2008年10月08日
番外編:・・・くれないの苦悩 (謎)
よぅ~っ、みんな・・・魔王編 -エピローグ- の数々を楽しんでくれてるかな w
まだまだ、続くみたいだから~残りのエピソードにも期待してくれよな、ビックリするような内容らしいぞ !?
・・・で、急遽作ったこの番外編の「・・・くれないの苦悩 (謎)」ってタイトルなんだけども。。。
これまでの、魔王編:エピローグ 其ノ壱~其ノ四 にかけて、全く出番がなかったこの物語の主人公、
我らがくれないくんが、すねているという訳ではなく・・・いや、その断言はできないけども~ (謎)
・・・なにやら、身体にいろいろと異変が起きて困ってるという話なんだとさ。

くれない 「ちょっと、上のSSを見てくれたらわかると思うんだけど・・・苦労の末、手に入れた俺の能力、
そう、ヴァンパイアの力なんだけど・・・まだ全然コントロールできてなくてだな~、ちょっと眠くなって、
アクビひとつしただけで、ご覧のとおりに本性であるヴァンパイアが自然と出てきちまうってなもんだ・・・
そのくせ、肝心の能力はというと・・・思うように使えないってこって、踏んだり蹴ったりなんだよなぁ。
あの大魔王との戦いでは、魔神の如き力を発揮したんだが、一過性のもんだったらしい、・・・やれやれ。」
実際には、伯爵のような純血種でないおかげで、太陽光とか十字架とかニンニクのような弱点はないのだが、
強烈な喉の渇きに悩まされてるのは事実のようだ・・・まだ怖くて人間の生き血は飲んだことはないそうで、
トマトジュースやバラの精気なんかで、なんとか凌いでいるみたいだぞ。
ちなみにだが、伯爵クラスの最上級ヴァンパイアには弱点らしい弱点など存在しないんだとさ (謎)
まだまだ、こんな調子で先行きが不安なくれないくんではあるが、せっかく授けてもらった特殊な能力だから、
できるだけ有効に活用していこうと思っているようなので、それなりに応援してあげてやってください。
ナレーション 「・・・なんでしょ、急遽の企画としては弱いと思うのですが、こう特に目玉になるものもなく、
よくGO!できたものだと・・・厚顔無恥もいいとこだねぇ~っ ^^; ←まったく、同意だ!!
これには諸々の事情があるのですが・・・わかる人はわかりますね、はい、そうです・・・それの為です w
ってことで、魔王編:エピローグ 其ノ五 を中途で放置したままの状態で書き上げました・・・、
この番外編も、以上でございます・・・ではでは~っ ♪」 ←完全にやっつけ仕事だろ!
まだまだ、続くみたいだから~残りのエピソードにも期待してくれよな、ビックリするような内容らしいぞ !?
・・・で、急遽作ったこの番外編の「・・・くれないの苦悩 (謎)」ってタイトルなんだけども。。。
これまでの、魔王編:エピローグ 其ノ壱~其ノ四 にかけて、全く出番がなかったこの物語の主人公、
我らがくれないくんが、すねているという訳ではなく・・・いや、その断言はできないけども~ (謎)
・・・なにやら、身体にいろいろと異変が起きて困ってるという話なんだとさ。

くれない 「ちょっと、上のSSを見てくれたらわかると思うんだけど・・・苦労の末、手に入れた俺の能力、
そう、ヴァンパイアの力なんだけど・・・まだ全然コントロールできてなくてだな~、ちょっと眠くなって、
アクビひとつしただけで、ご覧のとおりに本性であるヴァンパイアが自然と出てきちまうってなもんだ・・・
そのくせ、肝心の能力はというと・・・思うように使えないってこって、踏んだり蹴ったりなんだよなぁ。
あの大魔王との戦いでは、魔神の如き力を発揮したんだが、一過性のもんだったらしい、・・・やれやれ。」
実際には、伯爵のような純血種でないおかげで、太陽光とか十字架とかニンニクのような弱点はないのだが、
強烈な喉の渇きに悩まされてるのは事実のようだ・・・まだ怖くて人間の生き血は飲んだことはないそうで、
トマトジュースやバラの精気なんかで、なんとか凌いでいるみたいだぞ。
ちなみにだが、伯爵クラスの最上級ヴァンパイアには弱点らしい弱点など存在しないんだとさ (謎)
まだまだ、こんな調子で先行きが不安なくれないくんではあるが、せっかく授けてもらった特殊な能力だから、
できるだけ有効に活用していこうと思っているようなので、それなりに応援してあげてやってください。
ナレーション 「・・・なんでしょ、急遽の企画としては弱いと思うのですが、こう特に目玉になるものもなく、
よくGO!できたものだと・・・厚顔無恥もいいとこだねぇ~っ ^^; ←まったく、同意だ!!
これには諸々の事情があるのですが・・・わかる人はわかりますね、はい、そうです・・・それの為です w
ってことで、魔王編:エピローグ 其ノ五 を中途で放置したままの状態で書き上げました・・・、
この番外編も、以上でございます・・・ではでは~っ ♪」 ←完全にやっつけ仕事だろ!
2008年10月08日
魔王編:エピローグ 其ノ四
前回できっちりと、「その後」を書いてすっかり気をよくしたのか、それとも学習能力がないのか~っ、
今回はまたまた、過去に戻って話をしますぅ~。。。しかも、さらに数年ほど遡ってしまいますし ←おいおい
・・・毎度毎度、懲りずにお付き合いくださいまして誠にありがとうございます w
このエピローグ・シリーズも好評の内に第4弾目に突入することができました、
これもひとえに、読者の皆さん、並びに関係者各位の方々のおかげでございます。。。
・・・で、予告にもありました通りに、今回のエピソードはくれないの相棒である探偵犬チョビ太郎♂に、
スポットをあてまして、過去から現在に時間を移行しながらご覧いただこうかと思います。
それでは・・・ぐぐぐ~っと時間を巻き戻しますね~ ^^;
ナレーション 「それは、いまを去ること数年以上前の話です。。。
かなりの動物好きでも知られている、モザイク・グラスのオーナー、ちょび(仮名)さんが、
今よりずっと若かりし頃に、北海道は旭川にある某百貨店の、とあるペットショップに何気なくふらふらっと、
引き寄せられるように入ってみましたところ・・・
そこには、そう運命的ともいえる出会いが待っていたのでした。
超愛らしい瞳でこちらをじっと見つめている、生後2ヶ月ほどのビーグル犬がそこにいたのです。
