ソラマメブログ
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2008年10月28日

インドからの留学生・・・その名はサフラン。

前回、秋の紅葉を森で楽しむ小紅たちと、偶然出会ったとされるインドからの留学生、サフランであるが・・・
実は、彼女もまた闇の黙示録編に大きくかかわってくる登場人物のひとりである。





彼女はある組織より特命を受けて、何も知らない小紅たち3人に近づいてきたのであるが・・・


その組織や目的についてはまだ詳しくわかっていない・・・がしかし、間違いないであろう事実がただひとつ、
彼女もまた大いに、偉大なる封印に関係している者という事である。


そんなサフランの大きく見開かれたそのふたつの瞳には、これからいったい何が映るのであろうか・・・、
そして、額にある第3の眼と呼ばれてる蝶のアクセサリーの意味するものとは。。。(謎)


 サフラン 「・・・必ず、つきとめてみせるわ。」


これは、くれない1号が修行の旅に出発して・・・早くも3年の月日が流れ去っていた秋頃の話である。



                                                            ・・・つづく。   



 ナレーション 「・・・いや~っ、いつになくめっちゃ短い番外編っすなぁ~ www

 本当でしたら、闇の黙示録編に新たに登場する他のキャラクターたちも一緒に紹介する予定でしたが、
 一身上の都合で、前回も登場したサフランだけになってしましました~っ !? 

 いえ、ネタはあるんですよ~それなりにいろいろとたくさんてんこ盛りに ^^;   


 まぁほら・・・あれですし、本日中にどうしてもupしておきたかったんでしょうなぁ。。。うんうん (謎)


 ってことで、他のキャラたちは・・・また次回以降ってことで・・・しばしお待ち下さいませ。

 ではでは、ますます冷え込んできますが~お身体に気をつけSLを楽しんでくださいね ♪」  ←おい!   

Posted by くれない at 23:52Comments(2)闇の黙示録編 第一部

2008年10月29日

特別企画!ざ・にゅーかまー w

・・・という事で、さっさと本編である闇の黙示録編を書かんかい~!とのお叱りの声もチラホラある中、
今回もしれっと、いつもお馴染みのおちゃらけ番外編、「新しいキャラクターの紹介」をお届けします www 


 


さて、今回の内容は?と申しますと・・・前回、既出のサフラン嬢を除いての~。。。
闇の黙示録編より、新たに登場するキャラクターたちの顔見せを兼ねた簡単なプロフの殴り書きで、
ささっとやってしまおうかと・・・まぁそのように目論んでおりますです ^^;


 くれな 「・・・えっと、あれからもう3年ぶりの登場になるんだとさ、なんか落ち着かんよなぁ ^^:」  


でも、あんまり内容とか先にバラしちゃうと、この先のストーリー展開が、更につまんなくなっちゃうからね~
・・・何でも、ほどほどにしとかないとって事です (謎)


 


もっとも早い時期から、密かに誕生していたのは・・・この朱鷺しゅろ)というキャラクターです。

これまで出てきた誰よりも、よりいっそう神経質そうなイメージを目指し~、
それにあうように、まさに女性のような透き通る白い肌を持つ・・・男性キャラに仕上がっています。

そして、彼もまた封印により人生を翻弄されていくのですが・・・その出生には大きな秘密があるようです。


 朱鷺 「・・・。」   ←ノーコメントだそうです。


 


続きまして、もうひとり男性のキャラクターである、竜胆りんどう)を紹介したいと思います。

彼もまたその正体が秘密のベールに包まれているのですけども・・・
その彼の目的とは、ずばり監視すること・・・何が起こっているのかを見守る為に派遣されてきたのです。

彼もまた、物語が進んでいけば、ただの監視だけでは、すまなくなるような気がしますね。。。


 竜胆 「俺に与えられた任務は全てを見、全てを知り、その全てを報告することだ。」 


 


さて・・・いかにも妖しく美しい妖艶なこの謎の美女(悪女?)ですが・・・名前をマルゴと言います。

この闇の黙示録編においては影の主役といっても過言ではないかと思われる、とても重要な人物ですが、
いまの段階ではまだその全貌はわかっておりません~、この先の物語の鍵を握っている事以外は・・・。

彼女の言動が全ての登場人物に多大なる影響を与えていく様をこれから見ていくことになるでしょう。


 マルゴ 「うふふ、可愛い坊やたちが、いっぱいだこと。。。全部、あたくしに任せておけばよろしくてよ。」 


 


最後になりましたが、とても見覚えのある女性の登場です・・・そう、彼女こそが黒衣の貴婦人こと、
あのセント・ライラ号に置き去りにされてしまっていた悲劇のアンドロイド、ちょび2号のその後の姿なのです。

あの完璧な封印をされていたにも関わらず、そこに侵入をし、壊れていた彼女を秘密裏に運び出して、
再改造とも言える大手術を施し、再び物語の表舞台へと無理やりに舞い戻らされてきた訳ですが・・・。

その彼女を復活させた人物については、ここで言うまでもなく皆さんもおわかり頂いてると思うのですが、
・・・そう彼の仕業ですね、彼がどうような意図で何を企んでの事かまでは解りかねますが。。。

何にしても、どうやら無事にはすまないようですね~、これからの2号の動きにも注目しておきましょう。


 ちょび2号 「・・・許さない、あたしを見捨てた全ての者達にきっと復讐してやるから!」 


・・・とまぁ、かなりの駆け足でざざっと紹介だけしてまいりましたが~っ、
その他にも、これまで登場したキャラたちが、また大きなうねりに巻き込まれ、その意思にかかわらず、
この物語の中で、再び出会う事になるでしょうし、さらに新しい別のキャラに会えるかもしれません (謎)



それでは、これからまた始まる、封印をめぐる新たな物語を、お楽しみいただければ幸いです。



                                                           ・・・つづく。



 ナレーション 「今後の話の都合上、彼らの特性には、ふれる事ができないままの苦しい紹介でしたが ^^;  
 
 なにやら、一癖も二癖もありそうな連中ばかりのようで・・・これからが楽しみですね~っ w 
 
 
 まぁ問題もまだまだありまして・・・今度はどれくらいの長編になるんだか、全くわかりませんし~
 行き当たりバッタリの書いてみないと先が見えてこない展開ですので・・・予定すら立ちません (謎)

 (魔王編のように、こそっと挫折なんかしてみたり~さらに、そのまま書けなくなったりもするかもですし)


 そんな事はまず、ちょっとでも書いてから言えよ!って・・・話なんですけどね~  ←とにかく書け!  

 
 いや、でも番外編とかって~遊び感覚で出来る部分も多々あって、ほんと書いてて楽しいんですっ ♪ 

 
 そうそう、それとですね・・・これまでの魔王編においてもありましたけれども・・・、
 幾人かの人たちのご好意により、ゲスト出演をしていただいて物語に可憐な花を添えてもらっています w


 次回の闇の黙示録編におきましても、随時募集しておりますので~我と思わん方は遠慮などなさらずに、
 お誘いあわせの上、奮ってのご参加をお願い申し上げいたします。

 (キャラの役柄や肩書き、能力等につきましても・・・またアイディアの持込みなども大歓迎ですので、
 ご一報頂ければ、念入りに打ち合わせなどしまして、最終的には全て一任させてもらいますが ←おい!)


 ただ読むだけでなく、物語に参加してもらうとより深く楽しめるのではないかと・・・かように思う次第です。


 えぇそうですとも~、ひとりでも定期購読してもらいたいが為の苦肉の策でもありますとも~ ^^;;; 

 そこから、本編のレギュラー陣を脅かすような新キャラクターが誕生するかもしれないですしね~ (謎) 


 だって可能性は無限大ですから ♪ ~ではでは、またお会いしましょう。」  ↑応募、全く無しに5ペソ!   

Posted by くれない at 17:35Comments(2)闇の黙示録編 第一部

2008年10月31日

直前企画:くれない七変化 !?(謎)

どもども、一段と寒くなってきましたね~早いものでもう今年も残すところ、あと2ヶ月になりました・・・

そこで今回は、闇の黙示録編公開直前緊急企画といたしまして、・・・この物語の主人公である、
くれないくんのこれまでの風貌の移り変わりの歴史を、バババ~ンとお見せしてみようかと思います w


この連載が始まった当初から、個性的なレギュラー陣に比べて、主人公としていまいち影が薄いと言われ、
早い段階から、ごそっとイメージチェンジを図るなどして、努力を積み重ねてきたのですが・・・ (謎)

その結果の産物として、いろいろなくれないくんが登場してしまうという現象が起きてしまいました ^^;


そこで今回は、あえて・・・スキンとシェイプを統一しておき、髪型や服装、また小物等の違いだけで、
その印象がどう変わるのかを見比べてもらいつつ、簡単な説明をして補足してまいりましょう。





 ・闇ガード編:相棒であるチョビ太郎♂と出会い、一緒に始めたとされる謎の用心棒稼業・・・
          実際には割に合わない、かなり危険な仕事も多かったと言われている。


 ・侍(密偵)編闇ガード時代に培った人脈を元に、さらに踏み込んだ内容の依頼を請け負って、
          よりハードな仕事をこなしていたとされる頃で、潜入捜査が多かったと言われている。


 ・魔王編(初期):これまでのノウハウを元に新たな仲間と一緒に事務所を構え、探偵稼業を始めた頃で、
              主に、尾行や張り込みがメインの地道な仕事をこなし、その姿ももっとも地味である。  





 ・魔王編(中期~):物語が一気に加速し始め、それに合わせるかのような大胆なイメージチェンジをし、
              主人公としての地位の確立に奔走していた頃で、・・・現在のスタイルを築き上げた。


 ・闇探偵編外伝として描かれている約3000年後の超未来を舞台に、1号と共に活躍している姿で、
         その正体は、本編に登場していたくれないと同一人物とされていて、見た目も全く同じである。


 ・ァンパイア版封印の力を入手したことにより変身してしまう姿で、その高い能力のせいもあってか、
             くれないの意思に反し、感情の昂(たかぶ)りなど不安定な要因でも容易に変身をする。



以上・・・まだ本編番外編外伝においても、あまり描かれてきてない見慣れぬ姿もありますが、
折を見て、こそっと発表できればと思っているので、いつもの如く・・・のんびりお待ち下さい。



                                                            ・・・つづく。




 ナレーション 「これは、実際にくれないがSLの中で経てきた姿をほぼ順番に並べたものですね~ ^^;

 あぁ、そういえばそんな格好してウロウロしてたよね~って、懐かしんでくれる方もいらっしゃるでしょう w

 もちろん、その時とはスキンやシェイプが微妙に違ってたりするんですけどねぇ www

 
 ・・・だけど、七変化としてはまだ足りないような気がするけど、あっ~そっか、あの初期アバがいたか (謎)
          (↑漢字はこうやけど~、そういう意味やないやろ~っ!) 


 RLもSLも・・・さらにブログまでも、もうゴチャゴチャと一緒になってきてますが~  ←ダメじゃん !?

 
 これからも、自分ができることを見つけ、自分ができることを無理せずやっていこうと思っています ♪    

 現実の時間の流れを変えることはできませんが、ゆっくりおつきあいしてもらえれば嬉しいです。


 ではでは、やっとこさで・・・次回より、闇の黙示録編が始まりまっす。  ←ホンマにホンマか?


 さてさて、どうなっていくんでしょうか~皆さん以上に不安なのですが ♪ 」  ←なるようにしかならん!   

Posted by くれない at 10:15Comments(0)闇の黙示録編 第一部

2008年11月05日

研究留学生、サフラン

前作、魔王編より・・・いや、くれない1号が修行に旅立ってから、はや3年の時が経過していた。

この時代において、あの封印に関する研究も3年前に比べると飛躍的に進んではいたが、
世界中の誰しもが知っているというレベルにまでは達していなかった。

この頃、全世界は一応、「地球連邦政府」の名の下に統治されていたが、結局はそれぞれ個々の国に、
その管理を任されている形で、全てが統一されており平和であった・・・と言えないのが現状である。


各政府機関でも、極秘裏に封印の研究を独自の観点から行っており、政治のやりとりの武器として、
また諜報活動の一環や、軍事兵器としても一部試験的に利用されていたりしていた。


 

 ※ 「極東にその人あり!」と言われている、封印研究の第一人者・・・むらさき教授。


むらさきの研究所のように、いわゆる国家ではない、私的なスポンサーの、・・・まぁ大富豪であったり、
のフィクサーであったりするが・・・、民間レベルのものも乱立していたが、その成果のほどは、
まだまだ実用レベルまで達してるいるものは極少なく、各自しのぎをけずっていたようだ。


この物語はそんな背景のもと、インドよりひとりの封印研究生が、むらさきの極東封印研究所に、
単身、留学をしてくるところから始まる・・・


その研究生の名前は「サフラン」といい、あの「マダムの子ら」学園の創始者としても有名な、
マダム・マルゴ」の秘蔵っ子中の秘蔵っ子なのである。

いまや封印の研究においては、むらさきをも凌ぎ、超トップクラスの成果を誇っているのが、
マダム・マルゴ率いるマダムの子ら学園出身者を中心とする超常現象研究チームなのである。


そのうちのひとりであるサフランが、封印の交換留学を目的として日本にやってくる事になったのだ・・・


 ナレーション 「さて、いよいよ始まりましたこの闇の黙示録編、新たに登場してくるキャラクターたちや、
 新たに巻き起こる事件を、皆さまと共にその歴史の一証人として、一緒に見ていけたらと思っています。

 それでは、どちらさまもごゆるりと・・・お楽しみくださいませ。。。」


マダム・マルゴ・・いま封印の研究に携わるもので、その名を知らぬものはいないと言われるほど、
注目を集めている存在で、・・・ヨーロッパをその拠点に、全世界に彼女の信望者がいるほどである。


 

 ※ 突如、社交界にデビューしたとされる妖艶な絶世の美女、マダム・マルゴ・・・その出自はである。


彼女が歴史の表舞台にでたのは、ここ2~3年の話で、それまでの経歴は実は明らかになってはいない、
しかし、そんな些細な事など、補ってあり余るほどの業績をこれまでに残してきているのだ・・・


その証拠に、英国王立研究所を始め、ヨーロッパ各国の名だたる封印研究所の名誉顧問を務めているし、
また、自らが見出してきた優秀な逸材を集めては、主催しているマダムの子ら学園で学ばせ、その後、
その研究生たちをそれこそ世界中へ留学生として送り出したり、さらに、よその研究員を受け入れたりと、
広く情報を開示するなどして・・・、封印の解明にむけて非常に貢献していたのである。


そのマダムの子ら学園出身者のひとりが、このインドからやってきた研究留学生、サフランなのである。


むらさきについては、東洋における封印の第一人者として、はやくから研究関係者らに知られており、
あの若き天才科学者といわれているアイリス博士が協同で発表したいう論文も高く評価されていた。


今回の交換留学も、実際にはマダム側の熱烈なラブ・コールにより、ようやく実現したようなものなのだ。

(その代わりにヨーロッパへと招かれるアイリスマルゴに直接説得され渋々承諾した事によってだが ^^;)  


さて、サフランであるが・・・あのマダム・マルゴの秘蔵っ子とまで言われ可愛がられている存在である。

ただの研究留学だけの為にやってきたとは到底、考えられない・・・彼女の本当の目的は何なのだろうか?
・・・彼女がマルゴより受けた特命とはいったい !?


そこら辺りにも注目して、これからの彼女の行動を注意してみていかなければならないだろう。


 

 ※ まだあどけなさも残る若干、18歳のサフラン・・・その彼女に課せられた秘密の使命とは何なのか !?


 サフラン 「わたし、インドからきました・・・マダムの子らのひとり、サフランいいます。
 
 あなた、Mr.むらさきですね、・・・よろしくお願いします。」


 むらさき 「遠いところ、よくおいでくださいました。

 ・・・是非、力をお貸しくださいまして、これから共に封印の研究を進めてまいりましょう。」


ある種、緊張の空気が流れる中、互いの思惑を隠したまま固い握手をして、ふたりの挨拶は無事おわった。


むらさきにも、この漆黒の肌をした美しい少女、サフランが、ただの研究生でないことなどわかってはいた・・・

既出であるが、サフランの額には、別名を第3の眼と呼ばれている蝶々の形をしたアクセサリーがある、
もちろん、ただのアクセサリーと言う訳ではあるまい・・・

この秘密を解くことにより、彼女の使命も明らかになっていくのだろうか・・・?
・・・だが、その答えをまだ我々は何も知らないでいたのだった (謎)


この先、これが我々の想像をはるかに超えた事件へ発展していく事など、この時点で知る由もなかった。



いまは只、・・・サフランの額にある蝶のアクセサリーが鈍く光を放ち、夕陽に美しく輝いてみえていた。



                                                            ・・・つづく。



 ナレーション 「まず最初は、マダム・マルゴの秘蔵っ子・・・才女、サフラン登場編ですね・・・ w

 彼女は、マルゴ率いる 『マダムの子ら』 と呼ばれている組織から特命を帯びて、むらさきのもとへと、
 単身、遠路はるばるやってまいりました。


 彼女の目的も、回を重ねていけば・・・自ずとみえてくることでしょう~っ。

 入れ替わるようにヨーロッパへと旅立ったアイリスの心境はすごい事になってると思いますけどねぇ ^^;

   
 3年前、ほんの少し開いた闇の黙示録への重い扉がいままた軋みを上げてこじ開けられようとしています。

 
 ここから先、新旧織り交ぜてのキャラたちが、また大きな時代の流れに飲み込まれていく事でしょう (謎)

 
 
 それでは次回、りんどう登場編に、ご期待ください。」  ←信用ならんので、書いてから言え!  

Posted by くれない at 01:00Comments(2)闇の黙示録編 第一部

2008年11月08日

謎の青年、「U-1」現る。

さてさて、「りんどう登場編」を書きかけたまま~で、何してるんだよ!ってことなんですけども ^^;  

では、さっそく得意の番外編よろしく、闇の黙示録編本編のショート版をはじめちゃいましょうか・・・ www 





 ナレーション
「・・・ひとりの見知らぬ青年が、行く当てもなくふらふらとある街を彷徨いあるいていた。 

 興味本位に近づいて声をかけるものもいたが、すぐにその場をあとにするように慌てて逃げていく。


 ・・・どうやら、この青年には記憶というものがないらしい。


 ただ、唯一所持していた1枚のメモ用紙に、書き殴るように記されていた文字・・・『U-1

 他人に聞かれると・・・そこからとって、自分のことを、『ゆーいち』 だと名乗っているみたいだが、

 まぁ、これしか手掛かりがないので、便宜上、それも仕方ない事だったのだろう・・・。」

 
もう秋だというのに、まだタンクトップに短いジーンズ姿で、夜などはどう過ごしているのやら、
また食事なんかもどうしているのか、まったくだらけな青年なのであるが・・・

この近辺で、徘徊する青年の姿を見かけるようになって、1~2週間が経とうとしていた頃、
みるにみかねた近所のバーのママさんが、おもいきってその青年に声をかけたのだ。


 ママさん 「・・・泊まるとこないんでしょ、しばらくうちに来たらいいよ。

 どうせうちは同居人だらけでさ、何の気兼ねもいらんし w 」


 ゆーいち 「・・・い、いや、でも。。。」


 ママさん 「若いもんが遠慮してどうするよ、いいから来なってば。」


そうやって有無を言わさず、半ば強引に彼を自分の店であるモザイク・グラスへ引っ張ってったのである。

そう、このママさんとは、数年前に小樽の店をたたんで、別の土地に新しいモザイク・グラスを建てていた、
あの誘拐されキャラ?・・・を確立していたちょびママさんだったのである。


 ちょび 「ここはね、自宅兼、お店兼、探偵事務所兼でさ、

 ・・・毎日が、ちょっと騒がしいくらい賑やかだけど、

 場所がら、いろんな情報が入ってくるのよ、あんた記憶喪失だっていうじゃないか、

 もしかしたら、あんたの事もわかるかもしんないしね。」


 ゆーいち 「・・・はぁ。」


 ちょび 「ったく、男だろはっきりしな、しばらくここで暮らすんだよ、いいね!」  

 
 ゆーいち 「・・・は、はぁ、お願いします。。。」


 ちょび 「よしよし!」    


やはりというか、強引にというか、新しい同居人となった記憶喪失のの青年、ゆーいちは・・・

できる範囲において、雑用を手伝いながら、しばらくの間、ここでお世話になることになったのだ。


でも・・・いったい何者なんだ・・・こいつは (謎)



                                                            ・・・つづく。





 ナレーション 「あれあれっと・・・、実は急遽参戦することになりましたの青年、ゆーいちですが、

 相変わらず、全然先が読めてこないですね~  ←毎度の事だな!


 前回登場した、ガーデニアという新キャラ誕生の件に関しましても、
 ・・・いまのところ、本編には登場予定がないけれど~、
 SL内には存在する 『偽サフランこと、『ターメリック』 の誕生という、
 偶然の怪我の功名であって、まったく予定にはないことでした。


 登場するキャラの増減なんて、どこでどう転ぶかわからないものですよね~ (謎)


 とにかく、次回こそは~りんどう登場編をご覧いただくつもりですので、もうしばらくお待ち下さい ^^;

 あっ、でも・・・コラボ企画がはやければ~そっち優先しますです w 」  ←ええかげんにせんかい!!      

