2009年07月29日
黒&白の旋律(メロディ)
参謀であるむらさきの報告により、ゆかり嬢が凶弾に倒れ・・・犠牲になったこと、
・・・そして、くれないが現在、消息不明になっていることが皆に知らされた。
そのこともあり、ローズマリーは定時連絡も兼ねて・・・急ぎゼブラと落ち合うことにした。
※ 自ら進んで “ はぐれ隠密 ” として・・・過酷な任務に身を投じる凄腕のくのいち、・・・その名はゼブラ。
今回、待ち合わせ場所として、彼女が指定してきたのは地中海を望むとある別荘地であった。
ますます激化するマダム軍の攻撃・・・それに伴い監視の目も当然激しくなり、
これまでのように、潜入しながらスパイ活動を続けていくのもかなり厳しい状況となってきた。
以前は、世界各国から派遣されている間者も数多くいたのだが、
見つかり次第、闇から闇へと処分されており・・・その数も激減している現状である。
マダム軍による “ スパイ狩り ” は・・・もうすぐそこまで追跡の魔の手が伸びていると言えるだろう。
※ 自称: “ 通りすがりの踊り子 ” として世界中どこへでも単身、諜報活動に出向くゼブラに休息はない。
ゼブラが毎回指定してくる場所は、とても景色がよく・・・ひと気のないリゾート地であることが多い。
これは、ローズマリーにせめてもの気分だけでも味わってもらおうという、
同じく激しい任務についている者同士だからわかる・・・ゼブラからの心遣いと言えた。
本当であれば、お洒落をしたり・・・恋をしたりと、そういうお年頃であるのだが、
彼女たちの背負った哀しい運命は、そんな当たり前のことですら許されるはずもなかった。
・・・けれども、それよりも、もっと熱い想いが彼女たちの中にあることは間違いない事実であったのだが。
※ いつものように定刻通り、寸分の狂いもなく待ち合わせ場所に姿をみせた黒いドレスのローズマリー。
すぐに、水辺に腰掛けて佇んでいるゼブラの姿をみつけ、同じように横に座った。
ゼブラ 「・・・うふふ、元気そうでよかったわローズマリー。。。それで、あたしの姫さまのご機嫌はどう?」
ローズマリー 「えぇ、・・・やっぱり少し落ち込んでおられるみたいだわ。」
ゼブラ 「そっかぁ、まぁ知り合いがあんなことになったんだもの・・・しかたないわね。
それに、あのくれない氏が行方不明って件も・・・実のところは怪しいものだしねぇ。。。」
※ 屈託なく微笑む幼馴染のゼブラに対し、その身を案じ・・・とても複雑な心境のローズマリーであった。
彼女たちも、それなりに深い経験を積んできたエキスパートである・・・
入手した乏しい情報だけで判断することはなく、
総合的にあらゆる可能性を考慮し、物事を全体的に考察するクセが身に染みついているのだ。
ローズマリー 「あれは、明らかに・・・むらさきさまのお考えがあっての発表だと思われるわ。」
ゼブラ 「・・・うふふ、あのお方も相当に食えない殿方だともっぱらの評判だものねぇ~ ♪
あっ・・・当然なんだけど、いま言ったことはあたしの姫さまには、絶対内緒にしといてよね w 」
※ 本能的に何者かの気を感じ取り・・・心配な目をするローズマリーをそそくさと送り出そうとするゼブラ。
“ はぐれ隠密 ” という特殊な任務に携わるゼブラは、誰よりも危険に対するアンテナが敏感であった。
ゼブラ 「あぁ、ごっめ~ん。。。あたしさ、このあと情報提供者と会うことになってるんだよね・・・
そいでさぁ、悪いんだけど~、今日のところはこのへんで、おいとましちゃうわ ^^; 」
ローズマリー 「それは、しかたないことね・・・わかってると思うけど、くれぐれも油断はしないで。」
ゼブラ 「あいあ~い、ほんと心配性なんだから~会えてよかったわ、またね、ローズマリー姉さん w 」
普段から、少し強引な性格だとわかっていたので、ローズマリーもあまりおかしくは思わなかった。
※ そのふたりのやりとりを気配を殺し、そっと岩陰から様子を伺っていたのは・・・あのスージーであった。
なかば強引に、ローズマリーを追い返した形になったが、なんとか危険区域から離すことには成功した。
それで気が抜けたのか、ぺたんっと、その場にしゃがみこみ・・・力なく座り込むゼブラである。
ゼブラ 「ふぅ~、そこでコソコソと隠れてる方、もう出てきていいわよ・・・堂々と姿をみせたらどうなの?」
スージー 「あらあら、威勢がいいわぁ~・・・たしか、自称:通りすがりの踊り子さんだったわよね w
仲間をこっそり逃がしてあげるなんて~、浪花節っていうのかしら?・・・泣っかせるわねぇ~っ www 」
そんな悪意に満ちた毒々しい台詞を吐きながら、スージーはその姿を悠々とみせるのだった。