ちょびさんは一目でその子犬に惹かれ、衝動的に、えぇ、もう気がついたらレジに立っていたそうです (謎)
そう、これがのちの探偵犬チョビ太郎♂とちょびママさんの最初の遭遇だった訳ですね・・・
それ以来というもの、どこに行くのも一緒に、それこそ家族として同じ時間を過ごしてきたのです。」
この、チョビ太郎♂にちょびママさんと、ちとややこしい名前なのですが・・・「ちょび」ママさんとは、もちろん、
「チョビ」太郎♂あっての「ちょび」さんである訳なのですよ。
(・・・何度も言うように、本当の名前は別にありますが、ここでの公表は控えさせていただきますね w )
ち・な・み・に、チョビ太郎♂が先にくれないと出会い、闇ガードの仕事を一緒に初めて~それからあとに、
チョビ太郎♂の紹介で、くれないはちょびママさんと知り合うことになり、今日に至るという訳ですね ♪
では、時間を現在までまた戻しまして・・・探偵犬チョビ太郎♂の行動を追っていきましょう。
少し前に、ちょびママさんが、あのアイリスに誘拐されて、小紅の身柄と引き換えに戻ってくるのですが・・・、
それは謎の球体に閉じ込められた状態の姿で、とても無事にといえるものではありませんでした。
もちろん、その時点ではくれないたちも、そこにいるちょびママさんが、まさかアイリスの手によって、
精巧に造られた人造人間、・・・アンドロイドである事を知りえません。
しかしながら、長年ずっと家族として暮らしてきたチョビ太郎♂には、それが自分のママでない事をちゃんと、
感じ取っていたのです・・・、無論、あの球体からは匂いもしませんし、外部には何の情報も得られないように、
アイリスの巧妙な細工が施されてありましたけれども・・・
そして、チョビ太郎♂は・・・誰にも何も告げずに単身、ちょびママの捜索を開始したのです。
(その頃、相棒であるくれないはと言うと、すでにマリエくんの手によって封印の中へ送り出された後で、
・・・ちょうど地獄の業火でこんがりと焼かれている真っ最中だったのであります ^^;)
当然、手掛かりらしいものは何一つありませんでしたし、自慢の嗅覚も現状、まだ役に立ってはいません。
だが、チョビ太郎♂だけが持つ感覚・・・探偵犬としてのするどい感性が何かを教えてくれていて、
それに従って、地道な捜査をたんたんと続けたのでした。
その結果、チョビ太郎♂が辿り着いたのは、いまはもう誰も立ち寄らなくなってしまった廃墟のsimです。
大きく立派なショッピングモールを有するこのsimも、すでにゴーストタウン化して久しいようであった・・・
抜け殻になり、動くものもない様子は、よりいっそうの空虚感を醸しだしており、見るものを哀しくさせる。
その建ち並ぶショッピングセンターの奥深くに、ひそかに厳重に結界を張り巡らした一角があるのを、
チョビ太郎♂は鋭敏な鼻で感じ取っていた、・・・ここだ、ここに違いない!・・・そう確信したのである。
チョビ太郎♂ 「・・・わん!」
チョビ太郎♂は強力な結界をものともせずに、気合一発、目指す奥へと飛び込んで行った・・・
おそらく、まぁ100%の確立でアイリスの手による結界であろうが、これがまた実に巧妙というか何というか。
きっと、人間の感覚では、とうてい到達することはできなかったであろうと言える仕掛けが、もうところ狭しと、
それこそ、随所に張り巡らされていたのである。
それをも乗り越えて、いまチョビ太郎♂は愛するちょびママのすぐ近くまでやってきたのである。
そうやって、ちょびママさんがすっかりあきらめモードになっていたのも当然だったでしょう、何故なら・・・
もう、やれることは全てやりつくしてしまった後だったので、もはや希望すら残っていなかったのです。
そんな中、目の前にあの可愛いチョビ太郎♂が自分を助けるために来てくれたとは~っ !?
チョビ太郎♂ 「わんっ、わん!」
ちょび 「あぁ・・・チョビ、チョビ!・・・来てくれたんだ、チョビ。」
まだ意識はあったものの、しばらくの間、幽閉されていたちょびさんは残る体力に既に陰りがみえていた。
魔王編が始まってからでさえ、既に3度目になる誘拐に、「え~っ、そんなキャラだったっけ?」・・・と、
周囲の驚きの声もあって、逆にビックリするくらい、妙なキャラが立ってしまったちょびさんであるが (謎)
まぁこれも、結局は人がよすぎるという裏返しなのでありましょう、つまり騙されやすいってことだね~ ^^;;
ちょび 「チョビ、ありがとう~チョビ、今度こそはもうダメなのかもって思ったわ。。。」
チョビ太郎♂ 「・・・わん w」
ちょび 「・・・あぁん、もうわかったから、やめなって・・・もうチョビったら~っ」
それこそ・・・もうまっすぐに身体全体で擦り寄って愛情表現してくるチョビ太郎♂に、
すでに体力もあまり残ってはいないちょびママさんは、簡単に押し倒されてしまったのだった w
そして、やっと緊張も解けたのか、座り直したちょびママさんの膝を枕にして、しばし満足そうに、
スヤスヤと眠るチョビ太郎♂くんであった。
・・・こうして、今回もまたチョビ太郎♂の活躍により、大きな事件を解決することができたのだ。
やはり、頼りになる相棒だって事ですな~っ、くれないはどちらかというと極めて単純で、
その行動パターンが簡単に読めてしまうところもあるので、チョビ太郎♂がいる事によって、それを補い、
さらに相乗効果をあげることで、その何倍もの力を発揮するのが可能となるのです。
このチョビ太郎♂の持つ「探偵犬」という肩書きには、隠された色んな深い意味があるんだね~っ www
其ノ四 -おわり-
ナレーション 「いや、まったく実に見事にやってのけてくれました、チョビ太郎♂くんであります!
こののち無事に戻ってくるくれないたち一行ですが、特にアイリスの驚きの反応は見ものでした・・・
完璧に、くれないたちは騙しとおしたのに・・・、チョビ太郎♂には通用しなかったのですから。。。
この世の中、なんでも科学だけでは証明することができないと再認識させられた訳ですね~っ ^^;
そして、この件は後で、くれないの心に大きな影響を与えることとなります・・・ (謎)
さておき、ようやく、ちょびママさんの無事もわかり、ほっと一安心できたチョビ太郎♂のエピソードでした。
ではでは、また次回・・・エピローグ第5弾で、お会いしましょう w」 ←まだあるんかい!
