姿が目撃されているようです。
はっきりしない(させない?)むらさきを巡るこの謎の四角関係は、今後、どう展開するのでしょうか・・・?
ちょび 「手料理で落ちなかった男はいないよ、特にあぁいうタイプはね。」
・そして、続きまして、頼りになる相棒、探偵犬、チョビ太郎♂の場合・・・
今回のことで、チョビ太郎♂が決意を新たにした事があります・・・、それは、その飼い主といいますか、
大切な家族でもあるちょびママさんを心配して、仕事の用事でいない時は別ですが、できるだけ傍にいるか、
または周辺から密かにガードをして、けっして誘拐などされぬようにするという事です。
まぁ、大っぴらにしすぎると、そのちょびママさんに警戒され煙たがられるというジレンマに悩み中ですけど。
チョビ太郎♂ 「うぅぅぅ・・・っ、わん!」
・そして、最後になりましたが、我らの主人公である、くれないの場合・・・
今回の一連の事件を経て、もっとも環境や心境に変化があったのが彼、くれないくんであります・・・
結果的にはヴァンパイアという特別な能力を身につけることになった訳なのですが、こと精神面においては、
未熟なままでありますし、現在、とてもアンバランスで不安定な状態なのです。
かなり悩んだ結果ですが、くれないくんは一大決心をしました・・・そう、彼には大変、珍しいことですけどね。
くれない 「・・・よし、旅に出るか、修行の旅にな !?」
・おぉ、あとひとり 、いやもう1体いるのを失念していました、人造人間、ちょび1号の場合・・・
まだ、生まれて間もない彼女を最初に認めてくれたのは、実はくれないだったのです・・・
己の存在意義というものに疑問を抱いていたのですが、それを認められる事により、生きる意志を得ました。
自分はここにいていいのだ、ここに存在してもいいのだという喜びの感情が生まれたのです。
そして、そのくれないの要請を自分の意思で聞いてあげることにしたのです。
ちょび1号 「・・・一緒に行ってもいいよ、何ができるかあたしも知りたい。」

こうして、くれないとちょび1号は・・・残る人たちに後を託し、来たるべき闇の黙示録との戦いに備えて、
あてもない修行の道へと旅立って行ったのでした・・・
ちょうどその頃、世界中のあちこちで幾多の封印が発掘され、また不法に解除されるという事件が勃発して、
ますますもって、物騒な世の中になってきています。
・・・しかしながら、その数はまだ少ないながらも、むらさきや小紅たちと同じように、正義のために、
その封印の力を使うものが現れ始めたことも確かです。
この先、闇の黙示録との戦いは避けることができないと思いますが・・・それはまた次回からの話です。
このお送りしてきた魔王編は、ここらで終わりになります、・・・一先ずのご愛読、誠に有難う御座いました。
魔王編 -エピローグ- 完結
ナレーション 「つ、ついに、長期間に渡って連載してまいりました魔王編も完結の運びとなりました。
いや~、正直ここまで長くなるなんて・・・全然、予定外の想定していない事だったんで、驚いています ^^;
そもそも、始めたきっかけもSLでモノ創るのは面倒そうだし、まぁ直接、絵を描く必要もないみたいだから、
けっこう、いけるかも~的なお気楽な発想からだった訳でありまして・・・ ←おいおいっ!
そんなこんなで途中、たくさんの休憩を挟みつつ・・・こそっと挫折してみたり、いろいろありましたが、
こうして、一応の完結した作品として発表出来ました事を、ここで報告させていただきます。
え~っと、やれ漢字が多いだとか、時代錯誤の文章であるとか・・・回りくどい言い回しばかりだとか・・・、
そういう率直な感想や意見もいただいておりましたが、それにめげずにこのスタイルを貫いてきました。
おかげさまで、訪問数もさっぱりな結果が、この世相を反映しているという事ですね ^^; ←ダメじゃん!
今回、6回に渡り、エピローグの名を借りて・・・好きな番外編や外伝っぽい事ができて楽しかったです。
(この合間に、とある事情から・・・別の番外編を2本差込みましたけども~それは放置ってことで ^^; )
次回の作品も、まだ本編に突入することなく、こういう形式でちゃちゃっと描いていこうかな~って感じで w
実際には、魔王編の後半から闇の黙示録編はすでに始まっているので・・・この魔王編 -エピローグ- は、
闇の黙示録編 -プロローグ- でもあった訳ですね (謎)
ではでは・・・、新しいキャラクターたちの活躍に期待しつつ、いまだ暴かれていない謎が解明されるように、
読者の皆さんも祈っててくださいね~っ www」 ←その「も」・・・って、なんだ?「も」・・・ってよ!! !
2008年10月10日
番外編:・・・くれないの苦悩Ⅱ (謎)
ども~っ・・・、前回の番外編企画、「・・・くれないの苦悩 (謎)」 が好評でしたので~♪
今回も、魔王編:エピローグ・シリーズをちとお休みしまして~、さっそく取り掛かることにしました www
ち・な・み・に、当方ではおひとりさまでも何かしらの反応があると、それが良い悪いを別にしまして・・・
「好評である」というシステムになっておりますので~、くれぐれもお間違いなきようお願いしますね (謎)
・・・まぁ、やってる作業といいますか手間は同じでしたし、そのコンセプトも前回同様、一発ネタ的なもんで、
苦労してGIFにした割には・・・もうインパクトもなくて、残念な結果になってしましました~っ ^^;
柳の下に、そうそうと2匹目のどじょうさんはいないという教訓ですねぇ・・・ ←狙ってたんかい!
ナレーション 「・・・とまぁ、ほとんど勢いだけで作られましたこの作品ですが、
これからの可能性が何かみえた !?・・・という事にしまして、よし!としましょうか w
で、タイトルにもありますように 『・・・くれないの苦悩Ⅱ (謎)』 な訳ですが~冒頭同様、悩みというのも、
前回でありましたとおり~能力のコントロールがまだ未熟で、油断してると思わぬ拍子でヴァンパイア化を
してしまうってなもんですなぁ・・・あぁ、身もフタもない話だ ^^;;;
そんなグダグダな設定を、ご了承していただいてるという前提で、話を進めていきますので~えへへ (謎)」
ぶっちゃけ、一度にまとめていろんな表情を撮影したものを・・・あれこれ繋げて、百面相で遊んでみようと、
始まりました~この企画・・・、「へ~っ、百も表情変わるんだぁ~ (謎)」ということを言われましても~。。。
「んな訳ないやん~!」ってことで・・・、放置させてもらって進行してまりますね w
前回のが「アクビ」でしたので、今回はもっちろん、そうです「クシャミ」がテーマになっております。
(あぁでも、その結果・・・壺から大魔王が登場するってオチはないんで~それは期待しないでねぇ~)

くれない 「・・・ったく、いくら俺が厚顔無恥だろうが、あまりにも2番煎じすぎってもんだろ!って事だが、
それを、のうのうとやりきるってのは、意外と大物なのかもしれないという証拠だろうなっ ♪
まぁ、上のSSを見てくれたらわかるけど、悩んでる事は前と同じで・・・この調子なもんで、
せっかく可愛い女子と、デートしてるってのに、結局、途中で逃げ出されてしまうんだよなぁ・・・
えっ?それって顔だけの問題じゃないだろ!・・・ってか、う~ん、けっこう痛いところついてくるぜぃ。
まだ闇の黙示録のこともハッキリわかってないし、俺への探偵の依頼はないし、訪問数は増えないし、
小紅は相変わらずうるさいし、うなじ見ると喉渇くし・・・と、何かと苦悩がつきることはないって話だよなぁ。」
・・・ってか、そのクシャミすら途中でとまって結局してないやんか! 全てにおいて中途半端ってことか?(謎)
と・・・近年、稀にみるグダグダな作品となりましたことを、ここにお詫び申し上げて~ダッシュで逃亡します。
・・・つづきません!
ナレーション 「・・・・・・いったい、作者に何があったんだ~っ !?
ブログのやりすぎで壊れてしまったのでしょうねぇ、皆さんぜひ、あたたかな目で見守ってやってください。
今回は、SSだけをさらっと見て・・・あとは、なかったことにしてもらいましょうかね ^^; (謎)
ではでは、もうとっくに書き上がってSS待ちという状態の、魔王編 -エピローグ- 其ノ六にて~。。。
再びお会いいたしましょうね・・・バイバイキ~ン www」 ←は・ひ・ふ・へ・ほ~っ♪っておい・・・!! !
今回も、魔王編:エピローグ・シリーズをちとお休みしまして~、さっそく取り掛かることにしました www
ち・な・み・に、当方ではおひとりさまでも何かしらの反応があると、それが良い悪いを別にしまして・・・
「好評である」というシステムになっておりますので~、くれぐれもお間違いなきようお願いしますね (謎)
・・・まぁ、やってる作業といいますか手間は同じでしたし、そのコンセプトも前回同様、一発ネタ的なもんで、
苦労してGIFにした割には・・・もうインパクトもなくて、残念な結果になってしましました~っ ^^;
柳の下に、そうそうと2匹目のどじょうさんはいないという教訓ですねぇ・・・ ←狙ってたんかい!
ナレーション 「・・・とまぁ、ほとんど勢いだけで作られましたこの作品ですが、
これからの可能性が何かみえた !?・・・という事にしまして、よし!としましょうか w
で、タイトルにもありますように 『・・・くれないの苦悩Ⅱ (謎)』 な訳ですが~冒頭同様、悩みというのも、
前回でありましたとおり~能力のコントロールがまだ未熟で、油断してると思わぬ拍子でヴァンパイア化を
してしまうってなもんですなぁ・・・あぁ、身もフタもない話だ ^^;;;
そんなグダグダな設定を、ご了承していただいてるという前提で、話を進めていきますので~えへへ (謎)」
ぶっちゃけ、一度にまとめていろんな表情を撮影したものを・・・あれこれ繋げて、百面相で遊んでみようと、
始まりました~この企画・・・、「へ~っ、百も表情変わるんだぁ~ (謎)」ということを言われましても~。。。
「んな訳ないやん~!」ってことで・・・、放置させてもらって進行してまりますね w
前回のが「アクビ」でしたので、今回はもっちろん、そうです「クシャミ」がテーマになっております。
(あぁでも、その結果・・・壺から大魔王が登場するってオチはないんで~それは期待しないでねぇ~)

