2008年10月08日
魔王編:エピローグ 其ノ四
前回できっちりと、「その後」を書いてすっかり気をよくしたのか、それとも学習能力がないのか~っ、
今回はまたまた、過去に戻って話をしますぅ~。。。しかも、さらに数年ほど遡ってしまいますし ←おいおい
・・・毎度毎度、懲りずにお付き合いくださいまして誠にありがとうございます w
このエピローグ・シリーズも好評の内に第4弾目に突入することができました、
これもひとえに、読者の皆さん、並びに関係者各位の方々のおかげでございます。。。
・・・で、予告にもありました通りに、今回のエピソードはくれないの相棒である探偵犬チョビ太郎♂に、
スポットをあてまして、過去から現在に時間を移行しながらご覧いただこうかと思います。
それでは・・・ぐぐぐ~っと時間を巻き戻しますね~ ^^;
ナレーション 「それは、いまを去ること数年以上前の話です。。。
かなりの動物好きでも知られている、モザイク・グラスのオーナー、ちょび(仮名)さんが、
今よりずっと若かりし頃に、北海道は旭川にある某百貨店の、とあるペットショップに何気なくふらふらっと、
引き寄せられるように入ってみましたところ・・・
そこには、そう運命的ともいえる出会いが待っていたのでした。
超愛らしい瞳でこちらをじっと見つめている、生後2ヶ月ほどのビーグル犬がそこにいたのです。
ちょびさんは一目でその子犬に惹かれ、衝動的に、えぇ、もう気がついたらレジに立っていたそうです (謎)
そう、これがのちの探偵犬チョビ太郎♂とちょびママさんの最初の遭遇だった訳ですね・・・
それ以来というもの、どこに行くのも一緒に、それこそ家族として同じ時間を過ごしてきたのです。」
この、チョビ太郎♂にちょびママさんと、ちとややこしい名前なのですが・・・「ちょび」ママさんとは、もちろん、
「チョビ」太郎♂あっての「ちょび」さんである訳なのですよ。
(・・・何度も言うように、本当の名前は別にありますが、ここでの公表は控えさせていただきますね w )
ち・な・み・に、チョビ太郎♂が先にくれないと出会い、闇ガードの仕事を一緒に初めて~それからあとに、
チョビ太郎♂の紹介で、くれないはちょびママさんと知り合うことになり、今日に至るという訳ですね ♪
では、時間を現在までまた戻しまして・・・探偵犬チョビ太郎♂の行動を追っていきましょう。
少し前に、ちょびママさんが、あのアイリスに誘拐されて、小紅の身柄と引き換えに戻ってくるのですが・・・、
それは謎の球体に閉じ込められた状態の姿で、とても無事にといえるものではありませんでした。
もちろん、その時点ではくれないたちも、そこにいるちょびママさんが、まさかアイリスの手によって、
精巧に造られた人造人間、・・・アンドロイドである事を知りえません。
しかしながら、長年ずっと家族として暮らしてきたチョビ太郎♂には、それが自分のママでない事をちゃんと、
感じ取っていたのです・・・、無論、あの球体からは匂いもしませんし、外部には何の情報も得られないように、
アイリスの巧妙な細工が施されてありましたけれども・・・
そして、チョビ太郎♂は・・・誰にも何も告げずに単身、ちょびママの捜索を開始したのです。
(その頃、相棒であるくれないはと言うと、すでにマリエくんの手によって封印の中へ送り出された後で、
・・・ちょうど地獄の業火でこんがりと焼かれている真っ最中だったのであります ^^;)
当然、手掛かりらしいものは何一つありませんでしたし、自慢の嗅覚も現状、まだ役に立ってはいません。
だが、チョビ太郎♂だけが持つ感覚・・・探偵犬としてのするどい感性が何かを教えてくれていて、
それに従って、地道な捜査をたんたんと続けたのでした。
その結果、チョビ太郎♂が辿り着いたのは、いまはもう誰も立ち寄らなくなってしまった廃墟のsimです。