今回はまたまた、過去に戻って話をしますぅ~。。。しかも、さらに数年ほど遡ってしまいますし ←おいおい
・・・毎度毎度、懲りずにお付き合いくださいまして誠にありがとうございます w
このエピローグ・シリーズも好評の内に第4弾目に突入することができました、
これもひとえに、読者の皆さん、並びに関係者各位の方々のおかげでございます。。。
・・・で、予告にもありました通りに、今回のエピソードはくれないの相棒である探偵犬チョビ太郎♂に、
スポットをあてまして、過去から現在に時間を移行しながらご覧いただこうかと思います。

それでは・・・ぐぐぐ~っと時間を巻き戻しますね~ ^^;
ナレーション 「それは、いまを去ること数年以上前の話です。。。
かなりの動物好きでも知られている、モザイク・グラスのオーナー、ちょび(仮名)さんが、
今よりずっと若かりし頃に、北海道は旭川にある某百貨店の、とあるペットショップに何気なくふらふらっと、
引き寄せられるように入ってみましたところ・・・
そこには、そう運命的ともいえる出会いが待っていたのでした。
超愛らしい瞳でこちらをじっと見つめている、生後2ヶ月ほどのビーグル犬がそこにいたのです。
ちょびさんは一目でその子犬に惹かれ、衝動的に、えぇ、もう気がついたらレジに立っていたそうです (謎)
そう、これがのちの探偵犬チョビ太郎♂とちょびママさんの最初の遭遇だった訳ですね・・・
それ以来というもの、どこに行くのも一緒に、それこそ家族として同じ時間を過ごしてきたのです。」
この、チョビ太郎♂にちょびママさんと、ちとややこしい名前なのですが・・・「ちょび」ママさんとは、もちろん、
「チョビ」太郎♂あっての「ちょび」さんである訳なのですよ。
(・・・何度も言うように、本当の名前は別にありますが、ここでの公表は控えさせていただきますね w )
ち・な・み・に、チョビ太郎♂が先にくれないと出会い、闇ガードの仕事を一緒に初めて~それからあとに、
チョビ太郎♂の紹介で、くれないはちょびママさんと知り合うことになり、今日に至るという訳ですね ♪
では、時間を現在までまた戻しまして・・・探偵犬チョビ太郎♂の行動を追っていきましょう。
少し前に、ちょびママさんが、あのアイリスに誘拐されて、小紅の身柄と引き換えに戻ってくるのですが・・・、
それは謎の球体に閉じ込められた状態の姿で、とても無事にといえるものではありませんでした。
もちろん、その時点ではくれないたちも、そこにいるちょびママさんが、まさかアイリスの手によって、
精巧に造られた人造人間、・・・アンドロイドである事を知りえません。
しかしながら、長年ずっと家族として暮らしてきたチョビ太郎♂には、それが自分のママでない事をちゃんと、
感じ取っていたのです・・・、無論、あの球体からは匂いもしませんし、外部には何の情報も得られないように、
アイリスの巧妙な細工が施されてありましたけれども・・・
そして、チョビ太郎♂は・・・誰にも何も告げずに単身、ちょびママの捜索を開始したのです。
(その頃、相棒であるくれないはと言うと、すでにマリエくんの手によって封印の中へ送り出された後で、
・・・ちょうど地獄の業火でこんがりと焼かれている真っ最中だったのであります ^^;)
当然、手掛かりらしいものは何一つありませんでしたし、自慢の嗅覚も現状、まだ役に立ってはいません。
だが、チョビ太郎♂だけが持つ感覚・・・探偵犬としてのするどい感性が何かを教えてくれていて、
それに従って、地道な捜査をたんたんと続けたのでした。
その結果、チョビ太郎♂が辿り着いたのは、いまはもう誰も立ち寄らなくなってしまった廃墟のsimです。
大きく立派なショッピングモールを有するこのsimも、すでにゴーストタウン化して久しいようであった・・・
抜け殻になり、動くものもない様子は、よりいっそうの空虚感を醸しだしており、見るものを哀しくさせる。
その建ち並ぶショッピングセンターの奥深くに、ひそかに厳重に結界を張り巡らした一角があるのを、
チョビ太郎♂は鋭敏な鼻で感じ取っていた、・・・ここだ、ここに違いない!・・・そう確信したのである。
チョビ太郎♂ 「・・・わん!」
チョビ太郎♂は強力な結界をものともせずに、気合一発、目指す奥へと飛び込んで行った・・・
おそらく、まぁ100%の確立でアイリスの手による結界であろうが、これがまた実に巧妙というか何というか。
きっと、人間の感覚では、とうてい到達することはできなかったであろうと言える仕掛けが、もうところ狭しと、
それこそ、随所に張り巡らされていたのである。
それをも乗り越えて、いまチョビ太郎♂は愛するちょびママのすぐ近くまでやってきたのである。

そうやって、ちょびママさんがすっかりあきらめモードになっていたのも当然だったでしょう、何故なら・・・
もう、やれることは全てやりつくしてしまった後だったので、もはや希望すら残っていなかったのです。
そんな中、目の前にあの可愛いチョビ太郎♂が自分を助けるために来てくれたとは~っ !?
チョビ太郎♂ 「わんっ、わん!」
ちょび 「あぁ・・・チョビ、チョビ!・・・来てくれたんだ、チョビ。」
まだ意識はあったものの、しばらくの間、幽閉されていたちょびさんは残る体力に既に陰りがみえていた。
魔王編が始まってからでさえ、既に3度目になる誘拐に、「え~っ、そんなキャラだったっけ?」・・・と、
周囲の驚きの声もあって、逆にビックリするくらい、妙なキャラが立ってしまったちょびさんであるが (謎)
まぁこれも、結局は人がよすぎるという裏返しなのでありましょう、つまり騙されやすいってことだね~ ^^;;
ちょび 「チョビ、ありがとう~チョビ、今度こそはもうダメなのかもって思ったわ。。。」
チョビ太郎♂ 「・・・わん w」
ちょび 「・・・あぁん、もうわかったから、やめなって・・・もうチョビったら~っ」
それこそ・・・もうまっすぐに身体全体で擦り寄って愛情表現してくるチョビ太郎♂に、
すでに体力もあまり残ってはいないちょびママさんは、簡単に押し倒されてしまったのだった w
そして、やっと緊張も解けたのか、座り直したちょびママさんの膝を枕にして、しばし満足そうに、
スヤスヤと眠るチョビ太郎♂くんであった。
・・・こうして、今回もまたチョビ太郎♂の活躍により、大きな事件を解決することができたのだ。
やはり、頼りになる相棒だって事ですな~っ、くれないはどちらかというと極めて単純で、
その行動パターンが簡単に読めてしまうところもあるので、チョビ太郎♂がいる事によって、それを補い、
さらに相乗効果をあげることで、その何倍もの力を発揮するのが可能となるのです。
このチョビ太郎♂の持つ「探偵犬」という肩書きには、隠された色んな深い意味があるんだね~っ www
其ノ四 -おわり-
ナレーション 「いや、まったく実に見事にやってのけてくれました、チョビ太郎♂くんであります!
こののち無事に戻ってくるくれないたち一行ですが、特にアイリスの驚きの反応は見ものでした・・・
完璧に、くれないたちは騙しとおしたのに・・・、チョビ太郎♂には通用しなかったのですから。。。
この世の中、なんでも科学だけでは証明することができないと再認識させられた訳ですね~っ ^^;
そして、この件は後で、くれないの心に大きな影響を与えることとなります・・・ (謎)
さておき、ようやく、ちょびママさんの無事もわかり、ほっと一安心できたチョビ太郎♂のエピソードでした。
ではでは、また次回・・・エピローグ第5弾で、お会いしましょう w」 ←まだあるんかい!
2008年10月08日
魔王編:エピローグ 其ノ参
さて、いつもの如く・・・ごく一部には好評のこのエピローグ・シリーズも第3弾を迎えました。
・・・で、エピローグのくせに時間が逆行して本編より戻ってるだろー !?
という意見もチラホラと、風の噂に聞こえてまいりますが~っ ^^;
まぁまったくその通りなんですけどね~ ♪ ←おい!
