2008年10月09日
魔王編:エピローグ 其ノ五
さてさて、ショートショートでお送りしているこのエピローグ・シリーズも今回で第5弾を迎えました
そろそろ、ネタも枯渇してきてもう無いんじゃないか?・・・とのご心配の声をよそに、
「それが、実はまだあるんですよ~っお客さん」・・・とばかりに書いてまいりたいと思います (謎)
それでは、魔王編:エピローグ 其ノ五 の始まりです。。。
ナレーション 「今回も舞台は、な、なんと、リアルタイムの進行で小紅たちがお茶会を開催してる頃です。
ちょうどその頃、お茶会に呼ばれないでいた人たちはどうしてたかと言いいますと・・・
実は、こっそりと集まって何やら秘密の会議をしていたのです、そのメンバーはといえばぁ~っ、
まずは主人公のくれない、・・・むらさき、ちょびさん、アイリス、そして、チョビ太郎♂の面々です。
さていったいぜんたい、どういった内容の集まりだったのでしょうか・・・?」
ここは、いつものモザイク・グラス上空にある、スカイの花畑・・・ちょびママさん自慢の空中庭園である。
いつもなら自由に誰でも入れるように開放されているのだが、今日に限りそうではなかった・・・
むらさきとアイリスの協同作業で、ごく簡単な方法ではあるが・・・超強力な結界が四方八方に張られており、
ここの関係者以外は立ち入り禁止区域になっていたのだ。
むらさき 「・・・なるほど、これがアイリスが錬金術を駆使して造ったちょびさん型アンドロイドなんだね。」
アイリス 「えぇ、現代科学と古の禁じられた魔法:錬金術を融合させた最高傑作・・・人造人間ちょび1号よ、
これを造ったときの私は、いろいろな封印を自らに取り込むことによって、想像をはるかに超えた力、
・・・そう、まさに超能力ともいえる超科学でもって、このアンドロイドを造り上げてしまったのよ。
何より、ちゃんとした設計図もなしに・・・これともう1体、2体を同時に造ってしまったなんて、まるで・・・
私自身が何か別の力に憑依されてたとしか説明のしようもないところも多々あるのよねぇ。。。」
むらさき 「そうだな、私も魔王を制御できない時は、自分の意思ではなく操り人形のように、思いもよらず、
おかしな行動をとったりした経験があるから、よくわかるよ。」
くれない 「・・・しかし、なんていうか、ほんとによくできてるよなぁ・・・これって。」
感心しながら、そこにいる人造人間ちょび1号と、本物のちょびママさんを見比べるくれないであった。
(・・・おわかりいただけるだろうか、チョビ太郎♂が見ている向って右側が正真正銘、本物のちょびさんで、
向って左側にいる袖のない服を着ているのが、錬金術で造られた・・・人造人間ちょび1号である。)
ちょび 「そうねぇ、あたし自身も目の前に立っていたら・・・あら、こんなところに鏡なんてあったかしら?
