2009年02月06日
むらさき
どもども~っ、それでは、前回に引き続きまして・・・
舞台はあのむらさきの研究所である、 “ 鉄 -くろがね- の要塞 ” からです。
どんな展開になりますのやら~、さっそくご覧くださいませ w
※ 刺青シリーズ②:むらさきの身体には、とても立派な「九紋龍」が彫られている・・・これも封印なのか?
ついに、禁断の封印研究施設・・・鉄 -くろがね- の要塞内部へと、
足を踏み入れた我らがくれないであったが・・・
まるで案内されるかのように向った部屋は、
まったく何の境界線もないような不思議な空間であった。
いったい何のための部屋なのであろうか・・・?
実験するにしては、なんの機材も置いてないようだし、
扉も閉まってしまえば、ドーム状にでもなっているのか、
もうどこから入ったのかもわからないのである。
狭いんだか、広いんだか・・・そんな距離感さえも失われた謎の研究室なのであった。
小紅 「・・・こっちよ、くれないくん。」
※ 闇の貴公子を名乗り、魔王の能力を有するむらさき・・・くれないの実兄であり、また苦手とする相手。
そんな自分を呼ぶ声のほうを振り向くと、
やっと小紅とローズマリーがいるのが確認できた。
・・・どうやら、部屋中にモヤのようなものがかかっているらしく、
はっきりと周りが見えないようになっているようだ。
小紅 「もう、みんな待ちかねてるわよ。」
くれない 「・・・あぁ、いろいろ手間取ってた。」
その手間取ってた理由に関しては、誰もが予想ついてたのだが・・・
そこはもう追求しない方向でいくようだ。
むらさき 「・・・会うのは、3年ぶりになるのかな。
ひさしぶりだね、元気そうでなによりだよ・・・くれない。」
くれない 「・・・あぁ。」
※ 数年ぶりの兄弟再会になるが・・・なんでもこなせる兄と違って、くれないには複雑な思いもあったのだ。
その先には、もっとも苦手とする相手である実の兄、むらさきが・・・立っていた。
同じ仲間である小紅の婚約者であった・・・という事なども、
それを聞かされたのは、旅立つ直前くらいにだっただろうか。
いまも、このふたりの仲がどうなってるのか?・・・などは知らない。
・・・そう、興味がないというよりは、単に避けているだけなのかもしれないが。
むらさき 「ブルー・シャトーに乗り込んだそうだね、キミのことだから、
会ってきたんだろ?・・・あのマダム・マルゴ、その本人に直接。」
くれない 「・・・あぁ、現在、向こうでちょびさんやアイリスがとっ捕まってるさ。
あんたの持ってる、“ 救世主の封印 ” だかを狙ってのことらしいがな!」
※ 振り返ったむらさきの視線の向こうに、マダムの派遣で来ている主任のゾラと研究生サフランがいた。
むらさき 「いま聞いた通りのことだそうだ・・・どうしたいですか?
キミたちは自由に選択してくれてかまわないのだよ。」
サフラン 「・・・どうしていいか、わかりません・・・マダムがそんな事するなんて。」
ゾラ 「人質でしたら、わたしが残りますので・・・
どうかこの、何も知らされていないサフランは見逃してはもらえませんか?