ってことで、なんと今回は初の試み、ちゃんとエピローグらしく、「その後」を紹介したいと思います w
舞台はといいますと、くれないたち一行が、なんとか無事に帰ってきたその翌日、疲れも残るなか・・・、
小紅が主催した形での、昼下がりのお茶会という事になります。。。
さてさて、何が起こるのでしょうか (謎)
ナレーション 「ここはニセコにある、マリエくんのミュージアム兼自宅の広い敷地内であります。
小紅の提案で、ローズマリーとマリエくんの3人で、小さなお茶会をすることになりました。
マリエくんに対しての、先日、ローズマリーが受けました労いへのお礼も兼ねての事のようですね・・・
まぁ、場所はマリエくんに提供してもらいましたが、あくまでも主催者は小紅という事で ♪
・・・おやおや、3人共それぞれ違う意味で、緊張しているようですねぇ~っ (謎)」
・・・昼下がりの午後ということもあり、軽めの昼食は3人とも皆、すませてはきていたが、
あの小紅が主催するというのだ・・・何やら妙な緊張の中、お茶会は始まったのである。
まず飲み物であるが、本格的な薫り高い紅茶やミルク・レモンはもちろんのこと、
事前に用意しておいた水出し珈琲、すぐ目の前で挽いたばかりの豆を使ったコーヒーや、
数種のハーブが絶妙にブレンドされたものと・・・、かなり楽しめる趣向になっていた。
それにもまして、目を引いたのは小紅の手作りによるマフィンやビスケット、パウンドケーキ等である。
シンプルなものと、それぞれに、たっぷり色とりどりの大きめのドライフルーツが散りばめられたものとあり、
それはもう、見てるだけでも楽しい仕上がりになっているのだった。
・・・でも、これって本当に、「小さなお茶会」って言えるのか?
小紅らが用意した美味しそうな食べ物や飲み物はもちろんのこと、
マリエくんが半日足らずの急造で、作成したとは見えない立派なテーブルや椅子も含めて、
小さいどころなんてもんじゃなく、とても豪華じゃないのか w (謎)
小紅 「さぁ、準備は整ったわ・・・さっそく頂きましょう。」
ローズマリー 「・・・はい。」
マリエ 「うはーっ、めっちゃ綺麗、それにええ匂いしてるしぃ、う~ん、どれから食べたらええんか、
悩むやんか~。。。ねねっ、小紅ちゃん、全部を・・・全種類を貰って盛り付けてもええかな?」
小紅 「もちろんよ、マリエちゃん・・・たくさん召し上がってね。」
こうなると、もうマリエくんは、あの伯爵でさえ阻止できないのでは?という勢いで爛々と目を輝かせていた。
自分で特別な大皿を出してきて、感性の赴くままに盛り付けて、ちゃちゃっとトッピングしていき・・・
そして、おもむろに・・・豪快に厚切りのまま食べ始めてしまった!!
― 午後のやわらかな陽射しに、切り口から顔をのぞかせているたくさんのドライフルーツが、
まるで宝石のように映え、透けてキラキラと輝いて・・・どこか幻想的な光景にもみえる。 ―
・・・と、幻想的なんたらは、この際、横に置いときまして~ ^^;
マリエくんのこの豪快な食いっぷりを目の前でみてしまっては、流石の小紅とローズマリー両名も、
驚きの色を隠せず、互いに見つめあい、目を丸くしていましたが・・・すぐに笑顔になりました。
一方、小紅はといえば5mm以下の薄切りにスライスして、カステラか、まるでお煎餅のように少しずつを、
チロチロっと齧るように口に運んでいます。
・・・また、ローズマリーもその二人を見比べながら静かに微笑んでいるようだ。
それまで、ガツガツと貪るような雰囲気で食べていたマリエくんが、すこし満足したのか知らないが、
さらに驚きの行動にでたのである !?
マリエ 「 ローズマリー、ちっとも進んでへんやんか、よっしゃこのマリエちゃんが特別に食べ方の極意を、
伝授してあげるわ~、アイスクリームやろ、いちごやろ・・・それと、ミントの葉も要るな、 るんるん ♪」
当のローズマリーもこれには目を白黒させて驚いた・・・ローズマリーも小紅同様、小さくカットして、
上品に口に運んでいたのだから、まさか自分の皿の中が、一瞬にして見事なトッピングを施した、
立派なオブジェになるとは予想だにしていなかったからである。
マリエ 「ささっ、豪快に一緒にお口に入れてみてや、大丈夫、騙されたと思って・・・はよはよっ w」
ローズマリー 「・・・はっ、はい、マリエさま。」
言われるがままに、ローズマリーはできるだけ大きく口を開けて、これまでにない量を一度に入れたのだ。
そんなローズマリーの困惑した顔を、小紅は楽しそうに眺めていた、こういう時間がずっと続けばいいのに、
・・・そう、こういう時間をたくさん持つためにも、自分達は戦っていくのだと再認識していたのである。
ローズマリー 「・・・お、美味しいです。」
マリエ 「なぁなぁ、そやろ?・・・上品もいいけど、たまにはなっ、こんなんもありやで www」
ローズマリー 「・・・そうですね。」
マリエ 「そいじゃ、次は小紅ちゃんの番やな・・・ふっふっふっ、逃がさへんで~ (謎)」
小紅 「えっ・・・きゃーっ、助けて~ w」
・・・思ってた通り、やっぱりなんだか違う方向に向ってしまったこの小さなお茶会ですが ^^;
それなりに、(・・・ある種異様な?)盛り上がりをみせて、大成功したと言えるのではないでしょうか w
結局、かなりの量を一人で食べてしまったマリエくんが満腹で眠くなり、お開きする方向へとなったのですが。
マリエ 「すごく楽しかったわ、ありがとう~小紅ちゃん。それとローズマリーもありがとね。」
ローズマリー 「・・・いえ、こちらこそ楽しかったです、マリエさま」
マリエ 「あんだけ、食べたけど、まだようさん残ってるなぁ~あとどないするん?・・・小紅ちゃん。」
小紅 「うふふっ、あら大丈夫よ、ちょっと遅れるって言ってたけど、もうすぐここに食いしん坊大佐が、
駆けつけてくれる手筈になってるからね。」
マリエ 「わぉ!サプライズド・ゲストに小鳥さん来てくれるんや~ w ・・・となるとやなぁ、
これは大食い大将軍としても由々しき問題やんか・・・ほなうかうか寝てられへんわ、起きとかんと♪」
小紅 「次回は夜中にでも集まって、秘密のパジャマ・パーティーしないとね。」
マリエ 「あぁ~それもいいやん~っ。。。また食べ過ぎるかもしらんけど~ ^^;」
ローズマリー 「・・・まぁ、うふっw」
そこには、小紅の影武者などではない・・・普通の、等身大の女性としてのローズマリーの笑顔があった。
・・・こんなに素敵に笑うことができるんだね~。。。只いま、隠れファン急増中です (謎)
この平和なひと時を守るためにも、3人は新たに決意をして、明日に向って力強く進んでいこうと、
それぞれそう心に固く誓ったのである・・・。
そうそう、マリエくん・・・たくさん食べるのはいいけど、胃腸薬ちゃんと飲んでから寝るんだよ~っ www
其ノ参 -おわり-
ナレーション 「今回は、助手のマリエくんからのたっての願いという事もありまして・・・、
小紅たちの日常なるものを、もっとみてみたいという希望を叶える形で、描かれております。
いつもと描写が違うのも、まぁそういう訳でして・・・、マリエくんの切なる願望がそこに強く存在しており、
ある意味で、日頃のマリエくんへのご褒美にあたる内容になっています w
もし、好評でしたら、このお茶会編に続きパジャマパーティー編なども書いてみますけどねぇ~(謎)
ではでは、次回は相棒、チョビ太郎♂のエピソードにてお会いしましょう。」 ←おぉ!予告してる !?
・・・で、エピローグのくせに時間が逆行して本編より戻ってるだろー !?
という意見もチラホラと、風の噂に聞こえてまいりますが~っ ^^;
まぁまったくその通りなんですけどね~ ♪ ←おい!