Posted by くれない at 19:36Comments(0)闇の黙示録編 第一部

2008年11月09日

見習い探偵、竜胆の憂鬱

時の経つのは早いもので・・・くれない1号が旅立ってからすでに3年~、
残されたものたちの環境にも大小いろいろと、変化が訪れました。

とりわけ大きい変化といえば、ちょびママさんが経営していたモザイク・グラスが、
あの小樽から他の土地へ移転したことがまず挙げられるでしょう。

それにともない、小紅たちの探偵事務所も同じく、一緒に移転することになりました。


どこのsimにあるのかはまだ明記しませんが w


 


前回、新しく居候することになった・・・ゆーいちより数ヶ月早く、りんどうという若者が、
探偵見習いとして住み込みでモザイク・グラスの一員として暮らしていたのです・・・。


 ナレーション 「さて、このりんどうがどういった経緯(いきさつ)で、探偵見習いになったかといいますと、

 ずばり、モザイク・グラスに張り出されていたなんの変哲もない1枚の求人広告なのです。 

 
 これには小紅による巧妙な仕掛けが施してあり、一定ランク以上の推理力のある持ち主でないと、

 読めないようにアナグラム化された暗号になっていた訳で、彼はそれに見事合格したのです。


 他にも、暗号を読めるだけの人も数名いましたが、あとの面接や実技試験でほぼ落とされてしまい・・・、

 結局、最後まで残ったのはここ最近では・・・彼、りんどうだけだったのでした。」


くれないたちがいなくなって数ヶ月もすると、むらさきアイリスからの紹介もあって、
封印絡みで、研究施設などから訳ありの依頼も増えてきており・・・

小紅ローズマリーたちも日々忙しく業務をこなしてはいたが、やはり人手不足には勝てず、
そこで戦力補強のために、求人広告をだしたのであるが・・・

内容が内容だけに、誰でもいいからってことでもなく、その選考はかなり難航していたのだ。


りんどうの前にも、厳選されたエキスパートが幾人か、雇われはしたが・・・
なんやかんやあって、いまはもう誰も残ってはいない、それほど危険な仕事だとも言えるだろう。


一応、ローズマリーが直属の教官として・・・りんどうについてはいるが、
その方法はというと、教えるというよりは実戦で学べ、という乱暴なやり方なので、
これまでに途中挫折したものが、ほとんどであるという話である。


 

 ※ 実はかなりのコスプレ好きである事が判明した小紅であるが、本人は真剣そのものだったりする (謎)


 ローズマリー 「彼には天性の素質というか、まだ眠ったままの才能があります。

 精進次第では、大ばけすると思いますが・・・ 

 それはまだ、これから先になってみないとわかりません。」


 小紅 「そうなのよね、邪悪ではないけれども・・・彼自身の中に眠る、

 すごく巨大な秘めたるパワーの存在を感じるわ。」


  ローズマリー 「はい、見た目とおりのただの若者ってことはありえません。」 


その若者、りんどうはこのふたりにすら全てを読ませないほどの実力の持ち主とみて間違いないであろう。

ただ、いまのところ敵という訳でもないらしい・・・まぁ味方だともいえないのだけども。。。


 りんどう 「・・・小紅さんも、ローズマリーさんも流石に只者じゃないな。

 こちらがヘタな行動でもすれば、一発ですぐ見破られてしまう・・・ 

 それに、こう毎日、張り込みや尾行ばかりの地道な作業では神経も磨り減るってもんだ。


 しかし、すでにマダム・マルゴが実際に動き出したというし、そっちも油断ならない。

 ただただ監視するというこの任務に俺は耐える事ができるのだろうか・・・」


 

 ※ ひとり孤独に憂いでたたずむ若者、りんどう。。。彼がみつめるその先に待ち受けるものとは・・・


そんな声にもならないような独り言を、
もちろん誰にも聞こえないようにこっそり呟いてるのだが・・・、
そのりんどうの端整な面持ちは心痛で、憂鬱そのものであった。


見習い探偵としての業務をこなしつつ、彼本来の任務である・・・監視者としての仕事も、
同時にしなければならないのだ・・・それも、あの小紅ローズマリーを相手に。。。

りんどうを派遣してきたものの正体は、まだ秘密のベールの向こう側だが、
まず相当な能力を有するものであるということは、多分にうかがい知れるであろう。


これから先、この物語のうねりの中・・・りんどうの運命の歯車もまた大きく変わっていくことになる。


だがしかし、それはまだすこし先の話になるのだが・・・


                                                            ・・・つづく。



 ナレーション 「次から次へと・・・いろんな能力を秘めた新キャラたちが続々と登場してきますね~ w

 いまんとこ誰が味方で、誰が敵なんだか、さっぱりこんこんちきのチンプンカンプンなのですが (謎)


 差し詰め、出向先に長期滞在を命ぜられた悲哀の営業マンってとこですかね・・・りんどうくんは ^^;    

 
 そいでは、次回に登場してもらうのは~っ、THE・繊細くん(見た目ネ)・・・しゅろです。

 う~んと、彼はどういう風に紹介したらいいかなぁ~、誰と絡ませようか。。。やっぱあの人かな?


 ってことで、次回のしゅろくんの活躍に期待しましょう ♪」  ←そか、きっと活躍しないんだな!     

Posted by くれない at 12:46Comments(2)闇の黙示録編 第一部

2008年11月16日

朱鷺、目覚めの時

 謎の声 「・・・目覚めるのだ、・・・しゅろ、ようやくキミが使命を果たす時がきた。

 さぁ、起きなさい・・・、起きて自らの道をその手で切り開くのだ、・・・しゅろ。」


 しゅろ 「・・・誰だ、俺を呼び覚ますのは、誰なんだ !?」





そのしゅろと呼ばれた若者が目覚めたのは、薄暗いがかなり設備が整った実験室のような部屋であった。

先ほどまで彼が横たわっていたのは、何やら怪しげなカプセルの中だったようである・・・
そう、まるでそれはコールドスリープの装置のようなもので、まだその回りにかすかに冷気が漂っていた。

見渡してみても、もう辺りには彼以外の人影はなく、さっきの声の主もすでにいないようだった。


 しゅろ 「どれくらい眠っていたのだろうか・・・、さっぱりわからない。」


まるで他人事のように彼はそっと呟いた。


彼の名前は、「朱鷺」と書いて「しゅろ」と読む・・・彼がどのような理由で眠っていたのかは、
この段階ではということにしておこう。

しゅろの存在意義については、その彼の出生の秘密にまで遡らないと説明のしようもないのだが、
例によって例の如く、ネタばれになってしまうのでまだ内緒という事で、ご了承願いたい。


まぁ何らかの事情により誕生させられたのだ、・・・とでも言っておくことにしよう。


 


このかなりの神経質そうでいて、どこか寂しげなしゅろに課せられた使命については、
また次回以降に譲るといたしまして、今回は閉幕とさせていただきます。



                                                    ・・・つづく。



 ナレーション 「さて、約1週間のご無沙汰でしたが・・・その割りにはめっちゃ短い話でしたね~ ^^;

 これで、当初予定していた・・・闇の黙示録編より参入する新キャラたちは出揃いました。

 例外としましては、チーフとの打ち合わせ時に突如うまれた、ガーデニアですとか、
 何の脈絡もなく登場することになった、ゆーいちですとか・・・いますけどもねぇ~っ (謎)

 あとはまぁ、あえて失念している2号とかもいますけども・・・それはおいおいと w


 つい先ほど、この闇の黙示録編の大筋がちらっと作者の脳裏をよぎったとの極秘情報も入り、
 また他には・・・しかし、それはチーフに懸念されたとの未確認情報も入手しております。。。

 そんなこんなで、いろんな意味で予断を許さないこの本編ですが、
 番外編外伝特別編共々・・・まったりとお楽しみ下さいませ ♪


 ではでは、また次回どれかでお会いしましょう www 」  ←また決まってないんかい!   

Posted by くれない at 19:50Comments(0)闇の黙示録編 第一部

2008年11月17日

更なる来訪者・・・

その日、ゆーいちは朝早くからちょびママさんの言いつけで、チョビ太郎♂の散歩相手として同行し、
モザイク・グラス周辺をのんびりウロウロと物見遊山がてら散策していた・・・するとその時。


 


 チョビ太郎♂ 「わん、わんわん。」


ちょっと前を先行していたチョビ太郎♂がなにかをみつけたらしく、ゆーいちを呼ぶかのように吠えた。


 ゆーいち 「ん?・・・何かみつけたのかな。」


 チョビ太郎♂ 「わん!」


さっそく近づいてみると、そこにひとりの若者がうつ伏せになって倒れているではないか・・・!!
もしや?と思い、あわてて抱えおこしてみるとかなり熱っぽいが、まだ息はあるようだ。

だが、どうしていいかわからず、急いで携帯からちょびママさんに電話してみることにした。


 ちょび 「じゃ、さっさとここへ運んでおいで・・・わかった?」


 ゆーいち 「・・・う、うむ。」


その倒れていた若者をおんぶするようにし、ゆーいちモザイク・グラスへの最短の道を急いだ。

チョビ太郎♂に先導され、ほどなく到着すると、寝床の準備や簡単な看護の用意が整っていた・・・


 


そして、ゆーいちは、言われるがままにその若者を布団に寝かして、しばらく茫然としながら、
ちょびママさんがてきぱきと看病する様をただみていた。


すると、まだ早朝だったが間もなく医者も到着して、すぐに診察を開始してくれた。


 医者 「風邪のようですね、もう少しで肺炎を起こすところでしたよ・・・あと少しでも発見が遅かったら、
 
 かなり危険な状態になるとこでしたから、本当によかったです・・・では、お大事に。」


 ちょび 「はい、ありがとうございました。」


 ゆーいち 「・・・ども、でした。」


そうして、数日分の薬を置いてそのお医者さんは笑顔で帰っていった・・・
先ほどまでに比べると、注射も効いてきたのか若者の顔色にも血の気が戻ってきたようにみえる。

しかし、それでいてもまだ彼の肌は透き通るように白く、まるで女性のように艶かしかった。


そう・・・その倒れていて担ぎ込まれた若者とは、しゅろの事なのである。


季節的に、朝晩ともなれば冷え込みもすごく、いつから倒れていたのかわからないが、
あのままでは、もしかすると凍死していたかもしれない。

何はともあれ、いまはこうして暖かい布団の中で看病されているので、あまり心配はないが、
ときおり、うなされるように声をあげ、空を掴むかのようにふいに手をあげる仕草をしている。


 


心配そうに覗き込むちょびママさんと、それをじっと見守っているチョビ太郎♂をよそに、
ゆーいちは黙ってひとり部屋を後にした。


 ゆーいち 「・・・なんで、あんなとこで倒れてたんだろう。」


それは至極当然の疑問であった・・・
このしゅろの目的が、モザイク・グラスへの接触であれば、見事にそれを果たしたといえるだろう。


しかも、まんまと部屋の中にまで入り込んでいるのだ・・・


まぁ方法としては、危険なリスクもかなり高く、うまいやり方とは言えないが、
あのちょびママさんの性格を巧妙につくという点では、既にリサーチ済みであるとも言えよう。


それに、公にはされていないが、あぁいう繊細な感じのどこか影のあるタイプが好みであるらしいぞ (謎)


 りんどう 「本当に人がいいよね、ちょびママさんという人は、相手が困っていると思うと、

 すぐに面倒みちゃうってところがあるし・・・あっ、そういえば、ゆーいちくんもそうだっけ、ごめんごめん w 」


 ゆーいち 「・・・うす。」    


そう言いながら屈託なく笑うのは、ここに探偵見習いとして住み込みで雇われている、りんどうである。


 


年の頃は、まだまだ若いが・・・ゆーいちよりは若干年上であろうかと思われるくらいの若者だった・・・


 りんどう 「あの性格が災いしてか、これまでに何度か誘拐されたって聞くしね、

 もうこれ以上は、面倒な事に巻き込まれたりしなければいいんだけどさぁ。」 


 ゆーいち 「・・・ふ~ん、そうなのか。」


 りんどう 「おっと、こうしちゃいられなかった・・・俺もこうみえてやる事けっこうあるんだ。

 あの麗しきふたりのおねぇさま方を怒らせないようにしないとさ (謎)」


後半、何やらモゴモゴと声にならないように言葉を濁し、りんどうは足早に事務所の方へと戻っていった。


チョビ太郎♂のお散歩相手がおわると、特にゆーいちの仕事といえるようなものはなく、気が向いたら、
その辺を掃いてまわるだとか、ブラブラとまた散歩に出かけるとかがお決まりの日課であった。


ここに世話になってからもう数日が経つが、これといって記憶に関して思い出したこともなく、
ただ変哲もない日々が何事もなく経過しただけだった。


 

 
 ゆーいち 「・・・いったい俺は、誰なんだろうか。」


このどうしようもできない想いを自分だけの胸に秘め、彼は彼なりに悩んでいたのである。


一方、その頃、必死の看病の甲斐があったのか・・・まだ熱はあるが、しゅろが意識を取り戻したようである。 


 しゅろ 「・・・う、うん、ここは、ここはどこですか?」


 ちょび 「ん、ここはね、モザイク・グラスっていうあたしの店の一室だよ、心配いらない。」


 しゅろモザイク・グラス?・・・なんだか素敵な名前ですね、たしかボクは急に意識を失って・・・」


 ちょび 「そうね、道端に倒れていたとこを、このチョビ太郎ゆーいちに発見されて、

 ここへ運び込まれたのよ、でももう大丈夫、なにも心配ないわ。」


 しゅろ 「・・・そうでしたか、ご迷惑おかけして、すいま、ゴホッ、ゴホンッ!」


 ちょび 「肺炎になりかけてたってお医者さんも言ってたわ、無理してないでまだ寝てな。」      


そういって、ちょびママさんはトントンとあやすかのようにして、またしゅろを寝かしつけたのだった。


 


 ちょび 「・・・ちょっと感じが似てるのよね、彼と・・・雰囲気はまったく違うんだけど、

 どことなく同じ匂いがするというか・・・まぁ、あいつはこんな折れそうに細い感じじゃないけどさ w 」 


そんなちょびママさんの囁くような独り言は、もうすでに小さく寝息をたてていたしゅろに届くはずもなく、
もし届いてたとしても、すぐ隣で眠っているチョビ太郎♂の大きなふさふさした耳にだけだったかもしれない。


いつもと同じようにみえるモザイク・グラスの朝であったが、新たな来訪者であるしゅろを迎えて・・・
微妙に違った空気が流れ込み、もうすぐそこまで変革の波が静かに押し寄せようとしていた。


なにか目に見えないものが水面下で着々と、そのきたるべき時に備えて、準備を進めているようである。


 
                                                           ・・・つづく。



 ナレーション 「前回に引き続きましての、しゅろ登場編:その2・・・といったところでしょうか ^^; 

 またもや、新しいモザイク・グラスを中心に続々と新旧のキャラたちが結集し始めております・・・
 これでこの先、なんにも起きないはずがございませんですとも~っ !?

 ヨーロッパへと交換留学に行ったアイリスはさておき、あとは忘れちゃいけない・・・この物語の主人公、
 そうです、くれないくんが現在どうしているのかって話なんですよね~ ^^;

 3年ほど前、修行だと言って半ば強引に周りの忠告も聞く耳もたず、ちょび1号だけを連れ立って、
 どこかへ行方をくらましている無責任なこのストーリーの主人公、くれないくんですが・・・


 この話の流れだと、そう遠くないうちに・・・いやすぐ近いうちに、その姿を現してくれることでしょう。


 そうじゃないと、新キャラの誰かにあっさりと主役の座なんてもってかれてしまいそうですしね~ (謎)

 まぁまぁそんな感じで、新キャラ登場&紹介編もほぼ完了しましたので、
 こっから先は、それぞれが存分にその力を発揮し、暴れまわってもらおうと企んでおりまする www  

 ではでは、次回またこの場所でお会い致しましょう ♪」   ←・・・って、どこなんじゃ~ !?  

Posted by くれない at 06:36Comments(3)闇の黙示録編 第一部

2008年11月20日

はじめてのおつかい

本編闇の黙示録編に入り、ゆーいちりんどうしゅろ・・・と、
このところ何かと人の出入り(ってか、入ってくるばかり?)の激しいモザイク・グラスであったが・・・

本日また、新しい顔がここを訪ねてやってきたのだ、そうあのインドから来た少女、サフランである。


 


少し前に、むらさきの研究所に留学生として来日していたのだが、ほとんど休みもとらず熱心に、
それこそ毎日のように研究所に缶詰状態で篭ってばかりだったので、むらさきの粋な計らいもあり、
モザイク・グラスに届け物をして欲しいと言われ、何も知らされずにやってきたという訳であった。


むらさきの研究所とモザイク・グラスは歩いてもそう遠くない距離にあり、交代で食事をしに来たり、
忙しいときなどは出前なんかをしてもらったりの間柄で、研究所にとってはまことに有り難い存在だった。


責任者でもあるむらさきも非常に忙しくて、まだ、サフランの歓迎会もしてやれてない状態だったこともあり、
この機会に是非、ちょびママさんの手料理を振る舞ってやって欲しい・・・と事前にお願いしていたのである。


 サフラン 「ここね、モザイク・グラス・・・ここも封印の研究に関係あるのかしら?」 


何事にも真面目に取り組むサフランらしく、まったく疑う事もなく、自分は仕事で来ていると信じているようだ。

連絡を受けていたちょびママさんが、店の前でその姿をみつけて声を気さくにかけてくる。


 


 ちょび 「あなたがサフランね、噂以上の美少女だわ、ほんと実物の方が写真の何倍も可愛いね w

 さぁさぁ、そっちよそのまま上のフロアーまでついておいで。」


 サフラン 「あなたがちょびママ?・・・わたし、研究所からこれを届けるよう言われやってきました。」


そういって、持っていた包みを顔の高さに持ち上げて、フロアーへ先導しようとするちょびママさんに見せた。  


 ちょび 「あぁ、そうそう、それね・・・ありがと、さっ、それ持ってこっちへ一緒に上がって来てちょうだい。」


そういいながら奥まで進み、サフランをカウンターの方へ「おいで、おいで」 と手招きしているちょびママさん。

少し戸惑ったが、サフランは言われるがままにカウンターまで来て、指定されたとおりのイスに腰掛けた。


 ちょび 「それじゃ、その包みをあけて、中をみてごらん・・・いいから、やってごらんって。」


訳もわからなく、きょとんとしているサフランだったが、見た感じ悪い人でもなさそうだったので、
また言われたように、研究所から下げて持ってきた包みをとき、その中の黄色い箱をあけてみることにした。


 


中にあったのは、1枚のメッセージカードに、暖かそうな白いジャケットと手編みのマフラーであった・・・


 ちょびむらさきに頼まれて、お気に入りの店廻ってさ、いろいろ悩んで選んできたジャケットなんだ~、

 それともうひとつは、あたしの手編みのマフラーだよ。・・・こっちはこれからどんどん寒くなるしね、

 それに女の子なんだから、洋服はいくらあっても困る事ないっしょ。」


 サフラン 「まぁ、教授が、わたしのためにこれを?・・・とてもうれしいです、ありがとうございます。

 そして、ちょびママの手編みのマフラーもとても暖かそうで素敵ですね。」


 ちょび 「あれでけっこう気が利くとこあるのさ、あの堅物はね・・・その上けっこうモテるしね (謎)」


 サフラン 「・・・そうなのですか、メモしてレポートにかいときます ^^;」       


根が真面目とはいえサフランもやはり年頃の女の子である、思わぬプレゼントに少し顔をほころばせながら、
ちょびママさんに勧められ、さっそくその白のジャケットをはおり、手編みのマフラーを首にまいてみせた。


 


そして、そこに畳み掛けるように、ちょびママさんがサフランの目の前に次々と、予め用意しておいた、
美味しそうなご馳走の数々をずらりと並べ始めたではないか・・・


 ちょび 「はい、遠慮しないでたくさん食べてね・・・もちろん、お代はそっちのむらさき所長さん持ちだから、

 なんも心配しなくていいよ、他にもスイーツをたっくさん用意してあるから、ゆっくり召し上がれ。」


 サフラン 「おぉ、こんなにしてもらうのなんて、マダム・マルゴにしてもらった以来の事です、感激です。

 ・・・こういうのを、『まるで盆と正月が一緒に来たようだ~っ!』、とか言うのですよね?」


 ちょび 「・・・妙なとこ、日本語に詳しいんだね、あんたは (謎)」


うっすらと目に感動の涙をうかべながら、サフランは照れくさそうに笑いながらご馳走に舌鼓を打っていった。


仕事とはいえ、遠く祖国を離れ、知り合いも誰もいないこんな極東の果てにたった一人で来ているのだ、
内心はやっぱり心細かったのではないだろうか、思わぬ人のやさしさに触れて、張りつめていた気が、
ふと緩んでしまったのだろう・・・そんなサフランの姿をちょびママさんも嬉しそうに眺めていた。


 

 ※ 額に真紅に輝く蝶の飾りをつけ、そのキラキラと光る大きい瞳には吸い込まれそうな魅力がある。


 ちょび 「そういえば、小紅ローズマリーとはもう面識があったんだよね?