※ まるで見下すように、眼前のゼブラを睨みつけ・・・無言の威圧で相手を圧倒するスーツ姿のスージー。
ゼブラ 「通称、気まぐれスージー・・・しかしてその実態は、マダム四天王筆頭。。。キャンティ女史ね。」
キャンティ 「ふふふ・・・、なかなかお利口なネズミさんだことねぇ。。。褒めてさしあげてよ!
でも残念よね~、せっかく苦労して逃がしてあげたみたいだけど、さっさと、あなたを殺したら~っ、
すぐあとを追って彼女にも死んでもらうことになるんだものね~・・・あははははははっ。w 」
ゼブラ (・・・ダメだわ、この圧倒的な実力の差を埋めることは不可能ね。。。ふっ、しかたないかな。)
どう足掻いてみても、その持てる力の差は歴然としており、万に一つも勝ち目などなかった。
※ 獲物を見据えた猛獣の如く、スージー・・・いや、キャンティのハンターとしての顔つきが変わっていく。
キャンティ 「いろいろと嗅ぎまわってくれてたようだけど、ただ泳がしてあげてただけなのよぉ~っ、
あなたやローズマリーが死ねば・・・あの小紅姫ったら、どんな顔するんでしょうね~楽しみだわ w 」
ゼブラ 「マダムの右腕とも言われ、その実力は確かなようだけど・・・あんた、ほんと性格悪いわよね!」
キャンティ 「・・・あら、褒められちゃったわ。。。お礼に丁重に葬ってあげないとね~っ www 」
そのキャンティが攻撃態勢に入るまさに直前・・・一瞬先に行動に移ったのはゼブラの方であった。
・・・全神経を集中させ、持てるすべての力を込めて。。。その生涯、最期となる “ 舞 ” を披露したのである。
※ “ はっ! ” “ ハーッ!! ” “ 破ーっ!! ! ” ・・・すさまじい気合のもと、渾身の一撃が放たれたのだ!
その舞から繰り出される必殺の一撃は・・・自らの命を力と変えて攻撃する究極の技、最終奥義であった。
一方、キャンティも油断していた訳ではなかったが、
ゼブラの決死の覚悟が強かったこともあり、避ける間もなく、まともに直撃をくらってしまったのである。
キャンティ 「・・・ぅぅぅううううううおおおおおおぉぉぉぉぉーーーーっ!! ! 」
しかしながら、やはりというか、・・・その攻撃でさえもキャンティに止めを刺すまでには至らなかった・・・
キャンティ 「。。。うううっ、窮鼠猫を噛むだっけ・・・やるじゃないか、まったく、たいしたもんだよ。。。
まぁ、こっちがただのネコじゃなかった訳なんだけどさぁ~、それにしても・・・このあたし相手に、
・・・くっ、ここまでの深手を負わせるなんてねぇ~っ、これだから面白いねぇ・・・人間ってのはさっ !? 」
※ まるで眠るように静かに横たわるゼブラを、そっと抱き寄せて・・・妖しく満足げに微笑するキャンティ。
・・・力尽きて、もう二度と動くこともしなくなってしまったゼブラを傍らに引き寄せ、
自分自身もかなり満身創痍のキャンティは、ベンチに腰掛け・・・その亡骸を愛しげに愛撫した。
キャンティ 「くっくっく・・・壮絶だったねぇ~、これじゃ流石のあたしも一歩も動けないって訳だわ。
あんたのその命を懸けて友を救った行為に免じて、今回は諦めるとするよ・・・あっはっはっはっ w 」
眼鏡の向こうの相貌を、妖しく輝かせて・・・マダム四天王筆頭、キャンティは高らかに笑った。
キャンティ 「まぁ、敬意を表してさ、あたしの力の源である水のところへ・・・あんたを葬ることにするよ w 」
※ 滝壺へと打ち捨てられたゼブラの骸、・・・やっと彼女にもゆっくりできる時間が訪れたのかもしれない。
こうして、またひとり貴重な命が消え、・・・新たな犠牲者となってしまった。
マダム軍による包囲網は、音もなく忍び寄り・・・もうほんのすぐそばまで迫ってきているのだ。
・・・つづく。
ナレーション 「・・・次から次へと、くれない軍団側の被害は広がっていきます。
このまま、巨象に踏み潰される蟻のように・・・抗うことなく消し飛ばされてしまうだけなのでしょうか?
たとえ、この先・・・くれないが現世によみがえる事があったとしても、
その時にはもう取り返しのつかない事態に陥ってるかもしれないのです。
・・・では、またこの時間に、ここでお会いしましょう。」
※ 清らかな水の流れにその身を任せ、ゆるりと受けた傷を癒す四天王筆頭、・・・何思うのかキャンティ。
※ この時のローズマリーは、ゼブラが命をかけて・・・我が身を守ってくれたことをまだ知る由もなかった。
・・・そして、くれないが現在、消息不明になっていることが皆に知らされた。
そのこともあり、ローズマリーは定時連絡も兼ねて・・・急ぎゼブラと落ち合うことにした。