ってことで、なんと今回は初の試み、ちゃんとエピローグらしく、「その後」を紹介したいと思います w
舞台はといいますと、くれないたち一行が、なんとか無事に帰ってきたその翌日、疲れも残るなか・・・、
小紅が主催した形での、昼下がりのお茶会という事になります。。。
さてさて、何が起こるのでしょうか (謎)
ナレーション 「ここはニセコにある、マリエくんのミュージアム兼自宅の広い敷地内であります。
小紅の提案で、ローズマリーとマリエくんの3人で、小さなお茶会をすることになりました。
マリエくんに対しての、先日、ローズマリーが受けました労いへのお礼も兼ねての事のようですね・・・
まぁ、場所はマリエくんに提供してもらいましたが、あくまでも主催者は小紅という事で ♪
・・・おやおや、3人共それぞれ違う意味で、緊張しているようですねぇ~っ (謎)」
・・・昼下がりの午後ということもあり、軽めの昼食は3人とも皆、すませてはきていたが、
あの小紅が主催するというのだ・・・何やら妙な緊張の中、お茶会は始まったのである。

まず飲み物であるが、本格的な薫り高い紅茶やミルク・レモンはもちろんのこと、
事前に用意しておいた水出し珈琲、すぐ目の前で挽いたばかりの豆を使ったコーヒーや、
数種のハーブが絶妙にブレンドされたものと・・・、かなり楽しめる趣向になっていた。
それにもまして、目を引いたのは小紅の手作りによるマフィンやビスケット、パウンドケーキ等である。
シンプルなものと、それぞれに、たっぷり色とりどりの大きめのドライフルーツが散りばめられたものとあり、
それはもう、見てるだけでも楽しい仕上がりになっているのだった。
・・・でも、これって本当に、「小さなお茶会」って言えるのか?
小紅らが用意した美味しそうな食べ物や飲み物はもちろんのこと、
マリエくんが半日足らずの急造で、作成したとは見えない立派なテーブルや椅子も含めて、
小さいどころなんてもんじゃなく、とても豪華じゃないのか w (謎)
小紅 「さぁ、準備は整ったわ・・・さっそく頂きましょう。」
ローズマリー 「・・・はい。」
マリエ 「うはーっ、めっちゃ綺麗、それにええ匂いしてるしぃ、う~ん、どれから食べたらええんか、
悩むやんか~。。。ねねっ、小紅ちゃん、全部を・・・全種類を貰って盛り付けてもええかな?」
小紅 「もちろんよ、マリエちゃん・・・たくさん召し上がってね。」
こうなると、もうマリエくんは、あの伯爵でさえ阻止できないのでは?という勢いで爛々と目を輝かせていた。
自分で特別な大皿を出してきて、感性の赴くままに盛り付けて、ちゃちゃっとトッピングしていき・・・
そして、おもむろに・・・豪快に厚切りのまま食べ始めてしまった!!

― 午後のやわらかな陽射しに、切り口から顔をのぞかせているたくさんのドライフルーツが、
まるで宝石のように映え、透けてキラキラと輝いて・・・どこか幻想的な光景にもみえる。 ―
・・・と、幻想的なんたらは、この際、横に置いときまして~ ^^;
マリエくんのこの豪快な食いっぷりを目の前でみてしまっては、流石の小紅とローズマリー両名も、
驚きの色を隠せず、互いに見つめあい、目を丸くしていましたが・・・すぐに笑顔になりました。
一方、小紅はといえば5mm以下の薄切りにスライスして、カステラか、まるでお煎餅のように少しずつを、
チロチロっと齧るように口に運んでいます。
・・・また、ローズマリーもその二人を見比べながら静かに微笑んでいるようだ。
それまで、ガツガツと貪るような雰囲気で食べていたマリエくんが、すこし満足したのか知らないが、
さらに驚きの行動にでたのである !?
マリエ 「 ローズマリー、ちっとも進んでへんやんか、よっしゃこのマリエちゃんが特別に食べ方の極意を、
伝授してあげるわ~、アイスクリームやろ、いちごやろ・・・それと、ミントの葉も要るな、 るんるん ♪」
当のローズマリーもこれには目を白黒させて驚いた・・・ローズマリーも小紅同様、小さくカットして、
上品に口に運んでいたのだから、まさか自分の皿の中が、一瞬にして見事なトッピングを施した、
立派なオブジェになるとは予想だにしていなかったからである。
マリエ 「ささっ、豪快に一緒にお口に入れてみてや、大丈夫、騙されたと思って・・・はよはよっ w」
ローズマリー 「・・・はっ、はい、マリエさま。」
言われるがままに、ローズマリーはできるだけ大きく口を開けて、これまでにない量を一度に入れたのだ。
そんなローズマリーの困惑した顔を、小紅は楽しそうに眺めていた、こういう時間がずっと続けばいいのに、
・・・そう、こういう時間をたくさん持つためにも、自分達は戦っていくのだと再認識していたのである。
ローズマリー 「・・・お、美味しいです。」
マリエ 「なぁなぁ、そやろ?・・・上品もいいけど、たまにはなっ、こんなんもありやで www」
ローズマリー 「・・・そうですね。」
マリエ 「そいじゃ、次は小紅ちゃんの番やな・・・ふっふっふっ、逃がさへんで~ (謎)」
小紅 「えっ・・・きゃーっ、助けて~ w」
・・・思ってた通り、やっぱりなんだか違う方向に向ってしまったこの小さなお茶会ですが ^^;
それなりに、(・・・ある種異様な?)盛り上がりをみせて、大成功したと言えるのではないでしょうか w
結局、かなりの量を一人で食べてしまったマリエくんが満腹で眠くなり、お開きする方向へとなったのですが。
マリエ 「すごく楽しかったわ、ありがとう~小紅ちゃん。それとローズマリーもありがとね。」
ローズマリー 「・・・いえ、こちらこそ楽しかったです、マリエさま」
マリエ 「あんだけ、食べたけど、まだようさん残ってるなぁ~あとどないするん?・・・小紅ちゃん。」
小紅 「うふふっ、あら大丈夫よ、ちょっと遅れるって言ってたけど、もうすぐここに食いしん坊大佐が、
駆けつけてくれる手筈になってるからね。」
マリエ 「わぉ!サプライズド・ゲストに小鳥さん来てくれるんや~ w ・・・となるとやなぁ、
これは大食い大将軍としても由々しき問題やんか・・・ほなうかうか寝てられへんわ、起きとかんと♪」
小紅 「次回は夜中にでも集まって、秘密のパジャマ・パーティーしないとね。」
マリエ 「あぁ~それもいいやん~っ。。。また食べ過ぎるかもしらんけど~ ^^;」
ローズマリー 「・・・まぁ、うふっw」

そこには、小紅の影武者などではない・・・普通の、等身大の女性としてのローズマリーの笑顔があった。
・・・こんなに素敵に笑うことができるんだね~。。。只いま、隠れファン急増中です (謎)
この平和なひと時を守るためにも、3人は新たに決意をして、明日に向って力強く進んでいこうと、
それぞれそう心に固く誓ったのである・・・。
そうそう、マリエくん・・・たくさん食べるのはいいけど、胃腸薬ちゃんと飲んでから寝るんだよ~っ www
其ノ参 -おわり-
ナレーション 「今回は、助手のマリエくんからのたっての願いという事もありまして・・・、
小紅たちの日常なるものを、もっとみてみたいという希望を叶える形で、描かれております。
いつもと描写が違うのも、まぁそういう訳でして・・・、マリエくんの切なる願望がそこに強く存在しており、
ある意味で、日頃のマリエくんへのご褒美にあたる内容になっています w
もし、好評でしたら、このお茶会編に続きパジャマパーティー編なども書いてみますけどねぇ~(謎)
ではでは、次回は相棒、チョビ太郎♂のエピソードにてお会いしましょう。」 ←おぉ!予告してる !?