くれない 「・・・ったく、いくら俺が厚顔無恥だろうが、あまりにも2番煎じすぎってもんだろ!って事だが、
それを、のうのうとやりきるってのは、意外と大物なのかもしれないという証拠だろうなっ ♪
まぁ、上のSSを見てくれたらわかるけど、悩んでる事は前と同じで・・・この調子なもんで、
せっかく可愛い女子と、デートしてるってのに、結局、途中で逃げ出されてしまうんだよなぁ・・・
えっ?それって顔だけの問題じゃないだろ!・・・ってか、う~ん、けっこう痛いところついてくるぜぃ。
まだ闇の黙示録のこともハッキリわかってないし、俺への探偵の依頼はないし、訪問数は増えないし、
小紅は相変わらずうるさいし、うなじ見ると喉渇くし・・・と、何かと苦悩がつきることはないって話だよなぁ。」
・・・ってか、そのクシャミすら途中でとまって結局してないやんか! 全てにおいて中途半端ってことか?(謎)
と・・・近年、稀にみるグダグダな作品となりましたことを、ここにお詫び申し上げて~ダッシュで逃亡します。
・・・つづきません!
ナレーション 「・・・・・・いったい、作者に何があったんだ~っ !?
ブログのやりすぎで壊れてしまったのでしょうねぇ、皆さんぜひ、あたたかな目で見守ってやってください。
今回は、SSだけをさらっと見て・・・あとは、なかったことにしてもらいましょうかね ^^; (謎)
ではでは、もうとっくに書き上がってSS待ちという状態の、魔王編 -エピローグ- 其ノ六にて~。。。
再びお会いいたしましょうね・・・バイバイキ~ン www」 ←は・ひ・ふ・へ・ほ~っ♪っておい・・・!! !
2008年10月09日
魔王編:エピローグ 其ノ五
さてさて、ショートショートでお送りしているこのエピローグ・シリーズも今回で第5弾を迎えました
そろそろ、ネタも枯渇してきてもう無いんじゃないか?・・・とのご心配の声をよそに、
「それが、実はまだあるんですよ~っお客さん」・・・とばかりに書いてまいりたいと思います (謎)
それでは、魔王編:エピローグ 其ノ五 の始まりです。。。
ナレーション 「今回も舞台は、な、なんと、リアルタイムの進行で小紅たちがお茶会を開催してる頃です。
ちょうどその頃、お茶会に呼ばれないでいた人たちはどうしてたかと言いいますと・・・
実は、こっそりと集まって何やら秘密の会議をしていたのです、そのメンバーはといえばぁ~っ、
まずは主人公のくれない、・・・むらさき、ちょびさん、アイリス、そして、チョビ太郎♂の面々です。
さていったいぜんたい、どういった内容の集まりだったのでしょうか・・・?」
ここは、いつものモザイク・グラス上空にある、スカイの花畑・・・ちょびママさん自慢の空中庭園である。
いつもなら自由に誰でも入れるように開放されているのだが、今日に限りそうではなかった・・・
むらさきとアイリスの協同作業で、ごく簡単な方法ではあるが・・・超強力な結界が四方八方に張られており、
ここの関係者以外は立ち入り禁止区域になっていたのだ。
むらさき 「・・・なるほど、これがアイリスが錬金術を駆使して造ったちょびさん型アンドロイドなんだね。」
アイリス 「えぇ、現代科学と古の禁じられた魔法:錬金術を融合させた最高傑作・・・人造人間ちょび1号よ、
これを造ったときの私は、いろいろな封印を自らに取り込むことによって、想像をはるかに超えた力、
・・・そう、まさに超能力ともいえる超科学でもって、このアンドロイドを造り上げてしまったのよ。
何より、ちゃんとした設計図もなしに・・・これともう1体、2体を同時に造ってしまったなんて、まるで・・・
私自身が何か別の力に憑依されてたとしか説明のしようもないところも多々あるのよねぇ。。。」
むらさき 「そうだな、私も魔王を制御できない時は、自分の意思ではなく操り人形のように、思いもよらず、
おかしな行動をとったりした経験があるから、よくわかるよ。」
くれない 「・・・しかし、なんていうか、ほんとによくできてるよなぁ・・・これって。」
感心しながら、そこにいる人造人間ちょび1号と、本物のちょびママさんを見比べるくれないであった。
(・・・おわかりいただけるだろうか、チョビ太郎♂が見ている向って右側が正真正銘、本物のちょびさんで、
向って左側にいる袖のない服を着ているのが、錬金術で造られた・・・人造人間ちょび1号である。)
ちょび 「そうねぇ、あたし自身も目の前に立っていたら・・・あら、こんなところに鏡なんてあったかしら?
・・・って、絶対思ってしまうわ・・・それくらい似てるのよ。」
チョビ太郎♂ 「・・・わん!」
ちょび 「ふふっ、そうねチョビだけは、ちゃんとあたしじゃないって見抜いたんだもんね、えらいえらい ♪」
ちょび1号 「・・・で、あたしはどうなっちゃうの?」
くれない 「ほえっ、あたし?って、おわっ !?1号しゃべってるし、しかも、声そっくりでわからんかった。」
それもそのはず、初めてスカイでくれないと対峙した時も、ちゃんと会話をしてたのである・・・
それ故に、まさか偽者だとは見抜けず、アイリスに対して怒ったことさえ・・・もう忘れていたくれないであった。
くれない 「そ、そうだった・・・俺、前にもこいつと会話してたな、そかそか、そん時もこの声だったわ。
普通にしゃべれるくらい精巧にできてるって事なのか・・・ったく、恐ろしいなその錬金術とかってもんは!」
アイリス 「それが、それだけでは済めばまだ全然いいのよねぇ~・・・くれない。
このちょび1号にはさらに秘密があって、凡庸人型戦闘アンドロイドでもあるのよねぇ・・・そしてその上に、
超マイクロスーパーコンピューターチップを内蔵した電子頭脳で、自分で意思を持って行動できるの・・・。
そこに、ちょびさんの感情や行動パターンも、詳細に組み込まれているという優れものなのよ。」
ちょび 「へ~っ、すごいね」
くれない 「感心してる場合でもないだろっ・・・!」
ちょび 「・・・あはは、そだった。」
まぁ、どこかのん気で他人事なちょびママさんであったが・・・問題はいろいろと山積みのようだ。
この場にいる全員が、このちょび1号の完成度を感心しながら、また驚嘆しながら・・・眺めていたのだが、
ふと、少しきびしい表情になった、むらさきが次のように切り出したのだ。
むらさき 「アイリス、この動力源って・・・あれだろ、原子力なんだろ。」
アイリス 「えぇ、その通りよむらさき、永久機関になっていて何もなければ無限に稼動することが可能ね。
万が一、動力部を破壊されてしまうような事があれば、環境に著しい影響を与えかねない代物だけど・・・」
くれない 「えぇぇぇぇぇぇぇっ!・・・それって核爆発とかするってことか !?」
むらさき 「そう単純でもないが、まぁ簡単に言うとそういう事だよ。」
アイリス 「さっきも話した通り、邪悪な能力を無くしてしまった今の私にはもう二度と同じものは造れないし、
なんとか修理くらいはできるかもだけど・・・、ましてや解体する事なんて、自己防衛機能があるからねぇ。
残りの1体に関してはあの大魔王の封印の中だから、もし爆発しても、こちらに影響はないのだけれどね。」
なんと、ちょび1号の身体は原子力をエネルギーとして稼動していたのだった・・・
たとえ、邪悪な力に操られていたとはいえ・・・アイリスはかなりとんでもないものを造ってしまったのだった。
もしこれが、悪意のあるものの手によって利用されようものならば、見かけからは想像も出来ないことだが、
それこそ、地球規模で災害を巻き起こし、人類破滅へのカウンドダウンを加速させかねない代物なのである。
では、いったい・・・その処遇をどうすればよいのだろうか?
くれない 「・・・でも別にいいじゃないか、ようは、この1号を爆発なんかさせなければいいことだろ?
ってことは、結界なり封印をするなりして、それを防ぎ・・・なおかつ手元においておけばいいんだよ。
それに、電子頭脳に組み込まれているってのは、ここにいるちょびさんをモデルにされてのもんだろ・・・
まさか、世界を征服しようなんてアコギな感情は備わってないんだし・・・
ここに置いて一緒に暮らしても何も問題ないさ w 」
ちょび1号 「・・・、くれない、・・・ありがと。」
ちょび1号は、まぁ当たり前なのだが・・・そのまんまちょびさんの顔と声で、くれないに礼を述べた。
くれない 「・・・ひとつ問題があるとしたら、この顔と声だよなぁ~っ、この姿のままで暮らすとなると、
周りがかなり混乱してしまうからな・・・実は、双子の妹がいました。。。なんてのもなぁ ^^;
アイリス、せっかくの姿かたちなんだけども・・・なにか他に方法ってあるのか?」
アイリス 「大丈夫、そこはまったく問題にならないわ・・・実際にこの姿かたちは、
ちょびさんのシェイプそのものがモデルなんだけど、メイクで全然違った印象にもなれるのは、
誰でも経験してわかってることだからねぇ・・・できるでしょ?。。。ちょび1号」
ちょび1号 「・・・えぇ、問題ないわ。」
そういうと同時に、ちょび1号は一瞬のうちに輝く光に包まれたかと思うと、もう次の瞬間には、
まるで別人のような見た目に変身でもしたかのようにその姿が変わっていた。
くれない 「・・・おぉ、すげぇな。。。他の何かにでもなれるのか?」
アイリス 「だから・・・そういう機能があるわけじゃないのよ、メイクを変えただけの事よ。」
むらさき 「ほぅ、・・・意外だったけど、そういう方法もあるのだな、一緒に暮らしていれば、何かあれば、
すぐ対応もできるか・・・そういう柔軟な発想ができるって事が大事だって教えられたよ・・・。
結局のところ、これが最良の選択なのかもしれないな。」
アイリス 「そうねぇ、あなたもそれでいいのよね?・・・ちょび1号。」
ちょび1号 「えぇ、そね・・・ここでお世話になっていいなら、あたしに問題はないわ。」
ちょび 「・・・えぇぇぇぇぇぇぇぇっ!。。。あっ、でもむらさきがそう言うなら反対なんてしないけど w
まぁどうせ、いまさら、ひとりだろうが1体だろうが増えたとこで、そうは変わらないものねっ。
もうひとりあたしが増えるって・・・意外と楽しくなるかもね ♪ ふっ www (謎)」
アイリス 「まぁっ、なんですって・・・!」
ことむらさきの話になればそれは別なのである、只でさえアイリスには小紅と言う強力無比なライバルが、
その行く手を阻んでいるのに、これ以上無駄に自分のライバルが増えることを望ましく思わないのは、
まぁ当然至極のことであったのだ・・・
一方のちょびママさんは、その辺など1枚も2枚も上手で、しれっとしたもんである ^^;;
チョビ太郎♂ 「わん、わんっ!」
ちょび 「そっか、チョビも賛成してくれるか・・・じゃOKってことで w」
ちょび1号 「よろしく・・・。」
くれない 「だったら、あれだよな・・・名前もちゃんとつけないとな・・・ちょびばっかりでややこしいわ (謎)」

・・・と、鈍いくれないは一先ずおいといて~話はとんとん拍子に進み、人造人間:アンドロイドちょび1号は、
その動力機関に何重にも結界を施し、たとえ、ボディが粉々に破壊されようともその原子炉が暴走し、
爆発などしないように封印をされた後、その身を我らがモザイク・グラス預かりに決まったのである。
・・・が、結局、その名前の方はいっこうに決まらず・・・現状では単に「1号」と呼ばれることになった・・・
この新たな仲間として、優秀なメンバーが加わった事は、くれないたちにとっても喜ばしいことである。
そう、それはこの先に彼らを待ち受けている。。。
あの闇の黙示録に関わる出来事に対して、きっと力強い味方になってくれるだろうからだ。
― ・・・実は、この人造人間ちょび1号には、その製作に携わったアイリスでさえ知り得ないような、
謎のブラックボックスが密かに組み込まれているのだが・・・、
いったい、何のためにどのようにして仕掛けたのかは、依然不明であるけども、では犯人は誰?となると、
・・・これまでの物語を知ってくれている皆さんでしたら、もう検討がつきますよね~っ ^^; ―
其ノ五 -おわり-
ナレーション 「ありゃ・・・また懲りずにレギュラーキャラが増えちまったじゃないですか ^^;
今度から始まると予定している闇の黙示録編では、もう既に3~4人の新キャラがロールアウトしており、
いまや遅しとその出番を待っているというのに~~~っ!
何々・・・え~っ、原子力で永久に稼動する戦闘兵器でもある人造人間 -アンドロイド- ですとぉ~っ !?
もう、なんでもありですなぁ~ (謎)
(・・・きっと、これからも~あれやこれやといろんなもんが出てくるんでしょうなぁ~目指せ、オンパレード!)
いや、毎度のことでありますが・・・キャラが立ってきて、自分の意思を持ち出すと、もう作者の手を離れ、
こっちの思うとおりになんぞ動いてはくれないものですよねぇ~・・・、うんうん (謎)
で・・・、次回は魔王編:エピローグの総締めくくりとして、それぞれのその後を紹介していくつもりです。
ではでは、皆さんもお身体等に気をつけてお過ごし下さいね ♪」 ←まず、おまえが気をつけろよ!
そろそろ、ネタも枯渇してきてもう無いんじゃないか?・・・とのご心配の声をよそに、
「それが、実はまだあるんですよ~っお客さん」・・・とばかりに書いてまいりたいと思います (謎)
それでは、魔王編:エピローグ 其ノ五 の始まりです。。。
ナレーション 「今回も舞台は、な、なんと、リアルタイムの進行で小紅たちがお茶会を開催してる頃です。
ちょうどその頃、お茶会に呼ばれないでいた人たちはどうしてたかと言いいますと・・・
実は、こっそりと集まって何やら秘密の会議をしていたのです、そのメンバーはといえばぁ~っ、
まずは主人公のくれない、・・・むらさき、ちょびさん、アイリス、そして、チョビ太郎♂の面々です。
さていったいぜんたい、どういった内容の集まりだったのでしょうか・・・?」
ここは、いつものモザイク・グラス上空にある、スカイの花畑・・・ちょびママさん自慢の空中庭園である。
いつもなら自由に誰でも入れるように開放されているのだが、今日に限りそうではなかった・・・
むらさきとアイリスの協同作業で、ごく簡単な方法ではあるが・・・超強力な結界が四方八方に張られており、
ここの関係者以外は立ち入り禁止区域になっていたのだ。

むらさき 「・・・なるほど、これがアイリスが錬金術を駆使して造ったちょびさん型アンドロイドなんだね。」
アイリス 「えぇ、現代科学と古の禁じられた魔法:錬金術を融合させた最高傑作・・・人造人間ちょび1号よ、
これを造ったときの私は、いろいろな封印を自らに取り込むことによって、想像をはるかに超えた力、
・・・そう、まさに超能力ともいえる超科学でもって、このアンドロイドを造り上げてしまったのよ。
何より、ちゃんとした設計図もなしに・・・これともう1体、2体を同時に造ってしまったなんて、まるで・・・
私自身が何か別の力に憑依されてたとしか説明のしようもないところも多々あるのよねぇ。。。」
むらさき 「そうだな、私も魔王を制御できない時は、自分の意思ではなく操り人形のように、思いもよらず、
おかしな行動をとったりした経験があるから、よくわかるよ。」
くれない 「・・・しかし、なんていうか、ほんとによくできてるよなぁ・・・これって。」
感心しながら、そこにいる人造人間ちょび1号と、本物のちょびママさんを見比べるくれないであった。
(・・・おわかりいただけるだろうか、チョビ太郎♂が見ている向って右側が正真正銘、本物のちょびさんで、
向って左側にいる袖のない服を着ているのが、錬金術で造られた・・・人造人間ちょび1号である。)

ちょび 「そうねぇ、あたし自身も目の前に立っていたら・・・あら、こんなところに鏡なんてあったかしら?
・・・って、絶対思ってしまうわ・・・それくらい似てるのよ。」
チョビ太郎♂ 「・・・わん!」
ちょび 「ふふっ、そうねチョビだけは、ちゃんとあたしじゃないって見抜いたんだもんね、えらいえらい ♪」
ちょび1号 「・・・で、あたしはどうなっちゃうの?」
くれない 「ほえっ、あたし?って、おわっ !?1号しゃべってるし、しかも、声そっくりでわからんかった。」
それもそのはず、初めてスカイでくれないと対峙した時も、ちゃんと会話をしてたのである・・・
それ故に、まさか偽者だとは見抜けず、アイリスに対して怒ったことさえ・・・もう忘れていたくれないであった。
くれない 「そ、そうだった・・・俺、前にもこいつと会話してたな、そかそか、そん時もこの声だったわ。
普通にしゃべれるくらい精巧にできてるって事なのか・・・ったく、恐ろしいなその錬金術とかってもんは!」
アイリス 「それが、それだけでは済めばまだ全然いいのよねぇ~・・・くれない。
このちょび1号にはさらに秘密があって、凡庸人型戦闘アンドロイドでもあるのよねぇ・・・そしてその上に、
超マイクロスーパーコンピューターチップを内蔵した電子頭脳で、自分で意思を持って行動できるの・・・。
そこに、ちょびさんの感情や行動パターンも、詳細に組み込まれているという優れものなのよ。」
ちょび 「へ~っ、すごいね」
くれない 「感心してる場合でもないだろっ・・・!」
ちょび 「・・・あはは、そだった。」
まぁ、どこかのん気で他人事なちょびママさんであったが・・・問題はいろいろと山積みのようだ。
この場にいる全員が、このちょび1号の完成度を感心しながら、また驚嘆しながら・・・眺めていたのだが、
ふと、少しきびしい表情になった、むらさきが次のように切り出したのだ。

むらさき 「アイリス、この動力源って・・・あれだろ、原子力なんだろ。」
アイリス 「えぇ、その通りよむらさき、永久機関になっていて何もなければ無限に稼動することが可能ね。
万が一、動力部を破壊されてしまうような事があれば、環境に著しい影響を与えかねない代物だけど・・・」
くれない 「えぇぇぇぇぇぇぇっ!・・・それって核爆発とかするってことか !?」
むらさき 「そう単純でもないが、まぁ簡単に言うとそういう事だよ。」
アイリス 「さっきも話した通り、邪悪な能力を無くしてしまった今の私にはもう二度と同じものは造れないし、
なんとか修理くらいはできるかもだけど・・・、ましてや解体する事なんて、自己防衛機能があるからねぇ。
残りの1体に関してはあの大魔王の封印の中だから、もし爆発しても、こちらに影響はないのだけれどね。」
なんと、ちょび1号の身体は原子力をエネルギーとして稼動していたのだった・・・
たとえ、邪悪な力に操られていたとはいえ・・・アイリスはかなりとんでもないものを造ってしまったのだった。
もしこれが、悪意のあるものの手によって利用されようものならば、見かけからは想像も出来ないことだが、
それこそ、地球規模で災害を巻き起こし、人類破滅へのカウンドダウンを加速させかねない代物なのである。
では、いったい・・・その処遇をどうすればよいのだろうか?
くれない 「・・・でも別にいいじゃないか、ようは、この1号を爆発なんかさせなければいいことだろ?
ってことは、結界なり封印をするなりして、それを防ぎ・・・なおかつ手元においておけばいいんだよ。
それに、電子頭脳に組み込まれているってのは、ここにいるちょびさんをモデルにされてのもんだろ・・・
まさか、世界を征服しようなんてアコギな感情は備わってないんだし・・・
ここに置いて一緒に暮らしても何も問題ないさ w 」
ちょび1号 「・・・、くれない、・・・ありがと。」
ちょび1号は、まぁ当たり前なのだが・・・そのまんまちょびさんの顔と声で、くれないに礼を述べた。
くれない 「・・・ひとつ問題があるとしたら、この顔と声だよなぁ~っ、この姿のままで暮らすとなると、
周りがかなり混乱してしまうからな・・・実は、双子の妹がいました。。。なんてのもなぁ ^^;
アイリス、せっかくの姿かたちなんだけども・・・なにか他に方法ってあるのか?」
アイリス 「大丈夫、そこはまったく問題にならないわ・・・実際にこの姿かたちは、
ちょびさんのシェイプそのものがモデルなんだけど、メイクで全然違った印象にもなれるのは、
誰でも経験してわかってることだからねぇ・・・できるでしょ?。。。ちょび1号」
ちょび1号 「・・・えぇ、問題ないわ。」
そういうと同時に、ちょび1号は一瞬のうちに輝く光に包まれたかと思うと、もう次の瞬間には、
まるで別人のような見た目に変身でもしたかのようにその姿が変わっていた。