是非、お願いいたします・・・むらさき教授。」
むらさき 「・・・なにか誤解されてるようだね、ゾラ主任。
私は、このまま今まで通りに、ここにいてくれてかまわないと言ってるんだよ。」
このやりとりをじっと見ていただけのくれないだったが、
そのむらさきの思いもよらぬ発言にはもう黙っていなかった。
※ 烈火のごとく、小紅とともにゾラとサフランの行く手を阻むように立ちふさがる怒り心頭のくれないである。
くれない 「何を言ってるんだよ!・・・こいつらのとこに、ちょびさんもアイリスも、
捕まって拘束されてるんだぞ!! ~これまで通りって、どういう了見でもの言ってるんだ !?」
むらさき 「・・・相手と同じ卑劣な手段で、自分たちを貶める必要はないのさ。
それに、このゾラ主任は・・・あのマダム四天王の一角を担う実力の持ち主だ。
本気なんて出されたら、ここにいる皆も無傷ではすまないと思うよ・・・くれない。」
ゾラ 「やはり、全てをご存知でしたか・・・恐れ入ります、教授。」
むらさき 「わたしは、貴女の実務能力を高く買っている・・・それはいまも変わることはありませんよ。」
くれない 「・・・だからといって、このままにしておくのかよ!」
むらさき 「そうだ、そんなことより、いい知らせがあるよ。
キミたちのために開発していた特殊なスーツがやっと完成したところなんだ。」
“ そんなこと ” で片付けてしまえる問題ではないと思うが、
そこがまた、このむらさきの本当に怖いところなのかもしれない・・・ (謎)
※ ゾラたちのことも気になるが、あのむらさきが開発したとあっては興味津々になるのも仕方があるまい。
・・・で、結局、何もかも、あやふやになっただけなのだが、
“ そんなこと ” なんてお構いなく~今回はこの辺でおしまいです w
・・・つづく。
ナレーション 「えええええええええぇ!・・・またこのワン・パターンっすか ^^;
あぁ、まったく話がすすまない~!・・・っとか、言わないの~ ♪ ←流行?にすぐ乗るやつ (謎)
・・・そんな訳で、次回はついに、お揃いの新コスチュームのお披露目っす w
それにしても、人数分をラッキーボードだけで集めるなんて、どんだけぇ~ですよね (謎)
本編がしばらくなかった理由がそれだったなんて・・・口が裂けても言えない。」 ←極刑に処す!!
※ またまたチーフが作ってくれました~うちのCM、「闇の魔王 むらさき」は “ コチラ ” をクリックで w
( おぉ、そうだったのか~ !?と作者も驚くネタばれ満載?の内容になっておりますのでご注意ください。)
※ マダム四天王の中で、もっとも頭がきれると言われているこのゾラの本当の思惑はどこにあるのか・・・
舞台はあのむらさきの研究所である、 “ 鉄 -くろがね- の要塞 ” からです。
どんな展開になりますのやら~、さっそくご覧くださいませ w

※ 刺青シリーズ②:むらさきの身体には、とても立派な「九紋龍」が彫られている・・・これも封印なのか?
ついに、禁断の封印研究施設・・・鉄 -くろがね- の要塞内部へと、
足を踏み入れた我らがくれないであったが・・・
まるで案内されるかのように向った部屋は、
まったく何の境界線もないような不思議な空間であった。
いったい何のための部屋なのであろうか・・・?
実験するにしては、なんの機材も置いてないようだし、
扉も閉まってしまえば、ドーム状にでもなっているのか、
もうどこから入ったのかもわからないのである。
狭いんだか、広いんだか・・・そんな距離感さえも失われた謎の研究室なのであった。
小紅 「・・・こっちよ、くれないくん。」
※ 闇の貴公子を名乗り、魔王の能力を有するむらさき・・・くれないの実兄であり、また苦手とする相手。
そんな自分を呼ぶ声のほうを振り向くと、
やっと小紅とローズマリーがいるのが確認できた。
・・・どうやら、部屋中にモヤのようなものがかかっているらしく、
はっきりと周りが見えないようになっているようだ。
小紅 「もう、みんな待ちかねてるわよ。」
くれない 「・・・あぁ、いろいろ手間取ってた。」
その手間取ってた理由に関しては、誰もが予想ついてたのだが・・・
そこはもう追求しない方向でいくようだ。
むらさき 「・・・会うのは、3年ぶりになるのかな。
ひさしぶりだね、元気そうでなによりだよ・・・くれない。」
くれない 「・・・あぁ。」
※ 数年ぶりの兄弟再会になるが・・・なんでもこなせる兄と違って、くれないには複雑な思いもあったのだ。
その先には、もっとも苦手とする相手である実の兄、むらさきが・・・立っていた。
同じ仲間である小紅の婚約者であった・・・という事なども、
それを聞かされたのは、旅立つ直前くらいにだっただろうか。
いまも、このふたりの仲がどうなってるのか?・・・などは知らない。
・・・そう、興味がないというよりは、単に避けているだけなのかもしれないが。
むらさき 「ブルー・シャトーに乗り込んだそうだね、キミのことだから、
会ってきたんだろ?・・・あのマダム・マルゴ、その本人に直接。」
くれない 「・・・あぁ、現在、向こうでちょびさんやアイリスがとっ捕まってるさ。
あんたの持ってる、“ 救世主の封印 ” だかを狙ってのことらしいがな!」
※ 振り返ったむらさきの視線の向こうに、マダムの派遣で来ている主任のゾラと研究生サフランがいた。
むらさき 「いま聞いた通りのことだそうだ・・・どうしたいですか?