※ 自ら進んで “ はぐれ隠密 ” として・・・過酷な任務に身を投じる凄腕のくのいち、・・・その名はゼブラ。
今回、待ち合わせ場所として、彼女が指定してきたのは地中海を望むとある別荘地であった。
ますます激化するマダム軍の攻撃・・・それに伴い監視の目も当然激しくなり、
これまでのように、潜入しながらスパイ活動を続けていくのもかなり厳しい状況となってきた。
以前は、世界各国から派遣されている間者も数多くいたのだが、
見つかり次第、闇から闇へと処分されており・・・その数も激減している現状である。
マダム軍による “ スパイ狩り ” は・・・もうすぐそこまで追跡の魔の手が伸びていると言えるだろう。

※ 自称: “ 通りすがりの踊り子 ” として世界中どこへでも単身、諜報活動に出向くゼブラに休息はない。
ゼブラが毎回指定してくる場所は、とても景色がよく・・・ひと気のないリゾート地であることが多い。
これは、ローズマリーにせめてもの気分だけでも味わってもらおうという、
同じく激しい任務についている者同士だからわかる・・・ゼブラからの心遣いと言えた。
本当であれば、お洒落をしたり・・・恋をしたりと、そういうお年頃であるのだが、
彼女たちの背負った哀しい運命は、そんな当たり前のことですら許されるはずもなかった。
・・・けれども、それよりも、もっと熱い想いが彼女たちの中にあることは間違いない事実であったのだが。