くれない 「・・・おぉ、すげぇな。。。他の何かにでもなれるのか?」
アイリス 「だから・・・そういう機能があるわけじゃないのよ、メイクを変えただけの事よ。」
むらさき 「ほぅ、・・・意外だったけど、そういう方法もあるのだな、一緒に暮らしていれば、何かあれば、
すぐ対応もできるか・・・そういう柔軟な発想ができるって事が大事だって教えられたよ・・・。
結局のところ、これが最良の選択なのかもしれないな。」
アイリス 「そうねぇ、あなたもそれでいいのよね?・・・ちょび1号。」
ちょび1号 「えぇ、そね・・・ここでお世話になっていいなら、あたしに問題はないわ。」
ちょび 「・・・えぇぇぇぇぇぇぇぇっ!。。。あっ、でもむらさきがそう言うなら反対なんてしないけど w
まぁどうせ、いまさら、ひとりだろうが1体だろうが増えたとこで、そうは変わらないものねっ。
もうひとりあたしが増えるって・・・意外と楽しくなるかもね ♪ ふっ www (謎)」
アイリス 「まぁっ、なんですって・・・!」
ことむらさきの話になればそれは別なのである、只でさえアイリスには小紅と言う強力無比なライバルが、
その行く手を阻んでいるのに、これ以上無駄に自分のライバルが増えることを望ましく思わないのは、
まぁ当然至極のことであったのだ・・・
一方のちょびママさんは、その辺など1枚も2枚も上手で、しれっとしたもんである ^^;;
チョビ太郎♂ 「わん、わんっ!」
ちょび 「そっか、チョビも賛成してくれるか・・・じゃOKってことで w」
ちょび1号 「よろしく・・・。」
くれない 「だったら、あれだよな・・・名前もちゃんとつけないとな・・・ちょびばっかりでややこしいわ (謎)」

・・・と、鈍いくれないは一先ずおいといて~話はとんとん拍子に進み、人造人間:アンドロイドちょび1号は、
その動力機関に何重にも結界を施し、たとえ、ボディが粉々に破壊されようともその原子炉が暴走し、
爆発などしないように封印をされた後、その身を我らがモザイク・グラス預かりに決まったのである。
・・・が、結局、その名前の方はいっこうに決まらず・・・現状では単に「1号」と呼ばれることになった・・・
この新たな仲間として、優秀なメンバーが加わった事は、くれないたちにとっても喜ばしいことである。
そう、それはこの先に彼らを待ち受けている。。。
あの闇の黙示録に関わる出来事に対して、きっと力強い味方になってくれるだろうからだ。
― ・・・実は、この人造人間ちょび1号には、その製作に携わったアイリスでさえ知り得ないような、
謎のブラックボックスが密かに組み込まれているのだが・・・、
いったい、何のためにどのようにして仕掛けたのかは、依然不明であるけども、では犯人は誰?となると、
・・・これまでの物語を知ってくれている皆さんでしたら、もう検討がつきますよね~っ ^^; ―
其ノ五 -おわり-
ナレーション 「ありゃ・・・また懲りずにレギュラーキャラが増えちまったじゃないですか ^^;
今度から始まると予定している闇の黙示録編では、もう既に3~4人の新キャラがロールアウトしており、
いまや遅しとその出番を待っているというのに~~~っ!
何々・・・え~っ、原子力で永久に稼動する戦闘兵器でもある人造人間 -アンドロイド- ですとぉ~っ !?
もう、なんでもありですなぁ~ (謎)
(・・・きっと、これからも~あれやこれやといろんなもんが出てくるんでしょうなぁ~目指せ、オンパレード!)
いや、毎度のことでありますが・・・キャラが立ってきて、自分の意思を持ち出すと、もう作者の手を離れ、
こっちの思うとおりになんぞ動いてはくれないものですよねぇ~・・・、うんうん (謎)
で・・・、次回は魔王編:エピローグの総締めくくりとして、それぞれのその後を紹介していくつもりです。
ではでは、皆さんもお身体等に気をつけてお過ごし下さいね ♪」 ←まず、おまえが気をつけろよ!
2008年10月08日
番外編:・・・くれないの苦悩 (謎)
よぅ~っ、みんな・・・魔王編 -エピローグ- の数々を楽しんでくれてるかな w
まだまだ、続くみたいだから~残りのエピソードにも期待してくれよな、ビックリするような内容らしいぞ !?
・・・で、急遽作ったこの番外編の「・・・くれないの苦悩 (謎)」ってタイトルなんだけども。。。
これまでの、魔王編:エピローグ 其ノ壱~其ノ四 にかけて、全く出番がなかったこの物語の主人公、
我らがくれないくんが、すねているという訳ではなく・・・いや、その断言はできないけども~ (謎)
・・・なにやら、身体にいろいろと異変が起きて困ってるという話なんだとさ。

くれない 「ちょっと、上のSSを見てくれたらわかると思うんだけど・・・苦労の末、手に入れた俺の能力、
そう、ヴァンパイアの力なんだけど・・・まだ全然コントロールできてなくてだな~、ちょっと眠くなって、
アクビひとつしただけで、ご覧のとおりに本性であるヴァンパイアが自然と出てきちまうってなもんだ・・・
そのくせ、肝心の能力はというと・・・思うように使えないってこって、踏んだり蹴ったりなんだよなぁ。
あの大魔王との戦いでは、魔神の如き力を発揮したんだが、一過性のもんだったらしい、・・・やれやれ。」
実際には、伯爵のような純血種でないおかげで、太陽光とか十字架とかニンニクのような弱点はないのだが、
強烈な喉の渇きに悩まされてるのは事実のようだ・・・まだ怖くて人間の生き血は飲んだことはないそうで、
トマトジュースやバラの精気なんかで、なんとか凌いでいるみたいだぞ。
ちなみにだが、伯爵クラスの最上級ヴァンパイアには弱点らしい弱点など存在しないんだとさ (謎)
まだまだ、こんな調子で先行きが不安なくれないくんではあるが、せっかく授けてもらった特殊な能力だから、
できるだけ有効に活用していこうと思っているようなので、それなりに応援してあげてやってください。
ナレーション 「・・・なんでしょ、急遽の企画としては弱いと思うのですが、こう特に目玉になるものもなく、
よくGO!できたものだと・・・厚顔無恥もいいとこだねぇ~っ ^^; ←まったく、同意だ!!
これには諸々の事情があるのですが・・・わかる人はわかりますね、はい、そうです・・・それの為です w
ってことで、魔王編:エピローグ 其ノ五 を中途で放置したままの状態で書き上げました・・・、
この番外編も、以上でございます・・・ではでは~っ ♪」 ←完全にやっつけ仕事だろ!
まだまだ、続くみたいだから~残りのエピソードにも期待してくれよな、ビックリするような内容らしいぞ !?
・・・で、急遽作ったこの番外編の「・・・くれないの苦悩 (謎)」ってタイトルなんだけども。。。
これまでの、魔王編:エピローグ 其ノ壱~其ノ四 にかけて、全く出番がなかったこの物語の主人公、
我らがくれないくんが、すねているという訳ではなく・・・いや、その断言はできないけども~ (謎)
・・・なにやら、身体にいろいろと異変が起きて困ってるという話なんだとさ。

くれない 「ちょっと、上のSSを見てくれたらわかると思うんだけど・・・苦労の末、手に入れた俺の能力、
そう、ヴァンパイアの力なんだけど・・・まだ全然コントロールできてなくてだな~、ちょっと眠くなって、
アクビひとつしただけで、ご覧のとおりに本性であるヴァンパイアが自然と出てきちまうってなもんだ・・・
そのくせ、肝心の能力はというと・・・思うように使えないってこって、踏んだり蹴ったりなんだよなぁ。
あの大魔王との戦いでは、魔神の如き力を発揮したんだが、一過性のもんだったらしい、・・・やれやれ。」
実際には、伯爵のような純血種でないおかげで、太陽光とか十字架とかニンニクのような弱点はないのだが、
強烈な喉の渇きに悩まされてるのは事実のようだ・・・まだ怖くて人間の生き血は飲んだことはないそうで、
トマトジュースやバラの精気なんかで、なんとか凌いでいるみたいだぞ。
ちなみにだが、伯爵クラスの最上級ヴァンパイアには弱点らしい弱点など存在しないんだとさ (謎)
まだまだ、こんな調子で先行きが不安なくれないくんではあるが、せっかく授けてもらった特殊な能力だから、
できるだけ有効に活用していこうと思っているようなので、それなりに応援してあげてやってください。
ナレーション 「・・・なんでしょ、急遽の企画としては弱いと思うのですが、こう特に目玉になるものもなく、
よくGO!できたものだと・・・厚顔無恥もいいとこだねぇ~っ ^^; ←まったく、同意だ!!
これには諸々の事情があるのですが・・・わかる人はわかりますね、はい、そうです・・・それの為です w
ってことで、魔王編:エピローグ 其ノ五 を中途で放置したままの状態で書き上げました・・・、
この番外編も、以上でございます・・・ではでは~っ ♪」 ←完全にやっつけ仕事だろ!
2008年10月08日
魔王編:エピローグ 其ノ四
前回できっちりと、「その後」を書いてすっかり気をよくしたのか、それとも学習能力がないのか~っ、
今回はまたまた、過去に戻って話をしますぅ~。。。しかも、さらに数年ほど遡ってしまいますし ←おいおい
・・・毎度毎度、懲りずにお付き合いくださいまして誠にありがとうございます w
このエピローグ・シリーズも好評の内に第4弾目に突入することができました、
これもひとえに、読者の皆さん、並びに関係者各位の方々のおかげでございます。。。
・・・で、予告にもありました通りに、今回のエピソードはくれないの相棒である探偵犬チョビ太郎♂に、
スポットをあてまして、過去から現在に時間を移行しながらご覧いただこうかと思います。
それでは・・・ぐぐぐ~っと時間を巻き戻しますね~ ^^;
ナレーション 「それは、いまを去ること数年以上前の話です。。。
かなりの動物好きでも知られている、モザイク・グラスのオーナー、ちょび(仮名)さんが、
今よりずっと若かりし頃に、北海道は旭川にある某百貨店の、とあるペットショップに何気なくふらふらっと、
引き寄せられるように入ってみましたところ・・・
そこには、そう運命的ともいえる出会いが待っていたのでした。
超愛らしい瞳でこちらをじっと見つめている、生後2ヶ月ほどのビーグル犬がそこにいたのです。
ちょびさんは一目でその子犬に惹かれ、衝動的に、えぇ、もう気がついたらレジに立っていたそうです (謎)
そう、これがのちの探偵犬チョビ太郎♂とちょびママさんの最初の遭遇だった訳ですね・・・
それ以来というもの、どこに行くのも一緒に、それこそ家族として同じ時間を過ごしてきたのです。」
この、チョビ太郎♂にちょびママさんと、ちとややこしい名前なのですが・・・「ちょび」ママさんとは、もちろん、
「チョビ」太郎♂あっての「ちょび」さんである訳なのですよ。
(・・・何度も言うように、本当の名前は別にありますが、ここでの公表は控えさせていただきますね w )
ち・な・み・に、チョビ太郎♂が先にくれないと出会い、闇ガードの仕事を一緒に初めて~それからあとに、
チョビ太郎♂の紹介で、くれないはちょびママさんと知り合うことになり、今日に至るという訳ですね ♪
では、時間を現在までまた戻しまして・・・探偵犬チョビ太郎♂の行動を追っていきましょう。
少し前に、ちょびママさんが、あのアイリスに誘拐されて、小紅の身柄と引き換えに戻ってくるのですが・・・、
それは謎の球体に閉じ込められた状態の姿で、とても無事にといえるものではありませんでした。
もちろん、その時点ではくれないたちも、そこにいるちょびママさんが、まさかアイリスの手によって、
精巧に造られた人造人間、・・・アンドロイドである事を知りえません。
しかしながら、長年ずっと家族として暮らしてきたチョビ太郎♂には、それが自分のママでない事をちゃんと、
感じ取っていたのです・・・、無論、あの球体からは匂いもしませんし、外部には何の情報も得られないように、
アイリスの巧妙な細工が施されてありましたけれども・・・
そして、チョビ太郎♂は・・・誰にも何も告げずに単身、ちょびママの捜索を開始したのです。
(その頃、相棒であるくれないはと言うと、すでにマリエくんの手によって封印の中へ送り出された後で、
・・・ちょうど地獄の業火でこんがりと焼かれている真っ最中だったのであります ^^;)
当然、手掛かりらしいものは何一つありませんでしたし、自慢の嗅覚も現状、まだ役に立ってはいません。
だが、チョビ太郎♂だけが持つ感覚・・・探偵犬としてのするどい感性が何かを教えてくれていて、
それに従って、地道な捜査をたんたんと続けたのでした。
その結果、チョビ太郎♂が辿り着いたのは、いまはもう誰も立ち寄らなくなってしまった廃墟のsimです。
大きく立派なショッピングモールを有するこのsimも、すでにゴーストタウン化して久しいようであった・・・
抜け殻になり、動くものもない様子は、よりいっそうの空虚感を醸しだしており、見るものを哀しくさせる。
その建ち並ぶショッピングセンターの奥深くに、ひそかに厳重に結界を張り巡らした一角があるのを、
チョビ太郎♂は鋭敏な鼻で感じ取っていた、・・・ここだ、ここに違いない!・・・そう確信したのである。
チョビ太郎♂ 「・・・わん!」
チョビ太郎♂は強力な結界をものともせずに、気合一発、目指す奥へと飛び込んで行った・・・
おそらく、まぁ100%の確立でアイリスの手による結界であろうが、これがまた実に巧妙というか何というか。
きっと、人間の感覚では、とうてい到達することはできなかったであろうと言える仕掛けが、もうところ狭しと、
それこそ、随所に張り巡らされていたのである。
それをも乗り越えて、いまチョビ太郎♂は愛するちょびママのすぐ近くまでやってきたのである。
そうやって、ちょびママさんがすっかりあきらめモードになっていたのも当然だったでしょう、何故なら・・・
もう、やれることは全てやりつくしてしまった後だったので、もはや希望すら残っていなかったのです。
そんな中、目の前にあの可愛いチョビ太郎♂が自分を助けるために来てくれたとは~っ !?
チョビ太郎♂ 「わんっ、わん!」
ちょび 「あぁ・・・チョビ、チョビ!・・・来てくれたんだ、チョビ。」
まだ意識はあったものの、しばらくの間、幽閉されていたちょびさんは残る体力に既に陰りがみえていた。
魔王編が始まってからでさえ、既に3度目になる誘拐に、「え~っ、そんなキャラだったっけ?」・・・と、
周囲の驚きの声もあって、逆にビックリするくらい、妙なキャラが立ってしまったちょびさんであるが (謎)
まぁこれも、結局は人がよすぎるという裏返しなのでありましょう、つまり騙されやすいってことだね~ ^^;;
ちょび 「チョビ、ありがとう~チョビ、今度こそはもうダメなのかもって思ったわ。。。」
チョビ太郎♂ 「・・・わん w」
ちょび 「・・・あぁん、もうわかったから、やめなって・・・もうチョビったら~っ」
それこそ・・・もうまっすぐに身体全体で擦り寄って愛情表現してくるチョビ太郎♂に、
すでに体力もあまり残ってはいないちょびママさんは、簡単に押し倒されてしまったのだった w
そして、やっと緊張も解けたのか、座り直したちょびママさんの膝を枕にして、しばし満足そうに、
スヤスヤと眠るチョビ太郎♂くんであった。
・・・こうして、今回もまたチョビ太郎♂の活躍により、大きな事件を解決することができたのだ。
やはり、頼りになる相棒だって事ですな~っ、くれないはどちらかというと極めて単純で、
その行動パターンが簡単に読めてしまうところもあるので、チョビ太郎♂がいる事によって、それを補い、
さらに相乗効果をあげることで、その何倍もの力を発揮するのが可能となるのです。
このチョビ太郎♂の持つ「探偵犬」という肩書きには、隠された色んな深い意味があるんだね~っ www
其ノ四 -おわり-
ナレーション 「いや、まったく実に見事にやってのけてくれました、チョビ太郎♂くんであります!
こののち無事に戻ってくるくれないたち一行ですが、特にアイリスの驚きの反応は見ものでした・・・
完璧に、くれないたちは騙しとおしたのに・・・、チョビ太郎♂には通用しなかったのですから。。。
この世の中、なんでも科学だけでは証明することができないと再認識させられた訳ですね~っ ^^;
そして、この件は後で、くれないの心に大きな影響を与えることとなります・・・ (謎)
さておき、ようやく、ちょびママさんの無事もわかり、ほっと一安心できたチョビ太郎♂のエピソードでした。
ではでは、また次回・・・エピローグ第5弾で、お会いしましょう w」 ←まだあるんかい!
今回はまたまた、過去に戻って話をしますぅ~。。。しかも、さらに数年ほど遡ってしまいますし ←おいおい
・・・毎度毎度、懲りずにお付き合いくださいまして誠にありがとうございます w
このエピローグ・シリーズも好評の内に第4弾目に突入することができました、
これもひとえに、読者の皆さん、並びに関係者各位の方々のおかげでございます。。。
・・・で、予告にもありました通りに、今回のエピソードはくれないの相棒である探偵犬チョビ太郎♂に、
スポットをあてまして、過去から現在に時間を移行しながらご覧いただこうかと思います。