2008年10月08日
魔王編:エピローグ 其ノ弐
続きまして、次のエピソードは誰にしようかという事で・・・前回に引き続きローズマリーにスポットを、
あててみることにしましょう・・・
ローズマリーは正レギュラーでありながら、小紅専属の隠密という立場もありまして、あまり・・・
本編においては、表舞台での活躍を描かれておりません。
まぁ、キャラクターの性格上もあり、ローズマリーに関してはこれまで多くを語らずにきました。
・実際には、主君である小紅よりも2歳年上であるとか・・・、
・実は、隠密は数人のチームで行っており、その頭であるとか・・・、
・既出であるが、「ローズマリー」とはコードネームであって、別に本名があるとか・・・、
小紅は一族の直系の血筋であり、世が世なら、お姫様であるわけだが、 ←であの性格なんだ ^^;
ローズマリーは極近い親戚で、筆頭の家臣筋にあたり、同じ一族の中でも、小紅によく似ていて、
その年齢も近いことから、物心つく前より・・・小紅の影武者として、育てられてきたのだ。
ナレーション 「いつも寡黙に、その任務をこなしてきたローズマリーにとっても、今回のような事は、
まことに遺憾であり、己が危機に陥ってるほうが何倍も気が楽であったに違いない。
たとえ、主の命令とは言え、その主が自ら危険に向って飛び込んでいくのを目の前にしながら、
こうして、ただ何も出来ずに待っているだけだと言うのだ。
ローズマリーにとって、小紅とは、もう絶対なのである・・・それは、己が命にかえても、必ず・・・、
守り通さないといけない存在であるのに、それを出来ない苦痛に耐え忍び待つだけの身であった。」
ここで話を、小紅がローズマリーを無理やり説得して、単身、アイリスの元へ乗り込む前まで、
戻してみることにしよう。
・・・果たして、どのような経緯(いきさつ)があったのだろうか。
ローズマリー 「なりません、小紅さま。。。これは罠です、でしたら、あたしが代わりに参ります。」
小紅 「でもね、ローズマリー。相手は謎の力を秘めたアイリスなのよ、あたしじゃないってわかれば、
何をしでかすか、わからないわ・・・ちょびさんの命にも関わることなのよ。
・・・だから、あたしが行かなくてはならないの。」
ローズマリー 「それでも、姫さまにそのような危険な事をさせるのは承知できません。
このあたしの命にかえましても、ちょびさまを救い出して参りますので・・・。」
小紅 「・・・ありがとう、ローズマリー。・・・でもこれは命令なのよ、あなたはこっちで留守を守り、
あたしが無事に戻ってくるのを待っていてちょうだい。
・・・あたしね、ずっとあなたとは小さい頃から一緒にいて、本当の姉のように慕っているのよ。
あたしたち一族の封印に関する件がなければ、あなたには影武者である事などやめてもらい、
それこそ、平凡に生きて、幸せに暮らして欲しいと思ってるわ。
でもそれは、言っても仕方のないこと、そう、わかっているのだけれど・・・。
だから、お願いローズマリー、・・・このわがままな妹のいう事を聞いてちょうだい。」
ローズマリー 「・・・小紅さま。」
そこまで強く言われてしまえば・・・ローズマリーにこれ以上、主である小紅に逆らうことなど、
できるはずもなかった。
ローズマリーも、もちろん顔や態度にこそ出さないが小紅は主である前に、かけがえのない存在で、
実の姉妹以上に愛しく思っているのだ・・・
しかしながら、ローズマリーの任務からすると、これはしてはならない愚挙であったと言えることだったので、
強引に脅されて、小紅に押し切られた形で渋々承知せざるを得なかった・・・という体裁をとったのである。
小紅 「大丈夫よ、あたしは必ず戻ってくるから・・・きっと、むらさきさんや、今はまだあんまり、
頼りにはならないけど、・・・くれないくんも駆けつけてくれると思うし、なんとかなるから。。。」
ローズマリー 「・・・姫さま、くれぐれも無茶なことはなさらないで下さい。
ローズマリーも覚悟を決めました、姫さまの無事なお帰りをお待ちしております。」
小紅 「えぇ、そうね、・・・じゃ行ってきます。。。ありがとう、ローズマリー姉さん。」
ローズマリー 「ご武運を・・・。」
そう言って、笑顔で急ぎ立ち去る小紅とは、対照的に、ローズマリーは心痛な面持ちでその場を見送った。
・・・とまぁ、このような会話が二人の間にあったのでした。
この後、いくらかの時間が流れ・・・前回のようにマリエくんに引越しパーティーと称して呼ばれて、
慰めてもらうことになるのですね~ ^^;
そして、その数時間後には、無事に帰ってくる小紅たち一行と感動の対面を果たす事になります。
よかったね、ローズマリー・・・そして、これからも、よろしくね www
其ノ弐 -おわり-
ナレーション 「ちょっと泣けてまいりました・・・ローズマリー、らぶりーじゃ~っ w ←暴走すな!
今回の任務は、このローズマリーにとって、まこと忍耐の2文字だったと思います。
いまだ封印を持たない身のローズマリーには、これから先の物語では、想像も出来ないような、
さらなる苦悩が待っているでしょう・・・
相手が人間であるならば・・・いや、たとえ封印といえども、戦闘員クラスのものであれば、
厳しく訓練されたローズマリーがそうそう遅れをとる事は、まったく考えられないのでしょうが ^^;
・・・そこは、これからのローズマリーの活躍に期待しながら注目する事にいたしましょう・・・ ♪
ではでは、次回のターゲットは・・・誰なのかな?」 ←エピソードってちゃんと言えよ!