大きく立派なショッピングモールを有するこのsimも、すでにゴーストタウン化して久しいようであった・・・
抜け殻になり、動くものもない様子は、よりいっそうの空虚感を醸しだしており、見るものを哀しくさせる。
その建ち並ぶショッピングセンターの奥深くに、ひそかに厳重に結界を張り巡らした一角があるのを、
チョビ太郎♂は鋭敏な鼻で感じ取っていた、・・・ここだ、ここに違いない!・・・そう確信したのである。
チョビ太郎♂ 「・・・わん!」
チョビ太郎♂は強力な結界をものともせずに、気合一発、目指す奥へと飛び込んで行った・・・
おそらく、まぁ100%の確立でアイリスの手による結界であろうが、これがまた実に巧妙というか何というか。
きっと、人間の感覚では、とうてい到達することはできなかったであろうと言える仕掛けが、もうところ狭しと、
それこそ、随所に張り巡らされていたのである。
それをも乗り越えて、いまチョビ太郎♂は愛するちょびママのすぐ近くまでやってきたのである。
そうやって、ちょびママさんがすっかりあきらめモードになっていたのも当然だったでしょう、何故なら・・・
もう、やれることは全てやりつくしてしまった後だったので、もはや希望すら残っていなかったのです。
そんな中、目の前にあの可愛いチョビ太郎♂が自分を助けるために来てくれたとは~っ !?
チョビ太郎♂ 「わんっ、わん!」
ちょび 「あぁ・・・チョビ、チョビ!・・・来てくれたんだ、チョビ。」
まだ意識はあったものの、しばらくの間、幽閉されていたちょびさんは残る体力に既に陰りがみえていた。
魔王編が始まってからでさえ、既に3度目になる誘拐に、「え~っ、そんなキャラだったっけ?」・・・と、
周囲の驚きの声もあって、逆にビックリするくらい、妙なキャラが立ってしまったちょびさんであるが (謎)
まぁこれも、結局は人がよすぎるという裏返しなのでありましょう、つまり騙されやすいってことだね~ ^^;;
ちょび 「チョビ、ありがとう~チョビ、今度こそはもうダメなのかもって思ったわ。。。」
チョビ太郎♂ 「・・・わん w」
ちょび 「・・・あぁん、もうわかったから、やめなって・・・もうチョビったら~っ」
それこそ・・・もうまっすぐに身体全体で擦り寄って愛情表現してくるチョビ太郎♂に、
すでに体力もあまり残ってはいないちょびママさんは、簡単に押し倒されてしまったのだった w
そして、やっと緊張も解けたのか、座り直したちょびママさんの膝を枕にして、しばし満足そうに、
スヤスヤと眠るチョビ太郎♂くんであった。
・・・こうして、今回もまたチョビ太郎♂の活躍により、大きな事件を解決することができたのだ。
やはり、頼りになる相棒だって事ですな~っ、くれないはどちらかというと極めて単純で、
その行動パターンが簡単に読めてしまうところもあるので、チョビ太郎♂がいる事によって、それを補い、
さらに相乗効果をあげることで、その何倍もの力を発揮するのが可能となるのです。
このチョビ太郎♂の持つ「探偵犬」という肩書きには、隠された色んな深い意味があるんだね~っ www
其ノ四 -おわり-
ナレーション 「いや、まったく実に見事にやってのけてくれました、チョビ太郎♂くんであります!
こののち無事に戻ってくるくれないたち一行ですが、特にアイリスの驚きの反応は見ものでした・・・
完璧に、くれないたちは騙しとおしたのに・・・、チョビ太郎♂には通用しなかったのですから。。。
この世の中、なんでも科学だけでは証明することができないと再認識させられた訳ですね~っ ^^;
そして、この件は後で、くれないの心に大きな影響を与えることとなります・・・ (謎)
さておき、ようやく、ちょびママさんの無事もわかり、ほっと一安心できたチョビ太郎♂のエピソードでした。
ではでは、また次回・・・エピローグ第5弾で、お会いしましょう w」 ←まだあるんかい!