・・・って、絶対思ってしまうわ・・・それくらい似てるのよ。」
チョビ太郎♂ 「・・・わん!」
ちょび 「ふふっ、そうねチョビだけは、ちゃんとあたしじゃないって見抜いたんだもんね、えらいえらい ♪」
ちょび1号 「・・・で、あたしはどうなっちゃうの?」
くれない 「ほえっ、あたし?って、おわっ !?1号しゃべってるし、しかも、声そっくりでわからんかった。」
それもそのはず、初めてスカイでくれないと対峙した時も、ちゃんと会話をしてたのである・・・
それ故に、まさか偽者だとは見抜けず、アイリスに対して怒ったことさえ・・・もう忘れていたくれないであった。
くれない 「そ、そうだった・・・俺、前にもこいつと会話してたな、そかそか、そん時もこの声だったわ。
普通にしゃべれるくらい精巧にできてるって事なのか・・・ったく、恐ろしいなその錬金術とかってもんは!」
アイリス 「それが、それだけでは済めばまだ全然いいのよねぇ~・・・くれない。
このちょび1号にはさらに秘密があって、凡庸人型戦闘アンドロイドでもあるのよねぇ・・・そしてその上に、
超マイクロスーパーコンピューターチップを内蔵した電子頭脳で、自分で意思を持って行動できるの・・・。
そこに、ちょびさんの感情や行動パターンも、詳細に組み込まれているという優れものなのよ。」
ちょび 「へ~っ、すごいね」
くれない 「感心してる場合でもないだろっ・・・!」
ちょび 「・・・あはは、そだった。」
まぁ、どこかのん気で他人事なちょびママさんであったが・・・問題はいろいろと山積みのようだ。
この場にいる全員が、このちょび1号の完成度を感心しながら、また驚嘆しながら・・・眺めていたのだが、
ふと、少しきびしい表情になった、むらさきが次のように切り出したのだ。
むらさき 「アイリス、この動力源って・・・あれだろ、原子力なんだろ。」
アイリス 「えぇ、その通りよむらさき、永久機関になっていて何もなければ無限に稼動することが可能ね。
万が一、動力部を破壊されてしまうような事があれば、環境に著しい影響を与えかねない代物だけど・・・」
くれない 「えぇぇぇぇぇぇぇっ!・・・それって核爆発とかするってことか !?」
むらさき 「そう単純でもないが、まぁ簡単に言うとそういう事だよ。」
アイリス 「さっきも話した通り、邪悪な能力を無くしてしまった今の私にはもう二度と同じものは造れないし、
なんとか修理くらいはできるかもだけど・・・、ましてや解体する事なんて、自己防衛機能があるからねぇ。
残りの1体に関してはあの大魔王の封印の中だから、もし爆発しても、こちらに影響はないのだけれどね。」
なんと、ちょび1号の身体は原子力をエネルギーとして稼動していたのだった・・・
たとえ、邪悪な力に操られていたとはいえ・・・アイリスはかなりとんでもないものを造ってしまったのだった。
もしこれが、悪意のあるものの手によって利用されようものならば、見かけからは想像も出来ないことだが、
それこそ、地球規模で災害を巻き起こし、人類破滅へのカウンドダウンを加速させかねない代物なのである。
では、いったい・・・その処遇をどうすればよいのだろうか?
くれない 「・・・でも別にいいじゃないか、ようは、この1号を爆発なんかさせなければいいことだろ?
ってことは、結界なり封印をするなりして、それを防ぎ・・・なおかつ手元においておけばいいんだよ。
それに、電子頭脳に組み込まれているってのは、ここにいるちょびさんをモデルにされてのもんだろ・・・
まさか、世界を征服しようなんてアコギな感情は備わってないんだし・・・
ここに置いて一緒に暮らしても何も問題ないさ w 」
ちょび1号 「・・・、くれない、・・・ありがと。」
ちょび1号は、まぁ当たり前なのだが・・・そのまんまちょびさんの顔と声で、くれないに礼を述べた。
くれない 「・・・ひとつ問題があるとしたら、この顔と声だよなぁ~っ、この姿のままで暮らすとなると、
周りがかなり混乱してしまうからな・・・実は、双子の妹がいました。。。なんてのもなぁ ^^;
アイリス、せっかくの姿かたちなんだけども・・・なにか他に方法ってあるのか?」
アイリス 「大丈夫、そこはまったく問題にならないわ・・・実際にこの姿かたちは、
ちょびさんのシェイプそのものがモデルなんだけど、メイクで全然違った印象にもなれるのは、