それでは・・・ぐぐぐ~っと時間を巻き戻しますね~ ^^;
ナレーション 「それは、いまを去ること数年以上前の話です。。。
かなりの動物好きでも知られている、モザイク・グラスのオーナー、ちょび(仮名)さんが、
今よりずっと若かりし頃に、北海道は旭川にある某百貨店の、とあるペットショップに何気なくふらふらっと、
引き寄せられるように入ってみましたところ・・・
そこには、そう運命的ともいえる出会いが待っていたのでした。
超愛らしい瞳でこちらをじっと見つめている、生後2ヶ月ほどのビーグル犬がそこにいたのです。
ちょびさんは一目でその子犬に惹かれ、衝動的に、えぇ、もう気がついたらレジに立っていたそうです (謎)
そう、これがのちの探偵犬チョビ太郎♂とちょびママさんの最初の遭遇だった訳ですね・・・
それ以来というもの、どこに行くのも一緒に、それこそ家族として同じ時間を過ごしてきたのです。」
この、チョビ太郎♂にちょびママさんと、ちとややこしい名前なのですが・・・「ちょび」ママさんとは、もちろん、
「チョビ」太郎♂あっての「ちょび」さんである訳なのですよ。
(・・・何度も言うように、本当の名前は別にありますが、ここでの公表は控えさせていただきますね w )
ち・な・み・に、チョビ太郎♂が先にくれないと出会い、闇ガードの仕事を一緒に初めて~それからあとに、
チョビ太郎♂の紹介で、くれないはちょびママさんと知り合うことになり、今日に至るという訳ですね ♪
では、時間を現在までまた戻しまして・・・探偵犬チョビ太郎♂の行動を追っていきましょう。
少し前に、ちょびママさんが、あのアイリスに誘拐されて、小紅の身柄と引き換えに戻ってくるのですが・・・、
それは謎の球体に閉じ込められた状態の姿で、とても無事にといえるものではありませんでした。
もちろん、その時点ではくれないたちも、そこにいるちょびママさんが、まさかアイリスの手によって、
精巧に造られた人造人間、・・・アンドロイドである事を知りえません。
しかしながら、長年ずっと家族として暮らしてきたチョビ太郎♂には、それが自分のママでない事をちゃんと、
感じ取っていたのです・・・、無論、あの球体からは匂いもしませんし、外部には何の情報も得られないように、
アイリスの巧妙な細工が施されてありましたけれども・・・
そして、チョビ太郎♂は・・・誰にも何も告げずに単身、ちょびママの捜索を開始したのです。
(その頃、相棒であるくれないはと言うと、すでにマリエくんの手によって封印の中へ送り出された後で、
・・・ちょうど地獄の業火でこんがりと焼かれている真っ最中だったのであります ^^;)
当然、手掛かりらしいものは何一つありませんでしたし、自慢の嗅覚も現状、まだ役に立ってはいません。
だが、チョビ太郎♂だけが持つ感覚・・・探偵犬としてのするどい感性が何かを教えてくれていて、
それに従って、地道な捜査をたんたんと続けたのでした。
その結果、チョビ太郎♂が辿り着いたのは、いまはもう誰も立ち寄らなくなってしまった廃墟のsimです。
大きく立派なショッピングモールを有するこのsimも、すでにゴーストタウン化して久しいようであった・・・
抜け殻になり、動くものもない様子は、よりいっそうの空虚感を醸しだしており、見るものを哀しくさせる。
その建ち並ぶショッピングセンターの奥深くに、ひそかに厳重に結界を張り巡らした一角があるのを、
チョビ太郎♂は鋭敏な鼻で感じ取っていた、・・・ここだ、ここに違いない!・・・そう確信したのである。
チョビ太郎♂ 「・・・わん!」
チョビ太郎♂は強力な結界をものともせずに、気合一発、目指す奥へと飛び込んで行った・・・
おそらく、まぁ100%の確立でアイリスの手による結界であろうが、これがまた実に巧妙というか何というか。
きっと、人間の感覚では、とうてい到達することはできなかったであろうと言える仕掛けが、もうところ狭しと、
それこそ、随所に張り巡らされていたのである。
それをも乗り越えて、いまチョビ太郎♂は愛するちょびママのすぐ近くまでやってきたのである。

そうやって、ちょびママさんがすっかりあきらめモードになっていたのも当然だったでしょう、何故なら・・・
もう、やれることは全てやりつくしてしまった後だったので、もはや希望すら残っていなかったのです。
そんな中、目の前にあの可愛いチョビ太郎♂が自分を助けるために来てくれたとは~っ !?
チョビ太郎♂ 「わんっ、わん!」
ちょび 「あぁ・・・チョビ、チョビ!・・・来てくれたんだ、チョビ。」
まだ意識はあったものの、しばらくの間、幽閉されていたちょびさんは残る体力に既に陰りがみえていた。
魔王編が始まってからでさえ、既に3度目になる誘拐に、「え~っ、そんなキャラだったっけ?」・・・と、
周囲の驚きの声もあって、逆にビックリするくらい、妙なキャラが立ってしまったちょびさんであるが (謎)
まぁこれも、結局は人がよすぎるという裏返しなのでありましょう、つまり騙されやすいってことだね~ ^^;;
ちょび 「チョビ、ありがとう~チョビ、今度こそはもうダメなのかもって思ったわ。。。」
チョビ太郎♂ 「・・・わん w」
ちょび 「・・・あぁん、もうわかったから、やめなって・・・もうチョビったら~っ」
それこそ・・・もうまっすぐに身体全体で擦り寄って愛情表現してくるチョビ太郎♂に、
すでに体力もあまり残ってはいないちょびママさんは、簡単に押し倒されてしまったのだった w
そして、やっと緊張も解けたのか、座り直したちょびママさんの膝を枕にして、しばし満足そうに、
スヤスヤと眠るチョビ太郎♂くんであった。
・・・こうして、今回もまたチョビ太郎♂の活躍により、大きな事件を解決することができたのだ。
やはり、頼りになる相棒だって事ですな~っ、くれないはどちらかというと極めて単純で、
その行動パターンが簡単に読めてしまうところもあるので、チョビ太郎♂がいる事によって、それを補い、
さらに相乗効果をあげることで、その何倍もの力を発揮するのが可能となるのです。
このチョビ太郎♂の持つ「探偵犬」という肩書きには、隠された色んな深い意味があるんだね~っ www
其ノ四 -おわり-
ナレーション 「いや、まったく実に見事にやってのけてくれました、チョビ太郎♂くんであります!
こののち無事に戻ってくるくれないたち一行ですが、特にアイリスの驚きの反応は見ものでした・・・
完璧に、くれないたちは騙しとおしたのに・・・、チョビ太郎♂には通用しなかったのですから。。。
この世の中、なんでも科学だけでは証明することができないと再認識させられた訳ですね~っ ^^;
そして、この件は後で、くれないの心に大きな影響を与えることとなります・・・ (謎)
さておき、ようやく、ちょびママさんの無事もわかり、ほっと一安心できたチョビ太郎♂のエピソードでした。
ではでは、また次回・・・エピローグ第5弾で、お会いしましょう w」 ←まだあるんかい!
2008年10月08日
魔王編:エピローグ 其ノ参
さて、いつもの如く・・・ごく一部には好評のこのエピローグ・シリーズも第3弾を迎えました。
・・・で、エピローグのくせに時間が逆行して本編より戻ってるだろー !?
という意見もチラホラと、風の噂に聞こえてまいりますが~っ ^^;
まぁまったくその通りなんですけどね~ ♪ ←おい!
ってことで、なんと今回は初の試み、ちゃんとエピローグらしく、「その後」を紹介したいと思います w
舞台はといいますと、くれないたち一行が、なんとか無事に帰ってきたその翌日、疲れも残るなか・・・、
小紅が主催した形での、昼下がりのお茶会という事になります。。。
さてさて、何が起こるのでしょうか (謎)
ナレーション 「ここはニセコにある、マリエくんのミュージアム兼自宅の広い敷地内であります。
小紅の提案で、ローズマリーとマリエくんの3人で、小さなお茶会をすることになりました。
マリエくんに対しての、先日、ローズマリーが受けました労いへのお礼も兼ねての事のようですね・・・
まぁ、場所はマリエくんに提供してもらいましたが、あくまでも主催者は小紅という事で ♪
・・・おやおや、3人共それぞれ違う意味で、緊張しているようですねぇ~っ (謎)」
・・・昼下がりの午後ということもあり、軽めの昼食は3人とも皆、すませてはきていたが、
あの小紅が主催するというのだ・・・何やら妙な緊張の中、お茶会は始まったのである。
まず飲み物であるが、本格的な薫り高い紅茶やミルク・レモンはもちろんのこと、
事前に用意しておいた水出し珈琲、すぐ目の前で挽いたばかりの豆を使ったコーヒーや、
数種のハーブが絶妙にブレンドされたものと・・・、かなり楽しめる趣向になっていた。
それにもまして、目を引いたのは小紅の手作りによるマフィンやビスケット、パウンドケーキ等である。
シンプルなものと、それぞれに、たっぷり色とりどりの大きめのドライフルーツが散りばめられたものとあり、
それはもう、見てるだけでも楽しい仕上がりになっているのだった。
・・・でも、これって本当に、「小さなお茶会」って言えるのか?
小紅らが用意した美味しそうな食べ物や飲み物はもちろんのこと、
マリエくんが半日足らずの急造で、作成したとは見えない立派なテーブルや椅子も含めて、
小さいどころなんてもんじゃなく、とても豪華じゃないのか w (謎)
小紅 「さぁ、準備は整ったわ・・・さっそく頂きましょう。」
ローズマリー 「・・・はい。」
マリエ 「うはーっ、めっちゃ綺麗、それにええ匂いしてるしぃ、う~ん、どれから食べたらええんか、
悩むやんか~。。。ねねっ、小紅ちゃん、全部を・・・全種類を貰って盛り付けてもええかな?」
小紅 「もちろんよ、マリエちゃん・・・たくさん召し上がってね。」
こうなると、もうマリエくんは、あの伯爵でさえ阻止できないのでは?という勢いで爛々と目を輝かせていた。
自分で特別な大皿を出してきて、感性の赴くままに盛り付けて、ちゃちゃっとトッピングしていき・・・
そして、おもむろに・・・豪快に厚切りのまま食べ始めてしまった!!
― 午後のやわらかな陽射しに、切り口から顔をのぞかせているたくさんのドライフルーツが、
まるで宝石のように映え、透けてキラキラと輝いて・・・どこか幻想的な光景にもみえる。 ―
・・・と、幻想的なんたらは、この際、横に置いときまして~ ^^;
マリエくんのこの豪快な食いっぷりを目の前でみてしまっては、流石の小紅とローズマリー両名も、
驚きの色を隠せず、互いに見つめあい、目を丸くしていましたが・・・すぐに笑顔になりました。
一方、小紅はといえば5mm以下の薄切りにスライスして、カステラか、まるでお煎餅のように少しずつを、
チロチロっと齧るように口に運んでいます。
・・・また、ローズマリーもその二人を見比べながら静かに微笑んでいるようだ。
それまで、ガツガツと貪るような雰囲気で食べていたマリエくんが、すこし満足したのか知らないが、
さらに驚きの行動にでたのである !?
マリエ 「 ローズマリー、ちっとも進んでへんやんか、よっしゃこのマリエちゃんが特別に食べ方の極意を、
伝授してあげるわ~、アイスクリームやろ、いちごやろ・・・それと、ミントの葉も要るな、 るんるん ♪」
当のローズマリーもこれには目を白黒させて驚いた・・・ローズマリーも小紅同様、小さくカットして、
上品に口に運んでいたのだから、まさか自分の皿の中が、一瞬にして見事なトッピングを施した、
立派なオブジェになるとは予想だにしていなかったからである。
マリエ 「ささっ、豪快に一緒にお口に入れてみてや、大丈夫、騙されたと思って・・・はよはよっ w」
ローズマリー 「・・・はっ、はい、マリエさま。」
言われるがままに、ローズマリーはできるだけ大きく口を開けて、これまでにない量を一度に入れたのだ。
そんなローズマリーの困惑した顔を、小紅は楽しそうに眺めていた、こういう時間がずっと続けばいいのに、
・・・そう、こういう時間をたくさん持つためにも、自分達は戦っていくのだと再認識していたのである。
ローズマリー 「・・・お、美味しいです。」
マリエ 「なぁなぁ、そやろ?・・・上品もいいけど、たまにはなっ、こんなんもありやで www」
ローズマリー 「・・・そうですね。」
マリエ 「そいじゃ、次は小紅ちゃんの番やな・・・ふっふっふっ、逃がさへんで~ (謎)」
小紅 「えっ・・・きゃーっ、助けて~ w」
・・・思ってた通り、やっぱりなんだか違う方向に向ってしまったこの小さなお茶会ですが ^^;
それなりに、(・・・ある種異様な?)盛り上がりをみせて、大成功したと言えるのではないでしょうか w
結局、かなりの量を一人で食べてしまったマリエくんが満腹で眠くなり、お開きする方向へとなったのですが。
マリエ 「すごく楽しかったわ、ありがとう~小紅ちゃん。それとローズマリーもありがとね。」
ローズマリー 「・・・いえ、こちらこそ楽しかったです、マリエさま」
マリエ 「あんだけ、食べたけど、まだようさん残ってるなぁ~あとどないするん?・・・小紅ちゃん。」
小紅 「うふふっ、あら大丈夫よ、ちょっと遅れるって言ってたけど、もうすぐここに食いしん坊大佐が、
駆けつけてくれる手筈になってるからね。」
マリエ 「わぉ!サプライズド・ゲストに小鳥さん来てくれるんや~ w ・・・となるとやなぁ、
これは大食い大将軍としても由々しき問題やんか・・・ほなうかうか寝てられへんわ、起きとかんと♪」
小紅 「次回は夜中にでも集まって、秘密のパジャマ・パーティーしないとね。」
マリエ 「あぁ~それもいいやん~っ。。。また食べ過ぎるかもしらんけど~ ^^;」
ローズマリー 「・・・まぁ、うふっw」
そこには、小紅の影武者などではない・・・普通の、等身大の女性としてのローズマリーの笑顔があった。
・・・こんなに素敵に笑うことができるんだね~。。。只いま、隠れファン急増中です (謎)
この平和なひと時を守るためにも、3人は新たに決意をして、明日に向って力強く進んでいこうと、
それぞれそう心に固く誓ったのである・・・。
そうそう、マリエくん・・・たくさん食べるのはいいけど、胃腸薬ちゃんと飲んでから寝るんだよ~っ www
其ノ参 -おわり-
ナレーション 「今回は、助手のマリエくんからのたっての願いという事もありまして・・・、
小紅たちの日常なるものを、もっとみてみたいという希望を叶える形で、描かれております。
いつもと描写が違うのも、まぁそういう訳でして・・・、マリエくんの切なる願望がそこに強く存在しており、
ある意味で、日頃のマリエくんへのご褒美にあたる内容になっています w
もし、好評でしたら、このお茶会編に続きパジャマパーティー編なども書いてみますけどねぇ~(謎)
ではでは、次回は相棒、チョビ太郎♂のエピソードにてお会いしましょう。」 ←おぉ!予告してる !?
・・・で、エピローグのくせに時間が逆行して本編より戻ってるだろー !?
という意見もチラホラと、風の噂に聞こえてまいりますが~っ ^^;
まぁまったくその通りなんですけどね~ ♪ ←おい!
ってことで、なんと今回は初の試み、ちゃんとエピローグらしく、「その後」を紹介したいと思います w
舞台はといいますと、くれないたち一行が、なんとか無事に帰ってきたその翌日、疲れも残るなか・・・、
小紅が主催した形での、昼下がりのお茶会という事になります。。。
さてさて、何が起こるのでしょうか (謎)
ナレーション 「ここはニセコにある、マリエくんのミュージアム兼自宅の広い敷地内であります。
小紅の提案で、ローズマリーとマリエくんの3人で、小さなお茶会をすることになりました。
マリエくんに対しての、先日、ローズマリーが受けました労いへのお礼も兼ねての事のようですね・・・
まぁ、場所はマリエくんに提供してもらいましたが、あくまでも主催者は小紅という事で ♪
・・・おやおや、3人共それぞれ違う意味で、緊張しているようですねぇ~っ (謎)」
・・・昼下がりの午後ということもあり、軽めの昼食は3人とも皆、すませてはきていたが、
あの小紅が主催するというのだ・・・何やら妙な緊張の中、お茶会は始まったのである。