今回はまたまた、過去に戻って話をしますぅ~。。。しかも、さらに数年ほど遡ってしまいますし ←おいおい
・・・毎度毎度、懲りずにお付き合いくださいまして誠にありがとうございます w
このエピローグ・シリーズも好評の内に第4弾目に突入することができました、
これもひとえに、読者の皆さん、並びに関係者各位の方々のおかげでございます。。。
・・・で、予告にもありました通りに、今回のエピソードはくれないの相棒である探偵犬チョビ太郎♂に、
スポットをあてまして、過去から現在に時間を移行しながらご覧いただこうかと思います。

それでは・・・ぐぐぐ~っと時間を巻き戻しますね~ ^^;
ナレーション 「それは、いまを去ること数年以上前の話です。。。
かなりの動物好きでも知られている、モザイク・グラスのオーナー、ちょび(仮名)さんが、
今よりずっと若かりし頃に、北海道は旭川にある某百貨店の、とあるペットショップに何気なくふらふらっと、
引き寄せられるように入ってみましたところ・・・
そこには、そう運命的ともいえる出会いが待っていたのでした。
超愛らしい瞳でこちらをじっと見つめている、生後2ヶ月ほどのビーグル犬がそこにいたのです。
ちょびさんは一目でその子犬に惹かれ、衝動的に、えぇ、もう気がついたらレジに立っていたそうです (謎)
そう、これがのちの探偵犬チョビ太郎♂とちょびママさんの最初の遭遇だった訳ですね・・・
それ以来というもの、どこに行くのも一緒に、それこそ家族として同じ時間を過ごしてきたのです。」
この、チョビ太郎♂にちょびママさんと、ちとややこしい名前なのですが・・・「ちょび」ママさんとは、もちろん、
「チョビ」太郎♂あっての「ちょび」さんである訳なのですよ。
(・・・何度も言うように、本当の名前は別にありますが、ここでの公表は控えさせていただきますね w )
ち・な・み・に、チョビ太郎♂が先にくれないと出会い、闇ガードの仕事を一緒に初めて~それからあとに、
チョビ太郎♂の紹介で、くれないはちょびママさんと知り合うことになり、今日に至るという訳ですね ♪
では、時間を現在までまた戻しまして・・・探偵犬チョビ太郎♂の行動を追っていきましょう。
少し前に、ちょびママさんが、あのアイリスに誘拐されて、小紅の身柄と引き換えに戻ってくるのですが・・・、
それは謎の球体に閉じ込められた状態の姿で、とても無事にといえるものではありませんでした。
もちろん、その時点ではくれないたちも、そこにいるちょびママさんが、まさかアイリスの手によって、
精巧に造られた人造人間、・・・アンドロイドである事を知りえません。
しかしながら、長年ずっと家族として暮らしてきたチョビ太郎♂には、それが自分のママでない事をちゃんと、
感じ取っていたのです・・・、無論、あの球体からは匂いもしませんし、外部には何の情報も得られないように、
アイリスの巧妙な細工が施されてありましたけれども・・・
そして、チョビ太郎♂は・・・誰にも何も告げずに単身、ちょびママの捜索を開始したのです。
(その頃、相棒であるくれないはと言うと、すでにマリエくんの手によって封印の中へ送り出された後で、
・・・ちょうど地獄の業火でこんがりと焼かれている真っ最中だったのであります ^^;)
当然、手掛かりらしいものは何一つありませんでしたし、自慢の嗅覚も現状、まだ役に立ってはいません。
だが、チョビ太郎♂だけが持つ感覚・・・探偵犬としてのするどい感性が何かを教えてくれていて、
それに従って、地道な捜査をたんたんと続けたのでした。
その結果、チョビ太郎♂が辿り着いたのは、いまはもう誰も立ち寄らなくなってしまった廃墟のsimです。
大きく立派なショッピングモールを有するこのsimも、すでにゴーストタウン化して久しいようであった・・・
抜け殻になり、動くものもない様子は、よりいっそうの空虚感を醸しだしており、見るものを哀しくさせる。