誰でも経験してわかってることだからねぇ・・・できるでしょ?。。。ちょび1号」
ちょび1号 「・・・えぇ、問題ないわ。」
そういうと同時に、ちょび1号は一瞬のうちに輝く光に包まれたかと思うと、もう次の瞬間には、
まるで別人のような見た目に変身でもしたかのようにその姿が変わっていた。
くれない 「・・・おぉ、すげぇな。。。他の何かにでもなれるのか?」
アイリス 「だから・・・そういう機能があるわけじゃないのよ、メイクを変えただけの事よ。」
むらさき 「ほぅ、・・・意外だったけど、そういう方法もあるのだな、一緒に暮らしていれば、何かあれば、
すぐ対応もできるか・・・そういう柔軟な発想ができるって事が大事だって教えられたよ・・・。
結局のところ、これが最良の選択なのかもしれないな。」
アイリス 「そうねぇ、あなたもそれでいいのよね?・・・ちょび1号。」
ちょび1号 「えぇ、そね・・・ここでお世話になっていいなら、あたしに問題はないわ。」
ちょび 「・・・えぇぇぇぇぇぇぇぇっ!。。。あっ、でもむらさきがそう言うなら反対なんてしないけど w
まぁどうせ、いまさら、ひとりだろうが1体だろうが増えたとこで、そうは変わらないものねっ。
もうひとりあたしが増えるって・・・意外と楽しくなるかもね ♪ ふっ www (謎)」
アイリス 「まぁっ、なんですって・・・!」
ことむらさきの話になればそれは別なのである、只でさえアイリスには小紅と言う強力無比なライバルが、
その行く手を阻んでいるのに、これ以上無駄に自分のライバルが増えることを望ましく思わないのは、
まぁ当然至極のことであったのだ・・・
一方のちょびママさんは、その辺など1枚も2枚も上手で、しれっとしたもんである ^^;;
チョビ太郎♂ 「わん、わんっ!」
ちょび 「そっか、チョビも賛成してくれるか・・・じゃOKってことで w」
ちょび1号 「よろしく・・・。」
くれない 「だったら、あれだよな・・・名前もちゃんとつけないとな・・・ちょびばっかりでややこしいわ (謎)」

・・・と、鈍いくれないは一先ずおいといて~話はとんとん拍子に進み、人造人間:アンドロイドちょび1号は、
その動力機関に何重にも結界を施し、たとえ、ボディが粉々に破壊されようともその原子炉が暴走し、
爆発などしないように封印をされた後、その身を我らがモザイク・グラス預かりに決まったのである。
・・・が、結局、その名前の方はいっこうに決まらず・・・現状では単に「1号」と呼ばれることになった・・・
この新たな仲間として、優秀なメンバーが加わった事は、くれないたちにとっても喜ばしいことである。
そう、それはこの先に彼らを待ち受けている。。。
あの闇の黙示録に関わる出来事に対して、きっと力強い味方になってくれるだろうからだ。
― ・・・実は、この人造人間ちょび1号には、その製作に携わったアイリスでさえ知り得ないような、
謎のブラックボックスが密かに組み込まれているのだが・・・、
いったい、何のためにどのようにして仕掛けたのかは、依然不明であるけども、では犯人は誰?となると、
・・・これまでの物語を知ってくれている皆さんでしたら、もう検討がつきますよね~っ ^^; ―
其ノ五 -おわり-
ナレーション 「ありゃ・・・また懲りずにレギュラーキャラが増えちまったじゃないですか ^^;
今度から始まると予定している闇の黙示録編では、もう既に3~4人の新キャラがロールアウトしており、
いまや遅しとその出番を待っているというのに~~~っ!
何々・・・え~っ、原子力で永久に稼動する戦闘兵器でもある人造人間 -アンドロイド- ですとぉ~っ !?
もう、なんでもありですなぁ~ (謎)
(・・・きっと、これからも~あれやこれやといろんなもんが出てくるんでしょうなぁ~目指せ、オンパレード!)
いや、毎度のことでありますが・・・キャラが立ってきて、自分の意思を持ち出すと、もう作者の手を離れ、
こっちの思うとおりになんぞ動いてはくれないものですよねぇ~・・・、うんうん (謎)
で・・・、次回は魔王編:エピローグの総締めくくりとして、それぞれのその後を紹介していくつもりです。
ではでは、皆さんもお身体等に気をつけてお過ごし下さいね ♪」 ←まず、おまえが気をつけろよ!