 ・・・たしか秋の森をみんなして散策してるときに偶然会ったことあるとか。」 


 サフラン 「はい、わたしが日本に始めて来た日に紅葉を見に入った森でばったりお会いしました。」 


 ちょび 「そか、いまはふたりとも仕事で出掛けてここにはいないけど、あとで帰ってきたら、

 ちょっと会っていったらいいよ、むらさきからも今日はもう自由にしていいからって言われてるしね。」


 サフラン 「何から何まで、至れり尽くせりで、ご親切まことに痛み入る事でござります。」


 ちょび 「・・・って、あんた、いったい、どこで誰にどんな日本語習ったんだよ (謎)」   


のちにそれは向こうで勉強がてらに見てた、日本の時代劇チャンネルだったと判明するのだが w


・・・そこに、どこからともなくふらっと現れた、ゆーいちがふたりの視界に飛び込んできたのだった。


 ちょび 「おっ、ちょうどいいわ、お~い、ゆーいち・・・ちょとおいで、すっごぃ可愛い子紹介しちゃる。」


 ゆーいち 「・・・ほえ?」


 ちょび 「いいから、きなってば・・・ほら、この子、あんたも出前で配達に行ったことあんだろ、

 むらさきの研究所に留学生で来てる、サフランって言うんだ、めっちゃ可愛いだろうが。」


 


 ゆーいち 「・・・はぁ。」


 サフラン 「わたし、サフラン言います・・・よろしくお願いします。」


 ゆーいち 「・・・あぁ、うっす・・・ども。」


 ちょび 「・・・ったく、しょうがないね、いやね、こいつこうみえてもさ、記憶喪失らしくってさ、

 自分のことがわからないんだよ、だから、無愛想なのも許してやってね。」        


 サフラン 「そうですか、記憶喪失なのですか。。。」


その時、サフランの眼はキラリン!と静かに燃えていた・・・おや?ゆーいちに一目惚れ・・・?
・・・いいえ残念ですが、そう事は単純ではありません~、このサフランにとっては、
「記憶喪失している状態」の生きた貴重なサンプルとして、いまのゆーいちの姿が映ったことでしょう・・・


何事にも常に探究心を忘れないこの姿勢、誠に素晴らしい限りで頭が下がりますね~っ ^^; 

 
 サフラン 「明日にでも是非、研究所までわたしを訪ねてきてください、悪いようにはしないです。」


 ちょび 「ふっ、よかったじゃないか、ゆーいち・・・早速デートのお誘いだよ w 」   


 

 
 ゆーいち 「あっ、チョビ太郎♂が俺を呼んでる声がする、緊急だぞこれは !?・・・じゃ、ま、そゆことで!」


いくら記憶がないといえ、流石のゆーいちでもこのサフランの爛々と輝く興味津々の眼差しをみれば、
自分がどういう対象としてみられているのか、なんとなくわかったようである、そそくさと退散してしまった。


かなり残念そうなサフランを横目に、腹抱えて笑っているちょびママさんであった。


 ちょびサフラン、あんた気に入ったよ、いつでも遊びにおいで歓迎するわ ♪」


 サフラン 「格別の計らい、ちょびママ殿、・・・忝(かたじけな)し。」


 ちょび 「ぶっ w」


出されていたご馳走を全部残さず平らげて、そのあともゆ~っくりとスイーツを食べながら、
ふたりして午後のお茶を飲み、いろいろ会話しながらの楽しいひと時を満喫したのであった。


 


しばらくして・・・夕方すぎに戻ってきた、小紅ローズマリーともあの時以来の再会を喜び、
ちょっと、顔出しだけにやって来た、むらさきをも引きずり込んで、・・・そのまま雪崩れ込むようにして、
研究所とモザイク・グラスによる急遽の合同新人歓迎会は、その夜遅くまで賑やかに開催された。

 (渋るゆーいちと、りんどうは勿論参加したが、しゅろはまだ療養中だったので宴会を辞退し、欠席した。)


楽しくて時間も忘れる中、とても有意義なひとときを共に過ごしたのであるが・・・
それぞれに違った思惑もあり、そこに巧みな情報収集合戦も熾烈に繰り広げられていたりと、
ある意味、けっこうなイベント事でもあったのだ。



だよね~こんな凄まじい面子で飲んでる訳だから、何かあってしかるべきって事ですなぁ~っ (謎)

 ― だが、これはまだまだモザイク・グラスにとっても平和な時間であったのだと後々思い知る事になる。―




                 ・・・そして、次回ついに、あの男が帰ってくる !?



                                                           ・・・つづく。 



 ナレーション 「はい、またまた新キャラたちが我も続けとばかりに、その個性をだしてまいりました ^^;

 ここ最近の内容なんてのは、封印もまったく出てこないで、日常的なホームドラマっぽくてですね~、
 ごく一部にはすごく好評なのですが・・・ずっとこのままで~って訳にもいかないのが現実です。

 誰かが、望む望まないを別にして・・・この物語は波乱に満ちた方向へと突き進んで行くのですから。


 そーして、遂に、あの男が帰ってくるというではあ~りませんかっ !?

 
 えっ、誰だ、その男は?って、それはもう、言わなくてもわかってるでしょうに~このこのっ w ←うざっ!
 ・・・オッホン、失礼、えっと、じゃあ~それは次回のお楽しみって事にしておきましょうかね ♪ 


 では~、次回 『帰ってきたヒゲモグラ』でお会いしましょう。」  ←そんなタイトル不採用じゃ !!!      

Posted by くれない at 22:37Comments(0)闇の黙示録編 第一部

2008年11月22日

帰ってきたあいつ !? ~予告編~

じゃじゃじゃ~ん ♪ とやらかいちゃいました~っ www 今回は困った時にゃ~の番外編っす ^^;   

いや~、ちゃんと本編も書き上げてあるんですけども・・・SSの加工が全然間に合わないというか (謎)




 ※ これは本編用に撮影し、準備しておいた本物のSSですが、もうこれで次回は使えませんなぁ w


こちらの一身上の都合で、どうしても本日のうちに更新しておきたい理由がありまして、
急遽こしらえましたこの番外編:「帰ってきたあいつ !? ~予告編~」です。


いや、けっして、どうしてもおでんが食べたくなって、その仕込みの為に時間をとられてしまい、
結果、SSの加工がまったく間に合わなくなったという訳ではないですぞ・・・

 (えぇ、そうですとも~たしかに丁寧に大根に隠し包丁入れたり、まめに灰汁をすくったりだのしましたが~) 


まぁそんな他愛もない戯言はさておきまして・・・ ←おいとくんかい!


それで、次回お届けする予定の、闇の黙示録編 第07話 「帰ってきたあいつ !?」につきましてですが、
ちょっと長くなるような感じですので・・・たぶん前後編になると思います w


もう、前編にあたる部分は書いてあるんで、現時点でハッキリわかってたりしますが、
それはそれ、あれはあれ・・・ですしね~っ (謎)


あれ・・・なんだかちっとも予告編らしくなってないやぁ~、おかしいなぁ ^^;


そっか予告編ってのは、最初の1枚目のSSだけだったというオチでしょうなぁ・・・いとおかし。 ←コラッ!!


では、得意の脱線ついでに、現在、くれないに代わっての本編ボケ担当のゆーいちについて、
いくつか検証してみる事にいたしましょう。  




 ※ しゅろが高熱で寝込んでいた時、その看病をする優しいちょびママに、恐れ多くも・・・、
   なんと悪戯を仕掛けようと企んでる、とんだ記憶喪失野郎であるゆーいちの貴重なショット (謎)


いま巷では一番の人気者、作者のマイブームでもある、の青年・・・U-1 こと、ゆーいちくんであります。


まったく登場する予定もなかったキャラだったのですが、回を増すごとにいろいろな面をみせてくれて、
この物語に思いもよらない花を添えてくれています。

彼がこの先、本編においてどのような役割を担っていくのかは、
いつもの如く、いまここで、お話しすることはできませんが・・・  ←まだ決めかねていると正直に言えよ。


案外、ただのかき回しキャラだけでおわったりして~ ^^;   ←ダメじゃん!


ここで言えるヒントとしましては・・・なにゆえに、いま記憶喪失であるのか? というあたりでしょうね (謎)


・・・ということで、まったく次回の予告編になりませんでしたが、この番外編もこのへんでお開きでっす w



                                                            ・・・つづく。 



 ナレーション 「また意味もなく突然の番外編っすか・・・こりゃ~っ、やっちまいましたなぁ~ ♪

 我々、突撃取材班がルートから入手した極秘情報によると、この作者は何かの記念日にはできる限り、
 ブログを更新をするというもんで・・・今回の事情はそれに該当するという事みたいですな。


 実際、知ってしまえば、まぁなんだそんなもんか。。。ってことだな・・・うんうん ^^;


 ついでの情報ですが、次回のSSがけっこう気にいってて、その加工にたっぷりと時間をかけたいそうです。
 できるだけ素材のよさを活かし、余計な加工をして台無しにしないようにしてほしいものですが~ (謎)


 いや~、SSってほんとに難しいっすね・・・せっかくのソフトも使いこなせてないようだし~、あぁ、悲しい。


 ではでは、もう時間がありません・・・ささっと、更新いたしましょう。」  ←そりゃ誰のせいなんだよ!! !   

Posted by くれない at 22:11Comments(2)闇の黙示録編 第一部

2008年11月23日

帰ってきたあいつ !?(前編)



 ※ これは最新のハイパー・テクノロジーの随意を集めて製造された夢のスーパー・マシンに乗りこみ、
    亜空間ドライブをかけて、いっきに異次元空間へと突入するその瞬間をとらえた貴重な映像である。


この間の楽しい合同新人歓迎会から、もう10日ほどがすぎました。

あの時、宴会?を体調不良の理由で病欠したしゅろも、いまではすっかり元気を取り戻し、
モザイク・グラスの新たな住人として向い入れられ、正式に住むことになりました。


なんと、しゅろの職業は売れない創作絵本作家だというではありませんか・・・


趣味で自分の店に、小説やエッセイなどを張り出し発表していたちょびママさんも、
そのことを知り、おおいに感銘し、興味を示したのです・・・


 ちょび 「それなら、うちで執筆活動したらいいよ。」


・・・と、またもやいつもの人の良さというか、面倒見のよさというのかがでて、
これまた、特に行く当てもなかったしゅろにも有り難い申し出だった事もあり入居が決定したわけです。




 ※ つい最近、どこかで同じようなSSをみた記憶がありますが・・・そこは気にしないでくださいね~っ ^^;  


さらに、むらさきのところへ留学生としてきているサフランも来日して日が浅かったこともあって、
住居先も決まってなく、日々忙しくてまだ、研究所の片隅で寝泊りしていたのを聞いたちょびママさんが、


 ちょび 「んなら、うちへおいで・・・周りの野獣たちからは、しっかりと、あたしが守ってあげるからさ。」


・・・と、これまた話はトントン拍子に進んで、身柄を預かってる責任者のむらさきも、


 むらさき 「そうですか、ちょびさんにでしたら安心しておまかせできますね、よろしくお願いします。」


ってな具合に、半ば丸投げした形で・・・サフランも無事に下宿先が決定したのです。


という事で、この新しいモザイク・グラスには、通いできてる小紅ローズマリーを除き、
2階にある1号室には、りんどう・・・2号室には、しゅろ・・・3号室には、サフラン・・・
そして、4号室には、ゆーいち・・・と、居候を含めた下宿人が入り、かなり賑やかになってきました。


 

 ※ 1階フロアー&上空スカイ花畑は、毎日24時間開放していますので、お気軽においでください ♪
 

以前の小樽にくらべても、随分とひろくなったモザイク・グラスだったので、
まだスペース的にも充分な余裕があり、まったく窮屈間はないようですね。

1階フロアーは、BAR:モザイク・グラス&多目的ホール・・・昼間はほとんどリストランテ状態ですが ^^;
2階は、下宿人たちが居住する空間として、ワンルームに区切られた部屋が全部で7室あります。 
3階は、探偵事務所と、展示スペース、そして、天井を開閉すれば露天風呂にもなるスーパー大浴場。

 (ちなみに、ちょびママさんは2部屋をぶち抜いた広さのある、0号室に住んでいます w )


 

 ※ 特別公開!これが、モザイク・グラス2階の住居人部屋割り配置見取り図だ~ ←おぉ、すげぇ !?


現状、2階にまだ2部屋は空きがあるようですね・・・どうですか、誰か住んでみてはいかがでしょうか?
ただし、あまり平穏な毎日を保障することはできませんので、充分考えてから~って事ですね ♪ 


 ナレーション 「・・・と、なんだか青春群像劇のように若者たちの溜まり場となってまいりましたが、

 そろそろ、こんな平和な状態に痺れをきらしてらっしゃるお方もでてきてる頃ですよね~ (謎)


 そんな、コアなファンの貴女にとっておきの朗報があります!


 そう、こないだ&前回、告知がありましたように、遂に、とうとう、なんというか、そうこうして、っていうか、
 なんだかんだで・・・やっとこさ、あいつが帰ってくるというのです !?

 あぁ・・・このくどいフレーズさえも懐かしい。。。


 それでは、予想以上に前置きが長くなりましたが・・・引き続き、本編をお楽しみください www 」


そろそろ、季節も冬将軍の到来を向え、いっきに冷え込むようになってきました。

そんな中、2人乗りの1台の可変3輪オートバギー(ホバー・モード)が真っ白な衣をまとった森の中を、
ものすごいスピードで音もなく颯爽と疾走しているではありませんか・・・

詳しくは説明できませんが、反重力システムにより空中に浮遊し、超電磁エンジンにより、走行するようで、
わかりやすい例としては、あのリニアモーターカーのより自由なものとお考え下さい。


 


はてはて・・・?それを駆るドライバーは、何やら見覚えがあるような女性ですよねぇ~
もちろん、その後ろでしっかりとしがみついて乗っているヒゲモグラ?にも当然、見覚えがありますが ^^;

 
どうやら、向っている方向から推測しましても、彼らの可変3輪オートバギー(ホバー・モード)の行く先は、
小樽から移転した新モザイク・グラスに間違いないようです。


 くれない 「まさか、あのモザイク・グラスが引越してたなんてなぁ・・・ぐはっ、やられたぜ!」 


どこからかはわかりませんが、亜空間ドライブ(原理的には、ワープもしくはテレポートのようなもの)で、
小樽の近くへと空間移動してきたが、目指すモザイク・グラスがすでにもぬけの殻、というかなくなって、
他の土地に移ってしまっていた事をまだ知らなかった・・・ということだったのでしょう。


現地で聞き込みをした結果、新しい移転先の目安がついて、意外とそう遠くもないことが判明したので、
膨大なエネルギーを使用する亜空間ドライブではなく、通常飛行で新たな目的地へ向う2人なのでした。

 
この闇の黙示録編が始まって、すでに7回目・・・魔王編同様、もうすっかり影のうすくなった主人公が、
ちょっとばかし遅刻しちゃいましたが、なんとか我々の目の前に無事な姿をみせてくれました。


 

 ※ 案外、手間取ったようで、もうすっかり日も暮れかけてしまいました・・・ってか、もちっと急げよ!


個性的な新しいキャラたちと、どういう風にからんでいくのかこの先、不安と期待で胸が膨らみます (謎)


・・・で、やっとここからって時に、もう今回は時間切れとなってしまいました。  ←おい!


いや~、前半の説明が長すぎたようですね~。。。次回以降の反省課題としてあとで会議しときますです。



いったい、次回は何が巻き起こるのでしょうか !?・・・もちろん、現段階ではノー・プランですよ ^^;



                                                           ・・・つづく。 



 ナレーション 「・・・って、こらっ!・・・タイトルに偽りあり、やんけ!!  ・・・帰ってきてへんがな~っ !?

 たかだか登場させるんをどんだけ~っ、ひっぱるつもりやねん・・・ったく。。。ぶつぶつ。


 おぉ、興奮するとつい地の関西弁がでてしまう・・・気をつけないと (謎)


 まぁいつものことなんだけども、毎度毎度、この常套手段にしてやられてるかと思うとね~っ w

 ということで、今回も最初と最後だけチラっと姿をみせただけでしたが、次回こそ・・・
 次回こそは、きっと話にからんできてくれることでありましょう・・・
 こっからまだ進まないってことはあり得ません、いいえ、そうはさせませんとも!  ←ほんまか?

 
 ・・・で、その次回のタイトルはもちろん、『帰ってきたあいつ !?(後編)』の予定っす ^^;

 
 ではでは、次回またここで、この時間にお会いしましょうね ♪」  ←どの時間やっちゅうねん~ !?


 

 ※ 沈みゆく美しい夕陽を横目に、疾走する夢のスーパー・マシン・・・う~ん、絵になりますなぁ www 
   
    (・・・このまま、謹賀新年!とか挨拶も入れて、年賀状にしたいようなお気にいりの1枚です ♪)  

Posted by くれない at 18:54Comments(2)闇の黙示録編 第一部

2008年12月01日

Doppelgänger ≪ドッペルゲンガー≫

そんなこんなで、今年も残すところあと1ヶ月になりました・・・
さて、毎度おなじみの番外編の登場です w 


 
 
 ※ んで、のっけからタイトル・ジャックをしている君は誰なんだ・・・いつものゆーいちとは違うよなぁ?


いやはや、時の移るのは本当に足早でありまして・・・
闇の黙示録編 第08話 「帰ってきたあいつ !?(後編)」を、
いっきに半分ほど書いて、ちょっとだけ放置してたつもりが、
もう1週間以上も経過してしまいました。 


またいつもの諸事情で、
いつもの如く中断しているわけですが・・・ (謎)  ←特に意味はないんだろが!


そんな雑多な日々を過ごしてる間に、
ちょっと興味深い情報が入ってきましたので、
大切な本編を差し置いて、
・・・まずそっちの内容を優先させたいと思いまして、
ここに取り急ぎペンをとった次第です ^^;


して、その興味深い衝撃の内容とは・・・いったい何かと申しますと。。。


 

 ※ 作者得意の「」を引っさげて堂々と鳴り物入りで登場したという噂のゆーいちくんなのだが (謎)


・・・あのの青年、U-1こと新キャラの「ゆーいち」についての目撃情報なのです。


これまでに、彼に関する情報というのはほとんどなく、
その姿が認識されたのもごく最近のことでして、
まぁ本人が記憶を喪失しているって事が一番の原因なのですが・・・


そこを特に誰から頼まれたということではなかったのですが、
あの魔王編での反省をを踏まえてのことでしょう、
ローズマリー小紅専属の隠密たちが、
それなりに忙しい探偵業の傍らをぬって時間を作り、
どんな些細なものでも「ゆーいち」に関する情報をコツコツと集めていたのです。

 (・・・しかし、これにかんしてもっと詳しくいえば・・・
 たんに「ゆーいち」の事だけではなく、
 いまモザイク・グラスに関係している新たな住人全員について、
 調べているといった方が正解でしょうか。)


するとどうでしょう、当初まったく手掛かりもなかったのですが、
ある時期を境に驚くべき証言が、
いろいろと各方面より浮上してきたのです。


 

 ※ 時折みせるこの表情、なにかを思い出そうとしているところなのだろうか、それとも・・・?


その驚くべき証言とはいったい何かといいますと、
ゆーいち」とおぼしき人物をここ最近になって、
あちらこちらの不特定な場所で、
その姿を見かけたというではありませんか・・・
それも、いくつかは同時刻にモザイク・グラスにいるのを、
確認されてるにも関わらずです。


つまり、最低でも「ゆーいち」らしき人物は、
2人以上が同時に存在しているということなのでしょうか・・・?


しかもそれだけではありません、
なんと目撃されている「ゆーいち」の中には、
異なるいくつかのタイプの存在も確認されているのです。  ←それって別人なのでは !?


