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2008年11月05日

研究留学生、サフラン

前作、魔王編より・・・いや、くれない1号が修行に旅立ってから、はや3年の時が経過していた。

この時代において、あの封印に関する研究も3年前に比べると飛躍的に進んではいたが、
世界中の誰しもが知っているというレベルにまでは達していなかった。

この頃、全世界は一応、「地球連邦政府」の名の下に統治されていたが、結局はそれぞれ個々の国に、
その管理を任されている形で、全てが統一されており平和であった・・・と言えないのが現状である。


各政府機関でも、極秘裏に封印の研究を独自の観点から行っており、政治のやりとりの武器として、
また諜報活動の一環や、軍事兵器としても一部試験的に利用されていたりしていた。


研究留学生、サフラン 

 ※ 「極東にその人あり!」と言われている、封印研究の第一人者・・・むらさき教授。


むらさきの研究所のように、いわゆる国家ではない、私的なスポンサーの、・・・まぁ大富豪であったり、
のフィクサーであったりするが・・・、民間レベルのものも乱立していたが、その成果のほどは、
まだまだ実用レベルまで達してるいるものは極少なく、各自しのぎをけずっていたようだ。


この物語はそんな背景のもと、インドよりひとりの封印研究生が、むらさきの極東封印研究所に、
単身、留学をしてくるところから始まる・・・


その研究生の名前は「サフラン」といい、あの「マダムの子ら」学園の創始者としても有名な、
マダム・マルゴ」の秘蔵っ子中の秘蔵っ子なのである。

いまや封印の研究においては、むらさきをも凌ぎ、超トップクラスの成果を誇っているのが、
マダム・マルゴ率いるマダムの子ら学園出身者を中心とする超常現象研究チームなのである。


そのうちのひとりであるサフランが、封印の交換留学を目的として日本にやってくる事になったのだ・・・


 ナレーション 「さて、いよいよ始まりましたこの闇の黙示録編、新たに登場してくるキャラクターたちや、
 新たに巻き起こる事件を、皆さまと共にその歴史の一証人として、一緒に見ていけたらと思っています。

 それでは、どちらさまもごゆるりと・・・お楽しみくださいませ。。。」


マダム・マルゴ・・いま封印の研究に携わるもので、その名を知らぬものはいないと言われるほど、
注目を集めている存在で、・・・ヨーロッパをその拠点に、全世界に彼女の信望者がいるほどである。


研究留学生、サフラン 

 ※ 突如、社交界にデビューしたとされる妖艶な絶世の美女、マダム・マルゴ・・・その出自はである。


彼女が歴史の表舞台にでたのは、ここ2~3年の話で、それまでの経歴は実は明らかになってはいない、
しかし、そんな些細な事など、補ってあり余るほどの業績をこれまでに残してきているのだ・・・


その証拠に、英国王立研究所を始め、ヨーロッパ各国の名だたる封印研究所の名誉顧問を務めているし、
また、自らが見出してきた優秀な逸材を集めては、主催しているマダムの子ら学園で学ばせ、その後、
その研究生たちをそれこそ世界中へ留学生として送り出したり、さらに、よその研究員を受け入れたりと、
広く情報を開示するなどして・・・、封印の解明にむけて非常に貢献していたのである。


そのマダムの子ら学園出身者のひとりが、このインドからやってきた研究留学生、サフランなのである。


むらさきについては、東洋における封印の第一人者として、はやくから研究関係者らに知られており、
あの若き天才科学者といわれているアイリス博士が協同で発表したいう論文も高く評価されていた。


今回の交換留学も、実際にはマダム側の熱烈なラブ・コールにより、ようやく実現したようなものなのだ。

(その代わりにヨーロッパへと招かれるアイリスマルゴに直接説得され渋々承諾した事によってだが ^^;)  


さて、サフランであるが・・・あのマダム・マルゴの秘蔵っ子とまで言われ可愛がられている存在である。

ただの研究留学だけの為にやってきたとは到底、考えられない・・・彼女の本当の目的は何なのだろうか?
・・・彼女がマルゴより受けた特命とはいったい !?


そこら辺りにも注目して、これからの彼女の行動を注意してみていかなければならないだろう。


研究留学生、サフラン 

 ※ まだあどけなさも残る若干、18歳のサフラン・・・その彼女に課せられた秘密の使命とは何なのか !?


 サフラン 「わたし、インドからきました・・・マダムの子らのひとり、サフランいいます。
 
 あなた、Mr.むらさきですね、・・・よろしくお願いします。」


 むらさき 「遠いところ、よくおいでくださいました。

 ・・・是非、力をお貸しくださいまして、これから共に封印の研究を進めてまいりましょう。」


ある種、緊張の空気が流れる中、互いの思惑を隠したまま固い握手をして、ふたりの挨拶は無事おわった。


むらさきにも、この漆黒の肌をした美しい少女、サフランが、ただの研究生でないことなどわかってはいた・・・

既出であるが、サフランの額には、別名を第3の眼と呼ばれている蝶々の形をしたアクセサリーがある、
もちろん、ただのアクセサリーと言う訳ではあるまい・・・

この秘密を解くことにより、彼女の使命も明らかになっていくのだろうか・・・?
・・・だが、その答えをまだ我々は何も知らないでいたのだった (謎)


この先、これが我々の想像をはるかに超えた事件へ発展していく事など、この時点で知る由もなかった。



いまは只、・・・サフランの額にある蝶のアクセサリーが鈍く光を放ち、夕陽に美しく輝いてみえていた。



                                                            ・・・つづく。



 ナレーション 「まず最初は、マダム・マルゴの秘蔵っ子・・・才女、サフラン登場編ですね・・・ w

 彼女は、マルゴ率いる 『マダムの子ら』 と呼ばれている組織から特命を帯びて、むらさきのもとへと、
 単身、遠路はるばるやってまいりました。


 彼女の目的も、回を重ねていけば・・・自ずとみえてくることでしょう~っ。

 入れ替わるようにヨーロッパへと旅立ったアイリスの心境はすごい事になってると思いますけどねぇ ^^;

   
 3年前、ほんの少し開いた闇の黙示録への重い扉がいままた軋みを上げてこじ開けられようとしています。

 
 ここから先、新旧織り交ぜてのキャラたちが、また大きな時代の流れに飲み込まれていく事でしょう (謎)

 
 
 それでは次回、りんどう登場編に、ご期待ください。」  ←信用ならんので、書いてから言え!

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この記事へのコメント
赤い~サフラン着てみては~♪
・・・・・という歌が確かあったと思う。
かわいいねぇ!サフラン (^0^)
もっとサフランが見たいぞ~~~。
Posted by Mariegold Rayna at 2008年11月05日 07:57
そうですね~。。。 w

サフラン人気が高まるようでしたら~、
ば~んと、スピンオフ作品なんかも書いちゃいましょうか (謎)

 「ガラムマサラが乱れ飛ぶ超大作、辛くなければカレーじゃない!
 ・・・サフランの華麗な舞に人は涙する !?」

( 単に香辛料振りまきながら、踊ってるだけなんじゃないのか・・・ ^^; )
Posted by くれないくれない at 2008年11月05日 09:26
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