あててみることにしましょう・・・
ローズマリーは正レギュラーでありながら、小紅専属の隠密という立場もありまして、あまり・・・
本編においては、表舞台での活躍を描かれておりません。
まぁ、キャラクターの性格上もあり、ローズマリーに関してはこれまで多くを語らずにきました。
・実際には、主君である小紅よりも2歳年上であるとか・・・、
・実は、隠密は数人のチームで行っており、その頭であるとか・・・、
・既出であるが、「ローズマリー」とはコードネームであって、別に本名があるとか・・・、
小紅は一族の直系の血筋であり、世が世なら、お姫様であるわけだが、 ←であの性格なんだ ^^;
ローズマリーは極近い親戚で、筆頭の家臣筋にあたり、同じ一族の中でも、小紅によく似ていて、
その年齢も近いことから、物心つく前より・・・小紅の影武者として、育てられてきたのだ。
ナレーション 「いつも寡黙に、その任務をこなしてきたローズマリーにとっても、今回のような事は、
まことに遺憾であり、己が危機に陥ってるほうが何倍も気が楽であったに違いない。
たとえ、主の命令とは言え、その主が自ら危険に向って飛び込んでいくのを目の前にしながら、
こうして、ただ何も出来ずに待っているだけだと言うのだ。
ローズマリーにとって、小紅とは、もう絶対なのである・・・それは、己が命にかえても、必ず・・・、
守り通さないといけない存在であるのに、それを出来ない苦痛に耐え忍び待つだけの身であった。」
ここで話を、小紅がローズマリーを無理やり説得して、単身、アイリスの元へ乗り込む前まで、
戻してみることにしよう。
・・・果たして、どのような経緯(いきさつ)があったのだろうか。
ローズマリー 「なりません、小紅さま。。。これは罠です、でしたら、あたしが代わりに参ります。」
小紅 「でもね、ローズマリー。相手は謎の力を秘めたアイリスなのよ、あたしじゃないってわかれば、
何をしでかすか、わからないわ・・・ちょびさんの命にも関わることなのよ。
・・・だから、あたしが行かなくてはならないの。」
ローズマリー 「それでも、姫さまにそのような危険な事をさせるのは承知できません。
このあたしの命にかえましても、ちょびさまを救い出して参りますので・・・。」
小紅 「・・・ありがとう、ローズマリー。・・・でもこれは命令なのよ、あなたはこっちで留守を守り、
あたしが無事に戻ってくるのを待っていてちょうだい。
・・・あたしね、ずっとあなたとは小さい頃から一緒にいて、本当の姉のように慕っているのよ。
あたしたち一族の封印に関する件がなければ、あなたには影武者である事などやめてもらい、
それこそ、平凡に生きて、幸せに暮らして欲しいと思ってるわ。
でもそれは、言っても仕方のないこと、そう、わかっているのだけれど・・・。
だから、お願いローズマリー、・・・このわがままな妹のいう事を聞いてちょうだい。」
ローズマリー 「・・・小紅さま。」
そこまで強く言われてしまえば・・・ローズマリーにこれ以上、主である小紅に逆らうことなど、
できるはずもなかった。
ローズマリーも、もちろん顔や態度にこそ出さないが小紅は主である前に、かけがえのない存在で、
実の姉妹以上に愛しく思っているのだ・・・
しかしながら、ローズマリーの任務からすると、これはしてはならない愚挙であったと言えることだったので、
強引に脅されて、小紅に押し切られた形で渋々承知せざるを得なかった・・・という体裁をとったのである。
小紅 「大丈夫よ、あたしは必ず戻ってくるから・・・きっと、むらさきさんや、今はまだあんまり、
頼りにはならないけど、・・・くれないくんも駆けつけてくれると思うし、なんとかなるから。。。」
ローズマリー 「・・・姫さま、くれぐれも無茶なことはなさらないで下さい。
ローズマリーも覚悟を決めました、姫さまの無事なお帰りをお待ちしております。」
小紅 「えぇ、そうね、・・・じゃ行ってきます。。。ありがとう、ローズマリー姉さん。」
ローズマリー 「ご武運を・・・。」
そう言って、笑顔で急ぎ立ち去る小紅とは、対照的に、ローズマリーは心痛な面持ちでその場を見送った。

・・・とまぁ、このような会話が二人の間にあったのでした。
この後、いくらかの時間が流れ・・・前回のようにマリエくんに引越しパーティーと称して呼ばれて、
慰めてもらうことになるのですね~ ^^;
そして、その数時間後には、無事に帰ってくる小紅たち一行と感動の対面を果たす事になります。
よかったね、ローズマリー・・・そして、これからも、よろしくね www
其ノ弐 -おわり-
ナレーション 「ちょっと泣けてまいりました・・・ローズマリー、らぶりーじゃ~っ w ←暴走すな!
今回の任務は、このローズマリーにとって、まこと忍耐の2文字だったと思います。
いまだ封印を持たない身のローズマリーには、これから先の物語では、想像も出来ないような、
さらなる苦悩が待っているでしょう・・・
相手が人間であるならば・・・いや、たとえ封印といえども、戦闘員クラスのものであれば、
厳しく訓練されたローズマリーがそうそう遅れをとる事は、まったく考えられないのでしょうが ^^;
・・・そこは、これからのローズマリーの活躍に期待しながら注目する事にいたしましょう・・・ ♪
ではでは、次回のターゲットは・・・誰なのかな?」 ←エピソードってちゃんと言えよ!
2008年10月08日
魔王編:エピローグ 其ノ壱
よっ、みんな・・・ついに魔王編は一応の「終わり」をみたけれど、楽しんでくれたかな?
本編の中で、明かされた謎、また明かされなかった謎・・・といろいろだったが、その補足も兼ねて、
魔王編 -エピローグ-として、これからいくつかのエピソードを回を重ねて紹介していこうと思う。
番外編であったり、外伝であったり・・・本編と平行して何が起こってたかを、違う目線からみて、
この物語を追っていく形式になる予定です (謎) ←でたか、いつもの得意技!>予定 = 未定
それでは、魔王編 -エピローグ- 其ノ壱の・・・始まり、始まり~っ ♪
ナレーション 「ちょうど、その頃・・・ ~ 黒衣の貴婦人、セント・ライラ号でいろいろと起きてる頃ね w ~
これまで、とある封印を守護してきた一族の末裔であるマリエくんは、ある決意を迫られていた・・・
ついさっき、くれないを送り出したばかりの・・・通称:伯爵より、直接心話で、要請を受けた件についてだ。
― ここで、説明せねばなるまい~っ!この場合の封印というものは、暗闇の帝王である伯爵のそれは、
また意味が微妙に違ってきていて、なんと、伯爵自らが自分に封印を施して閉じ篭っているといった、
いわば、元祖引き篭もり・・・いやもとい、これまた稀なケースなのである。 ―
マリエくんの一族は、代々その管理を一任されている・・・管理人のような存在であるのだ (謎)
故に、その一族の守護者に限り、今回のように何かを送り込むという特権を持っているのである。。。
・・・もちろん、伯爵の意志で、いつでも、封印から抜け出せる事は可能で・・・実際には、
余計な揉め事に巻き込まれないように守護させている・・・といった意味合いが強いのかもしれない。」
それで、その伯爵の要請の中身であるのだが・・・

・・・ 「干渉ついでにであるが・・・、少し興味もあるので・・・、しばらくは成り行きを・・・、眺めてみるかと・・・、
思っておる・・・、そのついでの気分転換も兼ねてだが・・・、この封印の場所を・・・、そなたがよいと・・・、
思えるところへ・・・、移し変えてみてくれまいか・・・、」
マリエ 「わかりました、ではよしなに。。。」
・・・と、まぁこんな感じのやり取りがあったようで、マリエくんはいまのワイキキの地を離れ、
どこか別の場所を探すことになった・・・という訳です。
マリエ 「とは言っても、そない簡単にホイホイと引越し先が決まるもんでもないんよね~ ^^;
それなりに条件ってもんが、いっぱいあるからなぁ・・・どないしょっかな。」
いろいろ悩んだ末、なんと前よりも条件的によい場所をみつけることができたようです。 ←はやっ!