通常、我々が認識しているのは、
モザイク・グラスで一緒に暮らしている記憶喪失の青年であって、

もっともわかりやすい特徴としては・・・

その「ゆーいち」の肌の色はちょっと浅黒く、
わかってきてる性格としてはかなり陽気で、
屈託なくイタズラなどをしたりする
・・・いっけんどこにでもいそうな感じのタイプです。


これから紹介する事例たちは、
そんないつもの彼とは見た目も雰囲気も違うのですが、
でも何故だかそれは「ゆーいち」だと感じてしまうというのです (謎)


 

 ※ 接触した人たちの証言では、まるで英国紳士のような立ち居振る舞いであったということである。


その中でも、もっとも多く目撃されているのは、
後ろからでは見分けもつかないほどそっくりな姿かたちをしているが、
正面から見ると一目瞭然で、なんと肌の色が透き通るように白く、
どこか神々しいような大人びた感じの「ゆーいち」なのです。

・・・会話をしたことがあるという人たちの証言では、
見た目の歳以上に落ち着いていた態度だったといっています。



そして、つぎに証言例の多いタイプなのですが、
これも後ろ姿はいうまでもなくそっくりなのですが、
正面からの姿を見たという者の証言では、
その肌の色というのか皮膚の色といえばいいのかなのですが・・・、
土気色といいますか、ゾンビのようなといいますか、
真っ黒ではなく油粘土のような闇色の肌をして、
まるで魔物のような姿をしていたというのです。


 

 ※ というか、これってそのまんま魔族というか・・・魔界の住人だよなぁ。


これらいくつかの存在が、
あの青年、「ゆーいち」と同一個体なのか、
はたまた同じような姿をしているだけの、
別の個体なのかはまだ不明なのですが、

外見の皮膚の色をのぞけば極めて、
そう限りなく同じ個体であるといえるものなのです・・・


考えられることとしたら・・・、
ゆーいち」の無意識が生み出す生霊であるとか、

またはこの世に同じ姿のものが、
3人はいるといわれているドッペルゲンガーであるとか、

単純に生き別れになっている一卵性の兄弟たちであるとか・・・


まぁ全てがまだ推測の域を超えていないのでなんとも言えないのですが・・・


 

 ※ 明らかに普通の人間ではない姿なのだが、でもどこか寂しげで憂いを感じるのは気のせいだろうか。


この「ゆーいち」に関することが、
現在の本編である闇の黙示録編内において、
いつ解明されるのかはわかりませんが、
まったくもって何も関係ないということはないと思います。


このように非常に興味深い内容でしたが、
結果さらに「」が深まっただけになってしまいました。


・・・なんといいますか、
こういう情報もあったのだという事柄だけでも、
頭の片隅の方に置いておいてもらえれば、
この複雑な、何がいいたいのかよくわからない物語の、
解決の糸口のひとつになるかもしれないですねぇ (謎)




                                                           ・・・つづく。




 ナレーション 「・・・んで、いったい何がいいたかったんよ~?

 もうちょっと整理してから発表しても遅くないのでは・・・?!

 ということで、困ったときの番外編も迷走していて、
 結局何の救いにもなってないやんか~っ!! ^^; 


 ・・・つまり簡単にいうとの青年である、
 ゆーいちにはいくつかのタイプの存在が確認されているって事だね。




 ※ まったく同じシェイプでありながら、スキンが違うと別人にみえてしまうがSLのすごいとこである (謎)


 それには、ノーマルの記憶喪失の青年の他に、
 神々しい光の青年の者と禍々しい闇の青年のやつといて、

 ・・・まだ他にもあるのかもって事で、

 それらの相互関係もまったくわかってないし、
 もちろんそれらが何を意味するのかも・・・この時点ではまだであると w


 でも、これらの情報はみなさんに知っておいて欲しかった・・・ってことですなぁ~っ (謎)


 ・・・ってことで、いまはそんなこと考えてもしょうがないんで、
 いったんちょこっと横にでも置いて放置しといてもらって、
 次回にはあるはずの本編闇の黙示録編の続きを待つことにしましょう ♪


 ではでは、フェイクの伏線に惑わされないように注意して下さいね。」  ←フェイクばっかりちゃうんか!   

Posted by くれない at 12:56Comments(0)闇の黙示録編 第一部

2008年12月03日

その後のマリエくん

さて・・・また今回も本編を保留したまま、
放置したままでの番外編です。。。お楽しみくださいませ w




 ※ これは寝落ちしているまさにその瞬間をとらえたスクープ写真なのである (謎)


・・・で、今回の内容はと申しますと、
かなり前の番外編、「封印管理人:マリエゴールド伝説」以来、
ひっそりとなりを潜め、その動向のよくわかっていない・・・

あの助手のマリエくんについての現在の情報を、
お伝えしたいなぁ~ってことを思いまして・・・


急遽プログラムを差し替えましての
その後のマリエくん」なのであります (謎)  ←ウソくさすぎるわ。


ということで、魔王編ではレギュラーだったのに、
まだ闇の黙示録編では出番のない人シリーズ第一弾!


緊急企画、「あの人はいま !?・・・マリエくんの場合」をお送りします。
 ( 第二弾!は「あの人はいま !?・・・アイリスの場合」になるのかな~っ、それとも ^^; )


 ナレーション 「それでは、我々特別取材班が今回調査致しました、

 その驚きの内容をみなさんにお届けしたいと思います。

 
 我々は、まずマリエくんが以前住んでいたという、
 ニセコにありますマリエくんのミュージアムを
 アポなしで訪れてみる事からはじめました・・・


 するとですね、意外と言いますか、当たり前と言いますか・・・ 
 マリエくんはまだここにいまも変わりなく、
 普通に住んでいるというではありませんか !?


 それでは、その時の取材の模様を編集し、
 再現フィルムで構成していますので、ご覧下さいませ。」


ここニセコsim、羊蹄山のふもとにある巨大なミュージアムが、
あのマリエくんが住んでいる居住区である訳です。

とくに用事がないときなどは、敷地内のどこかのイスに座って、
じっと動かないでそのまま寝落ちしてる姿をみれるとのことで・・・

地元ではすでに有名で、ある意味、町の風物詩として、
また一部、都市伝説としてささやかれているそうです (謎)

 
では、そのマリエくんと我が取材班の予断を許さない緊張したやりとりをお聞き下さい。




 ※ マリエくんの語る衝撃の事実に驚きを隠せないでいる我が取材班の突撃リポーター。


 リポーター 「・・・こんにちは、突然の取材に協力していただきありがとうございます。

 では単刀直入にズバリお聞きしますが・・・

 マリエさんは、例の探偵業はもうお辞めになったのですか?」 


 マリエ 「そやなぁ、あたしは元々はいうたらなぁ?

 くれないさんに個人的に助手してあげるって話やってんよ・・・ 

 そのくれないさんも、なんやおらんようになってもうたんやし、

 そら小紅ちゃんやローズマリーとはいまでも仲良ぅさせてもらってるけど、

 それとこれとは別な話やしな・・・

 まぁ小紅ちゃんらに、『お願いマリエちゃん!』って頼まれたんなら、

 そらそれを断る理由はないで w 」 


 リポーター 「・・・はぁ、そうしますと、特に引退されたとかいう事でもないわけですね。」


 マリエ 「せやなぁ~、あたしもいまやりたい事あって忙しいよってな、

 あの伯爵様も機嫌ように、封印の中でいてくれてるさかいな、

 あたしの仕事はその管理なんやし、それ以外はすきなことさせてもらってるよ。」


 リポーター 「なるほど、いまはやりたい事に打ち込んでいらっしゃる、

 そういうことでよろしいのですね。

 ・・・本日は、お忙しい中にもかかわらず、時間を割いてくださり、

 我々の取材を快くお受けくださって、どうもありがとうございました。」


 マリエ 「・・・はぁ、おおきに。」
 

このように我々、特別取材班の命懸けのレポートを、
ご覧いただいてよくおわかりになったと思いますが、
なにか有事の際には必ずやきっと駆けつけて、
その有能な力を惜しむことなく発揮してくれることでしょう。


それでは次回・・・あのアイリス博士を追って、
遥か彼方、ヨーロッパはフランスの花の都郊外にあるという、
マダム・マルゴ総合封印研究施設:巴里本部へと、
緊急突撃取材を敢行したいと思います!!       ←ほんまかいな (謎)


 ナレーション 「まぁこのように、マリエくんを直接取材した結果、

 なるほど、そゆことだったのね・・・ということが判明しました。


 新聞は一軒に一部、いや百聞は一見にしかず・・・と、
 またしても我々、特別取材班の決死の捜査により、
 隠されていた真実が見事、この世の明るみに出せたわけです。


 これからも、我々はペンを持って、戦っていく事をここに誓います (謎)  


 ・・・で、我々、突撃取材班がさっさか引き上げたあとにも、
 なにやら訪問者がマリエくんの元へと現れたと聞きました。


 では、引き続きその様子を・・・通常の物語形式に戻り、
 お送りいたしますので、チャンネルはこのままでご覧下さいませ w 」   




 ※ 取材後に、「記念にもう1枚」・・・と言われ撮影に応じる本気(マジ)モードの貴重なマリエくん (謎)


・・・で、そのまま引き続いて~っ、
と思ったりもしたのですが、書き終えてみたら、
結局このあと後半部分が、か~なり長い話になってしまいまして、
今回、涙ながらに決断いたしました・・・


なんと異例の前後半2部作品として分割することにしたのです。


ってことですので・・・続きは同日中にupされるはずの後半にて、
ごゆっくりお楽しみ下さいませませ。。。



                                                        ・・・つづく。




 ナレーション 「えぇ~っ、なんちゅうことをさらすねん~ったくよぉ !?

 もうさっき書き終わってたやんけ~、
 そらまだSSの加工はしてへんかったけどなぁ・・・


 とまぁ、もう決めてしまったことに今さら文句を言っても仕方ないけども~。。。


 ははぁ~ん、読めたな・・・このカラクリの正体っちゅ~もんが!

 あいかわらずのこの姑息な手段に、もう愛情さえも湧いてくるわ。   


 ようは数字なんやな、Total: 5000人越えっちゅう~
 このうちのような弱小ブログにとっては、
 まさに半年に一度あるかないかともしれぬ、
 またとない超ビックなイベントになるわけなんやし・・・

 そのための数字を手堅く得るために、
 稚拙に仕組まれたブービー・トラップなんや・・・

 みんな~よう聞きや~騙されたらあかんで~、
 ましてや更新のクリックなんて、プチっと絶対押さんといてや~っ、
 ほんまやで、ポチっとな・・・なんて仏心出したらあきまへんで~っ ^^; 


 ふぅ~、こんだけ警告しといたらもう大丈夫やろうけどな (謎)


 では次回、後半『続・その後のマリエくん』で、パイルダー・オン!! 」   ←マジン・ゴーが先だろ!




 ※ せっかくですから、美しい紅葉の中で佇んでいる仲良し3人組のショットをパノラマサイズでどうぞ w  

Posted by くれない at 15:56Comments(4)闇の黙示録編 第一部

2008年12月03日

続・その後のマリエくん

さて、前回の告知にあった通りに前半の「その後のマリエくん」に続き、
その後半、「続・その後のマリエくん」をここにお届けします。


 

 ※ 突如として、マリエくんの前に姿をみせたこの新キャラクターの正体とはいったい・・・?


・・・別段、前半読んでなくても、あんまし後半に影響もないので、
それほど問題はないです (謎)  ←おい!

まぁ、できれば連続で読んでもらう方が、
よりわかりやすいのではないかと思いますけどね ^^; 


ではでは・・・引き続き、後半をじっくりお楽しみくださいませ。
 


・・・そうこうとあわただしくも、
の特別突撃取材班が帰っていなくなったと思いきや、
またしても、ミュージアムでくつろいでいるマリエくんのところに、
新たな来訪者がやってきたのだ。 


それは凛々しいまでのオーラをまとい、
眩く映えるピンクの制服に身を包み、
マリエくんの眼前に堂々と立っているその姿は、
どこかしら威圧感さえもあり・・・

パっとみただけで性格なんて、
かなりきつそうだとわかるような風貌だし、
これはもう只者ではありえないなぁ~、
と納得してしまうくらいの強い印象力を持つ、
・・・ひとりの見知らぬ女性だったのである。

 
その彼女の名は・・・「ゾラ」といい、
実はむらさきのところで創設期から一緒に、
封印を解析している主任研究員であるのだ。


 

 ※ この堂々とした態度ひとつで、並みの男であれば震え上がって、逆らう事すらできなくなるだろう。


むらさきとは彼のヨーロッパ研修時代から面識があり、
3年前、封印研究所立ち上げの際に、
彼自ら「是非に!」と、直接スカウトに行って口説き落とし、
遥かイタリアから呼び寄せたやり手の封印研究者なのである。

あの口やかましいアイリス女史でさえ、このゾラには一目置いていて、
まるで姉のように慕っていると言われている逸材でもある。

知識も経験も豊富で・・・博識もあり、
また医師の免許なども有しており、
各方面に多様な才能を持つ実力者で、
その行動においては、およそ欠点などないようなのだが・・・


しいて挙げるならば、極度の男嫌い。。。であるということだろうか、
だからといって百合の嗜好であるわけでもなく・・・って事らしいが (謎)

 (そういう意味でも、アイリスがとても安心できる部分であり、
 愛しいむらさきを盗られるという心配がまったく必要ないのである。)


その噂のスーパー・ウーマンである、ゾラが今頃いったい何用で、
この平穏に暮らしているマリエくんの元を訪ねたのであろうか・・・?


 ゾラ 「はじめまして、あなたがミス・レイナね・・・わたしの名はゾラ

 むらさき教授のところで主任研究員をしているものよ。」


 マリエ 「はぁ、どうも・・・お名前は聞いたことあります。

 なにやら、すごいやり手の主任さんがいてはるって・・・

 それで、あたしになんのご用です?」


 

 ※ 着用しているピンクの白衣(表現に無理が w )も実によく似合っているが機能重視で愛用とのこと。


 ゾラ 「そうね、ずっと前から、あなたについて興味があったのだけれど、

 封印の研究が忙しくて、なかなか自分の時間もつくれなくってね。


 やっとこうして、会いに来れたのよ。


 お会いできて嬉しいわ・・・マリエさん、
 直接会ってお尋ねしたい事が、たくさんあったのよ。

 ・・・これから聞いてもらえるかしら?」


 マリエ 「そうですかぁ、まぁ少しくらいやったらかまいませんけど、

 あたしもあんまし時間ないよってに、手短にお願いしますわ。」


 ゾラ 「えぇ、わかったわ・・・では、早速始めるわね。」


そんな感じで、あまり感情もださずに淡々と、
主任研究員であるゾラはまるで事務処理的に、
マリエくんに封印管理人としての役割について、
聞きたい事、知りたい事を理路整然と問いかけ、
嵐のような質問責めにし、その受け答えをすばやくメモして、
ひとしきり質問して満足したのか、
気がつけばもうその姿を忽然と消していたのだ・・・


 マリエ 「・・・なんや台風のような人やったな (謎)

 お礼にって高級なお茶菓子詰め合わせセットを、
 いくつも持ってきてるんは、さすがやったわ。

 あたしのことはリサーチ済みってことなんやわなぁ w


 ほな、せっかくやし、とっておきのお紅茶でも入れていただこかな ♪ 」


どこかしら、ちょっとのん気なマリエくんであった・・・


ゆっくりとお茶の時間を楽しみ、
時折、なにかしらモノづくりの作業をしながら、
のんびりと午後をすごしていたのだが・・・

日も暮れ始めた夕方になると、
今度はまたもや別の来訪者が新たに、
マリエくんを訪ねてやってきたではないか。   


 
 
 ※ 見事な真紅のロングヘアーをたなびかせて、可憐な乙女がいまニセコに舞い降りた。 


その相手とは・・・そう先ほどのゾラと同じく、
むらさき封印研究所に所属しているあの留学生のサフランである。

マリエくんとは、来日初日に紅葉のまばゆい森林で偶然に出会って、
一緒に写真を撮ったりお茶したり・・・と、それ以来になるわけだが。。。


いまはモザイク・グラスで世話になってるという事くらいは、
すでにマリエくんの耳にも届いていたであろう。


 サフラン 「ご挨拶が遅れて、すみませんです・・・

 あの時は親切にしてくださり、ありがとございました。

 おかげさまで、日本にもちょと慣れてきました。」


 マリエ 「おぉ~っ、サフランやんか~ ♪

 来てくれたんやぁ、こっちこそ訪ねていかんかって、ごめんやで・・・

 短い期間に日本語もごっつぃうまなったなぁ~さすが才女やわ。

 まぁまぁ、そんなとこ立ってんと、こっちきて座ってや。

 ちょうど頂き物のお菓子もようさんあるし、一緒にお茶しよか www 」    


目の前でニコニコと可愛く笑うサフランをみていると、
なんだかマリエくん自身も幸せそうな笑顔になってしまうようだ。


 

 ※ ようやく日本の新しい環境にも慣れてきて本来の笑顔を取り戻しつつあるサフランである。


年齢的にも少しばかり下になるサフランは、
マリエくんの年代からしてみれば、
まるで歳のはなれた妹のように思えてしかたないらしく、
慣れない日本で苦労しているのではないかと、
ついつい余計な世話を焼きたくなるようである。


 マリエ 「そういえば、さっきな、ゾラさんって主任さんが、

 ここに来とったで・・・なんやらいっぱい質問してご満悦で帰りはったわ。」


 サフラン 「おぉ、ゾラ主任がですか・・・あの方はすごい方です。

 むらさき教授も、主任のことは信頼していますし・・・

 わたしもいつかは、あぁなりたいと心から尊敬してます。」  


 マリエ 「そうなんや、そんなにすごいんか・・・あの人、

 たしかに、なんかすごかったわ・・・ようわからんけども、

 なんかめっちゃすごかったな ^^; 」 


いまいち、何がどうすごいかはよくわからないが、
とにかく、なんかすごかったのだろう・・・という事だけは伝わった。


サフランの話では、いま住んでいるところは、
すぐ周りがうら若き男性陣だらけで、
ちょびママさんがいて守ってはくれるけど、
やはり、なんだか緊張してしまう毎日だとか・・・

それと封印の研究生として日本に来たけれど、
想像以上に、高度というか・・・この極東において、
これほどハイ・レベルな調査、実験が行われていた事に、
少なからずもショックを受けて、
またそれ以上に感動した事などとか・・・


 

 ※ 互いに心を許したからなのか、おしゃべりが止まらなくなった様子のふたりであった。


どこにでもいそうな十代の娘さんらしい一面もみせてくれたりと、
マリエくんもいたく感銘してしまったようである。


 マリエ 「よっしゃ、わかった・・・いつでも、ここに遊びにおいでや。

 なんやったら、いまからすぐにでも、ここに住んでかまへんよ。

 このマリエさんがサフランの為やったら、きっちり面倒みたるさかい。

 ど~んと、大船に乗ったつもりで任かしといたらえぇよ。」

 
・・・とまぁ、ここぞとばかりに、
その男気(謎)をみせてくれたマリエくんなのでした。 

結局、その日はふたりで盛り上がってしまったのか、
マリエくんのミュージアム遥か上空にある、
普段はあまり使用されてないらしいスカイの寝室で、
一緒のベッドに入り込み、夜遅くまで何やら語り明かしたらしいです。


普段は平穏に過ごしていると思われるマリエくんであるが、
その日ばかりは、なにかと来客も多くていつもよりずっと忙しく、
まるで、盆と正月に加え、クリスマスまで一緒にやってきたかのような (謎)
そんな目まぐるしい1日であったのでした。


・・・おつかれさま&おやすみ w 



                                                          ・・・つづく。




 

 ※ 自室にて、何やら意味深なことを考えているゆーいちくんをすっぱ抜いてここに掲載しておこう (謎)


 ナレーション 「あららら・・・、番外編ってのは軽~く、

 ちょちょいっと書けるから重宝するのであって、

 こうも長くなると、全くお気軽感などありませんね~ ^^;  
 (読んでくれてる方も・・・また書く方にもね w )  

 ・・・ってことで、
 ふたつに分けて公開してもいいくらいの、
 すんごい量になってしまいましたので~、
 当初の予定を大幅に変更したしまして、
 前後半の2つに分けまして時間差でupすることにしました。 


 ここの言霊さんもほんと、読めないわぁ・・・ w


 前半の取材編は思いつくままにささっと書いたもので、
 後半のふたりの来訪者編は、先にSSも撮ってあり、
 すでに頭に構想らしきプロットがあったものです。

 
 いや~っ、ほんま物語って思うようになりませんよねぇ。。。


 メインである闇の黙示録編本編の方は、
 放置状態で道草食ってばかりですが、
 番外編といいながらも、これも同時刻で起きてる話なので、
 見方を変えれば、こちらも立派な本編ですよね ♪ 


 ・・・ということで、次回こそは本編である書きかけのまま放置だった、
  『帰ってきたあいつ !?(後編)』 を完成しupいたしまして、
 あの続きをば、読者のみなさんの下へ、
 お届けしたいなって作者も思っているようですので~っ  ←やっとかよ!


 また懲りずに(・・・できれば毎日でも ♪ )覗いてやって下さいね www


 それでは、次回もこのブログでファイヤー・オンだ!! 」  ←マニアちっくな人に聞いてみよう ^^;  




 ※ 「帰ってきたあいつ !?(前編)」から3回に渡って待ちぼうけをくらい途中ずっと休憩中なお二人さん。  

Posted by くれない at 18:57Comments(4)闇の黙示録編 第一部

2008年12月06日

帰ってきたあいつ !?(後編)

 

 ※ 1号の熱い視線を知っているのか知らないのか・・・男くれない、只今やっと帰って参りました!!  ^^;


 ナレーション 「大変ながらくお待たせいたしました !?