※ いつものように定刻通り、寸分の狂いもなく待ち合わせ場所に姿をみせた黒いドレスのローズマリー。
すぐに、水辺に腰掛けて佇んでいるゼブラの姿をみつけ、同じように横に座った。
ゼブラ 「・・・うふふ、元気そうでよかったわローズマリー。。。それで、あたしの姫さまのご機嫌はどう?」
ローズマリー 「えぇ、・・・やっぱり少し落ち込んでおられるみたいだわ。」
ゼブラ 「そっかぁ、まぁ知り合いがあんなことになったんだもの・・・しかたないわね。
それに、あのくれない氏が行方不明って件も・・・実のところは怪しいものだしねぇ。。。」

※ 屈託なく微笑む幼馴染のゼブラに対し、その身を案じ・・・とても複雑な心境のローズマリーであった。
彼女たちも、それなりに深い経験を積んできたエキスパートである・・・
入手した乏しい情報だけで判断することはなく、
総合的にあらゆる可能性を考慮し、物事を全体的に考察するクセが身に染みついているのだ。
ローズマリー 「あれは、明らかに・・・むらさきさまのお考えがあっての発表だと思われるわ。」
ゼブラ 「・・・うふふ、あのお方も相当に食えない殿方だともっぱらの評判だものねぇ~ ♪
あっ・・・当然なんだけど、いま言ったことはあたしの姫さまには、絶対内緒にしといてよね w 」

※ 本能的に何者かの気を感じ取り・・・心配な目をするローズマリーをそそくさと送り出そうとするゼブラ。
“ はぐれ隠密 ” という特殊な任務に携わるゼブラは、誰よりも危険に対するアンテナが敏感であった。
ゼブラ 「あぁ、ごっめ~ん。。。あたしさ、このあと情報提供者と会うことになってるんだよね・・・
そいでさぁ、悪いんだけど~、今日のところはこのへんで、おいとましちゃうわ ^^; 」
ローズマリー 「それは、しかたないことね・・・わかってると思うけど、くれぐれも油断はしないで。」
ゼブラ 「あいあ~い、ほんと心配性なんだから~会えてよかったわ、またね、ローズマリー姉さん w 」
普段から、少し強引な性格だとわかっていたので、ローズマリーもあまりおかしくは思わなかった。

※ そのふたりのやりとりを気配を殺し、そっと岩陰から様子を伺っていたのは・・・あのスージーであった。
なかば強引に、ローズマリーを追い返した形になったが、なんとか危険区域から離すことには成功した。
それで気が抜けたのか、ぺたんっと、その場にしゃがみこみ・・・力なく座り込むゼブラである。
ゼブラ 「ふぅ~、そこでコソコソと隠れてる方、もう出てきていいわよ・・・堂々と姿をみせたらどうなの?」
スージー 「あらあら、威勢がいいわぁ~・・・たしか、自称:通りすがりの踊り子さんだったわよね w
仲間をこっそり逃がしてあげるなんて~、浪花節っていうのかしら?・・・泣っかせるわねぇ~っ www 」
そんな悪意に満ちた毒々しい台詞を吐きながら、スージーはその姿を悠々とみせるのだった。

※ まるで見下すように、眼前のゼブラを睨みつけ・・・無言の威圧で相手を圧倒するスーツ姿のスージー。
ゼブラ 「通称、気まぐれスージー・・・しかしてその実態は、マダム四天王筆頭。。。キャンティ女史ね。」
キャンティ 「ふふふ・・・、なかなかお利口なネズミさんだことねぇ。。。褒めてさしあげてよ!
でも残念よね~、せっかく苦労して逃がしてあげたみたいだけど、さっさと、あなたを殺したら~っ、
すぐあとを追って彼女にも死んでもらうことになるんだものね~・・・あははははははっ。w 」
ゼブラ (・・・ダメだわ、この圧倒的な実力の差を埋めることは不可能ね。。。ふっ、しかたないかな。)
どう足掻いてみても、その持てる力の差は歴然としており、万に一つも勝ち目などなかった。