そろそろ、ネタも枯渇してきてもう無いんじゃないか?・・・とのご心配の声をよそに、
「それが、実はまだあるんですよ~っお客さん」・・・とばかりに書いてまいりたいと思います (謎)
それでは、魔王編:エピローグ 其ノ五 の始まりです。。。
ナレーション 「今回も舞台は、な、なんと、リアルタイムの進行で小紅たちがお茶会を開催してる頃です。
ちょうどその頃、お茶会に呼ばれないでいた人たちはどうしてたかと言いいますと・・・
実は、こっそりと集まって何やら秘密の会議をしていたのです、そのメンバーはといえばぁ~っ、
まずは主人公のくれない、・・・むらさき、ちょびさん、アイリス、そして、チョビ太郎♂の面々です。
さていったいぜんたい、どういった内容の集まりだったのでしょうか・・・?」
ここは、いつものモザイク・グラス上空にある、スカイの花畑・・・ちょびママさん自慢の空中庭園である。
いつもなら自由に誰でも入れるように開放されているのだが、今日に限りそうではなかった・・・
むらさきとアイリスの協同作業で、ごく簡単な方法ではあるが・・・超強力な結界が四方八方に張られており、
ここの関係者以外は立ち入り禁止区域になっていたのだ。

むらさき 「・・・なるほど、これがアイリスが錬金術を駆使して造ったちょびさん型アンドロイドなんだね。」
アイリス 「えぇ、現代科学と古の禁じられた魔法:錬金術を融合させた最高傑作・・・人造人間ちょび1号よ、
これを造ったときの私は、いろいろな封印を自らに取り込むことによって、想像をはるかに超えた力、
・・・そう、まさに超能力ともいえる超科学でもって、このアンドロイドを造り上げてしまったのよ。
何より、ちゃんとした設計図もなしに・・・これともう1体、2体を同時に造ってしまったなんて、まるで・・・
私自身が何か別の力に憑依されてたとしか説明のしようもないところも多々あるのよねぇ。。。」
むらさき 「そうだな、私も魔王を制御できない時は、自分の意思ではなく操り人形のように、思いもよらず、
おかしな行動をとったりした経験があるから、よくわかるよ。」
くれない 「・・・しかし、なんていうか、ほんとによくできてるよなぁ・・・これって。」
感心しながら、そこにいる人造人間ちょび1号と、本物のちょびママさんを見比べるくれないであった。
(・・・おわかりいただけるだろうか、チョビ太郎♂が見ている向って右側が正真正銘、本物のちょびさんで、
向って左側にいる袖のない服を着ているのが、錬金術で造られた・・・人造人間ちょび1号である。)

ちょび 「そうねぇ、あたし自身も目の前に立っていたら・・・あら、こんなところに鏡なんてあったかしら?