 ・・・さて、ついにあいつが、あいつが~っ、

 このモザイク・グラスに帰ってきたんです。。。

 それでは、さっそくその模様をご覧くださいませ w 」


時刻はもう日も暮れかかった黄昏時、
バーのカウンター内で営業に備えて、
ひとり忙しく仕込みの作業に専念していたちょびママさんの目に、
いつからそこにいたのかわからないが、
見慣れぬ3輪バギーと2人組のカップルが、
モザイク・グラスの店の前に立っているのが映った。


 

 ※ いっきに扶養家族が増え、なにかと忙しくなったちょびママさんの麗しいエプロン姿である。


 ちょび 「・・・間違いない、あのふたりは !?」


当然、よく見なくても・・・どちらにも見覚えがあったのだ。

ひとりの女性の方は、不思議な感覚もあるだろうが、
ちょびママさん(の・・・もちっと若い頃?)にそっくり生き写しだったし、
もう一方の男性の方は、いっときの間とはいえ、
自分がいろいろと面倒をみてた男だったのだから・・・


 ちょびくれない1号・・・まぁ、あんたら帰ってきたのかい!」 

 
 1号 「えぇ・・・。」


 くれない 「あぁ・・・ただいま、ちょびさん。」


 ちょび 「なにそんなとこで、つったってんのさ、さっさとあがっておいで。」   


 くれない 「・・・うん。」

 
 ちょび 「・・・ったくもう、それならそれで事前に、

 連絡くらいしてくればいいのに、何も用意してないよ。

 ・・・そうかそうか、戻ってきたか、

 ふっ、またやかましくなって困るね~ (謎)」


 
 
 ※ 見た感じ、1号の方に変わりはないが・・・くれないは無精ヒゲ姿にまた髪型を変えたようである。


久しぶりに帰郷した我が子に会ったような感じで、
ちょびママさんはちょっとテンションもあがり、
若干パニくってましたが・・・、
いや~さすがはプロフェッショナルというか、
・・・身体の方は頭とは裏腹に、
着々と今宵のパーティーの準備を進めていたのです。


 ちょび 「あんたらが急にいなくなって何年だっけ、

 ここも最近だけど、若いもんが増えてね~、

 なんだか、大家族みたくなったよ・・・

 そだ、ちょうどあと2部屋、空きがあるんだよ、 

 顔出しただけってことじゃないなら、

 またここで一緒に住んだらいいよ、そうしなって・・・」


 くれない 「そだな、・・・迷惑じゃないなら、

 またしばらくの間、ここで世話になるとするか。」

 
 1号 「そうね、そうさせてもらおうかな。」


こんな懐かしい?やりとりがあり、
いつもに増してモザイク・グラスは、
あわただしい夜を迎えようとしていました。


そこに、もう帰り支度をすませた小紅ローズマリーが、
3階の探偵事務所から降りてきたのです。


 

 ※ ついつい、じっくりと相手を観察してしまうのは、小紅もやはり探偵さんなんでしょう~ w  ←職業病ね


 小紅 「あら、そこにいるのはくれないくんじゃない、帰ってきたのね。

 ・・・でも、随分と雰囲気かわったね、

 外見だけじゃなくて、なんだか別の人みたいな感じがするわ。」

 
 ローズマリー 「おかえりなさいませ、くれないさま、1号さま

 ・・・息災でおられましたか?」


 くれない 「相変わらず、きついな小紅は・・・

 あぁ、ローズマリー、ただいま~。

 なんとか元気にやってたよ。」 

 
 1号 「ただいま。」    


 ちょび小紅たちも、これから用事ないんだったら、

 ちょっと手伝い頼まれてくれないか?

 2階の連中たちにも声をかけてさ、

 あとでちょっとした紹介もしたいし。」


 

 ※ いつも、小紅に影のようにつき従い、愛情のこもった気持ちで接してるローズマリーなのであった。


 小紅 「他ならぬ、ちょびさんのお願いじゃ、

 聞かないわけにはいかないわよねぇ、ローズマリー。」


 ローズマリー 「そうですね、では、ちょびさま・・・

 なんなりとお申し付けをどうぞ。」   


 ちょび 「うんうん、ありがと w

  さて、忙しくなるわね・・・ええっとね~。。。

 ってあんたらは今夜のお客様なんだから、

 どっかその辺にでも座っておくか、

 あれだったら、この辺りを散策してきたらいいよ・・・」


 

 ※ 久しぶりに会う、自分の分身ともいえる1号の姿を感慨深い思いでみつめるちょびママさん。


・・・と、結局はなんだか体よく追い出されてしまったくれないであったが、
一方の1号は、自ら志願して宴の準備を手伝うことにしたようだ。


ひとり時間を持て余してしまったので、
退屈なくれないは仕方なく・・・、
その辺りを、ぶらぶらと歩いて時間を潰す事にした。


とぼとぼとモザイク・グラスの裏手を歩いていると、
ビーグル犬チョビ太郎♂に連れられて散歩から戻ってきた、
謎の青年ゆーいちとばったり出会ったのだ。


 チョビ太郎♂ 「わん、わんわん!」


 くれない 「よう相棒、元気だったか・・・またよろしくな。」


 チョビ太郎♂ 「うぅっ・・・わん!」


 

 ※ かなり寒さも増してきたが、まだあちこちで紅葉が楽しめるモザイク・グラス周辺であった。


 ゆーいち 「ん?・・・知り合いなのか、チョビ太郎。」

 
 くれない 「キミは、もしかしてモザイクに住んでいる人か?」


 ゆーいち 「ええっと・・・いま世話になっています、ゆーいちと言います。」


 くれない 「そか、ゆーいちくんと言うのか、すごくいい名前だな w 

 俺はくれない、以前ちょびさんとこで世話になっていたもんだ。」


 ゆーいち 「・・・たしか、小紅さんたちと一緒に探偵してた方でしたよね、

 お名前とその逸話みたいなのは聞いたことあります。」


 

 ※ チョビ太郎♂に連れられての散歩だけが朝夕の日課となっている記憶喪失の青年、ゆーいち


 くれない 「・・・ふっ、逸話ときたか、あんまし良い方のじゃないっぽいな。

 どした、チョビ太郎・・・ずっと連絡もしなかったんで、怒ってるのか?」 


 チョビ太郎♂ 「うぅぅぅっ、わん、わんわん!」 


 くれない 「悪かったよ、この埋め合わせはいつか必ずすっから、

 ・・・もう機嫌直して勘弁してくれってば ^^;」  


 

 ※ このふたりの間にだけ伝わるものが、何かきっとあるのかもしれないですね・・・ (謎)


 ゆーいち 「・・・ふ~ん。」 


そんな出来事の間にも、モザイク・グラスでは急いで、
くれないたちの「おかえりパーティー」の準備が進められており、
キッチンは、さながら戦場の如く殺気立っていた w


ある依頼によって調査に出かけていたりんどうも、
夕暮れ遅くになると戻ってきて・・・、
そのあわただしい様子を見たとき、
いつもとは比較にならない凄さに、
ちょっとビビってしまったらしい (謎)


 

 ※ ・・・で、そんな修羅場をお見せするのも何なので、普段の可憐なイメージ映像をお楽しみください w 


そして、ちょっぴり偏屈のしゅろはと言えば、
またいつものように・・・。
自分の部屋にじっと閉じこもりっきりで、
仕事でもある創作絵本の執筆に、
ひたすら勤しんでいるみたいだ。


ちなみに、この頃サフランはどうしているかというと、
実は、研究所にはもういなくて、
ニセコにあるマリエくんのミュージアムを、
ちょうど訪ねてる時だったのだ・・・
故に、今夜はもう帰っては来ないということになるのである。

 ( 詳しくは前回の、「続・その後のマリエくん」:参照のこと ) 


 

 ※ たとえそこが修羅場といえども、自分のペースを乱さないで、いつも冷静沈着な小紅さんであった。


連絡があり、結局、お泊りになったサフランと、
宴が大の苦手なしゅろをのぞいたメンバーで、
今宵も豪華な宴会が催されたわけなのだが・・・


長旅の疲れもあるだろう事と、
みんな次の日も忙しいとの理由で、
もう日付が変わる前には、
自然と解散というかたちになった。


先ほどもあった通りに、
まだ空き室であった2階の5号室には1号が、
6号室にはくれないが間借りするという事になったようである。


・・・さて、これにてやっと主要レギュラーたちもようやく出揃い、
さぁ~どっからでもかかってきやがれ!って状態になりました (謎)


これから先、どのような展開が待ち受けているのでしょうか?


このまま平穏なありふれた日常を、
くり返していく日々がただ続くという事は、
おそらくありえないでしょうからね。


 

 ※ 作者もお気に入りのモザイク荘:住居人部屋割り配置見取り図(改)である・・・只今満室です ♪ 


現在の仲良しゴッコ的な毎日に終止符を打つのは、
いったい誰の手によってなのでしょうか・・・


そう、それは誰にでもに可能性があり、
・・・またそれが今後、
複雑に絡み合うという事も否定できません。

ついに、長い沈黙をやぶり、この均衡が崩れ去るときが、
もうそこにまでやって来ているのです。



それでは・・・次回、彼らの上に急展開をみせることになる、

とある奇怪な事件が勃発するのですが。。。



                                                          ・・・つづく。




 ナレーション 「・・・やっとっすか、毎回それなりに新展開はしてるとは思いますが。

 まぁこの闇の黙示録編というのに相応しい内容ではなかったですけどね ^^;  


 でも・・・そんな事を素直に信用することはできませんなぁ~ ♪ 
 ( 毎度毎度、決まってノー・プランだと調査済みだしねぇ。。。) 

 これまでの苦い経験から学んだ結果、言葉通りに待っても、
 あとでこっちが哀しい思いするだけってわかってるものなんでっ w


 ・・・何はともあれ、何かしらの急展開があるということだけ、
 すこしは話が先に進むということなのでしょうなぁ (謎)


 ではでは、期待しないようにしつつ、次回へとフェード・イン!! 」  ←エコーはないのか、エコーは? 



 ※ 約1名、次の日、特に何の予定もないヤツがいましたとさ・・・ガンバレ!負けるな!! ゆーいちくん w   

Posted by くれない at 09:21Comments(2)闇の黙示録編 第一部

2008年12月09日

イケメン・リポーター、ロボの独占スクープ !?

ども、衝撃のこそっとデビューからはや数日・・・  ←「その後のマリエくん」:参照のこと

やや反響もあったのですが、
またもや作者の悪い病気がはじまりまして~、
このイケメン・リポーターくんが、
ひょっこり参入することになりました www 

 (・・・はたして、彼は見事にレギュラー化するでしょうか~っ ^^; )




 ※ その青いまっすぐな瞳に映るものは何か、それは真実を追い求めるものだけが知っているのだ。


このキリっと凛々しい顔立ちの彼の名前は・・・、「ロボ
まだまだ新人でかけだしの雇われリポーターでしかありません。


別段、局に正式に所属するわけでもない、
フリーの立場ですのでなんら先の保障もなく・・・

現在の仕事は、地元に密着した取材活動をしつつ、
主にグルメコーナーのリポートなどを担当していて、
いま若い奥様たちを中心にぽつぽつと、
ようやく人気が出始めたという頃でしょうか・・・ (謎)


しかし、内には熱い正義のジャーナリズムが、
炎と化して燃えさかっているに違いありません。


そんな、彼の元へ突如舞い込んできた一本の電話があったのです。


なにやら、特別な情報を提供したいと言っているではありませんか・・・

とても怪しい話なので少し躊躇ったのですが、
その相手の声にとても安心できるものを感じ、
では一度会ってみようと・・・思い立ったわけです。


3日後に控えたヨーロッパへの取材旅行の準備もそのままに、
彼は、それをリークしてきた人物へ直接会うために、
某simにあろという某現場へと取り急ぎむかったのでした。




 ※ えぇ~っと、この後ろ姿は・・・たしかにの記憶喪失青年にみえますなぁ~髪型いっしょだし w
 

いまは表面上、大きな事件もなく・・・
つかの間の平和を謳歌しているのですが、
数年前にあったと言われている一連の封印に関する事件について・・・

自分もジャーナリストの端くれとして、
並々ならぬ興味を抱いているのですが、
あの事件の中心となったモザイク・グラスに関係したメンバーについては、
・・・これは公にはなってないのですが、
その動向に関しては現在も実はとても注目されているのです。


そんな中、最近とくに活発な動きをみせているのは、
通称:モザイク荘と呼ばれているモザイク・グラス2階にある居住区で・・・

また新たな若者達が、注目の渦中にあるあのモザイク・グラスへと、
我知らずか続々と集まってきているというのです。


その中のひとりに、記憶喪失の青年、
・・・ゆーいちと呼ばれている若者がいるのですが、
その彼について、何やら奇妙な噂がささやかれているのです。


そう、あちらこちらで、ゆーいちとおぼしき人物が、
時刻を同じにして数箇所に現れるとかいう都市伝説のようなもので。。。


・・・真意のほどは定かではないのですが、
目撃例も多くあながち虚偽の話ではないというのが、
もっぱらの評判になっていたのでした。




 ※ み~どり~の中を走り抜けてく~真っ赤な、PORSCHE ♪  ( ・・・だめだ、歳がバレちまうぞ!)


そこに今回は、な、なんと・・・
自分もそのゆーいちと呼ばれるもののひとりである!

・・・と言う方、ご本人から直に電話連絡を受けて、
某simの某場所で秘密裏に、
落ち合う約束にこぎつけたというわけなんですよ。


その条件としては、ロボが単独で・・・
「誰にも言わずに必ずひとりで待ち合わせ場所にくること」という事でした。


それを守るために・・・、
~幸い昼からのスケジュールにも空きがあった~ことなので、
会社には午後からの有休願いを届けて、
こっそりと単身、約束の場所へとやってきたのでした。


はやる気持ちを押さえ、ひとりで待つこと十数分・・・


このだだっぴろい待ち合わせ場所の、
遥かその地平線の彼方から、
轟音をとどろかせ1台の真っ赤なスーパーカーが、
こちらに向って疾走してくるではないですか・・・ !?




 ※ やはりまだ新人であるため緊張がかくせず、若干固くなっているのがよくわかるロボ・突撃リポーター。


その真紅のスポーツカーから降りてきた男は、確かに・・・
モザイク荘の住人であるあのゆーいちと、
後ろ姿などはそっくりであったのですが。。。

近くでみるとかなりの大男で、ゆうに身長は2mをかるく越え、
ひょろっと長身ではあったが、衣服の下には鍛えられた無駄のない筋肉が、
備わっていることをうかがわせる何か底知れないものがあった。


イメージ的にはケンシロウか、
ターミネーターかといえば、わかりやすいのかもしれないです。


互いに初対面ということもあり、
やや緊張のはしる中、
さっそくロボは目の前に現れたの大男に対して、
突撃取材を敢行してみたのだった。


 ロボ 「・・・あ、あなたがわたしに連絡をくださった方ですね 

 はじめまして、ジャーナリストのロボといいます。

 本日は、お呼びいただいきまして誠にありがとうございます。」


 謎の大男 「あぁ、そう固くならなくていいよ、俺は・・・そうだな、デューク

 そう、デュークとでも名乗っておこうか、こちらこそよろしくな。」


 ロボ 「で、では、早速本題に入りたいのですが、わたしに連絡くださったあなたの目的は、

 ズバリ何なのでしょうか?・・・お聞かせいただけますか?」


 デューク 「ずいぶんストレートに直球勝負なんだなぁ・・・まぁいいさ、

 話が早くていいな、どこぞの誰かみたいにあぁ回りくどいのはいかんしな。」




 ※ 車から降り立ったその大男は、その身体に似合わず屈託なく笑うのだが・・・少ししゃくれていた (謎)


左手には自前のマイ・マイクを持ち、
腰のベルトにつけてあるボイスレコーダーのスイッチをONにして、
ロボは一言も聞き漏らすまいとし、
これから始まる話に熱心に耳を傾けたのだった。


 デューク 「率直にいうぞ、実は俺は人狼なんだ・・・

 俗にいう狼男とはまぁいろいろ違うんだが、

 いまここで説明するには時間が無さすぎるから省くけどもな・・・


 それで、それだけならまだしもよかったんだが、
 何の因果か・・・吸血鬼、つまりヴァンパイアでもあるって話でな、
 そのおかげなんだろうが、もう数百年間もの長い年月を生きてきたんだよ。」 


 ロボ 「・・・じ、人狼であり、かつ・・・きゅ、吸血鬼でもあるですって !?」


思いもよらないデュークの言葉があまりにも衝撃的で、
不慣れなロボは絶句し、その場で硬直してしまった。


普通であれば、「これは担がれた!」

・・・で終わってしまう話なのだが、
目の前にいるこの大男のデュークをみていると、
それがただの狂言ではない・・・と感じてしまう何かがあったからだ。


 ロボ 「そ、それで、デュークさんはわたしに、どうしろとおっしゃってるのですか?」


かろうじて、己のプロ根性を奮い立たせ、口からやっと言葉を搾りだしたロボであった。  


 デューク 「そこなんだよな問題は、俺の方もこの素性だ・・・

 あまり世間におおっぴらに注目を集めてしまうのは、

 絶対に、避けたいことだしな・・・

 これまでにも封印の研究者とやらをはじめ、
 なにかと追われてコソコソ逃げ回ってた事もあったし・・・

 何より、そっとしておいて欲しいってのが俺の本音なんだけどな。」


 ロボ 「それはたしかに、封印の関係者以外でも・・・

 あなたのような稀有な存在を知れば、
 そっとしておくようなことはありませんよね。。。」


 

 ※ 記事に載せる写真はこれにしてくれと自ら持ち込んできたのがこのSSである、ちとはにかみ顔ですな。


 デューク 「まぁな・・・それもなんだかもう慣れたといえば慣れてるんだけどもな。

 まさか、この日本くんだりまで来て・・・

 自分と似ているという理由だけで、
 追っかけまわされるとは思ってもみなかったがな。」  


 ロボ 「・・・そうでしたか、それでわたしに何かできることがあるのですか?」


 デューク 「うむ、そこなんだけどな・・・

 俺の素性をキミがメディアをつかって公表してくれてかまわない。

 俺は、そっくりさんなどと言われ、
 追いかけられるくらいなら、
 真実を知ってもらった方が気が楽なんだ。

 それに、あのゆーいちという若者・・・

 見た目だけではない何かがある・・・俺にはわかるのさ。」


 ロボ 「えぇっ!・・・そ、それは本当ですか?!

 でも、いったいあの記憶喪失の青年にどんな秘密があるというのですか !?」 


 デューク 「それはまだここでは言えないな・・・

 キミがこれからも協力してくれるというなら、

 おいおいと話してやってもいいけどな~、
 どうだ、この話に乗ってみるか?」


 ロボ 「たとえどのような驚きの内容であっても・・・

 真実をお伝えすることが、このわたしに課せられた、
 ジャーナリストしての使命です。

 わかりました・・・この事実を世間に公表し、
 あなたとゆーいちという青年がまったく関係ないということを、
 記事にすることを約束します。」


 デューク 「そうか、よろしくたのむ・・・

 ただそこの編集長や局長がそう素直に首を縦にふるとは思えないけどな。」    


 ロボ 「そこは、わたしが・・・

 この燃えるジャーナリズム魂にかけても食い下がってみせますよ!」


 デューク 「生憎いまは新月でな、いますぐに狼になることは無理なのだが・・・

 また次回、日がよければお目にかけることもあるだろうよ。

 吸血鬼の力をみせるって言ってもキミに噛み付くわけにもいかないしな w」


 ロボ 「そ、それは、謹んでご遠慮させていただきたいと思います。」


 デューク 「では、俺はこれで失礼する・・・

 ロボ
くんの気持ちはわかったから、
 たとえうまくいかなくても、そこは問題ではない。

 あとはキミに一任したよ。。。」


 デューク 『・・・たしか、ちかくに伯爵封印があったはずだよな。

 あとで挨拶だけでもしておくか、また怒らせると難儀だし・・・ (謎)』


後半の方は、なかば独り言っぽくつぶやいたので、
人間であるロボの耳には届いてなかったようである。
    

 

 ※ また新たな決意を秘め、何か大きな仕事へ立ち向っていこうとする漢(おとこ)の姿がここに・・・。


ほんの短い間の会合であったが、
若さ溢れるロボの熱い気持ちを揺さぶるものが、
そこにあったことには間違いない。

彼はこの先、社会から抹殺されてしまうかもしれないけども、
己の正義を貫き通してくれることだろう・・・


それに数日後には単身ヨーロッパに渡り、
あのアイリス博士との対談も控えているのだ。

ちなみに、・・・その際の費用はすべて、
かのマルゴ財団から支出されるという話であり、まったく太っ腹である ^^;


まぁしかし、彼の独占スクープ記事が世間に発表されるのかどうかは、
この時点ではまだ誰にもわからないことであるのだが・・・。


                                                          ・・・つづく。



 ナレーション 「初登場のSSからは想像もできない顔で颯爽とやってきました。

 期待の大型新人、燃えるジャーナリスト魂・・・突撃リポーターのロボくんです w 


 契約してる局をクビになってしまう可能性もあるわけだし、
 またフリーランスで仕事をする破目になるやもしれません~っ。。。


 せっかく、イケメン・グルメリポーターとして、
 ちまたで奥様方に人気を博してきたというのにねぇ w  ←それじゃだめじゃん! 