その建ち並ぶショッピングセンターの奥深くに、ひそかに厳重に結界を張り巡らした一角があるのを、
チョビ太郎♂は鋭敏な鼻で感じ取っていた、・・・ここだ、ここに違いない!・・・そう確信したのである。
チョビ太郎♂ 「・・・わん!」
チョビ太郎♂は強力な結界をものともせずに、気合一発、目指す奥へと飛び込んで行った・・・
おそらく、まぁ100%の確立でアイリスの手による結界であろうが、これがまた実に巧妙というか何というか。
きっと、人間の感覚では、とうてい到達することはできなかったであろうと言える仕掛けが、もうところ狭しと、
それこそ、随所に張り巡らされていたのである。
それをも乗り越えて、いまチョビ太郎♂は愛するちょびママのすぐ近くまでやってきたのである。

そうやって、ちょびママさんがすっかりあきらめモードになっていたのも当然だったでしょう、何故なら・・・
もう、やれることは全てやりつくしてしまった後だったので、もはや希望すら残っていなかったのです。
そんな中、目の前にあの可愛いチョビ太郎♂が自分を助けるために来てくれたとは~っ !?
チョビ太郎♂ 「わんっ、わん!」
ちょび 「あぁ・・・チョビ、チョビ!・・・来てくれたんだ、チョビ。」
まだ意識はあったものの、しばらくの間、幽閉されていたちょびさんは残る体力に既に陰りがみえていた。
魔王編が始まってからでさえ、既に3度目になる誘拐に、「え~っ、そんなキャラだったっけ?」・・・と、
周囲の驚きの声もあって、逆にビックリするくらい、妙なキャラが立ってしまったちょびさんであるが (謎)
まぁこれも、結局は人がよすぎるという裏返しなのでありましょう、つまり騙されやすいってことだね~ ^^;;
ちょび 「チョビ、ありがとう~チョビ、今度こそはもうダメなのかもって思ったわ。。。」
チョビ太郎♂ 「・・・わん w」
ちょび 「・・・あぁん、もうわかったから、やめなって・・・もうチョビったら~っ」
それこそ・・・もうまっすぐに身体全体で擦り寄って愛情表現してくるチョビ太郎♂に、
すでに体力もあまり残ってはいないちょびママさんは、簡単に押し倒されてしまったのだった w
そして、やっと緊張も解けたのか、座り直したちょびママさんの膝を枕にして、しばし満足そうに、
スヤスヤと眠るチョビ太郎♂くんであった。
・・・こうして、今回もまたチョビ太郎♂の活躍により、大きな事件を解決することができたのだ。
やはり、頼りになる相棒だって事ですな~っ、くれないはどちらかというと極めて単純で、
その行動パターンが簡単に読めてしまうところもあるので、チョビ太郎♂がいる事によって、それを補い、
さらに相乗効果をあげることで、その何倍もの力を発揮するのが可能となるのです。
このチョビ太郎♂の持つ「探偵犬」という肩書きには、隠された色んな深い意味があるんだね~っ www
其ノ四 -おわり-
ナレーション 「いや、まったく実に見事にやってのけてくれました、チョビ太郎♂くんであります!
こののち無事に戻ってくるくれないたち一行ですが、特にアイリスの驚きの反応は見ものでした・・・
完璧に、くれないたちは騙しとおしたのに・・・、チョビ太郎♂には通用しなかったのですから。。。
この世の中、なんでも科学だけでは証明することができないと再認識させられた訳ですね~っ ^^;
そして、この件は後で、くれないの心に大きな影響を与えることとなります・・・ (謎)
さておき、ようやく、ちょびママさんの無事もわかり、ほっと一安心できたチョビ太郎♂のエピソードでした。
ではでは、また次回・・・エピローグ第5弾で、お会いしましょう w」 ←まだあるんかい!
Posted by くれない at 15:00│Comments(0)
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