まず飲み物であるが、本格的な薫り高い紅茶やミルク・レモンはもちろんのこと、
事前に用意しておいた水出し珈琲、すぐ目の前で挽いたばかりの豆を使ったコーヒーや、
数種のハーブが絶妙にブレンドされたものと・・・、かなり楽しめる趣向になっていた。
それにもまして、目を引いたのは小紅の手作りによるマフィンやビスケット、パウンドケーキ等である。
シンプルなものと、それぞれに、たっぷり色とりどりの大きめのドライフルーツが散りばめられたものとあり、
それはもう、見てるだけでも楽しい仕上がりになっているのだった。
・・・でも、これって本当に、「小さなお茶会」って言えるのか?
小紅らが用意した美味しそうな食べ物や飲み物はもちろんのこと、
マリエくんが半日足らずの急造で、作成したとは見えない立派なテーブルや椅子も含めて、
小さいどころなんてもんじゃなく、とても豪華じゃないのか w (謎)
小紅 「さぁ、準備は整ったわ・・・さっそく頂きましょう。」
ローズマリー 「・・・はい。」
マリエ 「うはーっ、めっちゃ綺麗、それにええ匂いしてるしぃ、う~ん、どれから食べたらええんか、
悩むやんか~。。。ねねっ、小紅ちゃん、全部を・・・全種類を貰って盛り付けてもええかな?」
小紅 「もちろんよ、マリエちゃん・・・たくさん召し上がってね。」
こうなると、もうマリエくんは、あの伯爵でさえ阻止できないのでは?という勢いで爛々と目を輝かせていた。
自分で特別な大皿を出してきて、感性の赴くままに盛り付けて、ちゃちゃっとトッピングしていき・・・
そして、おもむろに・・・豪快に厚切りのまま食べ始めてしまった!!

― 午後のやわらかな陽射しに、切り口から顔をのぞかせているたくさんのドライフルーツが、
まるで宝石のように映え、透けてキラキラと輝いて・・・どこか幻想的な光景にもみえる。 ―
・・・と、幻想的なんたらは、この際、横に置いときまして~ ^^;
マリエくんのこの豪快な食いっぷりを目の前でみてしまっては、流石の小紅とローズマリー両名も、
驚きの色を隠せず、互いに見つめあい、目を丸くしていましたが・・・すぐに笑顔になりました。
一方、小紅はといえば5mm以下の薄切りにスライスして、カステラか、まるでお煎餅のように少しずつを、
チロチロっと齧るように口に運んでいます。
・・・また、ローズマリーもその二人を見比べながら静かに微笑んでいるようだ。
それまで、ガツガツと貪るような雰囲気で食べていたマリエくんが、すこし満足したのか知らないが、
さらに驚きの行動にでたのである !?
マリエ 「 ローズマリー、ちっとも進んでへんやんか、よっしゃこのマリエちゃんが特別に食べ方の極意を、
伝授してあげるわ~、アイスクリームやろ、いちごやろ・・・それと、ミントの葉も要るな、 るんるん ♪」
当のローズマリーもこれには目を白黒させて驚いた・・・ローズマリーも小紅同様、小さくカットして、
上品に口に運んでいたのだから、まさか自分の皿の中が、一瞬にして見事なトッピングを施した、
立派なオブジェになるとは予想だにしていなかったからである。
マリエ 「ささっ、豪快に一緒にお口に入れてみてや、大丈夫、騙されたと思って・・・はよはよっ w」
ローズマリー 「・・・はっ、はい、マリエさま。」
言われるがままに、ローズマリーはできるだけ大きく口を開けて、これまでにない量を一度に入れたのだ。
そんなローズマリーの困惑した顔を、小紅は楽しそうに眺めていた、こういう時間がずっと続けばいいのに、
・・・そう、こういう時間をたくさん持つためにも、自分達は戦っていくのだと再認識していたのである。
ローズマリー 「・・・お、美味しいです。」
マリエ 「なぁなぁ、そやろ?・・・上品もいいけど、たまにはなっ、こんなんもありやで www」
ローズマリー 「・・・そうですね。」
マリエ 「そいじゃ、次は小紅ちゃんの番やな・・・ふっふっふっ、逃がさへんで~ (謎)」
小紅 「えっ・・・きゃーっ、助けて~ w」
・・・思ってた通り、やっぱりなんだか違う方向に向ってしまったこの小さなお茶会ですが ^^;
それなりに、(・・・ある種異様な?)盛り上がりをみせて、大成功したと言えるのではないでしょうか w
結局、かなりの量を一人で食べてしまったマリエくんが満腹で眠くなり、お開きする方向へとなったのですが。
マリエ 「すごく楽しかったわ、ありがとう~小紅ちゃん。それとローズマリーもありがとね。」
ローズマリー 「・・・いえ、こちらこそ楽しかったです、マリエさま」
マリエ 「あんだけ、食べたけど、まだようさん残ってるなぁ~あとどないするん?・・・小紅ちゃん。」
小紅 「うふふっ、あら大丈夫よ、ちょっと遅れるって言ってたけど、もうすぐここに食いしん坊大佐が、
駆けつけてくれる手筈になってるからね。」
マリエ 「わぉ!サプライズド・ゲストに小鳥さん来てくれるんや~ w ・・・となるとやなぁ、
これは大食い大将軍としても由々しき問題やんか・・・ほなうかうか寝てられへんわ、起きとかんと♪」
小紅 「次回は夜中にでも集まって、秘密のパジャマ・パーティーしないとね。」
マリエ 「あぁ~それもいいやん~っ。。。また食べ過ぎるかもしらんけど~ ^^;」
ローズマリー 「・・・まぁ、うふっw」

そこには、小紅の影武者などではない・・・普通の、等身大の女性としてのローズマリーの笑顔があった。
・・・こんなに素敵に笑うことができるんだね~。。。只いま、隠れファン急増中です (謎)
この平和なひと時を守るためにも、3人は新たに決意をして、明日に向って力強く進んでいこうと、
それぞれそう心に固く誓ったのである・・・。
そうそう、マリエくん・・・たくさん食べるのはいいけど、胃腸薬ちゃんと飲んでから寝るんだよ~っ www
其ノ参 -おわり-
ナレーション 「今回は、助手のマリエくんからのたっての願いという事もありまして・・・、
小紅たちの日常なるものを、もっとみてみたいという希望を叶える形で、描かれております。
いつもと描写が違うのも、まぁそういう訳でして・・・、マリエくんの切なる願望がそこに強く存在しており、
ある意味で、日頃のマリエくんへのご褒美にあたる内容になっています w
もし、好評でしたら、このお茶会編に続きパジャマパーティー編なども書いてみますけどねぇ~(謎)
ではでは、次回は相棒、チョビ太郎♂のエピソードにてお会いしましょう。」 ←おぉ!予告してる !?
2008年10月08日
魔王編:エピローグ 其ノ弐
続きまして、次のエピソードは誰にしようかという事で・・・前回に引き続きローズマリーにスポットを、
あててみることにしましょう・・・
ローズマリーは正レギュラーでありながら、小紅専属の隠密という立場もありまして、あまり・・・
本編においては、表舞台での活躍を描かれておりません。
まぁ、キャラクターの性格上もあり、ローズマリーに関してはこれまで多くを語らずにきました。
・実際には、主君である小紅よりも2歳年上であるとか・・・、
・実は、隠密は数人のチームで行っており、その頭であるとか・・・、
・既出であるが、「ローズマリー」とはコードネームであって、別に本名があるとか・・・、
小紅は一族の直系の血筋であり、世が世なら、お姫様であるわけだが、 ←であの性格なんだ ^^;
ローズマリーは極近い親戚で、筆頭の家臣筋にあたり、同じ一族の中でも、小紅によく似ていて、
その年齢も近いことから、物心つく前より・・・小紅の影武者として、育てられてきたのだ。
ナレーション 「いつも寡黙に、その任務をこなしてきたローズマリーにとっても、今回のような事は、
まことに遺憾であり、己が危機に陥ってるほうが何倍も気が楽であったに違いない。
たとえ、主の命令とは言え、その主が自ら危険に向って飛び込んでいくのを目の前にしながら、
こうして、ただ何も出来ずに待っているだけだと言うのだ。
ローズマリーにとって、小紅とは、もう絶対なのである・・・それは、己が命にかえても、必ず・・・、
守り通さないといけない存在であるのに、それを出来ない苦痛に耐え忍び待つだけの身であった。」
ここで話を、小紅がローズマリーを無理やり説得して、単身、アイリスの元へ乗り込む前まで、
戻してみることにしよう。
・・・果たして、どのような経緯(いきさつ)があったのだろうか。
ローズマリー 「なりません、小紅さま。。。これは罠です、でしたら、あたしが代わりに参ります。」
小紅 「でもね、ローズマリー。相手は謎の力を秘めたアイリスなのよ、あたしじゃないってわかれば、
何をしでかすか、わからないわ・・・ちょびさんの命にも関わることなのよ。
・・・だから、あたしが行かなくてはならないの。」
ローズマリー 「それでも、姫さまにそのような危険な事をさせるのは承知できません。
このあたしの命にかえましても、ちょびさまを救い出して参りますので・・・。」
小紅 「・・・ありがとう、ローズマリー。・・・でもこれは命令なのよ、あなたはこっちで留守を守り、
あたしが無事に戻ってくるのを待っていてちょうだい。
・・・あたしね、ずっとあなたとは小さい頃から一緒にいて、本当の姉のように慕っているのよ。
あたしたち一族の封印に関する件がなければ、あなたには影武者である事などやめてもらい、
それこそ、平凡に生きて、幸せに暮らして欲しいと思ってるわ。
でもそれは、言っても仕方のないこと、そう、わかっているのだけれど・・・。
だから、お願いローズマリー、・・・このわがままな妹のいう事を聞いてちょうだい。」
ローズマリー 「・・・小紅さま。」
そこまで強く言われてしまえば・・・ローズマリーにこれ以上、主である小紅に逆らうことなど、
できるはずもなかった。
ローズマリーも、もちろん顔や態度にこそ出さないが小紅は主である前に、かけがえのない存在で、
実の姉妹以上に愛しく思っているのだ・・・
しかしながら、ローズマリーの任務からすると、これはしてはならない愚挙であったと言えることだったので、
強引に脅されて、小紅に押し切られた形で渋々承知せざるを得なかった・・・という体裁をとったのである。
小紅 「大丈夫よ、あたしは必ず戻ってくるから・・・きっと、むらさきさんや、今はまだあんまり、
頼りにはならないけど、・・・くれないくんも駆けつけてくれると思うし、なんとかなるから。。。」
ローズマリー 「・・・姫さま、くれぐれも無茶なことはなさらないで下さい。
ローズマリーも覚悟を決めました、姫さまの無事なお帰りをお待ちしております。」
小紅 「えぇ、そうね、・・・じゃ行ってきます。。。ありがとう、ローズマリー姉さん。」
ローズマリー 「ご武運を・・・。」
そう言って、笑顔で急ぎ立ち去る小紅とは、対照的に、ローズマリーは心痛な面持ちでその場を見送った。
・・・とまぁ、このような会話が二人の間にあったのでした。
この後、いくらかの時間が流れ・・・前回のようにマリエくんに引越しパーティーと称して呼ばれて、
慰めてもらうことになるのですね~ ^^;
そして、その数時間後には、無事に帰ってくる小紅たち一行と感動の対面を果たす事になります。
よかったね、ローズマリー・・・そして、これからも、よろしくね www
其ノ弐 -おわり-
ナレーション 「ちょっと泣けてまいりました・・・ローズマリー、らぶりーじゃ~っ w ←暴走すな!
今回の任務は、このローズマリーにとって、まこと忍耐の2文字だったと思います。
いまだ封印を持たない身のローズマリーには、これから先の物語では、想像も出来ないような、
さらなる苦悩が待っているでしょう・・・
相手が人間であるならば・・・いや、たとえ封印といえども、戦闘員クラスのものであれば、
厳しく訓練されたローズマリーがそうそう遅れをとる事は、まったく考えられないのでしょうが ^^;
・・・そこは、これからのローズマリーの活躍に期待しながら注目する事にいたしましょう・・・ ♪
ではでは、次回のターゲットは・・・誰なのかな?」 ←エピソードってちゃんと言えよ!
あててみることにしましょう・・・
ローズマリーは正レギュラーでありながら、小紅専属の隠密という立場もありまして、あまり・・・
本編においては、表舞台での活躍を描かれておりません。
まぁ、キャラクターの性格上もあり、ローズマリーに関してはこれまで多くを語らずにきました。
・実際には、主君である小紅よりも2歳年上であるとか・・・、
・実は、隠密は数人のチームで行っており、その頭であるとか・・・、
・既出であるが、「ローズマリー」とはコードネームであって、別に本名があるとか・・・、
小紅は一族の直系の血筋であり、世が世なら、お姫様であるわけだが、 ←であの性格なんだ ^^;
ローズマリーは極近い親戚で、筆頭の家臣筋にあたり、同じ一族の中でも、小紅によく似ていて、
その年齢も近いことから、物心つく前より・・・小紅の影武者として、育てられてきたのだ。
ナレーション 「いつも寡黙に、その任務をこなしてきたローズマリーにとっても、今回のような事は、
まことに遺憾であり、己が危機に陥ってるほうが何倍も気が楽であったに違いない。
たとえ、主の命令とは言え、その主が自ら危険に向って飛び込んでいくのを目の前にしながら、
こうして、ただ何も出来ずに待っているだけだと言うのだ。
ローズマリーにとって、小紅とは、もう絶対なのである・・・それは、己が命にかえても、必ず・・・、
守り通さないといけない存在であるのに、それを出来ない苦痛に耐え忍び待つだけの身であった。」
ここで話を、小紅がローズマリーを無理やり説得して、単身、アイリスの元へ乗り込む前まで、
戻してみることにしよう。
・・・果たして、どのような経緯(いきさつ)があったのだろうか。
ローズマリー 「なりません、小紅さま。。。これは罠です、でしたら、あたしが代わりに参ります。」
小紅 「でもね、ローズマリー。相手は謎の力を秘めたアイリスなのよ、あたしじゃないってわかれば、
何をしでかすか、わからないわ・・・ちょびさんの命にも関わることなのよ。
・・・だから、あたしが行かなくてはならないの。」
ローズマリー 「それでも、姫さまにそのような危険な事をさせるのは承知できません。
このあたしの命にかえましても、ちょびさまを救い出して参りますので・・・。」
小紅 「・・・ありがとう、ローズマリー。・・・でもこれは命令なのよ、あなたはこっちで留守を守り、
あたしが無事に戻ってくるのを待っていてちょうだい。
・・・あたしね、ずっとあなたとは小さい頃から一緒にいて、本当の姉のように慕っているのよ。
あたしたち一族の封印に関する件がなければ、あなたには影武者である事などやめてもらい、
それこそ、平凡に生きて、幸せに暮らして欲しいと思ってるわ。
でもそれは、言っても仕方のないこと、そう、わかっているのだけれど・・・。
だから、お願いローズマリー、・・・このわがままな妹のいう事を聞いてちょうだい。」
ローズマリー 「・・・小紅さま。」
そこまで強く言われてしまえば・・・ローズマリーにこれ以上、主である小紅に逆らうことなど、
できるはずもなかった。
ローズマリーも、もちろん顔や態度にこそ出さないが小紅は主である前に、かけがえのない存在で、
実の姉妹以上に愛しく思っているのだ・・・
しかしながら、ローズマリーの任務からすると、これはしてはならない愚挙であったと言えることだったので、
強引に脅されて、小紅に押し切られた形で渋々承知せざるを得なかった・・・という体裁をとったのである。
小紅 「大丈夫よ、あたしは必ず戻ってくるから・・・きっと、むらさきさんや、今はまだあんまり、
頼りにはならないけど、・・・くれないくんも駆けつけてくれると思うし、なんとかなるから。。。」
ローズマリー 「・・・姫さま、くれぐれも無茶なことはなさらないで下さい。
ローズマリーも覚悟を決めました、姫さまの無事なお帰りをお待ちしております。」
小紅 「えぇ、そうね、・・・じゃ行ってきます。。。ありがとう、ローズマリー姉さん。」
ローズマリー 「ご武運を・・・。」
そう言って、笑顔で急ぎ立ち去る小紅とは、対照的に、ローズマリーは心痛な面持ちでその場を見送った。