 それともうひとり、自称、人狼でありながら、
 吸血鬼でもあるというデュークという大男・・・

 伯爵となにか関わりがあるという点においては、
 どうやら話しに信憑性が出てまいりましたね。


 すべてが嘘八百でデタラメということではないらしいですなぁ ^^;
 

 なんか吹っ切れたようにキャラが雨後のタケノコよろしく、
 後から後から出てきて、それに輪をかけてあちこちに、
 また意味不明な伏線を張っておりますが・・・

 このまま次回、闇の黙示録編・第一部完!・・・とかなんとか言って、
 永久に続きがはじまらないという事も充分かんがえられますなぁ (謎)


 ではでは、恒例の挨拶・・・飛べ!ジャイアント・ロボ!! 。。。『マッシ』」  ←それ挨拶いわんだろ!  

Posted by くれない at 06:30Comments(0)闇の黙示録編 第一部

2008年12月09日

祝!1周年記念でおめでとう w

・・・ということで、本日めでた~く、
いわゆるレズディってやつを無事に迎える事ができました。  ←正確には2度目の1周年? (謎)


これもそれも、ひとえに皆様方の熱いご支援の賜物であると、
かように思い、また感謝しておる次第です w
 



 ※ 普段あまり顔に表情をださない小紅もこのように素敵な笑顔で祝ってくれておりますです www


・・・常日頃、いろいろとお世話になっている人たちに、
面と向って、なかなかお礼をいうことはできませんが、
この場を借りて申し上げたいと思います。



 「いつもいつも、支えてくれて・・・ほんとうにありがとう。」



ではでは、毎度ながらの回りくど~い文章に、
反省の意味も込めまして、
超短~い・・・この特別編をお楽しみ下さいね ♪ 
 



 ※ それは店番をしていた小紅の前に突如現れた・・・超巨大なバースディ・ケーキであったのだ!! !


 小紅ちょびさん、どうしたのこんな大きなケーキ、

 何かお祝い事でもあったっけ?」


 ちょびママ 「何いってんだよ、今日はあんたらの・・・お祝いじゃないか w 」  


 小紅 「あっ、そうか・・・もう1年になるんだね。。。

 最初なんて、まったくINもしないで放置してたくらいだし、

 なんか1年なんてあっという間だよね。」 


 ちょびママ 「そうね、すぎてみればそういうものよ。」   


・・・しばし、感慨深くそれぞれの想いにふける小紅ちょびママさんであった。




 ※ これはけっして、百物語をしてるわけではないので、そこんとこくれぐれもヨロシクなのじゃ ^^;

 
せっかくということなので、
暗幕を張り、灯りを暗くし雰囲気をだしてみることにした。


そして、いままでに起きた様々な出来事を、
女ふたりしてゆっくりと話し合ったのである。


 ちょびママ 「なんもしてやれんけど、

 あんたに似合うと思ってさ、

 この紫色のコート買っておいたんよ。

 ・・・あとで着てみるといいよ。」 


 小紅 「まぁ、 いつもよくしてもらってるじゃない、

 ・・・こちらこそ何もしてあげれてないわ。」


 ちょびママ 「ふっ、そんなことはいいのさ。」 


 小紅 「ね、それより、さっきから気になってるんだけど、

 このケーキずっと小さくカタコト揺れてると思うわない?

 ・・・気のせいじゃないわよね。」 


 ちょびママ 「そうね、・・・考えられることと言ったらただひとつ !?」 


 小紅ちょびママ 「こらーっ、ゆーいち!! ! 」 



ふたりの名探偵の聡明なる推理とおりに・・・

この超巨大なバースディ・ケーキをくりぬいて、
中に隠れ潜んでいたゆーいちが、
息も絶え絶えになって・・・命からがら飛び出てきましたとさ~、ちゃんちゃん www 



                                             ・・・また次の1年へと、つづく。



 ナレーション 「最初は、短くまとめようと抑えつつ書いているようですが、

 中盤を越えますとのってくるのでしょうなぁ~ (謎) 


 後半に進むにつれて、SSとSSの間が、みるみる離れてゆきますな w 


 できるかぎり読みやすいようにしていきたいその気持ちだけは、
 お理解してもらえますと~励みになります ♪


 ではでは、恒例の~あれです。・・・チェーンジ・スイッチ・オン、1・2・3!! 」  ←ギル、ギルギル!




 ※ ほんのちょっぴりだけど、大人になった小紅を・・・これからも、どうぞ暖かく見守っていてくださいね。  

Posted by くれない at 09:13Comments(2)闇の黙示録編 第一部

2008年12月09日

モザイク荘

さて前々回、デュークとの非公式な対談に、
いまだ興奮冷めやらぬ様子のロボであったが・・・

その彼が出した結論のひとつが、
”もっと多くの情報を集めねば!”・・・であった。


 

 ※ つねに、正義とはなにか?・・・力が正義なのか、いな違う!と自問自答をくり返すロボであった。


そして、その彼がとった行動はといえば、
このまま午後の休暇を有効につかうため、
渦中のモザイク・グラスへ・・・

あのの巣窟、モザイク荘へと・・・

なんとアポなしで単独直接突撃取材するというものであった。


 ロボ 「・・・ここだな、わたしも資料ではみたことあるけど、

 実際来るのは初めてになる、あぁ、緊張の瞬間だ。」


なにやら己自身にいい聞かせるようにつぶやき、
おおきく息をすって深呼吸をして、
準備万端で、取材を試みることにしたのだ。


 

 ※ モザイクを訪れた記念にと、タイマー機能を使ってひとり写真を撮影するロボ・突撃リポーター。


高鳴る胸の鼓動をおさえ、いざ突撃取材開始!と、
あたりの様子を伺ったみてたが・・・

いっこうに人の気配がしてこない・・・

1階フロアーだけでなく、2階の居住区も・・・

3階の探偵事務所、展示スペース、さらに露天大浴場までもが、
もぬけの殻なのであった。


今日という日に限って、このモザイク・グラスには、
人っ子一人、誰もいなかったということなのである・・・ !?


 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


こうして、決死の覚悟で挑んだという、
ロボのアポなし単独直接突撃取材は、
見事空振りの結果に終わったのだった。


・・・意気消沈したロボはその夜、やけ食いしたという話である (謎)


                                                       ・・・つづく。


 ナレーション 「ふっ、認めたくないものだな・・・・・・

 自分自身の若さゆえの過ちというものを・・・


 まぁね、若いうちはいろいろあるって w

 いまじゃなきゃできない事もいっぱいあるからさ、
 それが青春ってもんだよ・・・ロボ ^^;


 負けるな、ロボ!・・・がんばれ、ロボ!! ・・・くじけるな、ロボーっ!! !


 ではではまた。。。出てこい、シャザ~~ン♪・・・オホホ、オホホ、ホォー !?」   ←放置で w   


 

 ※ 実は、ロボがきていたその模様を少し離れた小高い場所から伺っているある人影があったのだ。


・・・こ、この姿はいったい?!


これこそまさに決定的瞬間ではないでしょうか!!


いつものあのゆーいちが、
瞬時に闇色のゆーいちへと変貌してるではありませんか (謎)


これが以前、本人がいっていた、
「記憶がなくなってる時」 の出来事なのでしょうか?


すべて信じるか、信じないかは・・・あなた次第です。  

Posted by くれない at 23:27Comments(0)闇の黙示録編 第一部

2008年12月18日

伯爵の耽美な午後

今年も残すところもうあと僅かばかり、
みなさんは如何お過ごしだろうか・・・

急展開目前の本編をこれまたおいといて、
その後のあの方・・・そう伯爵について、
少し語ってみようと思い、ここに筆を執りました。


 

 ※ 伯爵クラスのヴァンパイアともなると、日光の下であろうとなんら問題はないのだ。


以前もお話ししたと思うが、
伯爵封印というのは、
外から施されたものではなく、
内から・・・伯爵自らの力で、
行われている、けっこう稀有なものである。


それ故に、伯爵の気まぐれで、
ひょっこりと我々の住む通常空間へと、
行き来し来訪してくることもあるのだ。


無論、封印の中からでも、
ある程度以上の干渉は可能なわけだが、
それは、ほとんど必要のないことなのである。


ここに、その証拠になるであろう、
伯爵の写ったとみられる数枚のSSが、
某有名ブログに掲載されていたので、
ちょっと無断で拝借し、
加工したものを紹介してみよう。  ←おい!


 

 ※ 伯爵的には、2つ目のミニドラマ、「・・・想い出の場所」というのがお気に入りだそうだ (謎)


この後姿はたしかにあの伯爵のものである。


これは封印管理人に任命している、
マリエくんの公開生放送ラジオ (ver.1.5)を、
お忍びで見に行ったときに激写されたものだろう。


・・・ってか、変装もしないいつもの格好で、
参加する伯爵伯爵なのだが・・・ ^^;


とはいっても、SLでは普段からそれぞれが、
コスプレなどを楽しむ傾向があるため、
こんな妖しい姿でいても、
別段、怪しまれることがないためだと思われる。


今回は・・・、
マリエくんの労をねぎらうということで、
特別な事例なのかもしれないが、
案外、普通にこの姿のまま、
いきつけのカフェなどでゆっくりしている場面に、
ばったりと遭遇するかもしれない。。。 (謎)


みなさんも見かけたら、勇気を出して、
気さくに声をかけてみるといいだろう。

よほどの失礼なことがない限り、
ガブリ!と噛みついてくることはないはずだ ♪


 
 
 ※ え~っと、このタイトルと今回の内容はあんまり関係がなかったですねぇ~・・・えへへ ^^; 


伯爵とは呼ばれているが、あの方は
貴族の中の大貴族・・・実際にはの王なのであることだし、
・・・意外と気前よく、
興味深く面白い話を披露してくれるかもしれないぞ。


なお、耽美な伯爵についての情報なんかは、
あのイケメン・ジャーナリスト、ロボに教えてあげれば、
飛んで喰いついてくるネタなのかもしれないなぁ・・・ w 



                                                       ・・・つづく、



 ナレーション 「本当は、当初の予定でしたら、

 伯爵のもとを訪れるデュークとの場面を、

 ちょこっと書くつもりでしたが・・・ 


 右肩並びに右手首が痛いのと、やたら眠いので、
 どばっと省きまして、
 こんな感じのショートショートになりました w 

 書き出すと、それなりに筆は進むのですが、
 書くまでの時間が異様にかかってしまいます・・・ ^^; 

 
 果たして、年内に急展開する本編にかかれるのでしょうか~ (謎)


 ではでは、己への戒めも兼ねまして・・・、『まだまだだね』」    ←何の王子様じゃ!  

Posted by くれない at 22:37Comments(2)闇の黙示録編 第一部

2008年12月23日

マドモアゼル・アイリス

 

 ※ すぐ横にドーバー海峡を見渡せる、雄大な敷地面積を誇る世界屈指の封印研究施設である。


もう間もなくクリスマスだ・・・特に何もないのだが、
どこかしら浮かれた気分になるのは何故だろう~。。。わかんない w


では、久方ぶりの本編である、闇の黙示録編をお送りしましょう。


さて・・・日本では、モザイク荘を中心に、
続々と新旧キャラたちが集まってきているが、
ひとり遠くヨーロッパに交換留学へと旅立ったアイリスはと言えば、
いったいどこでどうしていることだろうか・・・?


ここはフランスの中心地である・・・
芸術の都、または、花の都といわれるパリより、
少し北西にはなれた海に面した郊外にある、
マダム・マルゴの巨大な私設封印研究所、通称:「ブルー・シャトー」である。

このブルー・シャトーには、
世界中から選りすぐりの封印に携わる研究者らがあつまり、
日々、いろいろな実験や検証が繰り返し行われていた。


 

 ※ 施設内には、あらゆる設備も整っており、世界各国からの迎賓を招く事も可能なのである。


かくいうあのアイリス女史も、
りっぱな実験室と有能なスタッフをあてがわれて、
いそがしい研究漬けの毎日をすごしていたのだった。


そんなある日、世界中を飛び回って留守がちなマダムより、
急遽、直々に呼び出しを受けたのだった。


 マルゴ 「お忙しいところ、お呼びだてしてごめんなさいね。

 アイリス博士、・・・折り入ってお話というほどでもないのだけれど。」 


 アイリス 「ご用件を伺いますわ、マダム・マルゴ。」


 

 ※ ゆったりとグラスの中の液体を楽しむかのように、マダム・マルゴはくつろぎながら話しかけてきた。


 マルゴ 「博士がこちらに来ていただいて、もうずっとお休みもとらないので、

 ・・・あたくし、心から心配しているのですよ。


 なので、ぜひとも休日をとっていただこうかと思って、

 日本よりある方に来ていただく事にしましたのよ・・・


 あのモザイク・グラスのオーナーであるちょびさんをご招待しましたの。


 ちょうどいま、こちらで用意したチャーター機で向っておられる最中かと。」


そういいながら、マダムはグラスの中身をおもむろに飲み干した。


 

 ※ 鮮烈な赤い服のマダムとは対照的に、科学者然として白い衣装を身にまとったアイリスである。


 アイリス 「まぁ・・・ちょびママがここへ。」 


 マルゴ 「それと、なんでも、博士に直接取材をしたいという、
 
 日本の報道記者からの申し入れもあって・・・

 続いて来仏してくるとの報告も、聞いておりますわ。」 


それは燃えるジャーナリスト魂をもつ、あのロボのことであったが、
アイリスとて何の面識もなかったので、ただ頷くしかなかった。


このちょっと前にあった、
ロボモザイクへの突撃取材空振りの裏には、
実はこういう事情もあったのです。


あの時点でもうちょびママさんはマダムの要請を受けて、
留守を小紅ローズマリー、そして、1号に頼み、
祖国日本を離れ、遥かフランスへと機上の人だった訳なのです。


 

 ※ 大人しくはしてるといえ、やはりどこか高慢的な態度がつい滲み出てしまう素直なアイリス (謎)


 アイリス 「いろいろとお気遣いありがとうございます・・・マダム

 これでまた研究に向けての大きい励みになりますわ。」 


 マルゴ 「あたくしとて、博士には特別に期待しておりますのよ w

 ・・・どうぞ、英気を養ってくださいね、マドモアゼル・アイリス。」


若き天才科学者といわれるアイリスにとっても、
ここで確実に成果を挙げておき、
あの愛しいむらさきに恥をかかさぬように・・・

いや、褒めてもらえるようにしたい女心もあって、
よりいっそう熱心に取り組んでいたのである。


マダムにとっては、その辺りの内情にも実は詳しくて、
このアイリスと入れ替わるようにして、
サフランを送り出したこともおおいに関係があったのだ。


 

 ※ アイリスが去ったあと、ふたたびグラスをとり、ひとり妖艶に微笑する絶世の美女・・・、マダム・マルゴ


・・・さらに言うと、マダムむらさきの元に送り出したのは、
サフランがはじめてではないのである。


そうあの主任研究員である、ゾラも・・・

彼女も、表向きにはほとんど知られてはいないが、
マダムの子ら学園の前身であったとある施設の卒業生だったのだ。


このマダム・マルゴという人物は、
これと睨んだ研究施設には、
何年も前から自分の手駒を送り込み、
ひそかに情報を収集していたのである。


・・・これまでのことからも、
マダムの裏の顔が、ぼんやりながらみえてきたと言えよう。


では、そのマダムの真の目的とはいったい何なのでしょう?


それこそが、この闇の黙示録編の、
深い「」の部分にあたるものなのです・・・


 

 ※ まるで・・・さも満足したかのように、椅子に深くもたれて、グラスをいっきにあおるマダムであった。


そして、次回もさらなる急展開が、
みなさんをお待ちしていると思います。


ようやく走り出したこの列車は、どこへと突き進んでいくのでしょうか (謎)



                                                        ・・・つづく。



 ナレーション 「おぉ~なんだか、いろんな事が露呈してきましたね。

 いや~っ、マダムゾラなんて、最初っから怪しいって思ってたけどさ~  ←おいっ ^^;


 続く次回も、このパリ郊外を舞台にまた何やら事件が勃発しそうな予感っすねぇ。 


 さて、今年も、もう残り1週間ほどになりました・・・

 はたして、年内に本編は次のステップへとすすめるのでしょうか~?  ←ないっぽいな。


 それでは、どちらさまもお身体にお気をつけて、

 またここでこの時間にお会いしましょう w


 ではでは・・・、アポロンヘッダートラングーレッガー。。。合身!ダーイアーポローーーン!! 」  




 ※ 大きくせり出したテラスに降り立ち、遥か遠くに想いを馳せるマダムの思惑は如何に?  

Posted by くれない at 23:31Comments(0)闇の黙示録編 第一部

2008年12月24日

ちょび・ザ・スカイ・ハイ

 

 ※ モザイク・グラスもすっかりクリスマス仕様になり、準備に追われながらの一休みちゅう ♪
 

どもっ!・・・クリスマス・イヴっす、枕元にでかい布袋おいとくんでヨロシク  w   ←悔い改めよ!


・・で、今宵はイヴということもあり、
うちのシステムではかなりめずらしいことですが、
連続して本編をお届けするという暴挙に出てみました (謎)  ←天邪鬼なのね。


それではさっそく、前回の続きからお楽しみ下さいませ~。


・・・といいつつ、時間を少し前のモザイク・グラスへと戻しまして、
ちょびママさんのこれまでの動向をおいかけてみましょう w 


 

 ※ いくらそっくりでも髪の毛の色が違うだけで、雰囲気もガラリとかわりますなぁ・・・


それは思ってもみなかった申し出であったと言えるだろう。
突如、ちょびママさんのところへ舞い込んできた、
とんでもないクリスマス・プレゼントは・・・

アイリスのいる研究施設へ遊びに来ませんか?」というものだった。


もちろん、その送り主はあのマダム・マルゴであり、
旅費を含めてかかる費用はすべて、
マダムの方で用意するという破格のお誘いであったのだ。


新たに、モザイク荘にも住人が増え、
いそがしい毎日であったが・・・

その場に居合わせた小紅をはじめ、ローズマリー・・・そして、1号も、
「ここのことは私達に任せて、是非行ってきたらいいよ。」と、
後押ししてくれたのである。


 

 ※ いつも小紅を立てて控えめなローズマリーであるが、怒らせると・・・実は超怖いのだ (謎)


それにちょうどタイミングよく、
くれないも帰ってきていたので、
ちょびママさんのガードとして、
一緒に渡仏することになったのだった。


マダムの手配は流石というか、なんというか、
ジェームズ・アルダソン国際空港と提携して、
専用の特別チャーター機を乗り入れて待機し、
こちらのモザイク・グラスまでは、
そのジェームズ機長自らが運転をする、
豪華なリムジンで送迎にくるといった充実の内容で、
・・・何もかもが用意周到といえる配慮がなされていた。


道中、ちょびママさんが困らないようにと、
専属の秘書やメイドたちも数名連れてきているという、
この手の凝りようには、一同も唖然としたくらいだ。


 

 ※ マダム・マルゴ私設軍隊所属の自家用音速ジェット機、その外観とは裏腹に・・・実は武装もしている。


そうして、うながされるまま・・・
ちょびママさんと、闇ガードくれないを乗せた特別チャーター機は、
一路、ヨーロッパはパリ郊外にあるブルー・シャトーへと飛び立っていった。


この旅立ちに関して、小紅ローズマリー1号以外は、
それぞれ出払っていたりするので、
戻ってから知ることになるのだが・・・


たとえば、こんな日に限ってなのだが、
ゆーいちチョビ太郎♂はサフランに依頼され、
むらさきの研究所を訪れており、
なにやら実験のお手伝いをしていて、
このことを知らないでいた。


 

 ※ 仕事柄気になるのだろうか、ついつい備え付けてあったお酒とかチェックしてしまうちょびママさん。


りんどうはと言えば、これまたゾラの依頼を受け、
とある遺跡の調査に協力をしている最中であった。

そして、しゅろなのだが・・・
数日前から、また高熱を出して寝込んでおり、
ときおり1号が様子をみに行くといった具合である。

厳密にいうと人間ではない1号については、
あの唯一心を開いているちょびママさんに酷似しているということもあり、
気難し屋のしゅろも、あまり緊張することなく接してられるようだ。


では、話を先へと進めよう・・・


 

 ※ 機内はかなりゆったりしていて、快適な空の旅が期待できそうだが・・・ちょっと緊張気味だね~。


闇ガードくれないをそばに従えて、
空の旅を優雅に楽しんでいるちょびママさんは、
この機内においても超VIP待遇で、
およそ文句のつけようもない扱いであった。


食べるものや飲み物はもちろんのこと、
身につける装飾品や家具に至るまで、
ちょびママさんの好みを知り尽くしたセレクトでもてなされ、
かなりご満悦の様子であった。

それは、まるで正月クリスマスお誕生会が、
ぜんぶ一緒にやってきたよりも豪華だったことだろう。


 

 ※ 依頼主に安心を与えるのも、闇ガードに課せられた重要な任務のひとつである。


・・・しかし、何故、アイリスの休日のお供にと、
このちょびママさんが選ばれたのかと、
疑問に感じると思われるが・・・

実は、ふたりはとても仲がよかったのである。

タイプは違うが、はっきりものをいうところとか、
とても自尊心の高いところなど、
けっこう共通点も多くみられ、
何気に気が合うといった間柄であったのだ。


 

 ※ 軽快なトークで場の空気を和ますことも、一流の闇ガードにとってはお手のものなのだ。


むらさきのことに関しても、強敵小紅に対抗するべく、
ふたりで共同戦線を張るなどして、
互いに協力関係でもあったりして、
の熱い友情がふたりの間に芽生えていたのである。


いまのところ、まだまだ小紅の圧倒的有利な状況は、
まったくかわっておらず、あまり効果はでてないのだが ^^; 


そういう経緯(いきさつ)もあり、
ちょびママさんも久しぶりのアイリスとの時間に、
心弾んでいたし、またアイリスにとってもそうであろう。


そんなちょびママさんを、このくれないは静かに見守っていた。


 

 ※ 飛び立ってから時間もかなりすぎ、退屈になったのだろうか・・・うろうろと落ち着かない様子だ。


とても楽しそうに笑うちょびママさんを、横目に、
時折目をふせて、なにやら考えごとをしているようにもみえる。

・・・どうやら心配ごとがあるようだ。


順調に空路をすすんで、
ユーラシア大陸を突っ切っていったのだが、
地中海がまもなくだというその時、
どうやら悪い予感は当たってしまったようだった。


音速で飛ぶジェット機を、突如激震が襲ったのである・・・


そして、ぱっくりと口を開けた、
暗雲立ち込めるの異空間へと、
そのまま吸い込まれるようにして、
跡形もなく、姿をかくしてしまったのである。


 

 ※ いったい、どんな世界へと繋がっているのだろうか・・・そして、その先に待ち受けるものとは。。。 !?