・・・って、絶対思ってしまうわ・・・それくらい似てるのよ。」
チョビ太郎♂ 「・・・わん!」
ちょび 「ふふっ、そうねチョビだけは、ちゃんとあたしじゃないって見抜いたんだもんね、えらいえらい ♪」
ちょび1号 「・・・で、あたしはどうなっちゃうの?」
くれない 「ほえっ、あたし?って、おわっ !?1号しゃべってるし、しかも、声そっくりでわからんかった。」
それもそのはず、初めてスカイでくれないと対峙した時も、ちゃんと会話をしてたのである・・・
それ故に、まさか偽者だとは見抜けず、アイリスに対して怒ったことさえ・・・もう忘れていたくれないであった。
くれない 「そ、そうだった・・・俺、前にもこいつと会話してたな、そかそか、そん時もこの声だったわ。
普通にしゃべれるくらい精巧にできてるって事なのか・・・ったく、恐ろしいなその錬金術とかってもんは!」
アイリス 「それが、それだけでは済めばまだ全然いいのよねぇ~・・・くれない。
このちょび1号にはさらに秘密があって、凡庸人型戦闘アンドロイドでもあるのよねぇ・・・そしてその上に、
超マイクロスーパーコンピューターチップを内蔵した電子頭脳で、自分で意思を持って行動できるの・・・。
そこに、ちょびさんの感情や行動パターンも、詳細に組み込まれているという優れものなのよ。」
ちょび 「へ~っ、すごいね」
くれない 「感心してる場合でもないだろっ・・・!」
ちょび 「・・・あはは、そだった。」
まぁ、どこかのん気で他人事なちょびママさんであったが・・・問題はいろいろと山積みのようだ。
この場にいる全員が、このちょび1号の完成度を感心しながら、また驚嘆しながら・・・眺めていたのだが、
ふと、少しきびしい表情になった、むらさきが次のように切り出したのだ。

むらさき 「アイリス、この動力源って・・・あれだろ、原子力なんだろ。」
アイリス 「えぇ、その通りよむらさき、永久機関になっていて何もなければ無限に稼動することが可能ね。
万が一、動力部を破壊されてしまうような事があれば、環境に著しい影響を与えかねない代物だけど・・・」
くれない 「えぇぇぇぇぇぇぇっ!・・・それって核爆発とかするってことか !?」
むらさき 「そう単純でもないが、まぁ簡単に言うとそういう事だよ。」
アイリス 「さっきも話した通り、邪悪な能力を無くしてしまった今の私にはもう二度と同じものは造れないし、
なんとか修理くらいはできるかもだけど・・・、ましてや解体する事なんて、自己防衛機能があるからねぇ。
残りの1体に関してはあの大魔王の封印の中だから、もし爆発しても、こちらに影響はないのだけれどね。」
なんと、ちょび1号の身体は原子力をエネルギーとして稼動していたのだった・・・
たとえ、邪悪な力に操られていたとはいえ・・・アイリスはかなりとんでもないものを造ってしまったのだった。
もしこれが、悪意のあるものの手によって利用されようものならば、見かけからは想像も出来ないことだが、
それこそ、地球規模で災害を巻き起こし、人類破滅へのカウンドダウンを加速させかねない代物なのである。
では、いったい・・・その処遇をどうすればよいのだろうか?
くれない 「・・・でも別にいいじゃないか、ようは、この1号を爆発なんかさせなければいいことだろ?
ってことは、結界なり封印をするなりして、それを防ぎ・・・なおかつ手元においておけばいいんだよ。
それに、電子頭脳に組み込まれているってのは、ここにいるちょびさんをモデルにされてのもんだろ・・・
まさか、世界を征服しようなんてアコギな感情は備わってないんだし・・・
ここに置いて一緒に暮らしても何も問題ないさ w 」
ちょび1号 「・・・、くれない、・・・ありがと。」
ちょび1号は、まぁ当たり前なのだが・・・そのまんまちょびさんの顔と声で、くれないに礼を述べた。
くれない 「・・・ひとつ問題があるとしたら、この顔と声だよなぁ~っ、この姿のままで暮らすとなると、
周りがかなり混乱してしまうからな・・・実は、双子の妹がいました。。。なんてのもなぁ ^^;
アイリス、せっかくの姿かたちなんだけども・・・なにか他に方法ってあるのか?」
アイリス 「大丈夫、そこはまったく問題にならないわ・・・実際にこの姿かたちは、
ちょびさんのシェイプそのものがモデルなんだけど、メイクで全然違った印象にもなれるのは、