・・・とまぁ、このような会話が二人の間にあったのでした。
この後、いくらかの時間が流れ・・・前回のようにマリエくんに引越しパーティーと称して呼ばれて、
慰めてもらうことになるのですね~ ^^;
そして、その数時間後には、無事に帰ってくる小紅たち一行と感動の対面を果たす事になります。
よかったね、ローズマリー・・・そして、これからも、よろしくね www
其ノ弐 -おわり-
ナレーション 「ちょっと泣けてまいりました・・・ローズマリー、らぶりーじゃ~っ w ←暴走すな!
今回の任務は、このローズマリーにとって、まこと忍耐の2文字だったと思います。
いまだ封印を持たない身のローズマリーには、これから先の物語では、想像も出来ないような、
さらなる苦悩が待っているでしょう・・・
相手が人間であるならば・・・いや、たとえ封印といえども、戦闘員クラスのものであれば、
厳しく訓練されたローズマリーがそうそう遅れをとる事は、まったく考えられないのでしょうが ^^;
・・・そこは、これからのローズマリーの活躍に期待しながら注目する事にいたしましょう・・・ ♪
ではでは、次回のターゲットは・・・誰なのかな?」 ←エピソードってちゃんと言えよ!
2008年10月08日
魔王編:エピローグ 其ノ壱
よっ、みんな・・・ついに魔王編は一応の「終わり」をみたけれど、楽しんでくれたかな?
本編の中で、明かされた謎、また明かされなかった謎・・・といろいろだったが、その補足も兼ねて、
魔王編 -エピローグ-として、これからいくつかのエピソードを回を重ねて紹介していこうと思う。
番外編であったり、外伝であったり・・・本編と平行して何が起こってたかを、違う目線からみて、
この物語を追っていく形式になる予定です (謎) ←でたか、いつもの得意技!>予定 = 未定
それでは、魔王編 -エピローグ- 其ノ壱の・・・始まり、始まり~っ ♪
ナレーション 「ちょうど、その頃・・・ ~ 黒衣の貴婦人、セント・ライラ号でいろいろと起きてる頃ね w ~
これまで、とある封印を守護してきた一族の末裔であるマリエくんは、ある決意を迫られていた・・・
ついさっき、くれないを送り出したばかりの・・・通称:伯爵より、直接心話で、要請を受けた件についてだ。
― ここで、説明せねばなるまい~っ!この場合の封印というものは、暗闇の帝王である伯爵のそれは、
また意味が微妙に違ってきていて、なんと、伯爵自らが自分に封印を施して閉じ篭っているといった、
いわば、元祖引き篭もり・・・いやもとい、これまた稀なケースなのである。 ―
マリエくんの一族は、代々その管理を一任されている・・・管理人のような存在であるのだ (謎)
故に、その一族の守護者に限り、今回のように何かを送り込むという特権を持っているのである。。。
・・・もちろん、伯爵の意志で、いつでも、封印から抜け出せる事は可能で・・・実際には、
余計な揉め事に巻き込まれないように守護させている・・・といった意味合いが強いのかもしれない。」
それで、その伯爵の要請の中身であるのだが・・・

・・・ 「干渉ついでにであるが・・・、少し興味もあるので・・・、しばらくは成り行きを・・・、眺めてみるかと・・・、
思っておる・・・、そのついでの気分転換も兼ねてだが・・・、この封印の場所を・・・、そなたがよいと・・・、
思えるところへ・・・、移し変えてみてくれまいか・・・、」
マリエ 「わかりました、ではよしなに。。。」
・・・と、まぁこんな感じのやり取りがあったようで、マリエくんはいまのワイキキの地を離れ、
どこか別の場所を探すことになった・・・という訳です。
マリエ 「とは言っても、そない簡単にホイホイと引越し先が決まるもんでもないんよね~ ^^;
それなりに条件ってもんが、いっぱいあるからなぁ・・・どないしょっかな。」
いろいろ悩んだ末、なんと前よりも条件的によい場所をみつけることができたようです。 ←はやっ!
そう、ニセコという土地に引っ越す事に決めたマリエくんは、せっかち・・・とも言えるくらい行動が早く、
ワイキキをさっさと引き払い、手続きもちゃちゃっと済ませて~早速、ニセコへと自分のミュージアムを、
移してしまい、封印もその日のうちに魔方陣を描き、結界を張り終えてしまいました・・・
その翌日には、かなり落ち込んでるローズマリーを半ば強引に招待して、2人だけで引越しパーティーを、
催したのである。。。

マリエ 「あんまし、落ち込まんといて・・・ローズマリー、小紅ちゃんのことやから、きっと大丈夫やし。」
ローズマリー 「・・・はい、ありがとうございます、マリエさま。」
マリエ 「そないに、他人行儀なこと言わんと、もう水臭いなぁ・・・ほら、食べて飲んで。。。ねっ w」
己の主の命令もあっての事なので、ローズマリーはじっと我慢をしているのである・・・
それは、傍から見ていても痛々しいほどよくわかり、マリエくんも心を痛めていたが、何もできないのは、
マリエくん自身も同じであって、ただ朗報を待つしか無い2人であった。
マリエ 「ねねっ、ここいいやろ ♪、前んとこよりも広いし~、何かと便利でな、気に入ってるんよ。」
ローズマリー 「・・・あの封印もご無事に移動されたようで、よかったです。」
マリエ 「まねっ、やるときはやるんよ・・・やらんときはやらんけどな、ハハハ。。。」
そんなマリエくんの優しい言葉も、なかなかローズマリーのいまの心を溶かすのは、難しいようだ・・・

まぁ、この数時間後には、彼女達の元へも・・・その待ちかねている朗報が飛び込んでくるのだが、
当然、この時点の彼女たちが知るはずもなく、2人だけの引越しパーティーは粛々と続いていくのである。
其ノ壱 -おわり-
ナレーション 「いや~っ、この短い文の中にも、マリエくんの性格がよっく出てましたね~・・・ www
ローズマリーも、いまが忍耐のときです。。。もう間もなく、朗報が伝えられて、やっと安心できる事でしょう。
それにしても、最近の本編ではけっこう長い文章だったので(当社比)、今回のようにサラっと終われば、
またすぐ次の話へ~って、行きやすいですなぁ ♪ ←あんまし関係ないと思うぞ ^^;
う~ん、次回は誰にスポットをあてて、書こうかなぁ~って・・・まだ決まってなかったりして。。。
ではでは、たぶん近いうちに・・・また会えると思います。」 ←まぁ予定は未定が基本だけどね (謎)
本編の中で、明かされた謎、また明かされなかった謎・・・といろいろだったが、その補足も兼ねて、
魔王編 -エピローグ-として、これからいくつかのエピソードを回を重ねて紹介していこうと思う。
番外編であったり、外伝であったり・・・本編と平行して何が起こってたかを、違う目線からみて、
この物語を追っていく形式になる予定です (謎) ←でたか、いつもの得意技!>予定 = 未定
それでは、魔王編 -エピローグ- 其ノ壱の・・・始まり、始まり~っ ♪
ナレーション 「ちょうど、その頃・・・ ~ 黒衣の貴婦人、セント・ライラ号でいろいろと起きてる頃ね w ~
これまで、とある封印を守護してきた一族の末裔であるマリエくんは、ある決意を迫られていた・・・
ついさっき、くれないを送り出したばかりの・・・通称:伯爵より、直接心話で、要請を受けた件についてだ。
― ここで、説明せねばなるまい~っ!この場合の封印というものは、暗闇の帝王である伯爵のそれは、
また意味が微妙に違ってきていて、なんと、伯爵自らが自分に封印を施して閉じ篭っているといった、
いわば、元祖引き篭もり・・・いやもとい、これまた稀なケースなのである。 ―
マリエくんの一族は、代々その管理を一任されている・・・管理人のような存在であるのだ (謎)
故に、その一族の守護者に限り、今回のように何かを送り込むという特権を持っているのである。。。
・・・もちろん、伯爵の意志で、いつでも、封印から抜け出せる事は可能で・・・実際には、
余計な揉め事に巻き込まれないように守護させている・・・といった意味合いが強いのかもしれない。」
それで、その伯爵の要請の中身であるのだが・・・

・・・ 「干渉ついでにであるが・・・、少し興味もあるので・・・、しばらくは成り行きを・・・、眺めてみるかと・・・、
思っておる・・・、そのついでの気分転換も兼ねてだが・・・、この封印の場所を・・・、そなたがよいと・・・、
思えるところへ・・・、移し変えてみてくれまいか・・・、」
マリエ 「わかりました、ではよしなに。。。」
・・・と、まぁこんな感じのやり取りがあったようで、マリエくんはいまのワイキキの地を離れ、
どこか別の場所を探すことになった・・・という訳です。
マリエ 「とは言っても、そない簡単にホイホイと引越し先が決まるもんでもないんよね~ ^^;
それなりに条件ってもんが、いっぱいあるからなぁ・・・どないしょっかな。」
いろいろ悩んだ末、なんと前よりも条件的によい場所をみつけることができたようです。 ←はやっ!
そう、ニセコという土地に引っ越す事に決めたマリエくんは、せっかち・・・とも言えるくらい行動が早く、
ワイキキをさっさと引き払い、手続きもちゃちゃっと済ませて~早速、ニセコへと自分のミュージアムを、
移してしまい、封印もその日のうちに魔方陣を描き、結界を張り終えてしまいました・・・
その翌日には、かなり落ち込んでるローズマリーを半ば強引に招待して、2人だけで引越しパーティーを、
催したのである。。。
マリエ 「あんまし、落ち込まんといて・・・ローズマリー、小紅ちゃんのことやから、きっと大丈夫やし。」
ローズマリー 「・・・はい、ありがとうございます、マリエさま。」
マリエ 「そないに、他人行儀なこと言わんと、もう水臭いなぁ・・・ほら、食べて飲んで。。。ねっ w」
己の主の命令もあっての事なので、ローズマリーはじっと我慢をしているのである・・・
それは、傍から見ていても痛々しいほどよくわかり、マリエくんも心を痛めていたが、何もできないのは、
マリエくん自身も同じであって、ただ朗報を待つしか無い2人であった。
マリエ 「ねねっ、ここいいやろ ♪、前んとこよりも広いし~、何かと便利でな、気に入ってるんよ。」
ローズマリー 「・・・あの封印もご無事に移動されたようで、よかったです。」
マリエ 「まねっ、やるときはやるんよ・・・やらんときはやらんけどな、ハハハ。。。」
そんなマリエくんの優しい言葉も、なかなかローズマリーのいまの心を溶かすのは、難しいようだ・・・