それは、一瞬の出来事であった、
ちょびママたちをすっぽり飲み込んだ異空間は、
また再び閉じられ、もう二度と開く気配などなかったのだ。


・・・あとには、何事もなかったかのような青い空があるだけで。。。



                                                  ・・・つづく。




 ナレーション 「・・・だから言ったじゃないか~っ ^^;  ←言ってないぞ!

 ~ったく無事にすむわけがないんだよなぁ。。。  


 ましてや、誘拐されキャラNo. 1の名誉に輝くちょびママさんだよ、

 なんもない訳がないってことですわ w


 いくら闇ガードとして、あのくれないがついているとは言え、
 飛行機ごともってかれたら、ちょっと対処できないよね~うんうん。  

 ・・・前回の予告では、
 あのブルー・シャトーで何か起こると予想してたんだけど、
 そこに着く前に起きちゃいました。。。てへっ ♪   ←てへっじゃねえよ!!


 う~ん、本編の続きはもう来年になるかもしれないですね~ (謎)

 いつもの番外編外伝、及び、特別編はあるかもですが www 


 ではでは、シュパッシュパッーと・・・行くぞ!変身!! サイボーーーグ1号♪」   ←オメガクロス!


 

 ※ まるで、なにが起こったかを全てわかっているような・・・物憂げな表情のマダム・マルゴである。  

Posted by くれない at 23:59Comments(6)闇の黙示録編 第一部

2008年12月25日

クリスマスの夜

ども、本日はクリスマスですよね~みなさん w

イヴイヴ、イヴ・・・そして、クリスマス当日と3日連続のupに、
こそっとチャレンジしておりました。。。 w   ←3連荘の本編は断念したけどねぇ ^^; 




 ※ モザイク・グラス:オーナーである、ちょびママさん・・・モザイク荘の大家さんでもあるのだ。 


本編においては、
またもや行方不明になったっぽい、
このちょびママさんですが・・・

周りにいる、超越した能力を有する人たちと違い、
あくまでも一般ピープル代表の貴重な存在で、
まぁ何かとトラブルに遭遇してしまう役どころなのですが ^^;

彼女がいることで物語に深みができているのではないだろうか・・・


本当なら、今夜はモザイク・グラスでみんなと一緒に、
楽しいクリスマス・パーティーを開催していたはずだが、
物語の都合上、またもやあんなことに巻き込まれてしまった次第である (謎)


いや~、申し訳なく思いはするのだが・・・、
こうしないと話が先にすすめないので、
ご了承していただくしかないのであ~る。


 

 ※ 性格はハッキリしていて思ったことをつい口にしてしまうクセがあるが、たぶん悪気はないと思いたい。


このちょびママさんが特殊能力をつかうところを、
みてみたいと思うそんな気持ちが、
具現化したのが、アンドロイドちょび1号であり、
今後、どのような能力を発揮してくれるのか・・・

みなさんも是非一緒に、ご覧になっていただきたいと思います。


では、これからの闇の黙示録編における、ますますの急展開にご期待ください。



                                                       ・・・つづく。



 ナレーション 「聖なる夜に、こっそり捧げました今回のこの企画・・・

 一部には、『ちょっとは読みやすくなったよ』 とのご意見もあって、

 それなりに、日々変化していくものだなぁと感慨深くもあります。  ←うんうん


 また次もこうして、みなさんとお会いできますように・・・祈りつつ。


 ではでは・・・、風よ~光よ~っ。。。たぁーーー!忍法獅子変化!! 」   ←ライオン丸見参 ! 
 



 ※ またしても囚われの身になっているであろう、ちょびママさんへ・・・敬意を表して、メリー・クリスマス ♪  

Posted by くれない at 22:22Comments(2)闇の黙示録編 第一部

2008年12月29日

熱き血潮

やぁ~・・・今年もあと数日、やり残したことはどうだい?

えっ、俺はどうなんだ?・・・かだって、
そりゃもちろん、やり残したことだらけだぜぃ w   ←だめじゃん! 


 

 ※ 忙しい撮影の合間、余裕のこの笑顔でキラリン・・・なにしろヴァンパイアは歯(牙)が命なんだし~ ♪ 


では、さっそく・・・急展開中の本編、第11話 「熱き血潮」を紹介するとしよう。


前回、第10話のあらすじだが、ちょびママさんとくれないらを乗せたジェット機が、
地中海を目前に、突如としてその消息を絶ってしまったというものだった・・・


すぐさま、マダムのもとには、所有する私設軍隊から、
「突然、レーダーから消えてしまった」との連絡があり、
急いで調査隊を編成し、その辺りに派遣しつつ、

アイリスをテラスへと緊急に呼び出して、
事の顛末を報告しようとしていたのであった。


 

 ※ あまりに突然の出来事に、普段冷静なアイリス女史もそのショックを隠しきれないでいた。


 マルゴ 「ごめんなさい、博士・・・まさか、こんなことになるなんて、

 あたくし、どういって謝ればいいのか言葉がみつからないわ。」


 アイリス 「いいえ、マダム・・・ジェット機ごとレーダーから忽然と消え去るなんて、

 通常では考えられませんわ、これは何者かによる謀略に違いありません。

 くれないがついているとの事なので、 万が一の心配はないと思うのだけれど・・・」


 マルゴ 「あたくしが、ちょびさんをご招待しなければ・・・こんなことには。。。」 


 アイリス 「それより、マダム・・・ 私も急ぎ現地に参りたいのです。

 この目で確かめたいこともありますし、連れて行ってはいただけませんか?」


 マルゴ 「たやすいことですわ、至急ヘリを用意させます。

 博士は出発のご準備をなさって屋上のヘリポートでお待ちくださいな。」


そうして、アイリスが早々と飛び立った後、マダムは自室に戻り、
いつものグラス片手に、椅子に腰掛けていた。

 


 ※ はたしていったい、この妖艶な美女、マダム・マルゴの真の目的とは何なのだろうか・・・


・・・深くため息をついて、
そして、何かを決心したかのようだった。


彼女は、不可思議な能力を使い、
ある場所と空間をつないで・・・

遠話というのか、テレパシーとでもいうのか、
そこにいるとある男に自室にいながらにして、
直接、声をかけたのである。


 マルゴ 「・・・聞こえているわよね、くれない。。。

 いえ、厳密にいえば、くれないじゃないくれない・・・

 といった方が、よろしいのかしら。」


 くれない 「・・・あんたが、マダム・マルゴか?」


 マルゴ 「えぇ、そうよ・・・あたくしがマルゴよ。

 あなた、ボルドの手のものよね・・・あのこ元気なのかしら。」
  



 ※ なんと、遠話の相手は、くれないであった・・・しかし、くれないであってくれないでないとは !? (謎) 


そこには、突如としてジェット機ごと消息を絶ったはずのくれないが、
頑丈な石でできた高い塔の一室に幽閉というか軟禁されているではないか・・・!


一見したところ、機内にいた時とかわりない様子で、
怪我などもおってないようである。


 くれない 「あんたのことは、マスターボルドから聞いている。

 くれぐれも信用するな、もし邪魔をするようなら排除してもかまわんとな。」


 マルゴ 「まぁ・・・あのこったら、そんな哀しいことを言うだなんて、

 あたくしは、あなた方の敵などではないわ。。。むしろ味方なのよ。

 いつだって全面的に協力できる体勢でいるというのに・・・」


 くれない 「白々しいことを・・・それよりも、ちょびママを、どこへやったんだ!

 彼女になにかあってみろ、俺はあんたを許さんぞ!! 」  


このくれないの異様なまでの熱き想いには、鬼気迫るものがあった。

闇ガードとしての任務なのからか、
それとも、別の強い何か思い入れでもあってのことなのか・・・




 ※ そんな熱いくれないとは対照的に、マダムは冷静沈着に届いたばかりの資料に目を通していた。


 マルゴ 「そうなの・・・あなたは遺伝子的には、くれないそのものなのね。

 ただ、ある時期のくれない本人から派生した、クローン人間なのだというだけで・・・。」


 くれない 「・・・っく、何を言っている、俺がくれないだ。

 ・・・本物も偽物もないわ!」


 マルゴ 「・・・そう、あのセント・ライラ号のときに、ボルドくれないの遺伝子を採取したのね。

 魔神の如き強さを手に入れる前の、大魔王と化していたアイリス博士に、

 かるくあしらわれていた、あの覚醒もしてないときのサンプル体なのだわ。」


マダムの読み上げた衝撃の内容は、本当なのであろうか・・・?

このような驚愕の事実が、その報告書にはかかれていたのであろうか!!

    


 ※ それは、このくれないすらも知らされてなかった内容なのであろう・・・彼から表情が消え失せていた。


 くれない 「・・・な、何を根拠に、そんなでたらめを言うのだ!!

 やはり、マスターの言うとおりだな・・・油断ならん相手だ、マダム・マルゴ

 俺は、自由にやらせてもらう、邪魔立てするなら容赦はしないぞ!」


 マルゴ 「あたくしの研究所の報告は、確かなものよ、認めたくないことなのでしょうけどね。

 あなたの遺伝子も調べさせたけれど、データはけっしてウソをつかないのよ・・・

 人間とはちがってね、そうでしょ?・・・覚醒前のくれないクローンさん。」


 くれない 「・・・ふっ、そうか、あやうくあんたの術中にはまるとこだったな。

 俺は、ちょびママを探しに行かせてもらう・・・もう一度言う、邪魔をすれば容赦しない。」


 マルゴ 「まぁ・・・すごい気迫ね、それほど大事なのかしら?

 あのただの人間でしかないちょびさんが・・・どうぞ、好きなようにしてもらって、かまわないわ。

 あなたの石牢のプロテクトは外しておくわね、それに、ちょびさんはちょうど反対側の塔のてっぺんよ。

 囚われの姫を助け出す騎士(ナイト)ってことかしら・・・とってもロマンチックだわねぇ。」


最後の方はもう聞いていなかったくらいの、
ものすごい勢いで・・・

先ほど、クローンといわれたこのくれないは、
ちょびママさん目指して、
石牢を飛び出していったのである。

 


 ※ この妖しく微笑を浮かべるマダムと、あの謎多き人物・・・ボルドとの因果関係は何なのだろうか。


 マルゴ 「うふふ・・・たとえ、目標が近くにみえてはいても、

 そう簡単にこの研究所内を移動することはできないわ。  

 まぁ、せいぜい、がんばってお姫様を救い出すことね・・・ナイト様。」


 マルゴ 「それにしてもボルドったら、このあたくしをこんなに楽しませてくれて、

 本当に悪い子だわ・・・うふふふ、悪い子ねぇ・・・お仕置きしないとダメなのかしら。。。」 


風雲急を告げるが如く、事態が二転三転していく中・・・

どこか嬉しそうに、独り言をいい、満足げに微笑むマダム・マルゴであった。


・・・では、いったい本物のくれないはというと、
いま、どこでどうしているのであろうか?。。。またしてもである。



                                                         ・・・つづく。




 ナレーション 「がっび~ん。。。3年ぶりに帰ってきた我らが主人公、くれないが・・・

 実は本物ではなく、なんとクローンだったなんて~~~っ !? 

 
 いや~たしかに、あのヒゲはあやしいとは思っていたんだよなぁ~ ^^;   ←そこだけかい!


 まぁまぁ、マダムの報告書が必ずしもすべて事実とは限りませんので、
 まだこの先に、なにやら裏があるかもしれないですからね w 


 この物語は何事もうかつに信じてはいけません・・・ (謎)


 それと、マダムボルドの間には何やら因縁ともいえる接点があるということもわかりました。

 はたして、お互い敵対している相手なのでしょうか・・・それとも?


 ひとつわかれば、また2~3個と・・・新たな謎がでてきて、
 もうどうなってんだい、こんちくしょー!ですが。。。


 実は今回、年末恒例:夢のコラボ企画として、  ←以前いつ年末迎えたよ!
 次回の特別編冷たい暗闇」(チーフ作)と直接、連動しております。

 実際には、「冷たい暗闇」が完成してからこの「熱き血潮」を書き上げたので、
 むこうを読んでからもう一度、こちらを読み返すのもまた一考ではないかと思います。


 ではでは・・・時間差で公開される予定の特別編、「冷たい暗闇」にもご期待してもらって~っ、

 ある時は片目の運転手またある時は流しの歌い手しかしてその実体は…!」  ←多羅尾伴内




 ※ またしても誘拐が確定してしまったちょびママさん、その安否は如何に?・・・次回へと急ぐのだ!! !   

Posted by くれない at 15:33Comments(0)闇の黙示録編 第一部

2008年12月31日

夢 -ゆめ- ~想い出のあの人~

やぁ、いよいよ大晦日だな・・・。

この作品が今年最後の更新になるのだが、
本当に、この1年は特にいろいろなことがあったように思える。




 ※ 花の髪飾りが実によく似合うこの女性が今回のもうひとりの主人公で・・・名は「朱里」さんとしておこう。


この時代の俺は、あの魔王編闇の黙示録編から、
すでに数千年が経過した時代に生きていると考えてもらいたい。


本来なら、外伝闇探偵シリーズで語られるべき話なのだが、
ちょっとした気まぐれだと思って見逃してくれよな。



・・・それは俺がこの探偵稼業に手を染めるよりも前、
まだ闇ガードをしていたころの話だったと思う。


当時、まだ助手ではなかったマリエくんに連れられて、
ひまわりがたくさん咲いていた白浜にあるカフェに行ったんだ。


そこで彼女はそのカフェのオーナーとしていたってわけなのさ。


 

 ※ いまはもう記憶の中だけに存在する、とある雅なカフェで俺は彼女とはじめて出会ったんだ。


その当時の俺といえば、相棒チョビ太郎♂と共に、
闇ガードをするかたわら、某居酒屋でバイトしたりと、
その日暮しの気ままな毎日を過ごしていたのだが・・・


いつしか、その雅やかなカフェによく通うようになっていた。


そこにはけっこうな人数の男たちが、
このオーナーやスタッフさん(みな女性)を目当てに、
ひんぱんに通っていたように思う。


もちろん、女性の客も多くいたんだけどな w

 (・・・ちなみに、相棒に紹介される前に、ちょびさんと出会ったのもここだ。) 






たまに流し屋などの仕事をさせてもらったりしたのだが、
このオーナーである、朱里さんという人は、
その年齢の割には、ちょっと古い曲がお好きなようだった。



さて・・・このような思い出話をしていても埒が明かないよな。




 ※ これは可愛がっているスタッフさんが独立し、運営しているカフェに遊びにきてるところを写した1枚だ。


もちろん、当然の事ながら、
オーナーである彼女との間には何もなかった。


それは、カフェにくるひとりの客としての関係であって、
あこがれてはいたが、ただそれだけである・・・ (謎)


ライバルたちも多かったしな、いい思い出としておくことにする。



・・・その後、俺は紆余曲折を経て、
ヴァンパイアとして生まれ変わったので、
こうして何千年もの間かわることなく、
ずっとこの世界を見続けてくることができたんだ。。。




 ※ このSSも物語をつければ、何とでもとれるよな~たとえば、別れ話中とか ←つきあってもないだろ!


その間、これまでに何人かの ― 
( 生まれ変わりとでもいうのか・・・?)
― 彼女と同じ魂をもつ存在に、出会ってきている。


・・・ある時は、まだ少女の姿だったり、
またある時はもう成人していたりと、
出会うタイミングもいろいろだが・・・


あのおっちょこちょいなところと、
明るく他人をひきつける人柄は、
輪廻してもかわらぬものであったと言えよう。


そして、もうひとつ変わらないことは。。。


その度に、何故かカフェを営むことと、
・・・この俺との関係だった。


これはもう俺が生まれ変わらないと、
どうにもならない事のようだ (謎)


むこうは、無論さっぱり覚えていない事で、
逆に、こちらは記憶としてはっきり持ってるんだしなぁ。



・・・これは永遠に変わることがない「」なのかもしれない。




 ※ いまにも、~しそうな雰囲気だが、当然、それは妄想で実際は違う・・・まぁ、これも「」ってことで w 

  

Posted by くれない at 08:53Comments(2)闇の黙示録編 第一部

2009年01月01日

新年のご挨拶

ついに、新しい年になりましたねぇ~っ

みなさんは、いかがお過ごしでしょうか?




 ※ ひさしぶりに、侍(密偵)編の格好で、姿を見せた本物のくれない・・・本編ではいつ登場なのかな?


ようやく本編の方も、物語が進展してきたところで、
ますます目が離せなくなってまいりました。


この闇の黙示録編は、魔王編よりも登場人物がはるかに多く、
誰が誰なのか、よく把握できない状況ですが・・・ (謎)


できるだけわかりやすく描いていきたいと考えてますので、
がんばってついてきてもらえれば。。。と思います ^^;    ←何故、上目線だ !?
 


 ※ 初日の出をバックに挨拶用の撮影に挑むくれない・・・PCの環境が変わってちと緊張気味である (謎)


これまで登場してきた新旧キャラたちが、
敵味方にわかれて、どのような展開になっていくのか、
だんだん見えてきたのではないかと思います。


できるかぎり、みなさんの予想を裏切れるような、
おもしろい仕掛けができればいいのですが・・・


でも、ベタな部分が多々あるんで~。。。無理っぽいですね (謎)  ←ダメじゃん!




 ※ この姿もけっこういいかも・・・侍(密偵)編もちょっくら書くかな♪  ←ってか先に本編だろがー!!


・・・それでは、これからものぉ~んびりと、
ご自分のペースで、おつきあいしていってくださいね (謎)


それと、可能な限り柔軟な姿勢で対応していくつもりですので、
ご意見、ご要望等ございましたら・・・遠慮なく、どうぞ w


ではでは~っ、 ゴーリキショーライ!チョーリキショーライ!・・・チェスト!  ←ライジンゴー!! !




 ※ 下のコメントに呼応しての追加ショットです・・・実は横に打ち合わせ中のうちのチーフがいたりします。   

Posted by くれない at 22:30Comments(2)闇の黙示録編 第一部

2009年01月07日

ボルドの黒い野望

やぁ~っ、お正月もとっくにあけてしまったな・・・ w

新年のご挨拶」をして、ぼーっとしてたら、
チーフによるうちの解説&紹介ブログ・・・、
わたしのSS紙芝居(謎なし)」があっという間に、
3~4つと更新されていってるではないですかー !?  ←ボヤボヤしてるからじゃん (謎)




 ※ 彼もまた本編への登場は3年ぶりとなるのだが、闇の黙示録編の真の鍵を握るの人物・・・ボルド


それでは、さっそく・・・怒涛の急展開中の本編をお楽しみください。


ついに、あのマダムが何やら行動にでて、
この物語が大きくうねり・・・、ゆっくりと動き始めた様子をみせた。

それに呼応するかのように、
1号はこっそりとモザイク・グラスを抜け出して、
とある場所まで急いで出向いていたのである。


その場所とは・・・そう、あのボルドが構える巨大な城塞都市で、
通常の方法では、決して行き着くことなどできないようになっている極秘の所である。




 ※ 広大な中庭であろうか、その一角に陣取ったテーブルを挟んで、1号の向かいにはあのボルドが・・・!?


そうです・・・懸命な読者の方じゃなくても、
もうわかっていたと思われますが・・・♪  ←おい!

あのヒゲのくれない(クローン体)とモザイクに一緒に戻ってきたのは、
本物のちょび1号ではありませんでした。


セント・ライラ号に置き去りにされた悲劇のアンドロイド、ちょび2号だったのです。

番外編:「特別企画!ざ・にゅーかまー w」のSSをみれば一目瞭然ですね、「の人・・・?」の正体も w )


そう、彼女とくれない(偽)は、
共にこのボルドによって送り込まれた間者だったのです。



 
 ※ 2号をあたたかくみつめるマスターボルドと、久しぶりの再会に緊張する・・・可愛らしいちょび2号


 ボルド 「・・・おかえり、かわりなく元気でいたかい?