キミたちは自由に選択してくれてかまわないのだよ。」
サフラン 「・・・どうしていいか、わかりません・・・マダムがそんな事するなんて。」
ゾラ 「人質でしたら、わたしが残りますので・・・
どうかこの、何も知らされていないサフランは見逃してはもらえませんか?
是非、お願いいたします・・・むらさき教授。」
むらさき 「・・・なにか誤解されてるようだね、ゾラ主任。
私は、このまま今まで通りに、ここにいてくれてかまわないと言ってるんだよ。」
このやりとりをじっと見ていただけのくれないだったが、
そのむらさきの思いもよらぬ発言にはもう黙っていなかった。

※ 烈火のごとく、小紅とともにゾラとサフランの行く手を阻むように立ちふさがる怒り心頭のくれないである。
くれない 「何を言ってるんだよ!・・・こいつらのとこに、ちょびさんもアイリスも、
捕まって拘束されてるんだぞ!! ~これまで通りって、どういう了見でもの言ってるんだ !?」
むらさき 「・・・相手と同じ卑劣な手段で、自分たちを貶める必要はないのさ。
それに、このゾラ主任は・・・あのマダム四天王の一角を担う実力の持ち主だ。
本気なんて出されたら、ここにいる皆も無傷ではすまないと思うよ・・・くれない。」
ゾラ 「やはり、全てをご存知でしたか・・・恐れ入ります、教授。」
むらさき 「わたしは、貴女の実務能力を高く買っている・・・それはいまも変わることはありませんよ。」
くれない 「・・・だからといって、このままにしておくのかよ!」
むらさき 「そうだ、そんなことより、いい知らせがあるよ。
キミたちのために開発していた特殊なスーツがやっと完成したところなんだ。」
“ そんなこと ” で片付けてしまえる問題ではないと思うが、
そこがまた、このむらさきの本当に怖いところなのかもしれない・・・ (謎)

※ ゾラたちのことも気になるが、あのむらさきが開発したとあっては興味津々になるのも仕方があるまい。
・・・で、結局、何もかも、あやふやになっただけなのだが、
“ そんなこと ” なんてお構いなく~今回はこの辺でおしまいです w
・・・つづく。
ナレーション 「えええええええええぇ!・・・またこのワン・パターンっすか ^^;
あぁ、まったく話がすすまない~!・・・っとか、言わないの~ ♪ ←流行?にすぐ乗るやつ (謎)
・・・そんな訳で、次回はついに、お揃いの新コスチュームのお披露目っす w
それにしても、人数分をラッキーボードだけで集めるなんて、どんだけぇ~ですよね (謎)
本編がしばらくなかった理由がそれだったなんて・・・口が裂けても言えない。」 ←極刑に処す!!
※ またまたチーフが作ってくれました~うちのCM、「闇の魔王 むらさき」は “ コチラ ” をクリックで w
( おぉ、そうだったのか~ !?と作者も驚くネタばれ満載?の内容になっておりますのでご注意ください。)

※ マダム四天王の中で、もっとも頭がきれると言われているこのゾラの本当の思惑はどこにあるのか・・・
Posted by くれない at 19:37│Comments(0)
│闇の黙示録編 第二部
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