まぁ、この数時間後には、彼女達の元へも・・・その待ちかねている朗報が飛び込んでくるのだが、
当然、この時点の彼女たちが知るはずもなく、2人だけの引越しパーティーは粛々と続いていくのである。
其ノ壱 -おわり-
ナレーション 「いや~っ、この短い文の中にも、マリエくんの性格がよっく出てましたね~・・・ www
ローズマリーも、いまが忍耐のときです。。。もう間もなく、朗報が伝えられて、やっと安心できる事でしょう。
それにしても、最近の本編ではけっこう長い文章だったので(当社比)、今回のようにサラっと終われば、
またすぐ次の話へ~って、行きやすいですなぁ ♪ ←あんまし関係ないと思うぞ ^^;
う~ん、次回は誰にスポットをあてて、書こうかなぁ~って・・・まだ決まってなかったりして。。。
ではでは、たぶん近いうちに・・・また会えると思います。」 ←まぁ予定は未定が基本だけどね (謎)
2008年10月02日
紅の魔神 -闇と光の邂逅-
既にむらさきも倒れ、くれないも消え去った・・・いまの小紅はたった一人で、目の前にいる最凶の相手、
堕天使、アイリス・・・いや大魔王と戦わなければならない。
この状況においても、小紅の有する封印は目覚める気配もなく、ただ小紅を守護し続けてる・・・
果たして、このままで、小紅に勝機はあるのか・・・?
それとも、大魔王の手により闇の黙示録は実行されてしまうのだろうか・・・ !?
ナレーション 「・・・すでに戦いはもう戻れないところまできていた、一見すると、単にむらさきを巡る、
二人の女性同士の争いと取れない事もないが、そこに世界の平和がかかってくるとなると、
・・・もう話は全然、別な側面をみせることになる。
己の限界を超えて、いま出せる最大限の力でもって攻撃を仕掛けてくる大魔王に対して、
一方の小紅はというと、ただ防御するだけしか出来ないのである。
いまのままで、どちらが有利であるかは目に見えてはっきりとしていたのだが・・・。」
絶対的不利なこの状況においても、小紅は実に冷静に、この展開を見ていた。
もしも、こうだったらいいのに・・・と楽観的な考えは持ち合わせず、最悪の場合を想定しつつ、
二手三手先を読みながら行動していたのであった。
そして、最後に残された方法をとる、最高のタイミングを計っていた・・・
だが、それは、とても大きな賭けでもあったのだ。
アイリス 「・・・どうした、・・・そう逃げてばかりでは、・・・何も解決せぬぞ、・・・もうよいではないか、
・・・観念して、・・・楽になったらどうだ、・・・もはや誰も助からんのだしな。。。」
小紅 「・・・。」
アイリス 「・・・ふっ、・・・なんと、・・・強情な娘だ。。。」
そういう強気な発言をくり返す大魔王にも、かなり疲れが見え始めた・・・
元来、この最終形態を維持するという事は、とてつもなくエネルギーが必要なのである・・・
とても永い時間の封印から復活したばかりであるし、アイリスの器の許容力も関係もあって、
あまり長く続けていられないのだ。
そこらの事情も考慮して、小紅は状況を判断していたのだが・・・
ベストのタイミングというには及ばず、打って出るまでには至らないでいたのだ。
アイリス 「・・・こうしていても、・・・埒があかんな、・・・では先に、・・・そこのむらさきなる、
・・・その亡骸から、・・・無に帰してやるとするかな。。。」
小紅 「・・・!! 」
こういってはアレだが、死者を冒涜する事など・・・魔族には何の躊躇いもないのであろう、
その点において、大魔王ともなると、さぞかし平然とやってのける事なのだと・・・頷けもする。
最悪の場合も想定していたはずだったが、そこはそれ、対人間相手の範疇でしかなかった・・・
これには、さすがの小紅もいつもの冷静さを失ってしまった。
そして、大魔王が行動に移す前に、韋駄天よろしく・・・、― きっと、考える前に身体が動いてた ―
まるで瞬間移動したか如く、大魔王の目前に突如現れた小紅渾身の怒りを込めた必殺の、
捨て身アタック!が・・・その憎むべき大魔王のどてっ腹めがけてヒットしていたのだ!
小紅に残された秘策とは、そう、それは・・・小紅自身を標的目掛けてぶつけるという特攻であったのだ!!
しかし、それは、小紅を守護してる封印の力が足りなければ自滅してしまうという、諸刃の刃でもあった。
幸いながら、そのガードの防御能力は有効で、小紅の身体にさほど影響しなかったのだが・・・
タイミング的には、お世辞にも最良といえるものでもなかったので、その威力は思ってたほどは出なかった。
≪~ 実際、小紅は一族に代々伝わる封印の唯一の継承者として、幼い頃よりローズマリーらと共に、
厳しい訓練を受け、己を律するよう教育を受けてきた。
その実力は、ローズマリーにも決して負けてはいない・・・そう相手がただの人間であれば、そうそう簡単に、
遅れをとる事などないよう修行をし、常日頃から鍛錬しているのである。 ~ ≫
アイリス 「・・・ぐはっ!・・・な、なんだと。。。」
小紅 「そんなことは、させないわ!」
そんな小紅の激しいまでの感情を大魔王は、予想していなかった・・・それ故の直撃とも言えた。
・・・が、しかし、よろめいて、うずくまっただけで、すぐさま起き上がり・・・先程のくれないへの攻撃同様、
横たわっているむらさき目掛けて弧を描くように、口から凄まじい衝撃波を放ったのだ。
小紅 「・・・はっ!」
アイリス 「・・・くかかかっ、・・・愚か者め、・・・所詮は、・・・人間の小娘風情が、・・・この我輩に、
・・・楯突くなど、・・・な、なに?。。。」
すごい衝撃波の直撃を受けて、さき程同様、何も存在しない「無」の空間がそこにあるはずだった。
しかし、そこには、むらさきを庇うように立ちふさがっているひとつの影があったのである・・・
そう、それはさっき、大魔王の攻撃の前に敗れ去って、塵と化したはずのくれないであった。
彼が再び、大魔王の野望を阻止せんが為に、地獄の闇の底深くから颯爽と蘇ってきたのだ!
くれない 「よっ、待たせたな小紅、・・今度こそ、あとは俺に任せろ!」
小紅 「・・・くれないくん、無事だったの?」
くれない 「いや、さっきので確実に1回死んだよ・・・だけど、その事により、俺の中のリミッターが、
やっと解除されたみたいでな、さらに進化したというか・・・また生まれ変わったというか・・・ (謎)
なんか、うまく説明はできないが、これがアンデッドの持つ力のひとつらしいな。」
アイリス 「・・・性懲りもなく、・・・またやられに、・・・舞い戻ったのか、・・・この歴然とした、
・・・力の差を、・・・何度でも、・・・思い知るがいいわ!。。。」
しかし、今度のくれないは・・・いままでとは違っていた。
再び、小紅にむらさきのガードについてもらい、入れ替わるようにくれない自身は、
・・・大魔王に向ってゆっくり平然と歩いていった。
あの強敵である大魔王の次々と繰り出してくる、強力な衝撃波にかすりもしないのだ。
・・・いや、その衝撃波がすり抜けるといった方がいいのか、どうやら、直撃する瞬間に身体が霧状になり、
全て、受け流してるのである・・・これもヴァンパイアの得意とする技のひとつであった。
くれない 「ふっ、遊びは終わりだ、もう一度永い眠りにつくがいいぜ。」
アイリス 「・・・なんだと、・・・これでは、・・・あの時と、・・・同じではないか !?。。。」
くれない 「へんっ!・・・あんたのご自慢の衝撃波も、当たらなければどうってことないからな。」
そして、真ん前までやってきたくれないの全身全霊を込めた、ヴァンパイア奥義のひとつである、
「必殺!魔神斬り!! 」が、大魔王を・・・そう、大魔王だけを貫いたのである・・・
見ての通り、いくつもの無数の剣が、同時に相手を貫いて・・・その相手の魔の部分だけを、
切り離すという、対悪魔用の最終兵器なのである!
アイリス 「・・・ぐわーっ!・・・なんということだー !?・・・この我輩が、・・・よもや。。。!! ! 」
くれない 「・・・いまだ、小紅!・・・こいつを封印してくれ!! 」
小紅 「・・・えっ?・・・何言ってるのくれないくん。」
くれない 「・・・大丈夫、俺を信じてくれ、小紅はただ祈ればいいんだ・・・さぁっ!」
半ば、くれないに言われるがままに、小紅は両手を合わせ、精神統一して祈りの言葉を捧げた・・・
咄嗟の事であったが、昔から小紅の一族に口伝でのみ伝えられてきた言葉が自然と口から出たのだ。
― でも、もう誰もその言葉の意味を理解してるものは生きてはいないのだが。。。 ―
すると、どうだろう・・・小紅の身体がさらにも増して輝きだして、もう目を開けていられなくなるほどになった。
そして、そこらの辺りに散乱してた比較的大きく立派な棺のひとつに強固な結界が張られ、
その中に、大魔王を封じ込めてしまったではないか・・・
そう、しかも・・・大魔王の邪悪な心だけを封じ込めるという奇跡の御業を起こしたのである。
そのあと、小紅を纏っていた光は、眩い黄金色に変わり・・・黒衣の貴婦人、セント・ライラ号を包み込んだ。
それは、帆船全体を優しく、暖かい光で満ち溢れさせて・・・いつしか、消えていった。
くれない 「・・・やっぱ、すげえよな。。。記憶にあった通りだったなんて。」
そのくれないの声で、まだ放心状態であった、小紅も意識を取り戻した。
小紅 「・・・何が起こったの?・・・あたしに」
くれない 「・・・さっきのが小紅が受け継いでる封印の力の一部なんだよ、相手を封じ込めてしまうという、
とてつもない事が、小紅にはできるって事だな・・・まぁ多少の条件はあるだろうけども w」
小紅 「・・・そう、そうなの。。。でも、そんな事よりも・・・あたしは。。。」
両手放しで喜んでいるくれないの手前もあり、小紅はその先の言葉を飲み込んだ・・・、
するとその時・・・さっきまで、大魔王であったアイリスがヨロヨロと立ち上がり、意識を取り戻したのだった。
アイリス 「うぅっ、・・・あ、頭が・・・いえ、身体中が引き裂かれてしまったように痛むわ。。。」
くれない 「おっ、アイリス、無事だったのか・・・そいつは、なによりだったな。」
アイリス 「・・・私も、自分の中に閉じ込められてはいたけど、なんとか全て見て聞いてたわ、
・・・いろいろと、小紅にも、他の人にも酷いことをしてしまったかもしれないけれど、
でも、・・・でも、それよりも・・・むらさきが、むらさきが !?」
小紅 「・・・。」
そんな3人の様子を遠巻きに伺いながら・・・静かに息を吹き返したひとりの姿があった。。。
そう、それは・・驚くべきことにむらさきであった。
あの大魔王との戦いで絶命していたはずの、魔王こと・・・むらさきが、なんと生き返ったのである。
これは、どのような仕組みで蘇ったのかわからないが、小紅から発せられた黄金色の光が、
むらさきを包み込んで、離れてしまったはずの魂と身体を再び結びつけたのだとしか考えられなかった・・・
ますます、謎は深まるばかりである・・・小紅の持つ、封印の正体とはいったい・・・ (謎)
小紅 「・・・むらさきさん!」
アイリス 「あぁ~っ、私の、私のむらさき・・・生きて、生きていたのね!! 」
くれない 「に、兄さん・・・ !?」
三者三様の驚きの声に、むらさきも何がなんだか・・・まだ状況がよく飲み込めてないようだったのだが。
むらさき 「・・・あっ、えっと・・・その、ただいま ^^;」
日頃、常にクールなむらさきらしくもなく、若干照れ笑いして、三人に熱く迎え入れられたのだった。
その様子を、こっそりと、もうひとり、上空より最初からずっと伺っていた人物がいた・・・
そう、それは、未だその正体がわからないままの獣医、ボルドである。
そんな不気味な発言を残して、少し雰囲気にも変化が訪れているみたいなボルドのその姿は、
この異次元にある異空間の景色にスッと、とけて見えなくなった・・・
彼の正体はいったい何者なのだろうか・・・そして、その目的とは?
(~ それは、きっと次の闇の黙示録編にて・・・徐々に解き明かされていくのであろうが ~ )
・・・結局、最初から最後まで、誰にも気づかれる事なく、彼の姿は露と消えてしまったのである。
そんな事など、当然知らない甲板の4人は、お互いの無事を祝い、互いの情報を交換したりして、
これまで起きた様々な事を少し整理していた・・・。
小紅 「・・・もしかしたら、ちょびさんも今ごろ生き返ってるかしら?」
≪~ だとしても、首が異様な角度に折れ曲がったりしてたままだったら怖いよなぁ、どうしよう ~ (謎)≫
アイリス 「残念だけど、その可能性はないわ。だって、あれも精巧に似せて造ったアンドロイドだもの。
修理することはもちろん可能だけども・・・あそこまで壊れると、いっそ造り直した方が早いわねぇ。」
そんなアイリスの言った事など、まるで聞こえなかったかのように・・・小紅は続けた。
小紅 「・・・そうだわ、さっき、記憶がどうのって言ってたわよね、くれないくん。」
くれない 「あぁ、ヴァンパイアの力と共にその歴史の記憶を一緒に受け継いだんだよ・・・」
むらさき 「そいつは、すごいじゃないか、くれない。」
すでに、今の格好は・・・もう魔王ではなく、本来の姿である人間のむらさきであった。
くれない 「・・・ったく、茶化すなよな。。。それで、蘇った時にその記憶の一部がすっと入ってきたんだよ。
ずっとその昔に、あの大魔王を封印したのは、この俺に力を与えてくれたアンデッドの王・・・、
暗闇の支配者でもある、通称(コードネーム):伯爵ってヴァンパイアと、もうひとりはと言うと・・・
とても重要な役割を果たした、ひとりの日本人女性だったんだって事がな。。。
つまり、その女性ってのが小紅の何代も前にあたる、当時、封印を継承してたご先祖様だったという訳さ。
今回、偶然か奇跡か、またその条件が揃ったことで、あの大魔王を封印することができたって事だな。」