※ 獲物を見据えた猛獣の如く、スージー・・・いや、キャンティのハンターとしての顔つきが変わっていく。
キャンティ 「いろいろと嗅ぎまわってくれてたようだけど、ただ泳がしてあげてただけなのよぉ~っ、
あなたやローズマリーが死ねば・・・あの小紅姫ったら、どんな顔するんでしょうね~楽しみだわ w 」
ゼブラ 「マダムの右腕とも言われ、その実力は確かなようだけど・・・あんた、ほんと性格悪いわよね!」
キャンティ 「・・・あら、褒められちゃったわ。。。お礼に丁重に葬ってあげないとね~っ www 」
そのキャンティが攻撃態勢に入るまさに直前・・・一瞬先に行動に移ったのはゼブラの方であった。
・・・全神経を集中させ、持てるすべての力を込めて。。。その生涯、最期となる “ 舞 ” を披露したのである。

※ “ はっ! ” “ ハーッ!! ” “ 破ーっ!! ! ” ・・・すさまじい気合のもと、渾身の一撃が放たれたのだ!
その舞から繰り出される必殺の一撃は・・・自らの命を力と変えて攻撃する究極の技、最終奥義であった。
一方、キャンティも油断していた訳ではなかったが、
ゼブラの決死の覚悟が強かったこともあり、避ける間もなく、まともに直撃をくらってしまったのである。
キャンティ 「・・・ぅぅぅううううううおおおおおおぉぉぉぉぉーーーーっ!! ! 」
しかしながら、やはりというか、・・・その攻撃でさえもキャンティに止めを刺すまでには至らなかった・・・
キャンティ 「。。。うううっ、窮鼠猫を噛むだっけ・・・やるじゃないか、まったく、たいしたもんだよ。。。
まぁ、こっちがただのネコじゃなかった訳なんだけどさぁ~、それにしても・・・このあたし相手に、
・・・くっ、ここまでの深手を負わせるなんてねぇ~っ、これだから面白いねぇ・・・人間ってのはさっ !? 」

※ まるで眠るように静かに横たわるゼブラを、そっと抱き寄せて・・・妖しく満足げに微笑するキャンティ。
・・・力尽きて、もう二度と動くこともしなくなってしまったゼブラを傍らに引き寄せ、
自分自身もかなり満身創痍のキャンティは、ベンチに腰掛け・・・その亡骸を愛しげに愛撫した。
キャンティ 「くっくっく・・・壮絶だったねぇ~、これじゃ流石のあたしも一歩も動けないって訳だわ。
あんたのその命を懸けて友を救った行為に免じて、今回は諦めるとするよ・・・あっはっはっはっ w 」
眼鏡の向こうの相貌を、妖しく輝かせて・・・マダム四天王筆頭、キャンティは高らかに笑った。
キャンティ 「まぁ、敬意を表してさ、あたしの力の源である水のところへ・・・あんたを葬ることにするよ w 」

※ 滝壺へと打ち捨てられたゼブラの骸、・・・やっと彼女にもゆっくりできる時間が訪れたのかもしれない。
こうして、またひとり貴重な命が消え、・・・新たな犠牲者となってしまった。
マダム軍による包囲網は、音もなく忍び寄り・・・もうほんのすぐそばまで迫ってきているのだ。
・・・つづく。
ナレーション 「・・・次から次へと、くれない軍団側の被害は広がっていきます。
このまま、巨象に踏み潰される蟻のように・・・抗うことなく消し飛ばされてしまうだけなのでしょうか?
たとえ、この先・・・くれないが現世によみがえる事があったとしても、
その時にはもう取り返しのつかない事態に陥ってるかもしれないのです。
・・・では、またこの時間に、ここでお会いしましょう。」

※ 清らかな水の流れにその身を任せ、ゆるりと受けた傷を癒す四天王筆頭、・・・何思うのかキャンティ。

※ この時のローズマリーは、ゼブラが命をかけて・・・我が身を守ってくれたことをまだ知る由もなかった。