そう、ニセコという土地に引っ越す事に決めたマリエくんは、せっかち・・・とも言えるくらい行動が早く、
ワイキキをさっさと引き払い、手続きもちゃちゃっと済ませて~早速、ニセコへと自分のミュージアムを、
移してしまい、封印もその日のうちに魔方陣を描き、結界を張り終えてしまいました・・・
その翌日には、かなり落ち込んでるローズマリーを半ば強引に招待して、2人だけで引越しパーティーを、
催したのである。。。

マリエ 「あんまし、落ち込まんといて・・・ローズマリー、小紅ちゃんのことやから、きっと大丈夫やし。」
ローズマリー 「・・・はい、ありがとうございます、マリエさま。」
マリエ 「そないに、他人行儀なこと言わんと、もう水臭いなぁ・・・ほら、食べて飲んで。。。ねっ w」
己の主の命令もあっての事なので、ローズマリーはじっと我慢をしているのである・・・
それは、傍から見ていても痛々しいほどよくわかり、マリエくんも心を痛めていたが、何もできないのは、
マリエくん自身も同じであって、ただ朗報を待つしか無い2人であった。
マリエ 「ねねっ、ここいいやろ ♪、前んとこよりも広いし~、何かと便利でな、気に入ってるんよ。」
ローズマリー 「・・・あの封印もご無事に移動されたようで、よかったです。」
マリエ 「まねっ、やるときはやるんよ・・・やらんときはやらんけどな、ハハハ。。。」
そんなマリエくんの優しい言葉も、なかなかローズマリーのいまの心を溶かすのは、難しいようだ・・・

まぁ、この数時間後には、彼女達の元へも・・・その待ちかねている朗報が飛び込んでくるのだが、
当然、この時点の彼女たちが知るはずもなく、2人だけの引越しパーティーは粛々と続いていくのである。
其ノ壱 -おわり-
ナレーション 「いや~っ、この短い文の中にも、マリエくんの性格がよっく出てましたね~・・・ www
ローズマリーも、いまが忍耐のときです。。。もう間もなく、朗報が伝えられて、やっと安心できる事でしょう。
それにしても、最近の本編ではけっこう長い文章だったので(当社比)、今回のようにサラっと終われば、
またすぐ次の話へ~って、行きやすいですなぁ ♪ ←あんまし関係ないと思うぞ ^^;
う~ん、次回は誰にスポットをあてて、書こうかなぁ~って・・・まだ決まってなかったりして。。。
ではでは、たぶん近いうちに・・・また会えると思います。」 ←まぁ予定は未定が基本だけどね (謎)
本編の中で、明かされた謎、また明かされなかった謎・・・といろいろだったが、その補足も兼ねて、
魔王編 -エピローグ-として、これからいくつかのエピソードを回を重ねて紹介していこうと思う。
番外編であったり、外伝であったり・・・本編と平行して何が起こってたかを、違う目線からみて、
この物語を追っていく形式になる予定です (謎) ←でたか、いつもの得意技!>予定 = 未定
それでは、魔王編 -エピローグ- 其ノ壱の・・・始まり、始まり~っ ♪
ナレーション 「ちょうど、その頃・・・ ~ 黒衣の貴婦人、セント・ライラ号でいろいろと起きてる頃ね w ~
これまで、とある封印を守護してきた一族の末裔であるマリエくんは、ある決意を迫られていた・・・
ついさっき、くれないを送り出したばかりの・・・通称:伯爵より、直接心話で、要請を受けた件についてだ。
― ここで、説明せねばなるまい~っ!この場合の封印というものは、暗闇の帝王である伯爵のそれは、
また意味が微妙に違ってきていて、なんと、伯爵自らが自分に封印を施して閉じ篭っているといった、
いわば、元祖引き篭もり・・・いやもとい、これまた稀なケースなのである。 ―
マリエくんの一族は、代々その管理を一任されている・・・管理人のような存在であるのだ (謎)
故に、その一族の守護者に限り、今回のように何かを送り込むという特権を持っているのである。。。
・・・もちろん、伯爵の意志で、いつでも、封印から抜け出せる事は可能で・・・実際には、
余計な揉め事に巻き込まれないように守護させている・・・といった意味合いが強いのかもしれない。」
それで、その伯爵の要請の中身であるのだが・・・

・・・ 「干渉ついでにであるが・・・、少し興味もあるので・・・、しばらくは成り行きを・・・、眺めてみるかと・・・、
思っておる・・・、そのついでの気分転換も兼ねてだが・・・、この封印の場所を・・・、そなたがよいと・・・、
思えるところへ・・・、移し変えてみてくれまいか・・・、」
マリエ 「わかりました、ではよしなに。。。」
・・・と、まぁこんな感じのやり取りがあったようで、マリエくんはいまのワイキキの地を離れ、
どこか別の場所を探すことになった・・・という訳です。
マリエ 「とは言っても、そない簡単にホイホイと引越し先が決まるもんでもないんよね~ ^^;
それなりに条件ってもんが、いっぱいあるからなぁ・・・どないしょっかな。」
いろいろ悩んだ末、なんと前よりも条件的によい場所をみつけることができたようです。 ←はやっ!
そう、ニセコという土地に引っ越す事に決めたマリエくんは、せっかち・・・とも言えるくらい行動が早く、
ワイキキをさっさと引き払い、手続きもちゃちゃっと済ませて~早速、ニセコへと自分のミュージアムを、
移してしまい、封印もその日のうちに魔方陣を描き、結界を張り終えてしまいました・・・
その翌日には、かなり落ち込んでるローズマリーを半ば強引に招待して、2人だけで引越しパーティーを、
催したのである。。。
マリエ 「あんまし、落ち込まんといて・・・ローズマリー、小紅ちゃんのことやから、きっと大丈夫やし。」
ローズマリー 「・・・はい、ありがとうございます、マリエさま。」
マリエ 「そないに、他人行儀なこと言わんと、もう水臭いなぁ・・・ほら、食べて飲んで。。。ねっ w」
己の主の命令もあっての事なので、ローズマリーはじっと我慢をしているのである・・・
それは、傍から見ていても痛々しいほどよくわかり、マリエくんも心を痛めていたが、何もできないのは、
マリエくん自身も同じであって、ただ朗報を待つしか無い2人であった。
マリエ 「ねねっ、ここいいやろ ♪、前んとこよりも広いし~、何かと便利でな、気に入ってるんよ。」
ローズマリー 「・・・あの封印もご無事に移動されたようで、よかったです。」
マリエ 「まねっ、やるときはやるんよ・・・やらんときはやらんけどな、ハハハ。。。」
そんなマリエくんの優しい言葉も、なかなかローズマリーのいまの心を溶かすのは、難しいようだ・・・

まぁ、この数時間後には、彼女達の元へも・・・その待ちかねている朗報が飛び込んでくるのだが、
当然、この時点の彼女たちが知るはずもなく、2人だけの引越しパーティーは粛々と続いていくのである。
其ノ壱 -おわり-
ナレーション 「いや~っ、この短い文の中にも、マリエくんの性格がよっく出てましたね~・・・ www
ローズマリーも、いまが忍耐のときです。。。もう間もなく、朗報が伝えられて、やっと安心できる事でしょう。
それにしても、最近の本編ではけっこう長い文章だったので(当社比)、今回のようにサラっと終われば、
またすぐ次の話へ~って、行きやすいですなぁ ♪ ←あんまし関係ないと思うぞ ^^;
う~ん、次回は誰にスポットをあてて、書こうかなぁ~って・・・まだ決まってなかったりして。。。
ではでは、たぶん近いうちに・・・また会えると思います。」 ←まぁ予定は未定が基本だけどね (謎)