その話を、興味津々で聞いていたアイリスは・・・好奇心に満ち、目を爛々と輝かせていたのだった。
アイリス 「あとで、じっくり詳しく聞かせて頂戴ね、くれない。。。早速、レポートにまとめるわ。」
くれない 「・・・おいおい ^^;;」
くれない 「・・・しかし、考えてみると、すごいことの連続だったな・・・こんなことが実際あるなんて、
数日前の俺なら、ほとんど信じるなんてできなかったぜ。」
むらさき 「まぁ、積もる話はあとにしようか・・・この封印を完全にする為にも、ここにもう一度、
外から強力な結界を張らなくてはならないな・・・、じゃあ、ひとまず我々の世界へ帰るとしよう。」
むらさきのその合図に合わせるかのように一行は、協力して新たに空間を繋げ・・・
この不思議な異次元の異空間を、名残惜しくも後にしたのだ・・・
いざ、さらば!・・・黒衣の貴婦人、セント・ライラ号よ。。。再び、末永く、静かに眠っていてくれ!!
魔王編 -完-
ナレーション 「・・・はいっ、長かったこの魔王編シリーズもようやく終わりまで、こぎつけました。
これもひとえに、作者ひとりの努力の賜物でありまして。。。~といいたいところですが。 ←おい!
・・・途中で投げ出し放置してた時にも暖かい目で、『・・・はやく、続きが読みたいわ』。。。と、
叱咤激励してくださった読者のみなさんのおかげでございます ♪
ところで、あれやこれは、いったい・・・どうなったんだよ !? ・・・と疑問も多々ありましょう ^^;
そこで、これから数回?に渡りまして、魔王編 -エピローグ-として、その後の登場人物たちを追っていき、
みなさんに、そのご報告をしたいと思います。 ←それって、完結したとか言わないだろ !?
まぁ、とにもかくにも、あの大魔王の恐怖から我々人類はついに解放されたのです、よかった、よかった。
― しかし、すでに闇の黙示録はもう始まってしまったともいわれています・・・ ―
・・・で作者が、この続きを書くか、書かないかは~、あなた次第です!」 ←また他人任せかい!! !
堕天使、アイリス・・・いや大魔王と戦わなければならない。
この状況においても、小紅の有する封印は目覚める気配もなく、ただ小紅を守護し続けてる・・・
果たして、このままで、小紅に勝機はあるのか・・・?
それとも、大魔王の手により闇の黙示録は実行されてしまうのだろうか・・・ !?
ナレーション 「・・・すでに戦いはもう戻れないところまできていた、一見すると、単にむらさきを巡る、
二人の女性同士の争いと取れない事もないが、そこに世界の平和がかかってくるとなると、
・・・もう話は全然、別な側面をみせることになる。
己の限界を超えて、いま出せる最大限の力でもって攻撃を仕掛けてくる大魔王に対して、
一方の小紅はというと、ただ防御するだけしか出来ないのである。
いまのままで、どちらが有利であるかは目に見えてはっきりとしていたのだが・・・。」
絶対的不利なこの状況においても、小紅は実に冷静に、この展開を見ていた。
もしも、こうだったらいいのに・・・と楽観的な考えは持ち合わせず、最悪の場合を想定しつつ、
二手三手先を読みながら行動していたのであった。
そして、最後に残された方法をとる、最高のタイミングを計っていた・・・
だが、それは、とても大きな賭けでもあったのだ。
アイリス 「・・・どうした、・・・そう逃げてばかりでは、・・・何も解決せぬぞ、・・・もうよいではないか、
・・・観念して、・・・楽になったらどうだ、・・・もはや誰も助からんのだしな。。。」
小紅 「・・・。」
アイリス 「・・・ふっ、・・・なんと、・・・強情な娘だ。。。」
そういう強気な発言をくり返す大魔王にも、かなり疲れが見え始めた・・・
元来、この最終形態を維持するという事は、とてつもなくエネルギーが必要なのである・・・
とても永い時間の封印から復活したばかりであるし、アイリスの器の許容力も関係もあって、
あまり長く続けていられないのだ。
そこらの事情も考慮して、小紅は状況を判断していたのだが・・・
ベストのタイミングというには及ばず、打って出るまでには至らないでいたのだ。
アイリス 「・・・こうしていても、・・・埒があかんな、・・・では先に、・・・そこのむらさきなる、
・・・その亡骸から、・・・無に帰してやるとするかな。。。」
小紅 「・・・!! 」
こういってはアレだが、死者を冒涜する事など・・・魔族には何の躊躇いもないのであろう、
その点において、大魔王ともなると、さぞかし平然とやってのける事なのだと・・・頷けもする。
最悪の場合も想定していたはずだったが、そこはそれ、対人間相手の範疇でしかなかった・・・
これには、さすがの小紅もいつもの冷静さを失ってしまった。
そして、大魔王が行動に移す前に、韋駄天よろしく・・・、― きっと、考える前に身体が動いてた ―
まるで瞬間移動したか如く、大魔王の目前に突如現れた小紅渾身の怒りを込めた必殺の、
捨て身アタック!が・・・その憎むべき大魔王のどてっ腹めがけてヒットしていたのだ!
小紅に残された秘策とは、そう、それは・・・小紅自身を標的目掛けてぶつけるという特攻であったのだ!!
しかし、それは、小紅を守護してる封印の力が足りなければ自滅してしまうという、諸刃の刃でもあった。
幸いながら、そのガードの防御能力は有効で、小紅の身体にさほど影響しなかったのだが・・・
タイミング的には、お世辞にも最良といえるものでもなかったので、その威力は思ってたほどは出なかった。
≪~ 実際、小紅は一族に代々伝わる封印の唯一の継承者として、幼い頃よりローズマリーらと共に、
厳しい訓練を受け、己を律するよう教育を受けてきた。
その実力は、ローズマリーにも決して負けてはいない・・・そう相手がただの人間であれば、そうそう簡単に、
遅れをとる事などないよう修行をし、常日頃から鍛錬しているのである。 ~ ≫
アイリス 「・・・ぐはっ!・・・な、なんだと。。。」
小紅 「そんなことは、させないわ!」
そんな小紅の激しいまでの感情を大魔王は、予想していなかった・・・それ故の直撃とも言えた。
・・・が、しかし、よろめいて、うずくまっただけで、すぐさま起き上がり・・・先程のくれないへの攻撃同様、
横たわっているむらさき目掛けて弧を描くように、口から凄まじい衝撃波を放ったのだ。
小紅 「・・・はっ!」
アイリス 「・・・くかかかっ、・・・愚か者め、・・・所詮は、・・・人間の小娘風情が、・・・この我輩に、
・・・楯突くなど、・・・な、なに?。。。」
すごい衝撃波の直撃を受けて、さき程同様、何も存在しない「無」の空間がそこにあるはずだった。
しかし、そこには、むらさきを庇うように立ちふさがっているひとつの影があったのである・・・
そう、それはさっき、大魔王の攻撃の前に敗れ去って、塵と化したはずのくれないであった。
彼が再び、大魔王の野望を阻止せんが為に、地獄の闇の底深くから颯爽と蘇ってきたのだ!

くれない 「よっ、待たせたな小紅、・・今度こそ、あとは俺に任せろ!」
小紅 「・・・くれないくん、無事だったの?」
くれない 「いや、さっきので確実に1回死んだよ・・・だけど、その事により、俺の中のリミッターが、
やっと解除されたみたいでな、さらに進化したというか・・・また生まれ変わったというか・・・ (謎)
なんか、うまく説明はできないが、これがアンデッドの持つ力のひとつらしいな。」
アイリス 「・・・性懲りもなく、・・・またやられに、・・・舞い戻ったのか、・・・この歴然とした、
・・・力の差を、・・・何度でも、・・・思い知るがいいわ!。。。」
しかし、今度のくれないは・・・いままでとは違っていた。
再び、小紅にむらさきのガードについてもらい、入れ替わるようにくれない自身は、
・・・大魔王に向ってゆっくり平然と歩いていった。
あの強敵である大魔王の次々と繰り出してくる、強力な衝撃波にかすりもしないのだ。
・・・いや、その衝撃波がすり抜けるといった方がいいのか、どうやら、直撃する瞬間に身体が霧状になり、
全て、受け流してるのである・・・これもヴァンパイアの得意とする技のひとつであった。
くれない 「ふっ、遊びは終わりだ、もう一度永い眠りにつくがいいぜ。」
アイリス 「・・・なんだと、・・・これでは、・・・あの時と、・・・同じではないか !?。。。」
くれない 「へんっ!・・・あんたのご自慢の衝撃波も、当たらなければどうってことないからな。」
そして、真ん前までやってきたくれないの全身全霊を込めた、ヴァンパイア奥義のひとつである、
「必殺!魔神斬り!! 」が、大魔王を・・・そう、大魔王だけを貫いたのである・・・

見ての通り、いくつもの無数の剣が、同時に相手を貫いて・・・その相手の魔の部分だけを、
切り離すという、対悪魔用の最終兵器なのである!
アイリス 「・・・ぐわーっ!・・・なんということだー !?・・・この我輩が、・・・よもや。。。!! ! 」
くれない 「・・・いまだ、小紅!・・・こいつを封印してくれ!! 」
小紅 「・・・えっ?・・・何言ってるのくれないくん。」
くれない 「・・・大丈夫、俺を信じてくれ、小紅はただ祈ればいいんだ・・・さぁっ!」
半ば、くれないに言われるがままに、小紅は両手を合わせ、精神統一して祈りの言葉を捧げた・・・
咄嗟の事であったが、昔から小紅の一族に口伝でのみ伝えられてきた言葉が自然と口から出たのだ。
― でも、もう誰もその言葉の意味を理解してるものは生きてはいないのだが。。。 ―
すると、どうだろう・・・小紅の身体がさらにも増して輝きだして、もう目を開けていられなくなるほどになった。
そして、そこらの辺りに散乱してた比較的大きく立派な棺のひとつに強固な結界が張られ、
その中に、大魔王を封じ込めてしまったではないか・・・
そう、しかも・・・大魔王の邪悪な心だけを封じ込めるという奇跡の御業を起こしたのである。

そのあと、小紅を纏っていた光は、眩い黄金色に変わり・・・黒衣の貴婦人、セント・ライラ号を包み込んだ。
それは、帆船全体を優しく、暖かい光で満ち溢れさせて・・・いつしか、消えていった。
くれない 「・・・やっぱ、すげえよな。。。記憶にあった通りだったなんて。」
そのくれないの声で、まだ放心状態であった、小紅も意識を取り戻した。
小紅 「・・・何が起こったの?・・・あたしに」
くれない 「・・・さっきのが小紅が受け継いでる封印の力の一部なんだよ、相手を封じ込めてしまうという、
とてつもない事が、小紅にはできるって事だな・・・まぁ多少の条件はあるだろうけども w」
小紅 「・・・そう、そうなの。。。でも、そんな事よりも・・・あたしは。。。」
両手放しで喜んでいるくれないの手前もあり、小紅はその先の言葉を飲み込んだ・・・、
するとその時・・・さっきまで、大魔王であったアイリスがヨロヨロと立ち上がり、意識を取り戻したのだった。
アイリス 「うぅっ、・・・あ、頭が・・・いえ、身体中が引き裂かれてしまったように痛むわ。。。」
くれない 「おっ、アイリス、無事だったのか・・・そいつは、なによりだったな。」
アイリス 「・・・私も、自分の中に閉じ込められてはいたけど、なんとか全て見て聞いてたわ、
・・・いろいろと、小紅にも、他の人にも酷いことをしてしまったかもしれないけれど、
でも、・・・でも、それよりも・・・むらさきが、むらさきが !?」
小紅 「・・・。」
そんな3人の様子を遠巻きに伺いながら・・・静かに息を吹き返したひとりの姿があった。。。
そう、それは・・驚くべきことにむらさきであった。
あの大魔王との戦いで絶命していたはずの、魔王こと・・・むらさきが、なんと生き返ったのである。
これは、どのような仕組みで蘇ったのかわからないが、小紅から発せられた黄金色の光が、
むらさきを包み込んで、離れてしまったはずの魂と身体を再び結びつけたのだとしか考えられなかった・・・
ますます、謎は深まるばかりである・・・小紅の持つ、封印の正体とはいったい・・・ (謎)
小紅 「・・・むらさきさん!」
アイリス 「あぁ~っ、私の、私のむらさき・・・生きて、生きていたのね!! 」
くれない 「に、兄さん・・・ !?」
三者三様の驚きの声に、むらさきも何がなんだか・・・まだ状況がよく飲み込めてないようだったのだが。
むらさき 「・・・あっ、えっと・・・その、ただいま ^^;」
日頃、常にクールなむらさきらしくもなく、若干照れ笑いして、三人に熱く迎え入れられたのだった。
その様子を、こっそりと、もうひとり、上空より最初からずっと伺っていた人物がいた・・・
そう、それは、未だその正体がわからないままの獣医、ボルドである。
そんな不気味な発言を残して、少し雰囲気にも変化が訪れているみたいなボルドのその姿は、
この異次元にある異空間の景色にスッと、とけて見えなくなった・・・
彼の正体はいったい何者なのだろうか・・・そして、その目的とは?
(~ それは、きっと次の闇の黙示録編にて・・・徐々に解き明かされていくのであろうが ~ )
・・・結局、最初から最後まで、誰にも気づかれる事なく、彼の姿は露と消えてしまったのである。
そんな事など、当然知らない甲板の4人は、お互いの無事を祝い、互いの情報を交換したりして、
これまで起きた様々な事を少し整理していた・・・。
小紅 「・・・もしかしたら、ちょびさんも今ごろ生き返ってるかしら?」
≪~ だとしても、首が異様な角度に折れ曲がったりしてたままだったら怖いよなぁ、どうしよう ~ (謎)≫
アイリス 「残念だけど、その可能性はないわ。だって、あれも精巧に似せて造ったアンドロイドだもの。
修理することはもちろん可能だけども・・・あそこまで壊れると、いっそ造り直した方が早いわねぇ。」
そんなアイリスの言った事など、まるで聞こえなかったかのように・・・小紅は続けた。
小紅 「・・・そうだわ、さっき、記憶がどうのって言ってたわよね、くれないくん。」
くれない 「あぁ、ヴァンパイアの力と共にその歴史の記憶を一緒に受け継いだんだよ・・・」
むらさき 「そいつは、すごいじゃないか、くれない。」
すでに、今の格好は・・・もう魔王ではなく、本来の姿である人間のむらさきであった。
くれない 「・・・ったく、茶化すなよな。。。それで、蘇った時にその記憶の一部がすっと入ってきたんだよ。
ずっとその昔に、あの大魔王を封印したのは、この俺に力を与えてくれたアンデッドの王・・・、
暗闇の支配者でもある、通称(コードネーム):伯爵ってヴァンパイアと、もうひとりはと言うと・・・
とても重要な役割を果たした、ひとりの日本人女性だったんだって事がな。。。
つまり、その女性ってのが小紅の何代も前にあたる、当時、封印を継承してたご先祖様だったという訳さ。
今回、偶然か奇跡か、またその条件が揃ったことで、あの大魔王を封印することができたって事だな。」
その話を、興味津々で聞いていたアイリスは・・・好奇心に満ち、目を爛々と輝かせていたのだった。
アイリス 「あとで、じっくり詳しく聞かせて頂戴ね、くれない。。。早速、レポートにまとめるわ。」
くれない 「・・・おいおい ^^;;」
くれない 「・・・しかし、考えてみると、すごいことの連続だったな・・・こんなことが実際あるなんて、
数日前の俺なら、ほとんど信じるなんてできなかったぜ。」
むらさき 「まぁ、積もる話はあとにしようか・・・この封印を完全にする為にも、ここにもう一度、
外から強力な結界を張らなくてはならないな・・・、じゃあ、ひとまず我々の世界へ帰るとしよう。」
むらさきのその合図に合わせるかのように一行は、協力して新たに空間を繋げ・・・
この不思議な異次元の異空間を、名残惜しくも後にしたのだ・・・
いざ、さらば!・・・黒衣の貴婦人、セント・ライラ号よ。。。再び、末永く、静かに眠っていてくれ!!
魔王編 -完-
ナレーション 「・・・はいっ、長かったこの魔王編シリーズもようやく終わりまで、こぎつけました。
これもひとえに、作者ひとりの努力の賜物でありまして。。。~といいたいところですが。 ←おい!
・・・途中で投げ出し放置してた時にも暖かい目で、『・・・はやく、続きが読みたいわ』。。。と、
叱咤激励してくださった読者のみなさんのおかげでございます ♪
ところで、あれやこれは、いったい・・・どうなったんだよ !? ・・・と疑問も多々ありましょう ^^;
そこで、これから数回?に渡りまして、魔王編 -エピローグ-として、その後の登場人物たちを追っていき、
みなさんに、そのご報告をしたいと思います。 ←それって、完結したとか言わないだろ !?
まぁ、とにもかくにも、あの大魔王の恐怖から我々人類はついに解放されたのです、よかった、よかった。
― しかし、すでに闇の黙示録はもう始まってしまったともいわれています・・・ ―
・・・で作者が、この続きを書くか、書かないかは~、あなた次第です!」 ←また他人任せかい!! !