誰でも経験してわかってることだからねぇ・・・できるでしょ?。。。ちょび1号」
ちょび1号 「・・・えぇ、問題ないわ。」
そういうと同時に、ちょび1号は一瞬のうちに輝く光に包まれたかと思うと、もう次の瞬間には、
まるで別人のような見た目に変身でもしたかのようにその姿が変わっていた。

くれない 「・・・おぉ、すげぇな。。。他の何かにでもなれるのか?」
アイリス 「だから・・・そういう機能があるわけじゃないのよ、メイクを変えただけの事よ。」
むらさき 「ほぅ、・・・意外だったけど、そういう方法もあるのだな、一緒に暮らしていれば、何かあれば、
すぐ対応もできるか・・・そういう柔軟な発想ができるって事が大事だって教えられたよ・・・。
結局のところ、これが最良の選択なのかもしれないな。」
アイリス 「そうねぇ、あなたもそれでいいのよね?・・・ちょび1号。」
ちょび1号 「えぇ、そね・・・ここでお世話になっていいなら、あたしに問題はないわ。」
ちょび 「・・・えぇぇぇぇぇぇぇぇっ!。。。あっ、でもむらさきがそう言うなら反対なんてしないけど w
まぁどうせ、いまさら、ひとりだろうが1体だろうが増えたとこで、そうは変わらないものねっ。
もうひとりあたしが増えるって・・・意外と楽しくなるかもね ♪ ふっ www (謎)」
アイリス 「まぁっ、なんですって・・・!」
ことむらさきの話になればそれは別なのである、只でさえアイリスには小紅と言う強力無比なライバルが、
その行く手を阻んでいるのに、これ以上無駄に自分のライバルが増えることを望ましく思わないのは、
まぁ当然至極のことであったのだ・・・
一方のちょびママさんは、その辺など1枚も2枚も上手で、しれっとしたもんである ^^;;
チョビ太郎♂ 「わん、わんっ!」
ちょび 「そっか、チョビも賛成してくれるか・・・じゃOKってことで w」
ちょび1号 「よろしく・・・。」
くれない 「だったら、あれだよな・・・名前もちゃんとつけないとな・・・ちょびばっかりでややこしいわ (謎)」

・・・と、鈍いくれないは一先ずおいといて~話はとんとん拍子に進み、人造人間:アンドロイドちょび1号は、
その動力機関に何重にも結界を施し、たとえ、ボディが粉々に破壊されようともその原子炉が暴走し、
爆発などしないように封印をされた後、その身を我らがモザイク・グラス預かりに決まったのである。
・・・が、結局、その名前の方はいっこうに決まらず・・・現状では単に「1号」と呼ばれることになった・・・
この新たな仲間として、優秀なメンバーが加わった事は、くれないたちにとっても喜ばしいことである。
そう、それはこの先に彼らを待ち受けている。。。
あの闇の黙示録に関わる出来事に対して、きっと力強い味方になってくれるだろうからだ。
― ・・・実は、この人造人間ちょび1号には、その製作に携わったアイリスでさえ知り得ないような、
謎のブラックボックスが密かに組み込まれているのだが・・・、
いったい、何のためにどのようにして仕掛けたのかは、依然不明であるけども、では犯人は誰?となると、
・・・これまでの物語を知ってくれている皆さんでしたら、もう検討がつきますよね~っ ^^; ―
其ノ五 -おわり-
ナレーション 「ありゃ・・・また懲りずにレギュラーキャラが増えちまったじゃないですか ^^;
今度から始まると予定している闇の黙示録編では、もう既に3~4人の新キャラがロールアウトしており、
いまや遅しとその出番を待っているというのに~~~っ!
何々・・・え~っ、原子力で永久に稼動する戦闘兵器でもある人造人間 -アンドロイド- ですとぉ~っ !?
もう、なんでもありですなぁ~ (謎)
(・・・きっと、これからも~あれやこれやといろんなもんが出てくるんでしょうなぁ~目指せ、オンパレード!)
いや、毎度のことでありますが・・・キャラが立ってきて、自分の意思を持ち出すと、もう作者の手を離れ、
こっちの思うとおりになんぞ動いてはくれないものですよねぇ~・・・、うんうん (謎)
で・・・、次回は魔王編:エピローグの総締めくくりとして、それぞれのその後を紹介していくつもりです。
ではでは、皆さんもお身体等に気をつけてお過ごし下さいね ♪」 ←まず、おまえが気をつけろよ!