 キミがいないこの数日が、これほどにも寂しいって知らなかったよ。

 また会えてうれしいよ・・・美々。」


 2号 「こちらの方こそ、どれだけお会いしたかったか・・・あたしのマスター。」


ちょび2号には「美々ミミ)」という新しい名前がつけられていた。


どうやらそう呼んでいいのは、このボルドだけで・・・、
ふたりの間には何か特別な関係が築き上げられているようだった。

  


 ※ これは、ふたりが一緒にすごしてきた3年間の記憶の一部である、特に2号にとってはとても大切な・・・


 2号マスターちょびママに同行していた彼との連絡が途絶えました。」


 ボルド 「そうみたいだね、ついに・・・あのマダムが動き出したんだな。

 ・・・これで、むこうにはちょびママ、アイリス

 そして彼と、3人もの人質ができてしまったようだ。」 


淡々と事実だけを語るボルドに、何の焦りも感じられない。

まるで、くれない(偽)が拉致されることなど、
とっくに想定内だといわんばかりである。


いや、むしろ、やっと動き出したか・・・といった感じさえあるようだ。




 ※ セント・ライラ号に置き去りにされ、深く傷ついた2号の心をボルドは時間をかけて解きほぐしていった。


 ボルド 「でもこれでようやく、もうひとりの彼も動き出すだろうね。

 この数年間、いろいろと嗅ぎまわってたようだけど、

 彼ももうこれで、表舞台に上がらざるを得ないだろうから・・・」


 2号 「・・・本物のくれないですね、あたしの憎むあのくれないと、

 あたしにとっては姉妹でもある1号。。。!」


先ほどまで、ボルドにみせていた可愛らしい表情と一変して、
そこには憎悪に醜くゆがむ、もうひとつの顔が、
美々を・・・いや、2号を新たに包んでいたのである。

  


 ※ ついにその姿を現したこの物語のキーマンとなるマスターボルド、彼は何処へ向うというのだろうか!


また秘密裏に、別れを惜しむ2号モザイク・グラスへと戻し、
残された巨大な城塞都市の中でひとりたたずむボルドであった・・・。


彼とマダムの関係もまた気になるところであるが、
・・・今回はここまでにしておくことにしよう。



                                                    ・・・つづく。




 ナレーション 「やっぱりね~。。。ってとこでしょうな ^^; 

 番外編:「特別企画!ざ・にゅーかまー w」のSSのまんま、

 1号として帰ってきたわけだしねぇ・・・そら疑うってば ♪ (謎) 


 そこを知らんぷりで、今回まで貫きとおしたその厚顔を、

 逆に褒めてあげたいと思います www   ←いわないお約束でいいやんか。


 さて、次々と暴露されていくこの展開で、

 まだ隠されている事があるのでしょうか・・・?  ←そら、あるだろさ (謎)


 ではでは、次回また・・・、アイアーーーン・ショーック!」   ←霧の中からアイアン・キング!!




 ※ ボルドとの暮らしは美々にとって、かけがいのないものとして、その心に深く刻み込まれたのである・・・。  

Posted by くれない at 19:19Comments(0)闇の黙示録編 第一部

2009年01月10日

旅立ちのロボ・・・

4度目の正直、やっとのことで・・・ロボくん本編初登場です ^^;
 
さてさて、今回、熱血ジャーナリストの活躍はいかに。。。 !?


 

 ※ マダムの研究施設:ブルー・シャトー前にて、試し撮りの1枚を撮っているロボ、・・・その背後には?


ここ数日、めまぐるしく動いてるいろいろな事など、
まったく、知るはずもないロボは、
当然、事情も何もわからないまま・・・

マダムの用意してくれたチケットを片手に、
意気揚々と、ひとり飛行機に乗り込んでいた。


初めての海外の仕事ということもあり、
極度に緊張していたのであろう・・・

あまりにも周りが見えないでいたことは確かである。




 ※ 指定された一番前の席に座るロボ、・・・後ろの席には、何やらおかしな連中の姿もチラホラと (謎)


落ち着いてじっくり機内を見渡せば・・・

あるいは、認識できたかもしれないが、
いまのロボにそれを求めるのは酷だったかもしれない。


彼のすぐ後ろの席には、どこかでみたような、
着流し姿の侍のような人物もいる (謎)


それに、さらに後ろにはでかい男も・・・
こちらの人物については、
ロボも直接会っている訳だから、
目に入れば気がつくはずなのだけどもねぇ~ ^^;
 



 ※ マダム・マルゴの誇る、封印研究施設:ブルー・シャトー・・・ヨーロッパ一の、否、世界一の規模だ。


そして、不思議と何ごともなかったようで、
無事にロボは、空の長旅を経て・・・
念願の場所へと到着したのだった。


しかし、この広大な施設では、どこへどう行けば、
目指す相手、アイリスのもとへ、
辿り着くのか、皆目見当もつかず、
途方にくれていたのだが・・・

きちんと出迎えに、マダムの秘書だという女性が、
ロボを案内してくれるよう手配されていた。




 ※ 秘書に案内されながら、まるで迷路のような通路をすすんでいくロボと・・・すぐ背後のでかいやつ ^^;


いつかけたのか、わからないが・・・
ロボは黒いグラサンをしていた。

その態度も、機内にくらべると、
いくぶんか落ち着いてるようにもみれる。


・・・案外、本番には強いタイプの人間なのかもしれない。


そうこうしてるうちに、
ロボが通された部屋には、アイリスではなく、
この施設の主でもある、マダム・マルゴがいたのだ。


 

 ※ これまた巨大な応接室だろうか、先ほどの秘書も下がり、部屋にはマダムとふたりっきりになった。


 マダム 「遠いところ、遥々ようこそいらっしゃいましたね。 

 あたくしがここの責任者である、マルゴといいます。

 皆は、あたくしを『マダム』なんて呼んでますの・・・

 でも、せっかくお越しいただいてなんですけど、

 アイリス博士はいま出ていて、ここにはおりませんのよ。」


なんと、あのアイリスは不在だというでないか!

では、いったい、どこへ行ったというのだろうか・・・。


 マダム 「・・・なんて、回りくどい話は、

 もうやめていいですわよね?・・・偽の記者さん。」 




 ※ やはりこのでかい男は、あの自称:人狼のデュークではないか・・・いったいどうして彼がここへ?


 デューク 「・・・はじまったか。」


実は彼は、何かが起きると判断した伯爵の命を受け、
ずっと気配を消したまま、ロボの護衛を兼ねて、
はるばるヨーロッパまでついてきたという訳だ。

もちろん、伯爵の命令なので仕方なく、
この依頼を引き受けただけなのである。


本来であれば、もっとも来たくはない場所であったからだ。


何しろ、ここにはデュークを追い求め、
探し続けている封印研究者が山ほどいるのだから・・・




 ※ 一瞬のうちに、マダムの目の前の椅子に移動して、ぐいっと睨みつけるように座るロボ・・・ !?


 ロボ 「・・・まぁ、あんたを騙せるなんて、

 はなっから思ってなかったさ・・・マダム・マルゴ

 ・・・で、ちょびさんやアイリスをどこへやったか話してもらおうか。」


 マルゴ 「あら、かなり積極的なのね・・・坊や。

 あたくし、いま若いツバメに不自由していなくってよ。

 顔を洗って出直してくることをお薦めするわ、・・・闇ガードさん。」


当然、顔色ひとつかえることなく、
目の前にいる相手を見据えるマダムである。 




 ※ まるで何か応援でもするかのように、一心不乱に美しい旋律を奏で続ける人狼のデューク


 デューク 「その相手は、一筋縄でいく相手じゃないさ・・・どうでるんだ兄弟よ?」


こちらも当然であるが、いまのロボの正体を重々承知しているようだ。


・・・と、いつものごとく、
今回もここで唐突におわります・・・ではまた w


                                                      ・・・つづく。 



 ナレーション 「~って、明らかに誰なのかわかってるのに、

 まだ次回までひっぱるっちゅうんか~~~っ!!


 恐ろしいまでの貪欲やな・・・ (謎)  ←使い方が違うと思うぞ。  


 ではでは、次回もお楽しみに・・・たぶん、放置して番外編やけど www   ←おい!! !

 
 んじゃ、またここで会おう ♪ ~これジャングルの常識ウラー!! 」  ←ベッカンコかー !?
  



 ※ ロボがかってみせた事ない厳しい表情をするこの男、次回こそ、ついにその正体が明かされるのか !?  

Posted by くれない at 03:04Comments(0)闇の黙示録編 第一部

2009年01月10日

ゆーいちのお散歩絵日記

さてさて、緊迫する本編から目が離せなくなってまいりましたが w

ちょっと息抜きがてらに~
いえけっして、ネタが枯渇したわけではありませんぞ。。。
~だんじて、そのようなことは~・・・ (謎)   ←あるんだな ^^;




 ※ 諸事情により、PCの性能がよくなりまして。。。それに伴い、撮影するSSの精度もすんごいことに・・・


今回の番外編は、並み居る登場キャラでも特にが多い・・・

記憶喪失の青年・・・ゆーいちにスポットをあてまして、
ゆーいちのお散歩絵日記」と題してお送りしたいと思います ♪

(・・・いつものように、タイトルに深い意味はありません~ w )




 ※ チョビ太郎♂との散歩だけは欠かさないゆーいちであるが、無論、連れてってもらってる側であ~る。


冒頭のSSでもあったように・・・

ゆーいちは本人もわからないうちに、
色の皮膚をもつ姿などになってしまうことが多々あるのだ。

その間の記憶なども失っているらしく、
自分が変身していることすら把握できていないのである。




 ※ こうやって、ブランコに乗りながらも次の瞬間には変貌していたりと、どういう原理なのかはである。


いまのところ、周囲に実害はないみたいなので、
まぁ問題はないとも言えるが・・・  ←本当か?

あまり気味のいいものでない事は確かだよなぁ。

・・・ってか、ブランコにちゃんと座ってもないし、うっすら不気味に笑ってるし~ ^^;


よいこのみんなは、けっして真似しちゃだめだぞ。




 ※ 現在、唯一ともいえるゆーいちの理解者は・・・毎日の散歩の友、探偵犬チョビ太郎♂だけなのだ。


当然の事ながら、チョビ太郎♂は、
このゆーいちの不思議な変貌を一番目撃しているであろうが・・・

誰に報告するでもなく、ただ見守っているだけである。


まだ取り急いでの危険性はないという証拠なのであろうか?

傍から見るには、けっこうなラブラブぶりで、微笑ましいかぎりなのだが・・・ (謎)




 ※ ベンチに腰掛けて何やら難しい本を読んでいる時にも、こそっと変身していたりと、法則性はないようだ。


モザイク荘の住人たちの前では、まだ変身した・・との報告はないので、
こうみえても、実はT.P.O.を考慮してるのかもしれない。


よくよくみてみると、聡明そうにも見えてくるのが不思議だ。

 

おぉ~、これはちょび1号・・・もとい、
ちょび2号こと、美々ちゃんとの
ツー・ショットではないか !?

ゆーいちのこの満更でもない
笑顔が痛々しいが・・・

この服装からすると、
すでにボルドの元へと、
報告に行ったあとだと推測される。

久しぶりにマスターボルドに会え、
とても嬉しかったことだろう。

どうやら、2号の方から
誘ってのデートらしい・・・ (謎)

まぁ、実際は情報収集のために呼ばれただけだろうけども w


                                                        ・・・つづく。


 ナレーション 「・・・なんといいますか、神出鬼没というんでしょうか。

 このゆーいちに関しては、『へ~、そういうことがあるんだぁ~っ』 程度に、 
 
 記憶に留めておいてもらえれば・・・、いま現在、

 直接、本編には絡んでくる予定がありませんので問題はないかと w    ←おいおい!


 では 次回はぜひ本編で、レッツ・コンバイン!! 」 ←コンバイン・オッケー、コンバイン・オッケー。


 

 ※ って、おい・・・ここはマダム・マルゴの書斎だろ、なんでキミがここで主然として座っとるんじゃい !?

  

Posted by くれない at 14:00Comments(0)闇の黙示録編 第一部

2009年01月13日

ブルー・シャトーにて・・・ (謎)

やぁ~、チーフの解説ブログ「わたしのSS紙芝居(謎なし)
・・・の勢いに押されつつある今日この頃。

こっちも負けじと、急遽・・・連休特別企画として、
今回は、ブルー・シャトーの撮影現場に潜入してきたぞ w 


ある意味、これこそ完全に番外編なのである (謎)




 ※ ずらり揃った超豪華メンバーによる記念SSだけど、とりあえず同時に撮影できる人を集めてみた (謎)


まず中央に、でんと座っているのが・・・マダム・マルゴ

そして、むかって左から・・・ガーデニアロボくれない(偽)、デュークくれないキャンティとなっている。

あと、ちょびママとアイリスがいるのだが、
監禁中というか、現状同時にはムリなので割愛させてもらった w


キャンティ」に至っては、名前が登場するのは今回が初になるな ^^;
 
(・・・ロボを乗せた飛行機の機内に写ってはいるのだけどもね ♪)


これ以上、キャラ増やしてどーすんだよ!。。。
っていう声も聞こえてきますが・・・

だって新キャラつくるの楽しいし~  ←おい!


まぁたぶん、なんとかなるんじゃないかと (謎) 




 ※ さらに、スクープSSを・・・名前は「レディ」というらしいこの女性、髪形があの誰かにそっくりなのです w   

Posted by くれない at 08:05Comments(0)闇の黙示録編 第一部

2009年01月20日

救世主伝説

やっほーっ♪、やっぱり間になんか2~3回ほど、はさんじゃいましたぁ~ w
・・・まぁ前回の「キャラクター対比図」なんかは、それなりに好評だったらしいけどね (謎) 

では、さっそく・・・緊迫状態のままだった本編の続きにかかってくれたまえ! 




 ※ 姿そのものはロボなのだが、やはり雰囲気というか、表情がまるで別人なのがお解かり頂けるだろう。

     
闇の黙示録編・・・、その本編である第13話 「旅立ちのロボ・・・」で、
やっと到着したブルー・シャトーにおいて、
マダム・マルゴと直接対峙したジャーナリスト・ロボであったが・・・

どうやら、それはロボ本人ではなくて、
マダムもその正体に気づいているようであった。


・・・とまぁ、そんなところで唐突に前回の話は終了した訳なのだが。。。


では、あの直後から引き続き本編をお楽しみください。




 ※ マダムの正面にいたかと思うと、次の瞬間には背後にと・・・まるでかく乱するかの如く移動するロボ


 マルゴ 「あらあら、落ち着きのない坊やだこと。

 ・・・そんなに、あたくしが怖いのかしら?

 そちらから乗り込んできた割には、ずいぶんと期待ハズレだわ。」  


 ロボ 「・・・ふっ、いまあんたと真正面から事を構えるほど、

 俺は愚かではないってことだよ、マダム・マルゴ。」 


ピン!と緊迫し、張りつめる空気の中、
マダムロボの姿をしたものたちのやりとりは続く・・・。




 ※ 他のキャラを寄せつけないほどの圧倒的な存在感をもち、妖艶といえる美しさで迫るマダム・マルゴ


 ロボ 「あんたがついに行動に出た理由を言ってやろうか。。。

 あのむらさきが先ごろ発掘した巨大なの“封印”がそうだよな? 

 ・・・あの古い伝説に残っていた“救世主”の封印ってやつだ!! 」


 マルゴ 「うふふ、そういえば闇ガードさんの本業は、探偵さんだったかしら。

 ・・・コソコソと嗅ぎまわるのは元々お得意なのよねぇ~。 

 それで変装ゴッコもお好きなようだけど、推理小説の読みすぎではなくって?」


なんと、古(いにしえ)の伝説にある「救世主封印」なるものが、
あのむらさきの手に、いまあるというのだ・・・ !?  

・・・するとその時、ついに、ロボの姿をまとっていたものは、その正体を現したのだった !?




 ※ やはりというか予想通りなのだが~ロボに変装していたのは我らが主人公、くれない(本人)であった!


 くれない 「・・・お初にお目にかかるマダム・マルゴ、俺が本物のくれないだ。

 あんたが事前にゾラサフランを送り込んでいようが、

 ・・・あのむらさきは、あぁ見えてけっこう食わせもんでなぁ~っ w

 意外と抜かりないんだよこれが、・・・我が兄ながら感心するけどな ^^; 

 まぁだからこそ、あんたも強攻策にでた訳なんだろうが・・・。」


 マルゴ 「まぁ、よくしゃべるお口だこと・・・

 それで、・・・結局あたくしに何のご用事でいらしたのかしら?

 あなたも人質の仲間入りになりたいのなら歓迎してさしあげてよ。」


そういうやいなや、マダムの眼光がするどく光り輝いたのだった!

     


 ※ 妖しく微笑むマダムの真の目的とは、本当にその「救世主封印」なるものなのであろうか・・・ !?


 くれない 「今日のところは挨拶に伺っただけだ・・・また会おう!」


そんな捨て台詞ともとれる言葉を残して、
くれないの姿は応接室から忽然と煙のように消えていた。 


 マダム 「・・・あら、逃げ出すのは素早いものね。

 人狼吸血鬼デュークさんも、もういなくなってるようだし。

 ・・・うちのレディや、あの伯爵もそうだけど、

 ヴァンパイアという種族は、逃げ足もその特技なのかしらねぇ。」
 

意味深な言葉を発し、ひとり耽美にほくそ笑むマダム・マルゴであった・・・。




 ※ その頃、既にくれないブルーシャトー遥か上空、何百mの場所に黒いマシン「疾風」と共にあった。


 くれない 「うひゃ~、あぶねぇ~あぶねぇ~っ w

 もうちょいで、こっちもとっ捕まるとこだったな ^^;

 ・・・ちょびさんには悪いが、今回はまだなんともできねぇ状況だわ。

 あのアイリスやもうひとりの俺(偽)もいるから、

 いますぐの危険はないと思うが・・・ひとまずは退散とすっか。」

 
あれれ~、数年ぶりの登場の割には、
これといった見せ場もなく・・・

あのマダム相手に翻弄されっぱなしの我らが主人公、くれないくんですが ^^; 

・・・いやいや、これからの活躍に期待しましょう。。。うんうん (謎)   




 ※ マダムの第一秘書:キャンティ、というのは表向きの役職で、四天王でもある彼女には別の顔が・・・。


 キャンティ 「・・・えぇ、そうです・・・マダムはもちろんご無事です。

 ただ念のため、ブルー・シャトーの警固を通常の倍でお願いします。 

 それと、引き続き人質の監視を強化してください。」


 マダム 「・・・キャンティ、しばらくは相手も時間が欲しいでしょう。

 こちらもゆったりと構えて問題ないわ。

 そうね、お茶の時間にしましょう・・・あなたもつきあってくださるわね。」


 キャンティ 「ウィ、マダム・・・仰せのままに。」  


やはりこちらは格が違うというか大物だというか・・・

逃げ出すしかなかったくれないと違って、余裕しゃくしゃくの趣きでさえある。




 ※ いっきに加速して、ロボを保護してる1号との待ち合わせ場所に向うため疾風を駆るくれないであった。


 くれない 「こいつは、俺的にはあんまり得策じゃないんだが、

 むらさき小紅に連絡をとって、至急対策を練り直さないとなぁ・・・

 まぁこれは緊急だし、どうこう言ってられる話じゃないから仕方ないけど。」 


自慢のスーパーマシン、疾風を自在に駆りながら、
くれないはあれこれブツブツと考えていた。


 くれない 「・・・あともうひとり、あのボルドがこの先どう動くかによって、

 事情がまったく違ったものになるんだけども・・・

 そっちも、いまんとこさっぱりわからんときたもんだ・・・はっはっはっ ^^;」   ←って、おい!
  



 ※ キャンティと優雅なお茶の時間を楽しみ、余裕の微笑みをうかべる妖艶な美女・・・マダム・マルゴ


・・・ということで、今回のお話、第14話 「救世主伝説」で、

闇の黙示録編、第一部はお仕舞いとさせていただきます。



                                                 ・・・第二部へと、つづく。



 ナレーション 「おっとー!、また唐突なことを~ !?

 前回の魔王編に比べて、この闇の黙示録編は、

 当初からさらに長くなるなぁ~と予想されていましたが・・・


 こんな中途で、“第一部 完”ってするところが・・・持ち味ですなぁ w  ←ものは言いようだな!


 ・・・またしばらく、参考資料なんかつくって遊ぶつもりなんでしょう~っ (謎)


 ではでは、また次回まで・・・ライダー変身!とぉー!! 」   ←桜島1号がいいね~ ♪ 

  


 ※ すんげ~カッチョいいスーパーバイク、疾風と・・・さらにもう1台の超マシン、「怒涛」もあるらしいぞ w   

Posted by くれない at 06:17Comments(0)闇の黙示録編 第一部